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早稲田大学高等学院中学部とは
創立 | 1949年 |
偏差値 | 67 |
主体 | 私立 |
所在地 | 東京都練馬区上石神井3丁目31-1 |
最寄り駅 | 上石神井駅から徒歩10分 |
体制 | 男子校 |
形態 | 中高一貫 |
早稲田大学高等学院中学部は、早稲田大学の豊かな建学の精神に根差し、初等教育から大学教育に至るまでの一貫した教育体系の一環として位置づけられています。この学校では、生徒一人ひとりが持つ健全な心身、高い知性、そして豊かな感性を大切に育てることを重視し、社会で活躍できる有能な人材を送り出すことを使命として掲げています。
中学校教育では、生徒たちが一般教養を高め、健全な批判力を養うことで、将来、国家や社会の発展に貢献できる人材に成長することを目指しています。また、専門的な学問に進むための基礎力も同時に育成し、学びの深化を促しています。
早稲田大学高等学院中学部は高等学校に進学後、約50%が早稲田大学に推薦入学するという顕著な特徴を持っています。残りの生徒たちは、他の高等教育機関へと進学し、特に慶應義塾大学をはじめとする私立大学、または東京大学や東京科学大学(東京工業大学)、一橋大学などの国公立大学に多くが進学しており、幅広い分野での活躍が期待される人材を輩出しています。この学校の合格実績は、過去3年間にわたって、サピックス校舎別の成績としても公表されており、その教育の質の高さが伺えます。
学校の教育方針には、生徒の好奇心を大切にし、受験勉強だけにとらわれず、幅広い興味や関心に基づいた自主的な学びを奨励するという特色があります。早稲田大学のような発展的で専門的な授業を展開することにより、生徒たちはより高度な知識と技能を身につけることができます。また、生徒が社会や他者に対して健全な批判ができるように、総合的な視野を持って物事を考える力を養う教育を行っています。クラブ活動においても、体育・文科系を問わず、全国トップレベルでの活躍を見せるなど、生徒たちの多様な才能が育まれています。これらの教育活動を通じて、早稲田大学高等学院中学部は、生徒たちの未来に無限の可能性を提供しています。
早稲田大学高等学院中学部入試の基本情報(2025年度)
日程 | 2025年2月1日(土) |
教科・配点 | 国語 100点 (50分) 算数 100点 (50分) 理科 80点 (40分) 社会 80点 (40分) 面接 |
面接試験を取り入れていることが特徴的です。中学受験の面接対策については以下で解説していますので気になる方は参考にしてください。
【中学受験】面接対策!質問の回答例、服装やマナーを親子あわせて徹底解説!
早稲田大学高等学院中学部入試の合格者や倍率(2024年度)
募集人員 | 120 |
受験者数 | 380 |
合格者数 | 129 |
倍率 | 2.95 |
合格者最低点 | 非公開 |
合格者平均点 | 非公開 |
合格者最高点 | 非公開 |
早稲田大学高等学院中学部入試の科目の傾向と対策
算数
算数の入試は、50分の制限時間で、配点は100点です。大問は4問あります。
他の早稲田系列の中学校の入試問題に比べ、問題数は少ないですが、一問一問の難易度は高い傾向にあります。そのため、問題を早く解くような処理能力ではなく、条件や状況設定の複雑な問題に対応できるような柔軟な思考を身につけて置く必要があります。
早稲田大学高等学院中学部の算数の入試では、計算問題、図形問題、調べ上げの問題が出題されやすい傾向にあります。
計算問題は一部複雑な計算を要する問題も出題されており、一般的な問題集のみの対策ではなく、過去問も利用して予め傾向を把握しておく必要があるでしょう。
図形問題は平面・立体を問わず高い確率で出題されており、難易度が高い問題も少なくないため、標準的な問題をしっかり解き切ることを意識しましょう。
調べ上げの問題は主に規則性や場合の数が出題されています。慣れが必要な問題であるため、日頃から手を動かして状況を掴む練習をしておきましょう。
国語
国語の入試は、50分の制限時間で、配点は100点です。例年説明的文章と文学的文章の計2題が出題されています。
選択肢問題の難易度は比較的容易で、選択肢の字数もあまり長くなく、複雑な言い回しもされないことが多いので、得点源にできるよう練習しましょう。
選択肢問題に対し、記述問題や書き抜き問題の難易度は高いです。傍線部の近くに答えの根拠がないことも多いので、本文の全体的な内容が頭に入っていなければ、答えを見つけ出すことができず、時間切れになることもあります。日頃から多くの文章を読み、内容を要約するなどの訓練をしておきましょう。
漢字の書き取り問題も例年6-7問程度出題されており、難易度も高くないので、確実に取り切れるようにしましょう。
理科
理科の入試は、40分の制限時間で、配点は80点満点です。大問は4問あり、例年、物理、化学、生物、地学の4分野からバランス良く、そして広範囲にわたって出題されています。
物理、化学は実験問題をベースとした計算問題が中心で、計算量が多い傾向にあるので、計算練習を行い処理スピードを早める練習をしましょう。またグラフの作成問題なども出題されていますので、過去問で形式を把握しておきましょう。
生物、地学は知識を問う問題がほとんどを占めることもあれば、現象理解を要する考察問題が出題されることもあります。そのため、細かい知識を暗記するだけでなく、「なぜそうなるのか」に目を向けて日頃の学習を進めていきましょう。
社会
社会の入試は、40分の制限時間で、配点は80点満点です。大問は5-6問あり、地理、歴史、公民、時事問題が満遍なく出題されています。漢字指定の問題も多いので、難しい漢字も含め書けるようにしておきましょう。
特徴的なのは記述問題が多く出題されていることです。各分野の理解を問う記述問題はもちろんですが、その場で与えられた統計や資料を読んで考え方を問う記述問題も多く出題されており、記述の練習だけでなく、データを読み取る練習を積んでおきましょう。
地理分野では、各地の地形や気候、それに基づく産業、文化の特色などを、白地図や統計資料に紐付けて体系的に整理して覚えましょう。
歴史分野では、人物・位置・出来事についての基礎知識を押さえ、年表をベースに「誰が」「どこで」「何をして」「どうなった」というつながりを掴むようにしましょう。
公民分野は他分野に比べると出題数は少ないですが、日頃からニュースに目を通し、時事問題などと関連させながら知識を整理するようにしましょう。
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