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埼玉大学教育学部附属中学校とは
| 創立 | 1947年 |
| 偏差値 | 58 |
| 主体 | 国立 |
| 所在地 | 埼玉県さいたま市南区別所4-2-5 |
| 最寄り駅 | JR埼京線「中浦和」駅から徒歩10分(浦和駅西口から徒歩20分) |
| 体制 | 男女共学 |
| 形態 | 中学校単独(併設高校なし・附属小学校からの連絡進学あり) |
埼玉大学教育学部附属中学校は、「正しい判断力とたくましい実践力をもった自主的人間の形成」を学校教育目標としています。
埼玉大学教育学部附属中学校については以下の記事でも紹介しています。合わせて参考にしてください。
【中学受験 東京】国立中学校を選ぶメリット・デメリットとは?特徴や公立・私立中学校との違いを解説
「小学校時代に主体的に学習に取り組み、意欲的に学校生活を送ってきた人」「自ら学ぶこと、考えることが好きな人」「友人とともに対話し、協働的な活動を行うことが好きな人」「創造的な中学校生活に挑戦してみたいと願っている人」「何事にも全力で取り組む意欲がある人」が入学することを望んでいます。
「中高一貫」ではありません。埼玉大学教育学部に附属高等学校は存在しません。附属校は小学校・中学校・幼稚園・特別支援学校の4校園だけです。決定的なのは学校自身が公表している卒業生進路状況です。令和8年3月卒業の148名は、県公立高校49名・国立高校7名・県内私立高校48名・県外私立高校44名・その他0名。内部進学の欄がそもそも表にありません。令和6年3月卒業も令和4年3月卒業も同じ構成で、3年分すべて全員が高校を受験して進学しています。学校経営方針の進路指導の項も「社会とのつながりを考え、自らの意志と責任で進路選択する力の育成」で、内部進学を前提にしていません。したがってこの学校に大学進学実績はありません。公表されている唯一の進路データが上の区分別人数で、具体的な進学先高校名は公表されていません。
学校生活には知っておきたい条件がいくつかあります。要項の「新入学者の受け入れ方針」の参考情報に列挙されています。教科教室制で毎時間荷物を持って教室を移動します。給食はなく各家庭で弁当を用意し、自転車通学はできません。携帯電話・スマートフォン・スマートウォッチの持参も不可で、登下校中の寄り道もできません。部活動ではなくクラブやサークル活動で、参加するかどうかを自分で決められます。沿革によると、令和6年6月1日から部活動業務の一部を業務委託してクラブ化を始め、令和7年4月1日から新しい制服の着用が始まっています。
また、帰国子女入試(帰国生入試)も実施していますので帰国子女のお子様にもおすすめです。帰国生入試を検討されている方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
【2027年度入試】帰国子女向け中学入試情報と対策方法を解説!
埼玉大学教育学部附属中学校入試の基本情報(2026年度)
| 一般 | 連絡進学(附属小学校) | 帰国生徒(第1次) | |
| 日程 | 2026年2月1日(日)8:00集合 | 2026年2月1日(日)13:15集合 | 2026年2月1日(日)13:15集合 |
| 会場 | 本校 | ||
| 検査内容 | 学力検査(国語・算数) 集団討論 | 学力検査(国語・算数) 集団討論はない | 学力検査(国語・算数) 保護者面接/作文/志願者面接 |
| 時間割 | 学力検査 8:40〜9:40 集団討論 10:05〜 終了予定時刻は当日9:30頃にHPへ掲載 | 学力検査 13:55〜14:55 | 学力検査・保護者面接 13:55〜14:55 作文 15:05〜15:25 志願者面接 15:45〜 |
| 配点 | 要項に記載がない | ||
| 選考方法 | 学力検査・集団討論・提出書類の判定 | 学力検査・提出書類の判定 | 学力検査・作文・面接・提出書類の判定 |
| 提出書類 | 在籍校が作成する「入学志願者報告書」 本人・保護者手書きの「入学志願理由書」 | ||
| 募集人員 | 男子70名・女子70名の計140名 連絡進学者を含む総枠で、 一般だけの内訳は非公表 | 上の140名枠に含まれる 内訳は非公表 | 男女あわせて15名 (男女ほぼ同数とする) |
| 出願資格 | 2026年3月に小学校第6学年卒業見込み等 | 埼玉大学教育学部附属小学校の 第6学年在籍者 | 2026年3月末日時点で海外生活経験が 連続2か年以上かつ帰国後1か年以内 日本国籍を有する者 |
| 通学区域 | さいたま市・川口市・戸田市・蕨市に 保護者と同居していること 卒業まで区域内に居住することが条件 新入生保護者会で住民票を提出する | ||
| 抽選 | 抽選はない 附属小学校には抽せんがあるが 中学校のルールではない | ||
| 併願 | 帰国生徒選考との併願は不可 | — | 一般入学者選考との併願は不可 |
| 出願登録 | 2025年12月22日(月)〜 2026年1月7日(水) miraicompassの出願システム | ||
| 書類の郵送 | 2026年1月7日(水)〜1月13日(火) レターパックプラスで郵送必着 | ||
| 入学検定料 | 5,000円 | ||
| 合格発表 | 2026年2月2日(月)14:00〜16:30 本校ホームページ 書類受取は15:45〜16:30 | 承認書交付 2026年2月3日(火)10:50〜11:50 | 2026年2月2日(月)14:00〜16:30 |
| 追加合格 | 欠員が出た場合 2月2日(月)と2月3日(火)の 17:30〜19:30に電話連絡 電話に出ないと辞退扱い | — | — |
| 合格者説明会 | 合格者説明会 2026年2月3日(火)9:00〜11:30 欠席は入学辞退とみなされる | — | — |
| 新入生保護者会 | 新入生保護者会 2026年2月9日(月)14:30〜16:30 | ||
| 学校説明会 | 学校説明会 2025年11月15日(土)14:00〜15:30 | ||
| 過去問 | 昨年度の学力検査問題集を1部100円で頒布 本校事務室(平日9:00〜16:30) 学校説明会の当日は体育館でも頒布 | ||
| 第2次募集 | — | — | 第1次で定員に満たない場合に実施 実施の有無は2026年2月5日(木)公示 募集人員12名(男女同数程度) 試験 2026年3月19日(木)8:40集合 |
| 備考 | 2027年度の要項は2026年11月2日(月)に 公示される予定 教科教室制で毎時間教室を移動する 給食はなく弁当を用意する 自転車通学はできない | ||
2027年度(令和9年度)の募集要項はまだ公開されていません。公式サイトの一般入学者選考ページに「令和9年度第1学年入学者選考への出願の詳細につきましては、令和8年11月2日(月)に公示する予定です」と明記されています。過去3年の公示は令和6年度が令和5年11月1日、令和7年度が令和6年11月1日、令和8年度が令和7年11月1日なので、告知どおり2026年11月上旬に出ると見ておけます。以下は直近の確定要項である2026年度(令和8年度)の内容です。まず押さえたいのは通学区域です。さいたま市・川口市・戸田市・蕨市に保護者と同居していなければ出願できません。要項は「入学後中学校卒業まで引き続き本校の定める区域内に居住し、かつ、通学することが確実な者」という継続条件まで課しており、新入生保護者会で住民票を提出する運用になっています。抽選はありません。一般・連絡進学・帰国生徒(第1次・第2次)の要項4本を全文検索しても「抽選」「抽籤」「くじ」は1件も出てきません。ただし同じ法人の附属小学校のほうは第二次検査の合格者から抽せんで合格者を決めており、通学区域の定義も別です。小学校のルールを中学校に持ち込まないでください。入試は3区分あります。一般入学者選考、附属小学校からの連絡進学入学者選考、帰国生徒入学者選考です。募集人員は3区分で共通の「男子70名、女子70名、計140名(ただし埼玉大学教育学部附属小学校からの連絡進学者を含む)」という書き方で、一般選考だけの内訳は公表されていません。したがって140名を分母にした倍率も成り立ちません。連絡進学は無試験ではありません。一般と同じ2026年2月1日の午後に学力検査を受けます(集団討論はなく、学力検査と提出書類で判定)。「連絡進学」の向きにも注意が必要です。これは附属小学校から中学校への内部進学で、中学校から高校への進学ではありません。帰国生徒入学者選考は第1次が男女あわせて15名で2月1日午後、第2次が12名で3月19日。選考は3つの材料を合わせた判定です。学力検査と集団討論だけでなく、在籍校が作成する「入学志願者報告書」と、本人・保護者が手書きする「入学志願理由書」も判定の対象になります。出願はmiraicompassの出願システムで、登録期間が2025年12月22日(月)から2026年1月7日(水)、書類はレターパックプラスで1月7日(水)から1月13日(火)必着。入学検定料は5,000円です。欠員が出たときの追加合格制度があります。合格発表日と合格者説明会日の17時30分から19時30分に電話連絡が入る仕組みで、電話に出ないと辞退扱いになります。対策に直結する情報が要項に1つあります。「本校事務室において、昨年度実施の学力検査問題集を1部 100 円で頒布いたします(平日 9:00〜16:30)」。学校説明会の当日は体育館でも頒布されます。前年度からの変更は小さなものが4点です。合格発表時の書類受取時間が15時30分から15時45分開始に、新入生保護者会の開始が14時から14時30分に、書類提出期間が8日間から7日間に短くなり、別室受検の対象者の区分が3つから2つになりました(新型コロナウイルス感染症に固有の記述が消えました)。募集人員・通学区域・検定料・選考方法・学力検査と集団討論の時刻は変わっていません。
埼玉大学教育学部附属中学校入試の合格者や倍率(2026年度)
実施済みの最新の入試は2026年度(令和8年度)入試で、2026年2月1日(日)に行われました。学校が公表しているのは一般入学者選考の出願者数と合格者数だけです。公式サイトに「令和8年度一般入学者選考状況 出願者数 男子 140名、女子 139名 合格者数 男子 32名、 女子31名」と載っています。受験者数・合格者最低点・平均点・最高点はいずれも非公表で、連絡進学の出願者数と合格者数も出ていません。育伸社の埼玉県版入試結果PDFは表題に「国立中学」が入っていてこの学校の行があり、出願者数140・139と合格者数32・31が公式と完全に一致しました。帰国生徒選考は応募3・合格3です。倍率について1つ注意があります。育伸社が載せている「実質倍率」男子4.38・女子4.48は、受験者数が非公表のため応募者数を合格者数で割った値です。受験者数を使った実質倍率とは別のものなので、混ぜないでください。募集人員140名を分母にした倍率も成り立ちません。140名は連絡進学者を含む総枠で、一般選考分の内訳が公表されていないからです。過去2年の公式値は、2025年度が出願者数147・139で合格者数28・36、2024年度が出願者数162・185で合格者数35・28。年ごとに男女の高低が入れ替わっていて、傾向として語れる形ではありません。旧記事に載っていた162人・185人・35人・28人は2024年度の公式値として正しく、単に古い数字でした。なお帰国生徒の第2次募集(12名、2026年3月19日実施)の結果は公式にも育伸社にも出ていません。
| 一般(男子) | 一般(女子) | 帰国生徒 | |
| 日程 | 2026年2月1日(日)午前 | 2026年2月1日(日)午前 | 2026年2月1日(日)午後 |
| 募集人員 | 70名 連絡進学者を含む | 70名 連絡進学者を含む | 15名(男女ほぼ同数) |
| 出願者数 | 140人 | 139人 | 3人 |
| 受験者数 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
| 合格者数 | 32人 | 31人 | 3人 |
| 倍率 | 出願者数を合格者数で割った値 4.38倍 | 出願者数を合格者数で割った値 4.48倍 | 出願者数を合格者数で割った値 1.00倍 |
| 合格者最低点 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
| 合格者平均点 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
| 合格者最高点 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
| 前年度の出願者数 | 147人 | 139人 | 非公表 |
| 前年度の合格者数 | 28人 | 36人 | 非公表 |
| 備考 | 受験者数が非公表なので 受験者数ベースの倍率は出せない | 募集人員140名を分母にした倍率も 成り立たない(連絡進学者を含む総枠) | 第2次募集(12名・2026年3月19日実施)の 結果は公表されていない |
埼玉大学教育学部附属中学校入試の科目の傾向と対策
学力検査
学力検査は国語と算数を合わせて60分です。2026年度は8時40分から9時40分の1ブロックで行われました。旧記事にあった「50分」は古い数値です。令和6年度は8時50分から9時40分の50分でしたが、令和7年度から60分に延び、令和8年度も60分です。出題は要項の言うとおり「小学校で履修する国語・算数の学習内容」で、受け入れ方針は「基礎的な学力を調べるために、国語と算数の学力検査を行います」と説明しています。配点と満点は要項にも受け入れ方針にも書かれていません。対策の材料は学校が直接出しています。要項の「その他」に「本校事務室において、昨年度実施の学力検査問題集を1部 100 円で頒布いたします(平日 9:00〜16:30)」とあり、学校説明会の当日は体育館でも頒布されます。前年度の問題を100円で買えるので、まずここから始めるのが確実です。
集団討論
集団討論の目的は、主体性や表現力、コミュニケーション能力を見るためとしています。2026年度は10時5分開始でした。終了時刻は要項に書かれていません。「集団討論の終了予定時刻は、選考当日の 9:30 頃に本校ホームページに掲載します」という運用なので、所要時間を当日まで確かめられない形です。1グループの人数やテーマの与え方も公表されていません。ただし集団討論だけで決まるわけではありません。選考は学力検査・集団討論・提出書類の判定で、提出書類には在籍校が作成する「入学志願者報告書」と、本人・保護者が手書きする「入学志願理由書」が含まれます。なお連絡進学入学者選考には集団討論がありません。学力検査と提出書類の判定だけです。
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