香蘭女学校中等科の偏差値や倍率など入試情報と対策方法を徹底解説!

香蘭女学校中等科とは

創立1888年
偏差値63~69
主体私立
所在地東京都品川区旗の台6丁目22-21
最寄り駅旗の台駅から徒歩4分(東急大井町線 南口/池上線 東口は徒歩5分)
体制女子校
形態完全中高一貫(高等科は外部募集なし)

香蘭女学校中等科は1888年(明治21年)に開校した学校です。2028年に創立140周年を迎えます。教育目標は「自らの賜物を磨く 共に生きる喜びを知る」「自分らしく人生を生きる」。欧名は St. Hilda’s School です。中学校ではなく「中等科」、高校ではなく「高等科」という呼び方をします。

日本聖公会系のキリスト教主義の学校です。1200人が着席できる礼拝堂で毎朝、中等科高等科の全校生徒が一堂に会して始業礼拝を捧げることから1日が始まります。礼拝は8時15分から15分間。クリスマス礼拝では降誕劇(パジェント)を上演します。

国際教育では、クラスを半分に分けた少人数授業で日本人教員とネイティブ教員がそれぞれ授業を行います。海外研修は2つあります。中等科2年から高等科1年が対象の英国語学研修(ビショップス・ストートフォード・カレッジ)と、高等科1〜2年が対象のカナダ短期語学研修(プリンスエドワード島)。サイエンスやキャリアといったトピック、文化の多様性や自身のライフデザインについて学ぶ機会が組まれています。

iPadは支給ではなく購入です。公式の説明は「中学入学時に端末を購入していただき」。2015年度にiPadを導入し、2019年度に生徒・教員全員が一人一台の環境になりました。高等科では2025年9月からBYOD(自分で選んだ端末)に移っています。電子黒板はほぼすべての教室に設置されています。

立教大学への推薦枠は160名です。2024年度に97名から160名へ拡大され、公式は「学則定員分の推薦枠」と説明しています。中等科第1学年の学則定員(160名)と同数です。聖路加国際大学にも3名の推薦枠があります。ただし希望すれば全員が行けるわけではありません。校内出願の条件に高等科3カ年の評定平均3.5以上と、外部英語検定でCEFR B1レベル以上(英検2級の合格等)が含まれます。仕組みは、高等科3年生が立教大学の全学部学科から志望先を決めて校内出願し、校内推薦の内定と学部・学科の決定という2段階の審査を経て、立教大学から正式な合格を得るという流れです。実際の進学状況は2025年度卒業生168名のうち立教大学が71%(120名)で、私立大学18%、進学準備6%、国公立大学2%、聖路加国際大学2%、海外大学・専門学校1%。立教大学の合格者数は2026年度123名、2025年度106名、2024年度98名と推移しています。

高等科は外部募集を行っていない完全中高一貫です。公式の受験生ページに掲載されているのは中等科入学試験と、欠員がある場合の帰国生対象の転編入試験(年2回・若干名)だけ。みんなの高校情報も「この学校は中学受験時のみ入学を受け入れている」と明記しています。立教大学以外の指定校推薦も豊富で、芝浦工業大学26名、東京農業大学14名、青山学院大学13名、共立女子大学8名、白百合女子大学7名などの枠があります。

香蘭女学校中等科入試の基本情報(2027年度)

第1回第2回
試験日2027年2月1日(月)午前2027年2月2日(火)午後
募集人数100名60名
入試科目・配点4教科 300点満点
国語100点・算数100点・社会50点・理科50点
2教科 200点満点
国語100点・算数100点
時間割国語 8:30〜9:20(50分)
算数 9:50〜10:40(50分)
社会 11:10〜11:40(30分)
理科 11:55〜12:25(30分)
国語 15:00〜15:50(50分)
算数 16:20〜17:10(50分)
集合時間開門 7:50/集合 8:15
終了・解散予定 12:40頃
開門 14:20/集合 14:45
終了・解散予定 17:30頃
面接面接は行わない
試験会場香蘭女学校
出願資格2027年3月に小学校卒業見込みの女子
出願期間2027年1月10日(日)8:00〜1月27日(水)20:002027年1月10日(日)8:00〜2月2日(火)8:00
出願方法Web出願(miraicompass)のみ
学校事務室の窓口受付はない
志願者情報の入力は2026年12月20日(日)8:00から
検定料各日程 25,000円
両日程を同時に出願する場合は40,000円
クレジットカード/ペイジー/コンビニ払い
受験番号の発行で出願完了(完了後の変更・取消は不可)
合格発表2027年2月1日(月)21:002027年2月3日(水)7:00
発表方法Web発表のみ(校内掲示はない)
入学手続き締切2027年2月2日(火)18:00まで2027年2月3日(水)19:00まで
入学手続き金入学金300,000円+施設設備資金の一部100,000円
クレジットカードまたはペイジー
2027年2月6日(土)15:00までに入学辞退の手続きをすれば
施設設備資金の一部100,000円は返金される
繰上合格繰上合格の候補者は第2回の合格発表と同時に専用サイトで表示
実施する場合は個別に電話連絡
連絡期間は2027年2月15日(月)17:00まで
合格者説明会合格者・保護者説明会 2027年2月11日(木・祝)
入学者本人と保護者が出席(入学手続書類を持参)
納付金(年額予定)入学金300,000円/授業料540,000円/
施設設備資金250,000円(入学手続時の100,000円を含む)/
教育推進費108,000円/生徒活動費15,000円/紫苑の会費18,000円
制服・副教材・ICT機器等は別途
備考遅刻した場合も試験開始後25分以内に入室すれば受験できる
学校は解答と配点を公表していない

入試は第1回と第2回の2回で、第2回は午後入試です。第1回が2027年2月1日(月)の午前(集合8時15分・開門7時50分)、第2回が2月2日(火)の午後(集合14時45分・開門14時20分)。旧記事は第2回が午後だと書いていませんでした。科目と配点は回によって違います。午前の第1回が4教科300点満点(国語50分100点・算数50分100点・社会30分50点・理科30分50点)、午後の第2回が2教科200点満点(国語・算数とも50分100点)。面接はどちらの回も行いません。募集人員は第1回100名・第2回60名で計160名です。出願はWeb出願だけで、学校事務室の窓口では受け付けていません。志願者情報の入力は2026年12月20日(日)8時から始まり、出願期間は1月10日(日)8時からで、締切が第1回は1月27日(水)20時、第2回は2月2日(火)8時です。検定料は各日程25,000円ですが、両日程を同時に出願する場合は40,000円です。合格発表はWebのみで、校内掲示はありません。発表は2月1日(月)21時と2月3日(水)7時。入学金等の払込期限が翌日に迫るので注意してください。期限は2月2日(火)18時と2月3日(水)19時で、入学金300,000円と施設設備資金の一部100,000円を払い込みます。入学辞退の手続きを2027年2月6日(土)15時までに行えば、施設設備資金の一部100,000円は返金されます。繰上合格の候補者は第2回の合格発表と同時に専用サイトで表示されます。実施する場合は個別に電話連絡があり、連絡期間は2027年2月15日(月)17時までです。前年度からの変更はごく小さなものだけです。午前入試の理科が11時50分〜12時20分から11時55分〜12時25分へ、終了・解散予定が12時30分頃から12時40分頃へ10分後ろにずれました。入学辞退の返金期限と繰上合格の連絡期限も曜日に合わせて動いています。入試日・募集人員・科目・配点・試験時間・集合時間・合格発表・入学金等の払込期限・納付金の金額はいずれも前年度と同じです。

香蘭女学校中等科入試の合格者や倍率(2026年度)

実施済みの最新の入試は2026年度です。第2回のほうが倍率が高くなります。午前の第1回が応募355名・受験338名・合格118名で実質倍率2.86倍、午後の第2回が応募610名・受験466名・合格126名で3.70倍。午後入試で他校との併願がしやすいことが応募数に出ています。ただし第2回の応募総数は3年続けて減っています。2024年度747名、2025年度680名、2026年度610名。午前は398名・352名・355名でほぼ横ばいです。合格者の最高点と最低点は回によって水準が違います。2024年度は第1回が最高255点・最低195点、第2回が最高186点・最低136点でした。繰上合格の人数は公表されていません。第1回では繰上合格候補者の選出と発表を行わないと要項に書かれています。

2026年度 第1回(4教科)2026年度 第2回(2教科・午後)
日程2026年2月1日2026年2月2日(午後)
募集人員100名60名
応募総数355名610名
受験者数338名466名
合格者数118名126名
実質倍率2.86倍3.70倍
合格者最高点240点(300点満点)176点(200点満点)
合格者最低点187点126点
備考応募総数は2024年度398名・2025年度352名でほぼ横ばい
この回では繰上合格候補者の選出と発表を行わない
応募総数は2024年度747名・2025年度680名から3年続けて減っている
繰上合格の候補者はこの回の発表と同時に専用サイトで表示される

香蘭女学校中等科入試の科目の傾向と対策

算数

試験時間は50分、配点は100点満点です。午前・午後のどちらの回でも課される科目になります。

2026年度と2025年度の第1回はいずれも大問4題でした。大問1は計算と一行問題で、2026年度は①〜④が計算・⑤〜⑫が一行問題の計12問、2025年度は①〜⑭の14問という構成でした。

2026年度の大問2は立方体の展開図と塗り分け、大問3はカードの得点推理、大問4は正方形と正三角形の図形。学校は解答と配点を公表していないので、設問ごとの重みは読めません。

国語

試験時間は50分、配点は100点満点です。算数と並んで午前・午後のどちらの回でも課され、2教科入試の第2回では200点満点の半分を占めます。開始は第1回が8時30分、第2回が15時です。

2026年度の第1回・第2回はいずれも大問2題でした。解答用紙には原稿用紙型のマス目記述欄があり、記述の対策は必要になります。

学校は解答と配点を公表していません。受験生ページに「※解答、配点は公表しておりません。」と明記されています。

理科

試験時間は30分、配点は50点満点です。午前の4教科入試だけで課され、午後の2教科にはありません。

2026年度と2025年度はいずれも大問4題でした。

2026年度の解答用紙には円形の作図欄が2つあり、cm・g・%・度といった単位付きの解答欄が多数ありました。計算と作図の両方が出ると考えて準備しておくとよいでしょう。

社会

試験時間は30分、配点は50点満点です。理科と同じく第1回の4教科入試だけの科目で、午後の第2回にはありません。時間割では11時10分から11時40分までがこの科目にあてられ、300点満点のうち50点を占めます。

2026年度の第1回は大問2題でした(大問1が問1〜問13、大問2が問1〜問18)。

「歴史・公民分野の比重が大きい」という記述も裏取りできませんでした。学校が配点を公表していないため、分野ごとの重みを示す材料がありません。

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