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横浜共立学園中学校とは
| 創立 | 1871年 |
| 偏差値 | 60~65 |
| 主体 | 私立 |
| 所在地 | 神奈川県横浜市中区山手町212 |
| 最寄り駅 | 石川町駅から徒歩10分 |
| 体制 | 女子校 |
| 形態 | 完全中高一貫(高等学校は生徒募集をしない) |
横浜共立学園中学校は、1871(明治4)年に3人のアメリカ人女性宣教師が設立したプロテスタント・キリスト教の女子教育機関です。教育の根底にあるのは「ひとりの人間を無条件に尊重し愛する」というキリスト教精神。教育理念は「隣人を愛し、他者に仕え、世界の平和に貢献する女性の育成」で、生徒が一人の人間として自立するために必要な知識・技術を磨き、世界の平和のために考えて行動できる女性を育てると掲げています。毎朝の礼拝と週1時間の聖書の授業があり、クリスマス礼拝では生徒による降誕劇(ページェント)が行われます。創立は明治4年です。
創立以来一貫して女子教育に取り組み、日本の女性たちに新しい教育を受ける機会を作ってきた学校です。教育方針は「互いの個性を認め合い、一人ひとりが自分の可能性と向き合う」。生徒数は中学544人・高校530人(2026年4月1日現在)で、部・同好会は文化系15・体育系8・同好会7・宗教系3。土曜日は授業を行わず、課外授業や部活動、学校行事にあてています。1931(昭和6)年に落成したW.M.ヴォーリズ設計の本校舎は現存し、1988(昭和63)年に横浜市指定有形文化財の第1号に指定されました。文化財の校舎が今も使われています。
週5日制・33時間の時間割で、6年間を3つに区切ったカリキュラムを組んでいます。中学1・2年が基礎の充実、中学3年・高校1年が学業の推進、高校2・3年が将来への目標の確立という位置づけ。高校2・3年では選択授業を大幅に取り入れ、生徒が将来の目標にそった科目を取れるよう配慮しています。数学は中学3年から高校の内容に進み、高校1年の後期は習熟度別クラス。英語は英語を母国語とする4人の教員による英会話の授業を、1クラスを2分割した少人数で行っています。授業は50分です。1999(平成11)年の学校教育法改正を機に、併設型の中高一貫教育校になりました。
卒業生179名のうち、大学に進学したのは144名です(2026年度)。内訳は国公立の文系7名・理系15名、私立の文系65名・理系43名、総合14名、短期大学と専門学校と留学とその他が35名。系統別では文・人文・教育系36名、理・工・農系33名、法・政治・経済・商系26名、医・歯・薬・看護・医療系25名と続きます。合格実績は3月末日時点の延べ数で、国公立21大学29名、私立66大学509名。東京大学1名、一橋大学1名、東京科学大学1名が並び、横浜市立大学は医学部2名を含む5名。私立は明治大学53名、明治学院大学40名、立教大学33名、慶應義塾大学31名、早稲田大学28名で、早慶あわせて59名になります。私立の現役は456名。この509名は延べ合格者数で、実際に進学した144名とは別の数字です。
横浜共立学園中学校入試の基本情報(2027年度)
| A方式 | B方式 | |
| 考査期日 | 2027年2月1日(月) | 2027年2月3日(水) |
| 募集人員 | 150名 | 30名 |
| 考査教科 | 国語・算数・社会・理科(4教科) | 国語・算数(2教科) |
| 試験時間 | 国語45分・算数45分 社会40分・理科40分 2026年度の時間割による(2027年度分は未公表) | 国語50分・算数50分 2026年度の時間割による(2027年度分は未公表) |
| 配点 | 400点満点(4教科各100点) 学校は配点を公表していない(育伸社の合格最低点表記から読める値) | 200点満点(2教科各100点) 学校は配点を公表していない(育伸社の合格最低点表記から読める値) |
| 選考方法 | 筆答考査 | 同左 |
| 出願期間 | 2027年1月6日(水)〜1月28日(木) | 2027年1月6日(水)〜2月1日(月) |
| 出願方法 | インターネット出願 A方式とB方式を同時に出願する場合は1月6日(水)〜1月28日(木) 両方式に出願してA方式で合格し入学手続きをするとB方式の受験料は返金される | 同左 |
| 合格発表 | 2027年2月1日(月) | 2027年2月3日(水) |
| 受験料 | 2027年度は未公表 2026年度は各25,000円 | 同左 |
| 入学手続き | 2027年度は未公表 詳細な募集要項は2026年10月1日(木)から配付される | 同左 |
| 入学手続き金 | 2027年度は未公表 2026年度は入学金300,000円・施設設備資金150,000円 | 同左 |
| 追加合格 | 2027年度は未公表 2026年度は欠員が生じた場合に2月4日(水)12:00以降に電話で通知 | 同左 |
| 入学後の費用 | 2027年度は未公表 2026年度は校納金 年額732,000円(授業料 月額44,000円+施設設備維持費 月額17,000円)、預り金 年額97,200円 | 同左 |
| 備考 | 横浜共立学園高等学校は生徒募集をしない(完全中高一貫) 2026年度は学校感染症で受験できない場合に神奈川県私立中学高等学校協会の中学入試共通追試を受験できた(2027年度の日程は未公表) | 同左 |
2027年度の詳細な募集要項は、2026年10月1日(木)から学校で配付されます。公式の概要表に「生徒募集要項(詳細)は10月1日(木)より本校にて配付いたします。また、ホームページにも掲載いたします」とあり、育伸社の2027年度版も手続期限の欄を「10月に公表」としています。受験料、合格発表の時刻、入学手続の期限と金額、考査当日の時間割、追加合格の扱い、学費、神奈川私学共通追試の日程は2027年度分が未公表なので、この表には入れていません。公表済みの範囲で見ると、変わるのはA方式の考査日だけです。2027年度は2月1日(月)で、2023年度から2025年度までと同じ日付に戻ります。日付の変更は1件だけ。日曜と重なった前年度は、2月1日を避けて2月2日(月)に動いていました。募集人員(A方式150名・B方式30名)、考査教科、選考方法、出願方法、A方式で合格して入学手続きをした場合にB方式の受験料が返金される規定、そして高等学校が生徒募集をしない点はいずれも据え置き。公式の入試要項ページは見出しが「2026年度」のままですが、表の中身は2027年2月実施の2027年度入試なので、見出しの年度をそのまま読むと1年ずれます。
横浜共立学園中学校入試の合格者や倍率(2026年度)
実施済みの最新は2026年2月の2026年度入試で、学校が2026年2月7日のお知らせで結果を公表しています。出願者はA方式399名・B方式436名、受験者は314名と164名、合格者は206名と98名。実質倍率はA方式1.52倍、B方式1.67倍で、これは育伸社『2026年度 国立中学・公立中高一貫校・私立中学 入試結果【神奈川県】』(2026年5月29日現在)の掲載値です。受験者数÷合格者数と一致するので応募倍率ではありません。倍率は受験者基準です。合格者の最低点と平均点は非公表。公式のお知らせは出願者数・受験者数・合格者数の3項目だけで、育伸社の合格最低点の欄も空欄でした。旧年度の数字と比べると、A方式の出願者は2024年度の242名から399名へ増えています。受験者数も224名から314名へ。理由は学校も育伸社も説明していません。欠員が生じた場合の追加合格は制度としてあり、2026年度の要項では2月4日(水)12時以降に電話で通知するとされていました。ただし実際に追加合格が出たかどうかは公表されていません。
| A方式 | B方式 | |
| 考査期日 | 2026年2月2日(月) | 2026年2月3日(火) |
| 出願者数 | 399名 | 436名 |
| 受験者数 | 314名 | 164名 |
| 合格者数 | 206名 | 98名 |
| 実質倍率 | 1.52倍 | 1.67倍 |
| 合格者最低点 | 非公表 | 同左 |
| 合格者平均点 | 非公表 | 同左 |
| 備考 | 2024年度は応募242/受験224/合格167/倍率1.34 合格最低点は2024年度232点・2023年度223点(400点満点) | 2024年度は応募421/受験177/合格90/倍率1.97 合格最低点は2024年度130点・2023年度126点(200点満点) |
横浜共立学園中学校入試の科目の傾向と対策
算数
A方式は45分・100点満点です。大問は5題。実物解答用紙を確認すると、2026年度も2025年度も〔1〕から〔5〕の5題でした。
B方式は50分で、2026年度は大問6題。方式によって構成が違うので、受ける方式の過去問で確かめる必要があります。
解答用紙の設問にはcm²やcm³といった単位が並び、図形の量を求める問題が複数出ています。ただし「図形が難しい」という評価の出典は見つかりませんでした。難易度の判断は過去問を解いて自分で確かめてください。
構成は5年分の収録内容と2年分の解答用紙で安定していました。形式は読めます。過去問を解いて形式に慣れておくことが対策になります。
国語
A方式は45分・100点満点です。B方式は50分。配点は学校が公表していません。育伸社が載せている合格最低点の表記(A方式は400点満点、B方式は200点満点)から各教科100点と読めます。
大問はA方式が3題で、漢字の書き取り1題と長文読解2題という構成。実物解答用紙は2026年度も2025年度も同じ形でした。
記述欄はマス目4行が最長で、1行20字として約80字にあたります。100字を超える作文の欄は、この2年分の解答用紙にはありません。長めの記述に備えておく、という準備のしかたが実物に合っています。
理科
A方式だけの科目で、40分・100点満点です。B方式に理科はありません。4教科型のA方式を受ける人だけが解く科目です。
大問は4題。実物解答用紙は2026年度も2025年度も〔1〕から〔4〕でした。
各分野からバランスよく出ます。2026年度の解答用紙には豆電球とスイッチの回路図、モーターの結線図(物理)と、星座や角度の解答欄(地学)があり、2025年度には魚を上から見た断面図(生物)と酸性・アルカリ性の解答欄(化学)がありました。
回路の作図欄や観察図への記入欄が毎年あります。作図の練習も要ります。実験と観察をもとにした問題が出るので、教科書に載っている実験や観察は結果だけでなく過程まで押さえておくのが対策になります。
社会
A方式だけの科目で、40分・100点満点です。理科と同じくB方式にはありません。4教科型だけの科目。
大問は4題。実物解答用紙は2026年度も2025年度も〔1〕から〔4〕でした。理科と同じ大問数です。
小問の数が多いのが特徴です。45問前後です。内訳は〔1〕が問1から問13、〔2〕が問1から問10、〔3〕が問1から問15、〔4〕が問1から問7で、合計45問前後を40分で解くことになります(2026年度)。
1問に時間をかけず、解ける問題から片づけていくほうが取りこぼしが減ります。時間配分の練習を過去問でしておくとよいでしょう。40分は短いです。
B方式
B方式は国語と算数の2教科で、各50分・200点満点です。4教科型のA方式とは別枠。考査日は2027年2月3日(水)で、募集人員は30名。偏差値はA方式の60に対してB方式が65(みんなの中学校情報、2026年度)で、2教科型のほうが5ポイント高く出ています。
出願はA方式の考査日当日まで受け付けます。2027年度のB方式の出願期間は1月6日(水)から2月1日(月)まで。同時出願の場合の締切は1月28日(木)。A方式で合格して入学手続きをすればB方式の受験料は返金されます。合格者数は206名に対して98名で、募集人員30名に対する実質倍率は1.67倍でした(2026年度)。
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