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成立学園中学校とは
| 創立 | 2010年(中学校の開校/学園の創立は1925年) |
| 偏差値 | 39~42 |
| 主体 | 私立 |
| 所在地 | 東京都北区東十条6丁目9−13 |
| 最寄り駅 | 赤羽駅(南口)から徒歩8分 |
| 体制 | 男女共学 |
| 形態 | 中高一貫 |
成立学園中学校が開校したのは2010年(平成22年)4月です。ただし学園そのものは1925年(大正14年)3月に成立商業学校として創立され、2025年に創立100周年を迎えました。旧記事の「創立1999年」はどの出来事とも一致しません。校訓は礼節・勤倹・建設の3つ。
目標を達成させるための「見える学力」と、好奇心に基づいて自己探求型を学び、発信力や教養を育てる「見えない学力」の向上に力を入れています。中学では先取り教育を行っていません。公式に「本校では、あえて先取り教育は行っていません。基本を大切に、中学時代は足元をじっくりと固めることが重要だと考えています」とあり、学校案内でも教科指導部長が「授業内容の先取りよりも学んだ知識の定着を優先するようにデザイン」と述べています。中高一貫校では珍しい方針です。
本物の思考力や理解力を育むには本物の体験が重要という考えから、アース・プロジェクトと呼ばれる独自の教育に取り組んでいます。内容は学年ごとに違います。中1が富士山登山や青木ヶ原樹海をめぐるチャレンジキャンプ、中2の夏が千葉県館山での海のフィールドワーク(東京海洋大学教授の監修)、中3の秋がアース・ツアーで熊本・雲仙・長崎・軍艦島へ。水田学習は中1から中3まで、埼玉県久喜市の成立田で田植えから脱穀まで行います。公式サイトの一部のページには「屋久島や種子島宇宙センターへのアース・ツアー」という古い記述が残っていますが、詳細ページと2027年度の学校案内はいずれも熊本・雲仙・長崎です。
日本で唯一の「ナショナル ジオグラフィック教育実験校」です。地球規模でのグローバルな視点で社会に貢献できる人材の育成に力を入れていて、日経ナショナル ジオグラフィック社の協力のもとで進めているプロジェクトになります。
大学合格実績を読むときに気をつけたいことがあります。併設の成立学園高等学校は外部募集が大きく、2026年度入試では応募837名・合格727名を集めました。中学の定員60名とは規模が2桁違うので、公式サイトの合格実績はほぼ高校入学者の数字です。学園全体では2025年春の卒業生から国公立・大学校20名、早慶上理33名、GMARCH134名、日東駒専163名、海外大学54名などが出ています。この数字は高校入学者を含みます。一方、中学出身者(一貫生)について公表されているのは大学名のリストだけで、人数は出ていません。2026年春卒業の11期生では埼玉大学(教育)、東京海洋大学(海洋資源環境)、防衛医科大学校(医)、早稲田大学(教育・人間科学)、学習院大学、明治大学、中央大学(法)などが挙がっています。旧記事にあった「北海道大学」は現行の公表実績に存在しません。
高校では内進生だけの「一貫クラス」に進みます。公式の説明は「成立学園中学から高校へ進学する内進生のクラスです。探究学習を通じて中学校での学びをより深めます」で、高1から高3まで続き、高校から入学する生徒の特進コース・総合コースとは別建てです。6年間は基礎期(中1)・中期(中2〜高1)・後期(高2〜卒業)の3期で設計されています。内部進学の条件は公表されていません。進路指導は担任との二者面談を定期試験ごとに年5回行い、進学塾TOMASと連携した個別学習支援では卒業生のチューターが毎日常駐しています。
成立学園中入試の基本情報(2027年度)
午前入試(2科・4科型)
| 第1回 | 第3回 | 第6回 | |
| 試験日 | 2027年2月1日(月)午前 | 2027年2月2日(火)午前 | 2027年2月4日(木)午前 |
| 集合時間 | 8:30集合(開場7:30) | 8:30集合 | |
| 入試科目 | 2科 または 4科 | 2科 | |
| 募集人数 | 25名(第1回・第2回の合計) | 20名(第3回・第4回の合計) | 5名 |
| 配点 | 2科=計200点/4科=計300点 (国算 各100点・理社 各50点) | 2科=計200点(国算 各100点) | |
| 試験時間 | 国語50分/算数50分 (4科は理科25分・社会25分を追加) | 国語50分/算数50分 | |
| 特待判定 | — | ||
| 出願締切 | 締切 2027年1月31日(日)16:00 | 締切 2027年2月2日(火)7:30 | 締切 2027年2月4日(木)7:30 |
| 出願方法 | インターネット出願のみ(miraicompass・学校コード0951) 入力・受験料支払は2026年12月20日(日)9:00〜/ 受験票の印刷は2027年1月10日(日)9:00〜 | ||
| 出願資格 | 2027年3月に小学校を卒業見込みの者 本校の教育方針を理解し明るく学校生活を送れる者 | ||
| 受験料 | 20,000円 クレジットカード/コンビニ/ペイジー 同時出願なら複数回でも同額 | ||
| 合格発表 | HP 2月1日(月)20:00〜 手渡し 2月2日(火)11:00〜 | HP 2月2日(火)20:00〜 手渡し 2月3日(水)14:30〜 | HP 2月4日(木)15:00〜 手渡し 2月5日(金)9:00〜 |
| 入学手続き締切 | 2027年2月4日(木)15:00 | 2027年2月10日(水)15:00 | |
| 入学手続き金 | 250,000円(入学金) 銀行振込または現金持参 | ||
| 加点制度 | 英検・数検の加点 準2級20点/3級15点/4級10点 合格証明書のコピーを受験当日までに事務所へ提出した場合に限る | ||
| 合格最低点 | 各回とも合格最低点の設定はない 複数回受験した場合はボーダーラインで考慮される | ||
| 備考 | 面接は行わない 帰国生は小学4・5・6年次に帰国し海外生活2年以上が対象 繰上合格は必要と判断した場合に電話で連絡 | ||
午後入試(1科・特待型)
| 第2回 | 第4回 | 第5回 | |
| 試験日 | 2027年2月1日(月)午後 | 2027年2月2日(火)午後 | 2027年2月3日(水)午後 |
| 集合時間 | 14:20集合(開場13:30) | 14:20集合 | |
| 入試科目 | 1科(国・算・理・社から選択) | ||
| 募集人数 | 25名(第1回・第2回の合計) | 20名(第3回・第4回の合計) | 10名 |
| 配点 | 120点満点 | ||
| 試験時間 | 60分 | ||
| 特待判定 | あり 特待合格以外でも一般合格となる場合がある | ||
| 出願締切 | 締切 2027年2月1日(月)13:30 | 締切 2027年2月2日(火)13:30 | 締切 2027年2月3日(水)13:30 |
| 出願方法 | インターネット出願のみ(miraicompass・学校コード0951) 入力・受験料支払は2026年12月20日(日)9:00〜/ 受験票の印刷は2027年1月10日(日)9:00〜 | ||
| 出願資格 | 2027年3月に小学校を卒業見込みの者 本校の教育方針を理解し明るく学校生活を送れる者 | ||
| 受験料 | 20,000円 クレジットカード/コンビニ/ペイジー 同時出願なら複数回でも同額 | ||
| 合格発表 | HP 2月1日(月)20:00〜 手渡し 2月2日(火)11:00〜 | HP 2月2日(火)20:00〜 手渡し 2月3日(水)14:30〜 | HP 2月3日(水)18:00〜 手渡し 2月4日(木)11:00〜 |
| 入学手続き締切 | 2027年2月10日(水)15:00 | ||
| 入学手続き金 | 250,000円(入学金) 銀行振込または現金持参 | ||
| 加点制度 | 英検・数検の加点 準2級20点/3級15点/4級10点 合格証明書のコピーを受験当日までに事務所へ提出した場合に限る | ||
| 合格最低点 | 各回とも合格最低点の設定はない 複数回受験した場合はボーダーラインで考慮される | ||
| 備考 | 面接は行わない 帰国生は小学4・5・6年次に帰国し海外生活2年以上が対象 繰上合格は必要と判断した場合に電話で連絡 | ||
2027年度で最も大きく動いたのは定員です。80名から60名へ、20名減りました。内訳は第1回と第2回を合わせて25名、第3回と第4回を合わせて20名、第5回が10名、第6回が5名です。募集人数は回次ごとではなく2回分をまとめた単位で発表されているので、「25名」を第1回と第2回の両方に書くと二重に数えることになります。適性検査型入試も消えました。前年度は第1回に適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(各45分・各100点)の選択肢があり、実際に9名が受験して8名が合格していましたが、2027年度の要項には一切ありません。学校のQ&Aはこの2点に触れていないので、要項PDFが根拠になります。学校自身が「前年と変わった点」として挙げているのは1科入試の科目で、前年度は第4回が国語のみ・第5回が算数のみだったものが、2027年度は3回の1科入試すべてで国語・算数・理科・社会から選べるようになりました。入試は全6回です。午前と午後で性格が違います。午前(第1回・第3回・第6回)が2科または4科、午後(第2回・第4回・第5回)が1科の特待入試です。2科は国語・算数の各50分で200点満点、4科はこれに理科・社会の各25分が加わって300点満点、1科は60分で120点満点です。特待判定があるのは午後の3回だけです。入試当日の得点率90%・85%・80%・75%・70%の5段階で奨学生が決まります。特待入試でも一般合格が出ます。各回とも合格最低点の設定はありません。ただし複数回受験した場合はボーダーラインで考慮されると要項に書かれています。英検・数検の加点があります。準2級で20点、3級で15点、4級で10点が合計得点に加算されますが、適用されるのは合格証明書のコピーを受験当日までに事務所へ提出した場合に限られます。面接もありません。そのほか午後入試の集合時間が14時30分から14時20分へ10分繰り上がり、手渡しの合格発表も各回で前倒しになりました。受験料20,000円・入学手続き金250,000円・配点と試験時間・特待の5段階・英検と数検の加点は据え置きです。
成立学園中入試の合格者や倍率(2026年度)
実施済みの最新の入試は2026年度(2026年4月入学)です。午後の特待入試が高倍率です。第2回が7.8倍、第5回が5.3倍、第4回が5.2倍で、午前入試は第1回3.2倍、第3回1.2倍、第6回1.4倍でした。第6回は応募125名に対して実受験10名です。前の回で合格が決まって受験を見送る層が多いため、応募の数と実際に受けた数がここまで離れます。倍率は実受験者数を合格者数で割った値です。合格者最低点は公表されていません。公式の入試結果ページに欄がなく、要項とQ&Aに「各回とも合格最低点の設定はありません」と明記されています。下の表の合格者最低点は育伸社が独自に載せている数字で、学校の公表値ではありません。合格者平均点はどこにもありません。繰上合格はあります。「繰上げ合格者を出す必要があると判断した場合は、電話にてお知らせいたします」と要項にありますが、2026年度に実際に出たかどうかは確認できませんでした。なお公式ページの合計応募者数735は、回次ごとの数字を足した753と合いません。実受験者数438と合格者数122のほうは回次の合計と一致するので、合計の応募者数だけが転記の誤りとみられます。旧記事にあった2024年度の数字は出典をたどれませんでした。第1回の倍率1.6も、記載された受験43名と合格32名から計算すると1.34になり、表の中で数字が合っていませんでした。
午前入試
| 第1回 2科・4科 | 第1回 適性検査 | 第3回 2科・4科 | 第6回 2科 | |
| 日程 | 2026年2月1日(日)午前 | 2026年2月2日(月)午前 | 2026年2月4日(水)午前 | |
| 定員 | 40名(第1回・第2回の合計) | 20名(第3回・第4回の合計) | 10名 | |
| 応募者数 | 101人 | 9人 | 109人 | 125人 |
| 実受験者数 | 84人 | 9人 | 38人 | 10人 |
| 合格者数 | 一般26人 | 一般8人 | 一般32人 | 一般7人 |
| 倍率 | 3.2倍 | 1.1倍 | 1.2倍 | 1.4倍 |
| 合格者最低点 | 2科86/200・4科122/300 | 120/300 | 2科90/200・4科130/300 | 115/200 |
| 合格者平均点 | どこにもない | |||
| 備考 | 合格者最低点は学校の公表値ではなく育伸社の数字 要項は「各回とも合格最低点の設定はありません」 | 2027年度で適性検査型は廃止された | 応募109人に対し実受験38人 | 応募125人に対し実受験10人 |
午後入試(特待)
| 第2回(特待) | 第4回(特待) | 第5回(特待) | |
| 日程 | 2026年2月1日(日)午後 | 2026年2月2日(月)午後 | 2026年2月3日(火)午後 |
| 定員 | 40名(第1回・第2回の合計) | 20名(第3回・第4回の合計) | 10名 |
| 応募者数 | 136人 | 117人 | 156人 |
| 実受験者数 | 124人 | 78人 | 95人 |
| 合格者数 | 特待16人 | 特待15人 | 特待18人 |
| 倍率 | 7.8倍 | 5.2倍 | 5.3倍 |
| 合格者最低点 | 84/120 | ||
| 合格者平均点 | どこにもない | ||
| 備考 | 2027年度から1科の科目が 国・算・理・社から選択になった | 2026年度は1科(国語) | 2026年度は1科(算数) |
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