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東京農業大学第一高等学校中等部とは
| 創立 | 1949年 |
| 偏差値 | 66~68 |
| 主体 | 私立 |
| 所在地 | 東京都世田谷区桜3丁目33−1 |
| 最寄り駅 | 経堂駅から徒歩15分 |
| 体制 | 男女共学 |
| 形態 | 中高一貫 |
「夢の創造と実現」を教育目標に、中学3年間は、基本的な生活習慣を身につけ、夢を見つけ育てる期間、人格形成の期間などと位置づけ、高校入学後、夢の実現に向けて最大限の力が発揮できるように確かな学力とたくましく豊かな心をもつ生徒の育成を目的としています。
その取り組みの一環が「一中一高ゼミ」です。学年と教科の枠を超えた少人数のゼミ形式の講座で、放課後や長期の休みに開かれます。年間70〜80講座ほどが用意されます。受講は自由です。テーマは各教員が得意とする分野が中心で、身近なものから学問的なものまで幅があります。
また、英語教育にも力を入れていて、英会話などの授業を受け、座学だけでなく英語そのものに触れることができて、社会に出ても活躍できる英語力を身につけるために学習を行なっております。
2026年3月の卒業生は310名です。2026年入試では国公立大学の合格者が77名で前年の72名から増えており、学校は「東京大学理科一類をはじめとする国立大学において、現役生の理系合格が増加しました」「医学部医学科の合格者数も伸び」と説明しています。医学部医学科は26名、海外大学は9名でした。内訳は東京大学3名、京都大学1名、東京科学大学3名、一橋大学2名、早稲田大学51名、慶應義塾大学38名です。いずれも既卒を含む延べの合格者数です。2026年4月17日現在の速報値です。
東京農業大学第一高等学校中等部の偏差値
東京農業大学第一高等学校中等部の偏差値
| 学校名 | 偏差値 |
|---|---|
| 東京農業大学第一高等学校中等部 | 66~68 |
東京農業大学第一高等学校中等部の偏差値は66〜68で、東京都内では40位です。1,070校を並べた順位のなかでの位置づけになります。全国では62位です。
難易度について学校は、どの日程も基本知識を身につけて道筋を立てて考えれば解答できる問題が主だと説明しています。日程による難易度の大きな差はないという説明です。一方で、試験科目・試験時間・問題傾向は日程によって異なるとも書いています。受ける回を決めてから過去問に当たるほうが効率的でしょう。
同程度の偏差値の中学校を比較
| 学校名 | 地域 | 主体 | 体制 | 形態 | 偏差値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 鷗友学園女子中学校 | 東京都 | 私立 | 女子校 | 中高一貫 | 67~70 |
| 両国高等学校附属中学校 | 東京都 | 都立 | 男女共学 | 中高一貫 | 65 |
これらの学校と東京農業大学第一高等学校中等部は、偏差値が近いため、併願や出願に迷う場合は学校の雰囲気や特色を比較してみましょう。
東京農業大学第一高等学校中等部入試の基本情報(2027年度)
| 第1回 | 第2回 | 第3回 | |
| 試験日 | 2027年2月1日(月)午前 | 2027年2月1日(月)午後 | 2027年2月2日(火)午後 |
| 開門 | 7:30 | 13:00 | 12:00 |
| 集合 | 8:20 | 15:20 または 16:00 | 14:30 または 15:30 |
| 募集人員 | 約60名 | 約80名 | 約60名 |
| 試験科目 | 国語・算数・理科・社会の4科 | 算数と、理科または国語の2科 選択は出願時に登録 | 同左 |
| 試験時間 | 国語50分/算数50分/理科40分/社会40分 | 算数40分/理科または国語40分 | 算数50分/理科または国語40分 |
| 配点 | 国語100点/算数100点/理科80点/社会80点 4科360点満点 | 算数100点/理科または国語100点 2科200点満点 | 算数150点/理科または国語100点 2科250点満点 |
| 当日の時間割 | 受験上の注意8:20〜8:30 国語8:40〜9:30/算数9:50〜10:40/理科11:00〜11:40/社会12:00〜12:40 解散予定12:50 | 15:20集合は算数15:35〜16:15/理科または国語16:35〜17:15(解散17:30) 16:00集合は算数16:15〜16:55/理科または国語17:15〜17:55(解散18:10) | 14:30集合は算数14:45〜15:35/理科または国語15:55〜16:35(解散16:50) 15:30集合は算数15:45〜16:35/理科または国語16:55〜17:35(解散17:50) |
| 出願期間 | 2027年1月10日(日)9:00〜1月31日(日)23:59 出願情報の登録と検定料納入は2026年12月20日(日)9:00から可能 インターネット出願のみ。小学校からの書類は不要 | 同左 | 2027年1月10日(日)9:00〜2月1日(月)23:59 出願情報の登録と検定料納入は2026年12月20日(日)9:00から可能 インターネット出願のみ。小学校からの書類は不要 |
| 検定料 | 1回出願 25,000円/2回以上の出願 35,000円 追加出願は複数回でも10,000円 | 同左 | 同左 |
| 合格発表 | 試験当日21:00〜2月6日(土)16:00(インターネット) 試験翌日9:00〜2月8日(月)12:00(校内掲示) | 試験当日23:00〜2月6日(土)16:00(インターネット) 試験翌日9:00〜2月8日(月)12:00(校内掲示) | 同左 |
| 入学手続 | 入学金230,000円の納入は合格発表後〜2月6日(土)16:00 新入生登校日は2月11日(木・祝) | 同左 | 同左 |
| 特待生制度ほか | 各回の成績優秀者を特待生とし、1年間の授業料相当額の奨学金を支給 次年度以降は学内の成績をもとに審査 複数回受験の優遇・補欠合格制度・帰国生入試はいずれもなし | 同左 | 同左 |
2027年度の募集要項は2026年8月31日に配布が始まりました。大きく変わったのは入試の回数です。前年度まであった第4回(2月4日午前)が廃止され、第1回・第2回・第3回の3回構成になりました。 合計の募集定員は約200名で変わりませんが、内訳は動いています。増えたのは第1回です。約40名から約60名になりました。第2回は約85名から約80名に減り、第3回は約60名のまま据え置き。試験科目・試験時間・配点は第1回から第3回まで前年度と同じです。変わったのは第1回の集合時刻で、8時30分から8時20分に繰り上がり、当日の時間割も組み替わりました。 第4回がなくなったことで、社会を使う入試は第1回だけになりました。残る2回は2科目です。第2回と第3回は算数と、理科または国語を組み合わせます。検定料は1回出願が25,000円、2回以上の出願が35,000円です。入学金230,000円も据え置きです。出願はインターネットのみ。小学校からの書類も不要です。
東京農業大学第一高等学校中等部入試の合格者数や倍率(2026年度)
直近の2026年度の入試は第4回まで実施されたので下の表は4回分ですが、2027年度は3回構成なので、基本情報の表とは回次の数が違います。注記は2026年2月4日現在です。 学校が公表しているのは、応募者数・受験者数・合格者数と、受験者平均点・合格者平均点・合格者最低点です。倍率は公表していません。下の表の実質倍率は受験者数を合格者数で割った値で、育伸社が「実質倍率」として出している数字と一致します。算数・理科の選択者と算数・国語の選択者で平均点が別に出ている第2回と第3回については、両方を並べました。
| 第1回(2/1AM) | 第2回(2/1PM) | 第3回(2/2PM) | 第4回(2/4AM) | |
| 試験日 | 2026年2月1日 午前 | 2026年2月1日 午後 | 2026年2月2日 午後 | 2026年2月4日 午前 |
| 応募者数 | 417名 | 1,017名 | 1,220名 | 798名 |
| 受験者数 | 303名 | 910名 | 717名 | 381名 |
| 合格者数 | 80名 | 419名 | 183名 | 19名 |
| 実質倍率(受験者数÷合格者数) | 3.79倍 | 2.17倍 | 3.92倍 | 20.05倍 |
| 受験者平均点 | 221.4点 (360点満点) | 算理 111.8点/算国 109.7点 (200点満点) | 算理 154.8点/算国 155.0点 (250点満点) | 235.4点 (400点満点) |
| 合格者平均点 | 260.1点 | 算理 129.0点/算国 129.0点 | 算理 186.4点/算国 188.0点 | 305.0点 |
| 合格者最低点 | 247点 | 算理 114点/算国 115点 | 算理 174点/算国 176点 | 293点 |
| 出典 | 学校公表の「入試結果」(2026年2月4日現在)。学校は倍率を公表していないので実質倍率は受験者数÷合格者数で、育伸社の公表値と一致する | 同左 | 同左 | 同左 |
東京農業大学第一高等学校中等部入試の倍率
東京農業大学第一高等学校中等部の入試倍率の推移をまとめました。公表は8年分です。学校のサイトには2019年から2026年までの人数が並んでいます。
| 年度 | 応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2026 | 3,452人 | 2,311人 | 701人 | 3.30 |
| 2025 | 2,937人 | 2,035人 | 694人 | 2.93 |
| 2024 | 2,688人 | 1,932人 | 633人 | 3.05 |
倍率はどの年も3倍前後です。受験者数のほうは2023年の1,571人から4年続けて増えています。ただし回次の数が動いているので、人数の増加をそのまま人気の変化とは読めません。3回構成で募集人員175名だったのが2025年から4回構成で200名になり、2027年度は3回構成に戻ります。回が増えれば、同じ受験生が複数回数えられるぶんだけ受験者数も増えます。もうひとつ、第1回の時間帯も動いています。2024年は2月1日の午後でしたが、翌年から午前に移りました。回次名が同じでも中身が違うので、年度をまたいだ回次別の比較はできません。
東京農業大学第一高等学校中等部入試の科目の傾向と対策
学校は教科別の出題傾向を文書では公表していません。かわりに入試対策説明会で説明しています。2027年度入試向けは2026年11月29日(日)の2回で、会場は東京農業大学の百周年記念講堂、予約制です。対象は小6です。過去問は8年分が公開されています。解答は非公開です。
以下は、要項に書かれた試験時間と配点、学校が公表している平均点と合格者最低点、そして公開されている過去問から数えられる大問数という、裏の取れる事実にしぼってまとめています。
算数
算数はすべての回で必須です。配点と試験時間は第1回が50分100点、第2回が40分100点、第3回が50分150点で、第3回だけ1.5倍の重みになります。
大問の数は回によって違います。直近の2026年度は第1回が5題、第2回が7題、第3回が6題、第4回が6題。前年度は順に5題・7題・7題・5題で、3回構成だった2024年度は3回とも5題でした。問題冊子の注意書きに大問数が明記されているため、公開されている過去問を開けば確かめられますし、3年分をさかのぼると最少5題・最多7題という幅も見えてきます。満点は第1回が360点、第2回が200点、第3回が250点なので、同じ100点でも回ごとに重みが変わります。
合格者平均点を2026年度で見ると、第1回が75.8点、第2回が55.0点、第3回が114.4点でした。受験者平均は順に63.2点・45.6点・90.2点です。第2回は受験者平均が半分を割りました。配点150点の第3回は、ここで離されると取り返しにくい設計です。
国語
国語が必須なのは第1回で、第2回と第3回では理科との選択になります。配点と試験時間は第1回が50分100点、第2回と第3回が40分100点です。選択は出願時に登録します。
構成は漢字1題と読解2題。素材は毎年変わります。2026年度は4回すべてこの形でした。漢字は8問。読み4問と、カタカナを漢字に直す4問です。読解の素材は回によって性格が違っていて、4科の第1回と第4回は物語文と説明文が1題ずつ、2科の第2回と第3回は説明文と随筆が2題という組み合わせでした。
合格者平均点は第1回が77.8点、第2回が75.4点、第3回が77.2点です。受験者平均は順に66.7点・65.8点・68.7点でした。どの回も7割台です。算数より点が動きにくい科目だと読めます。
理科
理科が必須なのは第1回で、第2回と第3回では国語との選択になります。配点と試験時間は第1回が40分80点、第2回と第3回が40分100点です。第1回だけ80点なので、ほかの回と重みが違います。選択は出願時に決めます。
大問は4題です。2026年度は4回とも同じでした。分野は毎回ばらけていて、第4回は物理・生物・化学・地学が1題ずつ、第1回は生態系・物理・化学に加えて月面原子炉のニュースを扱う大問が入りました。生態系の大問には、田んぼの稲作を題材にした小問が2問あります。図表は毎回複数あります。顕微鏡の写真や飽和水蒸気量の計算、陸上競技の記録も出ています。
合格者平均点は第1回が54.7点、第2回が72.6点、第3回が68.1点でした。第1回の受験者平均は46.4点。長い文章を読ませる設問が多いので、限られた40分のなかで読み切る時間をどう確保するかが効いてきます。
社会
2027年度は、社会を使う入試が第1回だけになります。前年度は第1回と第4回の2回で課されていたので、ここが大きく変わる点です。配点と試験時間は40分80点。社会だけを捨てて2科で受ける選択は、前年度より取りやすくなります。
大問は3題。2026年度は第1回・第4回ともこの数でした。地理・歴史・公民の3分野が出ます。時事をそのまま題材にした大問も入ります。第1回の大問1は冬季オリンピックとサッカーワールドカップを題材にした地理で地図と気候グラフが付き、大問2は稲作を軸にした歴史で、伝来から米騒動、近年の米価高騰までを追う構成でした。第4回のほうは大問2が昭和100年、大問3が日本国憲法の条文を引く公民でした。
農業大学の併設校という性格は社会の出題にも出ています。稲作の大問はその一例です。合格者平均点は第1回が51.9点で、受験者平均は45.2点でした。
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