昭和学院中学校の偏差値や倍率など入試情報を徹底解説!

昭和学院中学校とは

創立1947年
偏差値38-56
主体私立
所在地千葉県市川市東菅野2丁目17-1
最寄り駅本八幡駅から徒歩21分
体制男女共学
形態中高一貫

昭和学院中学校とは、全人教育を実践する中学校です。

昭和学院中学校は、「明朗にして健康、自主性に富み、謝虚で個性豊かな人間」の育成を目指しています。「明敏謙譲」という建学の精神に基づき、生徒たちが「知、徳、体」の三つの要素をバランスよく身につけることで、全人的な成長を促しています。この教育理念は、生徒自身が積極的に学び、他者を思いやり助け合い、健康で活動的な体を保つことの大切さを教えています。

また、帰国子女入試(帰国生入試)も実施していますので帰国子女のお子様にもおすすめです。帰国生入試を検討されている方はこちらの記事も合わせてご覧ください。

帰国子女だと中学受験は難しい?各中学の受験情報や対策方法を解説!

2023年度の昭和学院中学校の大学合格実績を見ると、一橋大学、旧5帝大、その他国公立大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学に合格しています。しかし、医学部への合格者は出ていません。これらの実績から、昭和学院中学校が幅広い分野で高い学力を持った生徒を育てていることが伺えます。

昭和学院中学校は、中高一貫教育を軸に、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出す教育を心がけています。学習習慣の定着はもちろん、思考力、判断力、表現力、実践力、コミュニケーション力といった多面的な能力の育成に力を入れています。他者を尊重し、周囲と協調する能力の育成にも注力しており、生徒たちが社会で活躍するための基盤を築いています。

教育の現代化への取り組みとして、ICT機器を積極的に導入し、アクティブラーニングが定着しているのも特徴の一つです。生徒が主体的に学習に参加し、自ら考え、学びを深めることができる環境が整っています。さらに、部活動にも力を入れており、生徒たちはそれぞれの興味や才能を生かして、全力で活動に取り組んでいます。これらの活動を通じて、生徒たちは自己実現と共に、チームワークやリーダーシップといった社会で生きるための重要なスキルを身につけています。

このように、昭和学院中学校は、生徒たちの知識だけでなく、心と体の成長にも配慮した全人教育を実践しており、それぞれの生徒が自らの可能性を最大限に発揮できるような環境を提供しています。

昭和学院中入試の基本情報

日程12月上旬のうち2回
教科・配点国語 100点 (50分)
算数 100点 (50分)
英語 100点 (50分)
(3科目のうち2科目選択)

昭和学院中入試の合格者や倍率

募集人員150
受験者数2117
合格者数567
倍率3.73
合格者最低点133
合格者平均点147.3
合格者最高点179

(2023年度)

昭和学院中入試の科目の傾向と対策

算数

算数は50分間で実施され、配点は合計100点です。試験内容は5つの大問から構成されており、計算、場合の数、角度・面積・長さ、体積・表面積などの頻出分野が含まれています。これらの情報から、試験の全体的な構成を把握することができます。

過去の試験問題の傾向を見ると、よく出るタイプの問題が多い一方で、数値設定が複雑になっており、効率的な計算方法を見つけることが重要です。さらに、この試験では、問題に単純に公式を適用するだけではなく、文章題の背後にある意図やグラフ、図形の意味を正確に読み取り、そこから算数的な思考を展開できるかどうかが求められます。

対策としては、計算問題が多く含まれているものの、高度な計算力が必須です。日常的に計算の工夫を練習することが、この試験において非常に有効であると言えます。単純な計算練習にとどまらず、さまざまな問題に対する効率的な解決策を見つけ出す能力を養うことが、成功への鍵を握っています。

国語

国語は全体で50分間行われ、配点は100点です。大問は合計2題で構成されています。

この試験では「考える力、感じる力、想像する力、表す力」が重視されていると考えられます。これは、単に知識を問うだけではなく、受験者の論理的思考能力や創造性、表現力を評価することを意味しています。そのため、受験生はこれらの能力をバランス良く伸ばす必要があります。

対策としては、過去問を解析し、試験の時間配分や合否を左右する重要な問題、捨てるべき問題の有無などを把握することが勧められます。具体的な出題傾向が分からない場合でも、過去の問題を通じて試験全体の雰囲気や求められる思考の方向性を掴むことは、試験対策において非常に有効です。このアプローチにより、限られた試験時間の中で効率的に点数を獲得する戦略を練ることが可能となります。

英語

英語試験に関する詳細な情報は多くが公開されていません。具体的な試験時間、配点、大問の構成については明らかにされていない状態です。しかし、試験の出題傾向に関してはいくつかの情報があります。リスニング問題、文法や英語表現の問題(英検の第1問形式を参考にしたもの)、記述式の英作文問題、対話文読解、英問英答といった形式の問題が出題される傾向にあるようです。これらの問題形式からは、試験が英語の総合的な能力を測ることを目的としていることが伺えます。

昭和学院中学校で求められる能力は、リーダーシップ、問題解決能力、コミュニケーション能力、多様性受容力、主体性、柔軟な思考力といった、生徒が社会で活躍するために必要な幅広いスキルに焦点を当てています。これらの能力は、学校が全人教育を目指していることを示しており、英語試験を通じてもこれらの資質や能力の育成を目指していることがわかります。

対策について具体的な情報は公開されていませんが、出題傾向から推測するに、聞く、読む、書く、話すといった英語の4技能をバランス良く鍛えることが重要であると言えます。また、英語を通じたコミュニケーション能力や批判的思考力を高めるためには、実際の英語を使用したディスカッションやプレゼンテーションなどのアクティビティに積極的に参加することが有効であると考えられます。

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