立川国際中等教育学校の偏差値や倍率など入試情報と対策方法を徹底解説!

立川国際中等教育学校とは

創立2008年
偏差値60
主体公立
所在地東京都立川市曙町3丁目29−37
最寄り駅立川駅北口・立川北駅から徒歩20分
体制男女共学
形態中等教育学校

立川国際中等教育学校は2008年4月に開校した東京都立の中等教育学校で、2026年度で19年目を迎えました。国際社会で貢献できるリーダーとなるために必要な学業を修め、人格を陶冶することを教育目標に掲げています。2022年4月には附属小学校が開校し、公立では初めて小・中・高のすべての校種が揃う学校になりました。ただし附属小学校の1期生が前期課程に進むのは2028年4月なので、2027年度までの入学者はすべて外部からの募集です。入学者の募集は一般枠と海外帰国・在京外国人生徒枠の2つに分かれていて、後者を実施しているのは都立10校のうち白鷗高等学校附属中学校とこの学校だけです。

英語教育に力を入れていて、東京都教育委員会の「GE-NET20」指定校になっています。海外姉妹校や留学生との交流を行い、希望する生徒には東京都の「東京グローバルフレンドシッププログラム」でホストファミリーとして留学生を受け入れる機会があります。約1週間のホームステイです。後期課程では4年生と5年生で週1回のオンライン英会話も行います。

幅広く高度な教養を身につけるため、5年生まで理系と文系に分けずにすべての教科・科目を学びます。自習室が設置されていて、チューター制度も取り入れています。

2026年3月に卒業した138人の合格状況は、国立大学が38(現役33・既卒5)、公立大学が10、大学校が5、私立大学が440、海外大学が4でした。国立大学では東京外国語大学5、東京学芸大学5、東京農工大学4、千葉大学3、茨城大学3、一橋大学2、東京科学大学2が並びます。私立大学では立教大学35、明治大学33、上智大学29、法政大学27、中央大学20が目立ちます。いずれも学校に報告のあった数値のみを集計した延べの合格者数で、基準日は2026年4月23日です。東京大学と京都大学については、2026年春の卒業生では合格者が出ていません。2025年春は東京大学7人、2023年春は東京大学3人と京都大学2人でした。

立川国際中等教育学校については以下の記事でも紹介しています。合わせて参考にしてください。

都立(公立)中高一貫校の魅力とは?私立中学校との違いや倍率・偏差値・都立中高一貫出身者に聞いた対策方法も合わせて解説!

立川国際中等教育学校入試の基本情報(2027年度)

一般枠募集海外帰国・在京
外国人生徒枠募集
日程2027年2月3日(水)
出願の入力期間
2026年12月17日(木)〜
2027年1月18日(月)17:00
書類提出期間
2027年1月8日(金)〜1月18日(月)
立川郵便局に特定記録郵便で必着
(郵便局留)
合格発表 2027年2月9日(火)9:00
追検査 出願2月4日(木)・5日(金)
検査2月12日(金)/発表2月16日(火)
2027年1月25日(月)
出願受付
2027年1月8日(金)9:00〜15:00
2027年1月12日(火)9:00〜12:00
本校に持参(郵送不可)
合格発表 2027年1月29日(金)9:00
教科・試験時間集合 8:30
適性検査Ⅰ 9:00〜9:45(45分)
独自問題
文章の内容を的確に読み取ったり
自分の考えを論理的かつ適切に
表現したりする力をみる
適性検査Ⅱ 10:15〜11:00(45分)
全問共同作成問題
資料から情報を読み取り課題に対して
思考・判断する力などをみる
集合 8:30
作文 9:00〜9:45(45分)
与えられたテーマに基づいた
日本語または英語による作文
面接 10:10〜(20分程度)
日本語または英語による面接
面接の一部でパーソナル・
プレゼンテーションを行う
配点報告書 360点→250点
適性検査Ⅰ 100点→250点
適性検査Ⅱ 100点→500点
総合成績 1000点
報告書は5年・6年の各教科の
学習の記録のみを点数化する
総合的な学習の時間の記録などは
点数化しない
作文 600点
面接 400点
総合成績 1000点
成績証明書等または報告書は
面接資料として活用し
点数化しない
募集人員2027年度は未公表
東京都教育委員会が
2026年10月に発表予定
2026年度は124名
2027年度は未公表
東京都教育委員会が
2026年10月に発表予定
2026年度は28名
備考入学考査料2,200円
インターネット出願に加えて
入学願書と報告書の郵送が必要
報告書は角2封筒に折らずに入れて
厳封する(2027年度からの指定)
都内小学校在学者は入学願書に
小学校長の承認印が必要
通学区域はなく東京都全域が対象
男女別定員はない
他の都立中学校・千代田区立九段
中等教育学校との併願は不可
入学考査料2,200円(納付書で納付)
出願前に事前相談が必須
予約制で夏季休業期間から12月まで
一般枠との併願ができる
この枠を実施しているのは都立で
白鷗高等学校附属中学校と本校だけ
日本国籍は保護者に伴い連続して
2年以上海外に在住した者
外国籍は入国後の在日期間が
入学日現在原則2年以内の者

2027年度(令和9年度)の募集要項は学校が公表済みです。ただし募集人員だけは未公表です。都立中高一貫校の募集人員は学校ではなく東京都教育委員会が「令和9年度都立高等学校等第一学年生徒募集人員」で定めるしくみで、募集要項にも「同に定める」とだけ書かれています。都教委の発表は2026年10月の予定です。参考までに2026年度は一般枠124人・海外帰国・在京外国人生徒枠28人の合計152人で、2025年度の160人から減っていますが、減った理由は東京都の公立中学校で35人学級を段階的に実施していくことにあり、附属小学校からの内部進学とは関係ありません。附属小学校の1期生が前期課程に進むのは2028年4月です。日程は、一般枠が出願の入力期間2026年12月17日(木)から2027年1月18日(月)17時まで、書類提出が2027年1月8日(金)から1月18日(月)まで、検査が2月3日(水)、発表が2月9日(火)9時です。海外帰国・在京外国人生徒枠は出願が2027年1月8日(金)と1月12日(火)の持参のみで郵送できず、検査が1月25日(月)、発表が1月29日(金)9時で、インフルエンザ等の学校感染症にかかった人を対象とする追検査は出願が2月4日(木)・5日(金)、検査が2月12日(金)、発表が2月16日(火)となっています。前年度からの変更点は、都教委が公表した「令和9年度における主な変更点」に挙がっているものだけで、報告書を角2封筒に折らずに入れて厳封するという提出方法の指定が新しくなりました。検査の種類・時間・配点は変わりません。出願方式も同じです。

立川国際中等教育学校入試の合格者や倍率(2026年度)

2026年度の入試は、一般枠が2026年2月3日、海外帰国・在京外国人生徒枠が1月23日に行われました。表の一般枠3.21倍と帰国・在京枠2.11倍は、応募人員を募集人員で割った東京都教育委員会の最終応募倍率です。都教委は一般枠について、受検人員を募集人員で割った受検倍率2.99倍も公表しています。一般枠の合格人員は本検査の123人に追検査の1人を加えた124人です。入学手続をした人数は120人で募集人員に届かなかったため、繰上げ合格候補者から充足する手続きに入っています。繰上げ合格者の数は公表されていません。帰国・在京枠の応募59人のうち15人は一般枠との併願者です。同校ではこの2つの枠に両方出願できますが、帰国・在京枠で合格した人は一般枠を受検できません。合格者の最低点と検査の平均点はいずれも非公表です。

一般枠募集
(2月3日)
海外帰国・在京
外国人生徒枠募集
(1月23日)
募集人員124名28名
応募人員398名59名
受検人員371名59名
合格人員124名
(本検査123名+追検査1名)
28名
最終応募倍率3.21倍2.11倍
合格者最低点非公表非公表
合格者平均点非公表
備考倍率は応募人員を募集人員で割った
東京都教育委員会の最終応募倍率
受検人員で計算した受検倍率は2.99倍
入学手続人員は120名で募集人員に
届かず繰上げ合格の手続きに入った
繰上げ合格者数は公表されていない
追検査は申請2名・募集1名・応募2名
受検2名・合格1名
倍率は応募人員を募集人員で割った
東京都教育委員会の最終応募倍率
応募59名のうち15名は一般枠との
併願者である
入学手続人員は28名

立川国際中等教育学校入試の科目の傾向と対策

適性検査I

試験時間は45分で、素点100点を250点に換算して総合成績に入ります。立川国際の独自問題で、文章の内容を的確に読み取ったり、自分の考えを論理的かつ適切に表現したりする力をみる検査です。

2026年度は大問1問・小問3問の構成でした。文章を読んで読み取った内容をまとめたり説明したりする問題に加えて、与えられた課題について自分の考えを400字以上460字以内でまとめる作文が出ます。普段から文章を要約したり、自分の考えを字数内にまとめる練習をしておくことが対策につながります。

適性検査II

試験時間は45分で、素点100点を500点に換算します。報告書250点・適性検査Ⅰ250点と合わせた総合成績1000点のうち半分を占める、いちばん重い検査です。こちらは全問が都立10校の共同作成問題で、資料から情報を読み取り、課題に対して思考・判断する力や論理的に考察・処理する力をみます。

2026年度は大問3問・小問6問の構成で、図形の性質や数量の関係を扱う算数の問題、日本茶を題材に複数の資料を関連付ける社会の問題、ものが着地することを題材とした実験の考察という理科の問題が出ました。分野をまたぐ出題なので、過去問で傾向を掴んでおくことが重要です。

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