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桐朋中学校とは
創立 | 1941年 |
偏差値 | 59~63 |
主体 | 私立 |
所在地 | 東京都国立市中3丁目1-10 |
最寄り駅 | 谷保駅から徒歩15分 |
体制 | 男子校 |
形態 | 中高一貫 |
桐朋中学校は、「自主的態度を養う」「他人を敬愛する」「勤労を愛好する」を教育目標として掲げ、自由闊達で自主性と創造性を重んじる校風のもと、生徒たちの人格形成を大切にしています。
桐朋中学校は、早慶上理ICU、GMARCH、成成明学獨國武などの有名私立大学への合格者が多数います。
桐朋中学校は男子校であり、自主性を尊重する校風のもと、創造的な知性を身につける教育を行っています。カリキュラムは進路と適性に応じてカスタマイズされ、文系・理系別のクラス編成は行われていません。設備も充実しており、図書館やプラネタリウムなどがあるのが特徴的です。
桐朋中入試の基本情報
日程 | 2月上旬の内2回 |
教科・配点 | 国語 100点 (50分) 算数 100点 (50分) 理科 60点 (30分) 社会 60点 (30分) |
(2024年度)
桐朋中入試の合格者や倍率
募集人員 | 180 |
受験者数 | 813 |
合格者数 | 360 |
倍率 | 2.3 |
合格者最低点 | 193 |
合格者平均点 | 209 |
合格者最高点 | – |
(2023年度)
桐朋中入試の科目の傾向と対策
算数
50分の試験時間で、総配点は100点です。試験の大問構成は、計算問題1題、応用小問1題、応用問題が約5題です。受験生は算数の基礎計算能力から応用問題解決能力まで、幅広い知識とスキルを試されます。
過去問の傾向から、単に公式を暗記するだけでなく、問題の本質を理解し、独自の解法を見つけ出す「思考力」が特に重視されます。出題される問題は多様な単元から選ばれ、試験の後半部分になるほど難易度が上がり、最後の2題は特に高い思考力を要求される厄介な問題が出題されます。
対策としては、試験の前半で出される計算問題や応用小問で確実に得点を取ることが重要です。桐朋中学校入試で成功するためには、基本レベルの問題を確実に解けるようにすると共に、応用レベルの問題にも挑戦し、思考力を鍛える必要があります。また、頻出分野に重点を置いた対策を進めることが有効です。
国語
桐朋中学校の国語は50分で行われ、配点は100点です。試験は2つの大問で構成され、基本的に読解問題が2題出題されます。
過去の傾向から、国語試験では小説や物語文、随筆からの読解問題が出題され、漢字や慣用句に関する問題もあります。記述問題では、「自分の言葉で本文の内容を分かりやすく伝える力」や精密な読解力が求められます。
合格するためには、特に記述問題に対する対策が重要です。要点をまとめるだけでなく、問題文の内容を自分なりに整理して表現する「表現力」を養うことが必要です。また、解答欄の制限に対応するために、適切な文字数で解答をまとめるテクニックも重要です。
漢字や語句に関する知識問題では、高得点を狙うために失点しないよう注意をすることが合格の鍵となってきます。
理科
桐朋中学校の理科は30分で行われ、配点は60点です。試験は4つの大問で構成され、記号選択問題が主体であり、記述問題や計算問題、作図問題なども出題されます。
過去の傾向から、桐朋の理科試験では化学・物理・生物・地学の4分野からバランスよく出題され、読み取り問題も頻出です。誤字や計算ミスに注意が必要で、点差が大きく開きにくいので理科で失点しないように注意しましょう。
単なる知識問題のみでなく、実験・観察・観測を取り上げた問題も多く出題されます。グラフや表の読み取りと計算を必要とする問題も多く、正確な計算力とグラフや表を読み取り分析する力が必要です。
社会
桐朋中学校の社会は30分で行われ、配点は60点です。試験は3つの大問で構成され、頻出分野からそれぞれ1題ずつ出題されます。基礎知識を求める問題が中心です。
歴史では各時代の出来事や関連する人物、地理では日本を中心に出題が多く、政治では時事問題も出題されます。
基本的な重要事項を把握し、それをまとめて答える能力が求められます。典型的な記述問題の演習を積むことがポイントで、歴史分野と政治経済分野から1題ずつの記述問題が出題されることがあります。
歴史の記述対策では出来事の流れを説明し、政治経済分野では統計から特徴を読み取り、考察を文字にする力が必要です。地理ではグラフや地図を用いた「読み取り問題」が頻出なので、資料集を活用するとともに、過去問や問題集を積極的に活用し、記述問題への対策を重点的に行いましょう。
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