横浜国立大学附属横浜中学校の偏差値や倍率など入試情報と対策方法を徹底解説!

横浜国立大学附属横浜中学校とは

創立1947年
偏差値58
主体国立
所在地神奈川県横浜市南区大岡2丁目31番3号
最寄り駅弘明寺駅(市営地下鉄)から徒歩1分(京急弘明寺駅から徒歩8分)
体制男女共学
形態中学校単独(県立光陵高校と連携型中高一貫・連携枠は選抜あり)

2026年(令和8年)4月、校名が「横浜国立大学教育学部附属横浜中学校」から「横浜国立大学附属横浜中学校」に変わりました。学部名が外れただけで、教育学部との関係は続いています。令和8年度の募集要項にも「教育学部の学生が教育実習生として生徒の教育に参加します」と書かれており、2026年9月には教育学部の教育実習生48名を受け入れました。校名の変更は昭和41年4月に「横浜国立大学教育学部附属横浜中学校」、平成9年10月に「横浜国立大学教育人間科学部附属横浜中学校」、平成29年4月にふたたび「横浜国立大学教育学部附属横浜中学校」とたびたび行われてきました。なお令和8年度の募集要項と公示は2025年10月に出たものなので旧称のままです。

横浜国立大学附属横浜中学校は、国立大学の附属学校として公立や私立とは違う2つの側面を持っています。研究推進校として教育上の多様な試みを行うこと、そして大学の教育実習校として教育実習を行うことです。加えて、神奈川県教育委員会と大学の連携によって「かながわの中等教育の先導的モデル」を構築する使命も担っています。校名から学部名が外れても教育学部との関係は続いており、2026年9月も9月8日から18日まで教育学部の教育実習生48名を受け入れました。令和8年度の研究主題は「自ら学ぶ意義を見いだす生徒の育成」です。

学校教育目標は知・徳・体の3つで示されています。知は「自ら課題を設定し、その解決に向けてねばり強く取り組む意欲と能力を育成する」、徳は「互いに認め合い、共に生きていく関係をつくる意欲と態度を培う」、体は「自分の身体について理解を深め、健康や安全に対する関心を高める」。将来目指す人間像は「柔軟な思考力と行動力で、これからの社会をよりよく生きるための幅広い能力を身に付けた人間」で、令和8年度のグランドデザインはこの幅広い能力を「柔軟に思考し行動する力、問題発見・解決能力」と言い換えています。

探究活動にはTOFYという名前が付いています。Time Of Fuzoku Yokohama の略で、1年生の前期に探究の基礎を学び、後期にグループで課題を決めて探究活動を行い、2年生からは個人で設定したテーマに応じて人文社会科学・科学技術・芸術・健康科学の4講座に分かれます。進路に関わる学習はCAN(Career Aim Navigation)と呼ばれ、職業の選択と社会への貢献を扱います。部活動はありません。2024年(令和6年)10月に部活動を廃止し、放課後は生徒が主体となって進めるサークル活動に置き換わりました。

開校は1947年(昭和22年)5月で、新学制により神奈川県師範学校女子部附属小学校高等科を小学校から分離独立させ、神奈川師範学校女子部附属中学校として新設されました。1981年(昭和56年)8月に中区立野地区から大学工学部跡地の弘明寺キャンパスへ移転し、現在に至ります。戦災をまぬがれた校舎は2000年(平成12年)12月に国の有形文化財として登録された建物。普通教室は9室で1学年3学級、ほかに屋外25メートル6コースのプール、体育館、多目的ホールがあります。2026年度は創立80周年にあたり、9月4日にみなとみらいホールで記念式典が行われました。

学校概要表の「形態」には補足が必要です。横浜国立大学に附属高等学校はありません。大学が挙げる附属学校は附属鎌倉小学校・附属鎌倉中学校・附属横浜小学校・附属横浜中学校・附属特別支援学校の5校で、高校は含まれていません。系列高校へ上がる仕組みがないので、大学の合格実績もこの記事の範囲ではありません。卒業生は高校受験をして外部の高校へ進みます。

「中高一貫」は神奈川県立光陵高等学校との連携型を指します。2007年(平成19年)6月に中高提携が公示され、2009年(平成21年)4月入学生から実施、2012年(平成24年)4月に連携が始まりました。連携にあたっては連携型中高一貫教育校のしくみを活用して6年間を見とおした教育課程を編成し、光陵高校では調査書や学力検査によらない簡便な入試が行われます。ただし全員が自動で上がる制度ではありません。募集人数は「上限は1クラス相当とし、他の入学者選抜の募集人員の外枠」とされ、志願条件は光陵高校を第一希望とすること、確かな学力を重視した学習に積極的に取り組むなどで一定の成果をあげたこと、そして附属横浜中学校の校長の推薦を得ることの3つ。選考は提出レポートとそれに基づく個人面接・プレゼンテーションで判断されます。日程は県立高校の入学者選抜と合わせて実施され、2026年2月18日のニュースにも「光陵高校への連携募集では学力検査がなく、面接及びプレゼンテーションのみの選考となります」と書かれています。

実際の進学先も学校が公開しています。令和7年度卒業生(77期生)では、国立が東京学芸大学附属高等学校と沼津工業高等専門学校、公立が県立横浜翠嵐・光陵・柏陽・横浜緑ケ丘・湘南・大船・横須賀・横浜清陵・中央農業と横浜市立桜丘・横浜サイエンスフロンティア・横浜商業、私立が慶應義塾、法政大学第二、中央大学附属横浜、明治学院、山手学院、日本女子大学附属、日本大学藤沢、早稲田実業学校高等部、東京都市大学等々力、鎌倉学園などです。学校名の列挙だけで人数は公表されていないので、どの高校に何名という書き方はできません。規模の目安になるのは2026年2月17日のニュースで、神奈川県公立高校の共通選抜について「本校からは17校に97名が志願していて」と記しています。

横浜国立大学附属横浜中学校については以下の記事でも紹介しています。合わせて参考にしてください。

【中学受験 東京】国立中学校を選ぶメリット・デメリットとは?特徴や公立・私立中学校との違いを解説

横浜国立大学附属横浜中学校入試の基本情報(2026年度)

一般帰国
日程2026年2月3日(火)
集合8:30(開場8:10)
追検査は実施しない
募集人員約40名(男女合わせて)15名(男女合わせて)
出願資格2026年3月31日までに日本の小学校を
卒業する見込みの児童
志願者と保護者が神奈川県内に
居住していること
附属横浜中学校に関する事項について
理解と協力が得られる家庭の児童
上記に加えて在外生活2年以上、
2023年8月1日〜2026年3月31日の
帰国(予定)、
日本国籍などの条件が付く
通学区域通学区域は神奈川県内
登下校の時間・距離・交通手段等で
安全が確保できること
行事によって朝早く登校したり
下校が遅くなったりすることに
対応できること
本人の病気・けが・緊急時などに
保護者がすみやかに迎えに来られること
県外に居住している場合は、
入学までに県内へ転居することが
明らかなときに限り
「県外居住者出願理由書」を提出して
志願できる
入学後に県外へ転居すると
在学資格を失う
出願インターネット出願(miraicompass)
2025年12月8日(月)9:00〜
2026年1月8日(木)12:00
学校ホームページから
出願サイトにアクセスする
出願書類の郵送出願書類を一括して
レターパックプラスで郵送
2026年1月8日(木)〜1月16日(金)
の到着または消印有効
直接持参したものは
受け付けられない
検定料5,000円
納入期限は2026年1月14日(水)
会場本校
検査の内容・時間国語・算数・社会・理科
9:00〜9:40 国語
10:00〜10:40 算数
11:00〜11:40 社会
12:00〜12:40 理科
各40分
8:40から10分間の諸注意
9:30を過ぎると会場に入れない
筆記は国語・算数の2教科
加えて自己アピール
3分程度で自分が生活した国のことを
話し、そのあと内容について
質問を受ける
資料の持ち込みは可
パソコン等の電子機器は不可
配点各教科100点
合計400点
非公表
選考方法学力検査と書類審査で判断して
合格者を決定する
抽選はない
要項の全文に「抽選」の記載がない
合格発表2026年2月5日(木)10:00〜12:00
本校の前庭掲示板で発表
ホームページは速報にとどまり
掲示が正式
合否について電話や電子メール等での
問い合わせには応じられない
繰り上げ合格合格発表時に
「繰り上げ合格候補者」も
前庭掲示板に掲示される
入学手続・説明会2026年2月9日(月)14:00から
入学予定者の保護者は必ず出席する
備考2027年度の生徒募集要項は
2026年9月28日時点で未公表

公示日は2024年度入試が
2023年10月28日、2025年度入試が
2024年10月28日、2026年度入試が
2025年10月20日
10月下旬に固まっているので
2026年10月20日前後から10月末に
出ると見込まれる(推定)
要項は本校事務室の窓口だけで配付
され、郵送配付はない

2026年度入試の配付期間は
2025年10月20日(月)〜12月24日(水)
と2026年1月5日(月)〜1月7日(水)
の平日、受付時間9:00〜11:30と
13:30〜16:00
合格発表は2026年度入試から
検査の7日後ではなく2日後になった
募集人員が外部枠かどうかは
要項に明記がない

普通教室は9室(1学年3学級)で、
一般約40名+帰国15名では
3学級を満たさない
附属横浜小学校からの連絡進学の
枠や人数を書いた資料は
見つからなかった

2027年度(令和9年度)の生徒募集要項は2026年9月28日の時点でまだ出ていません。入試情報ページに掲載されているのは実施済みの令和8年度の公示と一般枠要項・帰国枠要項だけです。過去3年の公示日は令和6年度が2023年10月28日、令和7年度が2024年10月28日、令和8年度が2025年10月20日と10月下旬に固まっているので、2027年度も2026年10月20日前後から10月末に出ると見込まれますが、これは過去の傾向からの推定です。要項は本校事務室の窓口だけで配付され、郵送による配付はありません。令和8年度は2025年10月20日(月)から12月24日(水)までと2026年1月5日(月)から1月7日(水)までの平日、受付時間は午前9時から11時30分までと午後1時30分から4時まででした。2027年度入学に向けた学校説明会(2026年7月28日)と小学6年生・保護者対象の公開授業(2026年8月25日)はすでに終わっています。以下は令和8年度(2026年度)入試の内容です。募集人員は一般が男女合わせて約40名、帰国が男女合わせて15名。出願資格には居住地の条件が付きます。2026年3月31日までに日本の小学校を卒業する見込みで、志願者と保護者が神奈川県内に居住していることが求められ、そのうえで、登下校の時間・距離・交通手段などで安全が確保できること、行事によって朝早く登校したり下校が遅くなったりすることに対応できること、本人の病気やけがなど必要があるときに保護者がすみやかに迎えに来られることの3点を満たす必要があります。神奈川県外に住んでいる場合は、入学までに県内へ転居することが明らかなときに限り、本校所定の「県外居住者出願理由書」を提出すれば志願できます。出願は2段階です。まずインターネット出願で、学校ホームページからmiraicompassにアクセスし、2025年12月8日(月)午前9時から2026年1月8日(木)正午までに手続きします。そのあと出願書類を一括してレターパックプラスで郵送し、2026年1月8日(木)から1月16日(金)までの到着または消印が有効です。直接持参したものは受け付けられません。検定料は5,000円で、納入期限は2026年1月14日(水)です。検査日は2026年2月3日(火)で、追検査は実施されません。会場は本校です。検査の内容は国語・算数・社会・理科の各100点、合計400点。時間割は集合が午前8時30分(開場は8時10分)、8時40分から10分間の諸注意、9時から9時40分が国語、10時から10時40分が算数、11時から11時40分が社会、12時から12時40分が理科で、9時30分を過ぎると会場に入れません。帰国枠は筆記による学力検査が国語と算数の2教科で、加えて自己アピールがあります。3分程度で自分が生活した国のことを話し、そのあとその内容について質問を受ける形式で、資料の持ち込みは可、パソコンなどの電子機器は不可です。選考は学力検査と書類審査で判断されます。合格発表は2026年2月5日(木)午前10時から正午まで、本校の前庭掲示板で行われます。ホームページは速報にとどまり、掲示が正式です。合否について電話や電子メールなどでの問い合わせには応じられません。繰り上げ合格候補者も同じ前庭掲示板に掲示されます。入学手続と説明会は2026年2月9日(月)午後2時からで、入学予定者の保護者は必ず出席します。抽選はありません。要項の全文に「抽選」の語は出てきません。前年度からの変更でいちばん大きいのは発表までの日数です。令和7年度は合格発表が2月10日(月)午前9時から11時まででしたが、令和8年度は2月5日(木)午前10時から正午までになり、検査から7日後だったものが2日後に短縮されました。入学手続・説明会もこれに連動して2月17日(月)から2月9日(月)へ8日前倒しになっています。出願資格の根拠資料も変わりました。令和7年度は学校説明会資料に添えられた別紙だった「本校の教育に関して」が、令和8年度はホームページ掲載のものになり、説明会に行かなくても読めるようになっています。検査会場については「会場の変更がある場合は、別途お知らせします」という但し書きが消えました。検査日は3年続けて2月3日で、募集人員も令和6年度から3年変わっていません。ただし合格発表日は令和6年度が2月7日、令和7年度が2月10日、令和8年度が2月5日と毎年動いているので、2027年度の日程は公示を待つことになります。

横浜国立大学附属横浜中学校入試の合格者や倍率(2026年度)

学校は入試結果を公表していません。公式サイトに志願者数・受検者数・合格者数・倍率を載せたページもPDFもなく、2026年2月のニュースも「3日の入学選抜検査は混乱なく終了し、本日結果を発表いたしました」と書くだけで数字はありません。そのため以下は育伸社が調べた二次情報で、基準日は2026年5月29日です。一般は募集人員約40名に対して応募126名、受験85名、合格50名、実質倍率1.70倍。帰国は15名に対して応募8名、受験7名、合格7名、実質倍率1.00倍と記載されています。この実質倍率は受験者数を合格者数で割った値です。応募者数を分母にすると一般は2.52倍になるので、どの数字を分母にした倍率なのかを取り違えないようにしてください。合格最低点はどちらの区分も非公表です。推移は並べられません。育伸社の神奈川県版は2023年度版と2024年度版が「公立中高一貫校・私立中学」を対象にしていて国立中学を収録しておらず、2025年度版はアーカイブにも残っていませんでした。さかのぼって数字が取れるのは2022年度で、一般が応募252名・受験207名・合格44名・実質倍率4.70倍、帰国が応募23名・受験21名・合格15名・実質倍率1.40倍です。2022年度と2026年度だけを見ると応募者数が半分以下になり倍率も大きく下がっていますが、間の3年が空いているので推移としては読めません。

一般帰国
募集人員約40名15名
応募者数126名8名
受験者数85名7名
合格者数50名7名
実質倍率1.70倍1.00倍
合格者最低点非公表
合格者平均点非公表
合格者最高点非公表
備考学校は入試結果を公表していない
育伸社が調べた二次情報で
基準日は2026年5月29日
実質倍率は受験者数を
合格者数で割った値
応募者数を分母にすると2.52倍
2022年度は応募252名・受験207名・
合格44名・実質倍率4.70倍
2023年度から2025年度は
数字が取れない

育伸社の神奈川県版が2023年度版と
2024年度版で国立中学を
収録しておらず、2025年度版は
アーカイブにも残っていない
2022年度は応募23名・受験21名・
合格15名・実質倍率1.40倍
帰国枠は筆記が国語・算数の2教科で
自己アピールが加わる

横浜国立大学附属横浜中学校入試の科目の傾向と対策

算数

配点は100点で、試験時間は40分です。時間割では国語の次に置かれ、10時から10時40分までです。ただし出題の中身は一次情報で確かめられません。学校は過去問を公開しておらず、要項にも出題範囲や大問数の記載がないので、確かなことが言えるのは科目・配点・時間までです。なお算数は帰国枠でも国語と並んで課される2教科のうちの1つです。

国語

4教科の先頭で、9時から9時40分までです。集合は午前8時30分、開場は8時10分で、9時30分を過ぎると会場に入れません。帰国枠は筆記による学力検査が国語と算数の2教科だけで、そのかわりに自己アピールがあります。3分程度で自分が生活した国のことを話し、そのあとその内容について質問を受ける形式です。自己アピールのための資料は持ち込めますが、パソコンなどの電子機器は持ち込めません。

理科

4教科の最後で、12時から12時40分までです。追検査は実施されないので、当日に受けられなかった場合の振替はありません。会場は本校で、令和7年度要項にあった「会場の変更がある場合は、別途お知らせします」という但し書きは令和8年度要項から消えています。

社会

3番目に置かれ、11時から11時40分までです。理科と同じく、帰国枠では課されません。選考は4教科の学力検査と書類審査で判断され、提出書類には在籍小学校長が作成した報告書が含まれます。合否は前庭掲示板の掲示が正式で、ホームページは速報にとどまります。

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