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小石川中等教育学校とは
| 創立 | 1918年 |
| 偏差値 | 70 |
| 主体 | 公立 |
| 所在地 | 東京都文京区本駒込2丁目29-29 |
| 最寄り駅 | 千石駅から徒歩3分(巣鴨駅から徒歩10分・駒込駅から徒歩13分) |
| 体制 | 男女共学 |
| 形態 | 中等教育学校 |
小石川中等教育学校は文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けており、2006年の開校時に第1期、2011年に第2期、2017年に第3期、2022年に第4期の指定校になりました。教育理念は「立志」「開拓」「創作」で、国際社会でリーダーとして活躍できる科学的人材の育成を目指しています。SSHでは「課題発見力」「継続的実践力」「創造的思考力」を育てる「小石川フィロソフィー」を置いています。教育課程では文系・理系にクラスを分けず、全員がすべての教科・科目をバランスよく学びます。授業は週5日・45分7時間です。
科学系の部活動が盛んです。所属する生徒は310名で全生徒の35.4%にあたり、前期課程が135名で30.5%、後期課程が175名で40.4%です。そのうち約42%は運動部と、約21%はその他の文化部と兼部しています。この内訳は令和5年度のアンケートによるものです。
物理研究会には物理班、写真班、鉄道班、ロボット班、ロケット班、ソフトウェア班があり、ほかに化学研究会、生物研究会、天文研究会、数学研究会、パソコン研究会があります。物理・化学・生物・地学・数学・情報の国内予選に挑戦して毎年全国大会に出場しており、2017年の国際地学オリンピックで金メダル、2024年の国際生物学オリンピックで銀メダルという実績もあります。
また、「人を通じて本を知る、本を通じて人を知る」をコンセプトに、自分が好きな本や読んでおもしろいと思った本の魅力を紹介し、どの本が読みたくなったかを競う「ビブリオバトル(書評合戦)」が年数回行われており、発表者(バトラー)が1人5分の持ち時間で書評した後、バトラーと観客による投票で一番読みたくなった本「チャンプ本」を決定しています。
小石川中等教育学校については以下の記事でも紹介しています。合わせて参考にしてください。
都立(公立)中高一貫校の魅力とは?私立中学校との違いや倍率・偏差値・都立中高一貫出身者に聞いた対策方法も合わせて解説!
小石川中等教育学校入試の基本情報(2027年度)
| 特別枠募集 (自然科学分野) | 一般枠募集 | |
| 日程 | 2027年2月1日(月) 集合 9:00 出願の入力期間 2026年12月17日(木)〜 2027年1月18日(月)17:00 書類提出期間 2027年1月8日(金)〜1月18日(月) 本郷郵便局に特定記録郵便で必着 発表 2027年2月2日(火)9:00 校内掲示と合否照会サイト 入学手続 2月2日(火)9:00〜13:00 | 2027年2月3日(水) 集合 8:30 出願の入力期間 2026年12月17日(木)〜 2027年1月18日(月)17:00 書類提出期間 2027年1月8日(金)〜1月18日(月) 本郷郵便局に特定記録郵便で必着 発表 2027年2月9日(火)9:00 校内掲示と合否照会サイト 入学手続 2月9日(火)9:00〜15:00 2月10日(水)9:00〜12:00 追検査 出願2月4日(木)・5日(金) 検査2月12日(金)/発表2月16日(火) |
| 教科・試験時間 | 作文 9:30〜10:15(45分) 卓越した分野の能力や志望の動機、 意欲などを文章により 表現する力をみる 面接 10:30〜 卓越した分野の能力や志望の動機、 意欲などをみる 適性検査は課されない | 適性検査Ⅰ 9:00〜9:45(45分) 共同作成問題 文章の内容を的確に読み取ったり 自分の考えを論理的かつ適切に 表現したりする力をみる 適性検査Ⅱ 10:15〜11:00(45分) 大問1と大問3が共同作成問題 大問2が独自問題 資料から情報を読み取り課題に対して 思考・判断する力などをみる 適性検査Ⅲ 11:30〜12:15(45分) 小石川の独自問題 身近な事象を通して分析力や思考力、 判断力などを生かして 課題を解決できる力をみる |
| 配点 | 報告書 450点→100点 作文 400点 面接 500点 総合成績 1000点 | 報告書 450点→200点 適性検査Ⅰ 100点 適性検査Ⅱ 100点 適性検査Ⅲ 100点 3つの検査の計300点→600点 総合成績 800点 報告書は5年と6年の9教科の評定を 評定3で25点・2で20点・1で5点 として集計し450点満点を 200点に換算する |
| 募集人員 | 2027年度は未公表 東京都教育委員会が 2026年10月に発表予定 2026年度は152名 うち特別枠募集5名 一般枠の募集人員は152名から 特別枠募集での入学手続人員と 追検査の募集人員を引いた数になる | |
| 備考 | 応募基準は自然科学分野の 全国的なコンクール等に入賞し 入学後もその能力の伸長に 努めることのできる者 全国科学コンクールで上位入賞した者 例として自然科学観察コンクール、 全国学芸サイエンスコンクール 理科自由研究部門、 全国小・中学生作品コンクール 理科部門、 全日本学生児童発明くふう展 (いずれも文部科学省後援) 応募基準を満たしているかは 出願前に学校へ問い合わせて 確認を受ける 回答には最大2週間程度かかる 出願書類に志願理由書・活動実績報告書・ 卓越した能力を証明する書類等が加わる 入学考査料2,200円 出願サイト上で決済する 2027年度から応募基準の 「個人の部」という限定が外れた | 入学考査料2,200円 出願サイト上で決済する インターネット出願と 特定記録郵便の併用 報告書は学校ホームページから ダウンロードしたデータを使う 本校に限り特別枠募集と 一般枠募集の両方に出願できる 特別枠で合格した人は 一般枠を受検できない 保護者と同居し都内に住所を 有することが応募資格 6年一貫教育で高校からの入学はない 海外帰国・在京外国人生徒枠は 実施されない |
2027年度(令和9年度)の生徒募集要項は2026年9月1日に公表されました。小石川は都立中で2校だけの特別枠募集の実施校です。もう1校は白鷗高等学校附属中学校です。特別枠は自然科学分野の全国的なコンクールなどに入賞した人を対象に、作文と面接で選抜します。適性検査は課されません。日程は特別枠の検査が2027年2月1日(月)、発表が2月2日(火)午前9時で、一般枠の検査が2月3日(水)、発表が2月9日(火)午前9時です。同じ学校に限って特別枠と一般枠の両方に出願できますが、特別枠で合格した人は一般枠を受検できません。募集人員は2026年9月28日の時点で未公表で、要項も「『令和9年度都立高等学校等第一学年生徒募集人員』に定める」とだけ書いています。東京都教育委員会の発表は2026年10月の予定です。2026年度は152名で、うち特別枠が5名でした。前年度からの変更は3点あります。特別枠の応募基準から「個人の部」という限定が外れ、出願の書類提出期間が8日間から11日間に延びて入力期間の締切も1月16日から1月18日になり、災害に伴う被災者の特例の対象に令和8年熊本地震が加わりました。検査の時間割と配点、共同作成問題と独自問題の区分、入学考査料2,200円はいずれも据え置きです。
小石川中等教育学校入試の合格者や倍率(2026年度)
2026年度の入試は特別枠が2026年2月1日、一般枠が2月3日に行われました。表の倍率は東京都教育委員会が公表している値で、最終応募倍率は応募人員を募集人員で割った値、受検倍率は受検人員を募集人員で割った値です。一般枠の募集人員が発表の段階ごとに147名・152名・151名と動くのは、はじめは152名から特別枠の5名を引いていたためで、特別枠の入学手続人員が0名と確定した時点で152名になり、合格発表以降は追検査枠の1名を引いた151名になります。特別枠は応募3名・受検3名で合格者は出ませんでした。2年連続で合格者が0名ですが、理由は公表されていません。一般枠は合格151名に対して入学手続が127名で、都教委は繰上げ合格候補者の入学の意思を順位に従って確認するとしています。最終的な繰上げ合格者数は公表されていません。追検査は募集1名・応募1名・受検1名・合格1名でした。合格者の最低点・平均点・最高点はいずれも非公表です。
| 特別枠募集 (2月1日) | 一般枠募集 (2月3日) | |
| 募集人員 | 5名 | 152名 発表段階により147名・151名 |
| 応募人員 | 3名 | 498名 |
| 受検人員 | 3名 | 464名 |
| 合格人員 | 0名 | 151名 |
| 倍率 | 0.60倍 最終応募倍率 | 3.05倍 受検倍率 |
| 合格者最低点 | 非公表 | 非公表 |
| 合格者平均点 | 非公表 | |
| 備考 | 倍率は応募人員を募集人員で割った 東京都教育委員会の最終応募倍率 応募3名のうち1名は 一般枠との併願者 入学手続人員は0名 令和7年度も募集5名・応募3名・ 合格0名で2年連続の合格者0名 理由は公表されていない | 倍率は受検人員を募集人員で割った 東京都教育委員会の受検倍率 応募人員で計算した最終応募倍率は 3.39倍(募集人員欄は147名) 募集人員は応募状況の時点で147名 受検状況で152名 合格発表以降は151名 入学手続人員は127名で 繰上げ合格が行われた 最終的な繰上げ合格者数は 公表されていない 追検査は募集1名・応募1名・ 受検1名・合格1名 |
小石川中等教育学校入試の科目の傾向と対策
適性検査Ⅰ
文章の内容を的確に読み取ったり、自分の考えを論理的かつ適切に表現したりする力をみる検査です。都立中の共同作成問題です。2026年度は大問1問・小問3問の構成で、400字以上440字以内の作文が含まれました。
適性検査Ⅱ
資料から情報を読み取り、課題に対して思考・判断する力、論理的に考察・処理する力、的確に表現する力をみる検査です。大問1と大問3が共同作成問題で、大問2が小石川の独自問題です。2026年度は大問3問・小問6問の構成でした。
適性検査Ⅲ
身近な事象を通して、分析力や思考力、判断力などを生かし、課題を解決する力をみる検査です。適性検査Ⅲは全体が小石川の独自問題です。2026年度は大問2問・小問5問の構成でした。
特別枠募集(作文・面接)
特別枠募集では適性検査の代わりに作文と面接があります。作文は9:30から10:15までの45分で400点、面接は10:30からで500点になっており、一般枠とは配点の組み立てがまったく違います。どちらも卓越した分野の能力や志望の動機、意欲などをみます。報告書は450点を100点に換算するので、合計1000点満点です。
応募には自然科学分野の全国的なコンクールなどでの入賞が必要で、要項は自然科学観察コンクール、全国学芸サイエンスコンクール理科自由研究部門、全国小・中学生作品コンクール理科部門、全日本学生児童発明くふう展を例に挙げています。いずれも文部科学省後援のものです。応募基準を満たしているかは出願前に学校へ問い合わせて確認を受ける必要があり、回答には最大2週間程度かかります。
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