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東京学芸大学附属世田谷中学校とは
| 創立 | 1947年 |
| 偏差値 | 63 |
| 主体 | 国立 |
| 所在地 | 東京都世田谷区深沢4丁目3番1号 |
| 最寄り駅 | 自由が丘駅からバス10分(駒沢大学駅から徒歩25分) |
| 体制 | 男女共学 |
| 形態 | 3年制の中学校(附属小から連絡進学あり・高校は別入試) |
東京学芸大学附属世田谷中学校は、すべての生徒が単に知識を習得するだけにとどまらず、将来においてタフなリーダーとして活躍していくことを期待しています。必修教科の学習では知識理解を深めるだけでなく、思考力や判断力を鍛え、表現力やコミュニケーション能力等を伸ばし、創造性を培うことを目指しています。1947年(昭和22年)4月1日に世田谷区下馬で、附属小学校の校舎の一部を借りて開校した学校です。
学校概要表の「形態」には補足が必要です。附属世田谷小学校と附属大泉小学校からの連絡進学制度があるのは事実ですが、学校も設置者も「小中一貫」という語を使っていません。高校についても事情があります。併設の東京学芸大学附属高等学校は世田谷区下馬にある別のキャンパスで、附属世田谷・小金井・竹早の3中学校に加えて一般の中学校出身者と帰国生で編成されています。附属中学生には200名程度の枠がありますが、この枠でも学力検査を受けることになっており、2026年度は248名が受検して合格は200名、48名が不合格でした。附属3中学校からの進学は自動ではありません。
校長自身がこの点を説明しています。学校の校長メッセージは「本校は、多くの私立や公立の『6年制』の学校とは少し違い」と書き出し、中学校の3年間の学習を3年間で進める点では普通の公立中学校と同じ性格を持つと述べています。そして「3年間しっかり学び、その時点で自分にとって一番よい進路を選べるように」と続けています。
進路の実際も学校が公表しています。2024年3月と2025年3月に卒業した2年分で、国公立では東京学芸大学附属が男子80名・女子74名、そのほかお茶の水女子大学附属、筑波大学附属、東京科学大学附属科学技術、都立の荻窪・狛江・駒場・産業技術高専・神代・総合芸術・西・日比谷・三田・目黒・雪谷などが並びます。私立は開成、慶應義塾、早稲田大学高等学院・本庄、渋谷教育学園幕張、桐蔭学園、広尾学園など約70校です。1学年140名ほどに対して2年分で154名が附属高校なので、半数強が附属高校、残りが都立・私立という構図。なお大学の合格実績はこの記事の範囲ではありません。附属高等学校が公表しているものは別の学校の数字です。
学校が「総合学習」と呼ぶ領域のうち、2・3年次の時間の一部を「テーマ研究」という名称にし、学年、クラス、教科の枠を超えて、テーマ別に集まった生徒たちで自ら設定した課題に取り組む学習を行っています。テーマにより、観察・実験、見学や調査、発表や討論、ものづくりなどの体験的な学習、問題解決的な学習など様々な学習が行われています。
令和7年度に立ったテーマは16本。「音でドラマする」「ペットボトルロケット」「哲学対話しよう!」といった題目が並んでいます。
東京学芸大学附属世田谷中学校については以下の記事でも紹介しています。合わせて参考にしてください。
【中学受験 東京】国立中学校を選ぶメリット・デメリットとは?特徴や公立・私立中学校との違いを解説
東京学芸大学附属世田谷中学校入試の基本情報(2027年度)
| 一般 | |
| 日程 | 2027年2月3日(水) 8:00〜8:30の間に集合 9:00試験開始 12:50終了予定 |
| 募集人員 | 男女あわせて約60名 附属小学校からの連絡進学者を 含まない外部枠 1学年は4学級140名で、うち 附属小学校からの連絡進学が70〜80名、 入試で一般小学校から60〜70名 |
| 応募資格 | 2027年3月に小学校または これに準ずる学校を卒業見込みの者 (海外で2026年4月1日〜 2027年3月31日に日本の小学校と 同等の教育課程を修了・修了見込み の者を含む) かつ、出願時に指定地域内で 保護者と同居している者 または2027年3月31日までに 指定地域内で保護者と同居することが 明らかな者(事前相談が必要) 受検のための一時的な居留は 認められない |
| 指定地域 | 指定地域(通学区域)がある 東京都=東京23区、調布市、狛江市、 稲城市、町田市、三鷹市、武蔵野市 神奈川県=横浜市、川崎市、大和市、 相模原市南区、藤沢市 埼玉県=和光市、朝霞市 要項は「通学地域が広範囲のため、 通学時間については十分ご考慮ください」 と注記している |
| 事前相談 | 事前相談は2026年9月24日(木)〜 11月27日(金)の平日 9:00〜17:00 連絡先は本校副校長 (03-5706-3301) 対象は指定地域外に居住している場合 と、選考や修学に合理的配慮が 必要な場合 |
| 出願 | 2026年12月19日(土)0:00〜 2027年1月6日(水)23:59 インターネット出願のみ 学校ホームページからアクセスする あらかじめmcIDの登録が必要 |
| 郵送提出書類 | インターネット出願を終えたら 自己推薦書と写真票を 2027年1月4日(月)〜1月8日(金) 必着で本校事務室へ郵送する 郵送はレターパックライト 自己推薦書は本校所定の様式で、 自己推薦文は黒の鉛筆・横書き、 必ず志願者本人が自分で書く |
| 会場 | 本校 |
| 教科・試験時間 | 国語・算数・社会・理科の4科目 各40分 9:00開始・12:50終了予定 |
| 配点 | 各教科100点満点 ただし国語と算数は1.5倍にする 実際の満点は国語150点・算数150点・ 社会100点・理科100点=500点 |
| 選抜方法 | 学力検査の結果と自己推薦書の内容を 合わせて判断して決定する 学力検査だけで決まるわけではない 抽選はない 要項に「抽選」「くじ」の語が 一度も出てこない |
| 合格発表 | 2027年2月4日(木)13:00 本校構内および学校ホームページに 掲示される |
| 合格証明書交付 | 合格者の確認と合格証明書交付は 2027年2月4日(木)13:00〜14:00 この時間内に手続きを終えないと 辞退の扱いになる |
| 補欠合格候補者 | 補欠合格候補者の制度がある 補欠合格候補者の確認と 通知書の交付は 2027年2月4日(木)13:00〜14:00 |
| 入学説明会 | 入学説明会は 2027年2月4日(木) 14:10〜15:00(予定)・本校 欠席すると辞退の扱いになる |
| 入学手続 | 入学手続は2027年2月5日(金) 9:00〜正午・本校 |
| 備考 | 入学検定料は要項に金額の記載がない 納付方法だけが書かれており、 クレジットカード・コンビニエンスストア・ ペイジー・ネット専業銀行から選ぶ 附属世田谷小学校と附属大泉小学校の 児童は出願できない (本校への連絡進学制度があるため) 連絡進学制度で附属小金井中学校・ 附属竹早中学校・附属国際中等教育学校の いずれかに出願した児童も出願できない 前年度からの実質的な変更はなく、 動いたのは日付だけである |
2027年度(令和9年度)の入学志願者募集要項は2026年9月4日に公表されています。前年度からの実質的な変更はありません。募集人員、指定地域、出願資格、出願方法、提出書類、選考方法、検査科目、時間、配点、試験会場、発表方法、補欠合格候補者の制度、入学説明会と入学手続の運用はいずれも前年度と同じで、動いたのは日付だけです。募集人員は男女あわせて約60名で、これは附属小学校からの連絡進学者を含まない外部からの枠です。出願資格には居住地の条件が付きます。出願時に指定地域内で保護者と同居しているか、2027年3月31日までに指定地域内で保護者と同居することが明らかであることです。後者の場合は事前相談が必要で、受検のための一時的な居留は認められません。指定地域は東京都が23区と調布市・狛江市・稲城市・町田市・三鷹市・武蔵野市、神奈川県が横浜市・川崎市・大和市・相模原市南区・藤沢市、埼玉県が和光市・朝霞市です。要項は「通学地域が広範囲のため、通学時間については十分ご考慮ください」と注意を添えています。指定地域外に居住している場合と、選考や修学に合理的配慮が必要な場合の事前相談は2026年9月24日(木)から11月27日(金)までの平日、午前9時から午後5時までです。附属小学校に在籍している児童には制限があります。本校への連絡進学制度がある附属世田谷小学校と附属大泉小学校の児童は出願できません。連絡進学制度で附属小金井中学校・附属竹早中学校・附属国際中等教育学校のいずれかに出願した児童も出願できません。出願はインターネット出願のみで、2026年12月19日(土)0時から2027年1月6日(水)23時59分までですが、あらかじめmcIDの登録が必要で、出願を終えたら自己推薦書と写真票を2027年1月4日(月)から1月8日(金)必着でレターパックライトにより郵送します。自己推薦書は本校所定の様式で、自己推薦文は黒の鉛筆・横書きで必ず志願者本人が自分で書きます。選考は学力検査の結果と自己推薦書の内容を合わせて判断して決めると要項に書かれています。学力検査だけで決まるわけではありません。学力検査は2027年2月3日(水)で、午前8時から8時30分の間に集合し、9時開始、12時50分終了予定です。合格発表は翌日の2月4日(木)午後1時に本校構内と学校ホームページへ掲示されます。合格証明書の交付は同日午後1時から2時までで、この時間内に手続きを終えないと辞退の扱いになります。補欠合格候補者の制度もあり、同じ時間帯に通知書が交付されます。入学説明会は同日午後2時10分から3時までの予定で、欠席すると辞退の扱いになります。入学手続は2月5日(金)午前9時から正午までです。抽選はありません。要項に「抽選」「くじ」の語は1度も出てきません。入学検定料は要項に金額の記載がなく、納付方法(クレジットカード・コンビニ・ペイジー・ネット専業銀行から選択)だけが書かれています。
東京学芸大学附属世田谷中学校入試の合格者や倍率(2026年度)
学校は入試結果を公表していません。公式サイトのサイトマップを全件たどっても、入試結果・志願状況・合格最低点を載せたページはありません。塾対象の学校説明会では前年度の進路実績や次年度の入試概要が扱われると案内されていますが、ウェブ上での公表はありません。そのため以下の数字は育伸社が調べた二次情報で、基準日は2026年8月5日です。2026年度の入試は2026年2月3日に行われ、募集人員約60名に対して応募者235名、受験者148名、合格者66名、実質倍率2.24倍と記載されています。この実質倍率は受験者数を合格者数で割った値で、募集定員を分母にした志願倍率ではありません。合格者66名は募集人員約60名とは別の数字です。合格最低点の欄は空欄で、非公表です。過去の推移は年度によって粒度が違います。2024年度は男女別で応募257名・受験175名・合格87名、2023年度が236名・164名・100名、2022年度が250名・181名・83名でした。2025年度だけは学校も育伸社も数字が取れませんでした。育伸社の過去版が残っておらず、取得できていません。なお2024年度までは男女別に2行で載っていたものが、2026年度は「一般」1行に統合されています。また2022年度から2024年度には「補欠合格候補者あり」「繰上合格あり」という備考が付いていましたが、2026年度にはこの記載がありません。繰上がなかったのか記載が省かれたのかは分かりません。
| 2026年度 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | |
| 募集人員 | 約60名 | ||||
| 応募者数 | 235 | 取得不可 | 男127・女130 (計257) | 男110・女126 (計236) | 男126・女124 (計250) |
| 受験者数 | 148 | 取得不可 | 男89・女86 (計175) | 男79・女85 (計164) | 男94・女87 (計181) |
| 合格者数 | 66 | 取得不可 | 男39・女48 (計87) | 男50・女50 (計100) | 男42・女41 (計83) |
| 実質倍率 | 2.24 | 取得不可 | 男2.28・女1.79 | 男1.58・女1.70 | 男2.24・女2.12 |
| 合格者最低点 | 非公表 | ||||
| 合格者平均点 | 非公表 | ||||
| 合格者最高点 | 非公表 | ||||
| 備考 | 備考なし 男女別の内訳は公表されていない | 学校も育伸社も数字が取れない 育伸社の該当年度版PDFが 入手できない | 男女別の2行で公表 備考なし | 男女別の2行で公表 繰上合格(男4)あり | 男女別の2行で公表 補欠合格候補者(男13・女13)あり |
東京学芸大学附属世田谷中学校入試の科目の傾向と対策
算数
配点は100点で、試験時間は40分です。ただし国語と算数は1.5倍にすると要項が定めているので、実際の満点は150点になります。4科目の合計は500点です。
令和8年度と令和7年度はどちらも大問4題でした。グラフや表、図形が出題され、理由や考え方を述べる設問もあります。令和8年度は大問3の(3)と大問4の(2)(3)に説明を書かせる欄が置かれました。
国語
配点は100点で、試験時間は40分です。算数と同じく1.5倍されるので実際の満点は150点になります。
令和8年度は大問3題で、漢字の大問と読解2題という構成でした。漢字は15問あり、①から⑫が書き取り、⑬から⑮が読みです。作文も出ます。令和8年度は「あなたが考える『次のデザイン』にはどのようなものやことがあると思いますか」という問いに、具体例を1つ挙げ、自分の体験などを結びつけて200字以内で書かせる設問でした。本文のキーワードを受けた設問なので、問題文と無関係に自分の考えを書くという性質のものではありません。
理科
配点は100点で、試験時間は40分です。国語と算数の1.5倍はかからないので、満点は100点のままです。
大問の数は年度で動きます。令和8年度は5題、令和7年度は6題でした。記述問題が多いのが特徴で、令和8年度の解答用紙にも「何をするため」「どのような対策をする」「賛成・反対とその理由」といった記述欄が並びます。試験時間が40分しかないので、書く分量に対して時間の配分が要ります。
社会
配点は100点で、試験時間は40分です。国語と算数にかかる1.5倍はこちらもかからないので、満点は100点のままです。
大問の数は年度で動き、令和7年度は7題、令和8年度は6題でした。解答用紙の冒頭には両年度とも共通の注記があります。「語句・人名を答えるとき、『漢字で書きなさい』という指示がなければ、漢字、ひらがなのどちらで答えてもかまいません。ただし、漢字のまちがいは×になります」というものです。つまり漢字指定の設問では漢字で書くほかありません。指定がない場合もひらがなで書けば安全というわけではなく、書いた漢字が誤っていればその時点で誤答になります。
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