中央大学附属横浜中学校の偏差値や倍率など入試情報と対策方法を徹底解説!

中央大学附属横浜中学校とは

創立1908年
偏差値59~61
主体私立
所在地神奈川県横浜市都筑区牛久保東1丁目14−1
最寄り駅センター北駅から徒歩11分
体制男女共学
形態中高一貫

中央大学附属横浜中学校は、中央大学付属の中高一貫校です。付属高校卒業の約6割が中央大学へ進学しています。

教育理念は「自主・自立」と「共生・協働」です。主体的な学習態度を育成するため、ディスカッションやグループワークを取り入れた授業を積極的に行っています。また、国際理解教育にも力を入れており、海外研修や留学生との交流プログラムも実施しています。

国公立大学に40名以上、早慶上理をはじめ難関私立大学に150名以上が合格しています。特に近年は、医学部や薬学部への進学者も増加傾向にあります。自主性を重んじる校風の中で、生徒たちは自分の可能性を最大限に伸ばすことができます。

中央大学附属横浜中学校については以下の記事でも紹介していますので合わせて参考にしてください。

MARCH付属高校の偏差値と特徴の一覧を紹介!メリット・デメリットも合わせて解説します!

中央大学附属横浜中入試の基本情報(2024年度)

日程2月1日、2月2日
教科・試験時間国語50分算数50分社会35分理科35分
配点国語150点算数150点社会100点理科100点

中央大学附属横浜中入試の合格者や倍率

2024年度中央大学附属横浜中入試結果

第1回(2月1日)

募集人員80人
受験者数389人
合格者数158人
倍率2.46
合格者最低点324点
合格者平均点307.7点
合格者最高点442点

第2回(2月2日)

募集人員80人
受験者数776人
合格者数271人
倍率2.86
合格者最低点338点
合格者平均点314.4点
合格者最高点470点

中央大学附属横浜中入試の科目の傾向と対策

国語

論説文・小説の読解が出題されています。漢字やことばの知識は読解と合わせて出されていますが、難易度はやや高めです。読解問題の素材文が合計で15000字程度の長文のため、速読力と読解力が求められます。語彙力は、文章の内容を理解するだけでなく記述問題で正確な表現を使うためにも重要です。

漢字ドリルを毎日解くようにし、常用漢字を中心に学習しましょう。類語辞典や語彙力を鍛える問題集を活用することで、語彙力向上がはかれます。読書を通してさまざまな言葉に触れておくことも重要です。

読解問題は、過去問を解き問題形式に慣れておきましょう。問題文を丁寧に読み正確に理解する必要がありますが、その際に速読も意識して読み進めていくといいでしょう。

社会

例年、地理、歴史、政治経済の3つの分野がそれぞれの大問に割り当てられて出題されています。各分野からバランス用出題されていますが、政治経済分野の出題がやや少なめの傾向です。選択肢と適語記入の問題が多く、地理・歴史分野で計3問の記述問題が出題されています。記述問題は40~50字ほどの字数でまとめるようになっています。リード文・資料文・地図・統計グラフ・史料などが多く用いられています。教科書や参考書を使って、各分野の基礎知識を固めておきましょう。併せて地図やグラフの理解も深めるようにしておくことも重要です。

地理分野は日本全体から幅広く問われる場合と、ある地域について詳しく問われる場合があります。世界各国の位置、地形、気候、産業などについては、地図や写真を使って理解し、主要都市や河川、山脈などの名称も覚えておくようにしましょう。統計データなどを活用して、世界の現状の把握に努めましょう。

歴史分野は古代から近・現代まで、広い時代から出題されています。歴史上の人物の名前、役割、功績などを覚えると共に資料や図表などを活用して、歴史の流れを理解しておくことが重要です。

政治経済分野は日本の政治制度、経済制度、社会制度の基本的な仕組みの理解を問われる問題が多いですが、特に前年に話題になったことが取り上げられることが多いため、重大ニュースをまとめた書籍や時事問題の問題集でチェックしておくようにしましょう。

理科

基礎知識と思考力、そして読解力と計算力が求められます。

物理、化学、生物・地学から1~2題ずつバランスよく出題されています。難問や奇問が出題されることはないため、全分野の基礎知識をまんべんなく仕上げておく必要があります。苦手分野があれば、早めに克服しておきましょう。

実験結果の分析やグラフ解釈などの思考力を試される問題が出題されるため、過去問や問題集を使い、慣れておく必要があります。過去問は、繰り返し解くことで出題傾向の把握にも役立ちます。物理や化学では、計算問題が出題されることがあります。試験本番に計算ミスをして失点することの無いよう、日頃から計算練習をしておきましょう。

問題文や資料文が長いため、速読力と理解力が求められます。日頃から読書を習慣化し、読解力を高めましょう。

算数

計算と小問集合があり、残りは大型問題という構成になっています。やや難易度の高めの問題が出題される場合があるため対策が必要ですが、標準的なものが多く基礎的な知識と計算力を問う問題が中心です。そのため、まずは教科書レベルの知識をしっかりと理解し、正確な計算力を身につけることが重要です。計算ドリルなどで計算力を養いましょう。

図形分野が多く出題されています。「比率を使った図形問題」や「図形の切断」といった難題が出題されることもあり、出題範囲も広いため、あらゆる単元をバランスよく勉強する必要があります。過去問を分析して出題傾向を把握しておくといいでしょう。

後半には大型問題が出題されるため、時間配分を意識して解答していく練習をしておくことが望ましいでしょう。記述問題では解答に至るまでの過程をていねいに記述するようにしましょう。

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