
中学受験では筆記試験の他に面接試験を設けている学校が数多くあり、質問回答やマナーにより合格結果が左右されます。服装やマナーはどのようなところに気を付ければいいのか、どんな質問が来てどう回答したらよいのかと準備しなければならないところは多いです。
しかし、中学受験の面接は初めてで「どのように対策したらいいかわからない」というご家庭も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではお子様だけでなく保護者参加の面接の場合も含めて、中学受験の面接で準備しなければならないところを網羅的に解説しますのでぜひ参考にしてください。
面接の他に中学受験の追い込み時期・直前期にするべきことについては以下の2記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。
中学受験対策・追い込みは家庭教師を利用しよう!効果的な活用方法は?
難関中学出身の先輩に聞いた!中学受験直前期にするべき効果的な追い込みの勉強法とは?
また、帰国子女向けの対策をまとめた記事も公開しています。帰国生入試を検討されている方はあわせてご確認ください。
Contents
中学受験の面接の形式は?
面接で良い印象をもたれるために、まずは受験する学校の面接形式を事前に知っておくことが大切です。面接の形式は3つに分類され、子供1人で受ける「個人面接」、他の子供と複数人で一緒に受ける「グループ面接」、子供と保護者が一緒に受ける「親子面接」があります。
各々の面接形式を詳しく解説しますので参考にしてみてください。
個人面接
「個人面接」は子供1人で受ける面接形式です。面接時間は学校によって大きく変わるので予め志望校の面接に詳しい人に聞いておくことで面接時間の長さ分の時間をお子様が集中できるように対策しておきましょう。
スマートレーダーでは難関中学出身の先生が多数在籍しています。志望校の面接試験を突破した先生に面接の相談をしてみてはいかがでしょうか。依頼は1回1時間から可能なので、直前の面接練習にもおすすめです。
グループ面接
「グループ面接」は複数の子供と一緒に受ける面接形式です。面接官の質問に1人づつ全員が回答する場合や、質問に対して子供達で話し合い、まとめた意見を回答するといった場合があります。
質問にただ回答するのではなく、他の子供達と話し合い意見をまとめるといったことはいきなりできるものではありません。予め同様の形式で面接の練習をすることが重要です。
親子面接
「親子面接」は保護者と子供が同時に受ける面接形式です。子供だけでなく保護者にも質問がされるため、保護者と子供で質問に対する回答に矛盾が生まれないように事前に対策しておくことが重要です。
子供や保護者によくされる質問は後ほど紹介いたしますのでお子様と対策を練っておきましょう。
オンライン面接(Zoom等)で実施される場合の注意点
学校や入試方式によっては、面接をオンラインで実施する場合があります。実施の有無は学校ごとに異なるため、志望校の募集要項で必ず確認してください。オンラインで行われる場合は、対面とは別に次の準備が必要になります。
- 通信環境:可能なら有線接続にし、当日は同じ回線で動画視聴などをしないようにする
- 背景と場所:白い壁など無地の背景を選び、家族の生活音が入らない部屋を確保する
- カメラの高さ:目線と同じ高さに調整する。見下ろす角度になると姿勢が崩れて見える
- 音声:ハウリングを避けるためイヤホンマイクを使い、事前に録画して声量を確認しておく
- 明るさ:顔に照明が当たるようにする。窓を背にすると逆光で表情が見えない
- 保護者の同席:同席の可否は学校によって異なる。可の場合もカメラに映る位置を事前に決めておく
- トラブル時の連絡手段:接続が切れたときの連絡先と手順を、当日までに手元に控えておく
画面越しでは声の大きさや表情が伝わりにくくなります。対面のとき以上に、はっきりとした発声と明るい表情を意識しましょう。
中学受験で面接がある学校(2026年度)
面接は、すべての中学校で課されるわけではありません。各校が公表している募集要項をもとに調べたところ、一般入試で受験生全員に面接を課す学校はそれほど多くなく、面接は「帰国生入試」「一次試験を通過したあとの二次試験」「英語型・推薦型などの特殊な入試方式」に集中していることがわかりました。
そのためここでは、都府県別ではなく入試方式ごとに整理しています。まずはご家庭が受ける入試方式に面接があるかどうかを確認してください。
一般入試で面接がある学校
出願した受験生全員が面接を受ける形式です。
| 都府県 | 中学校名 | 面接の形式 | 内容・実施時期 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 東京 | 桜蔭中学校 | 個人面接 | 2026/2/1 | 公式 |
| 東京 | 頌栄女子学院中学校 | 親子面接 | 2026/2/1、2/5 | 公式 |
| 東京 | 女子学院中学校 | グループ面接 | 2026/2/2 | 公式 |
| 東京 | 玉川聖学院中等部 | グループ面接 | 2026/2/2、2/3、2/4 | 公式 |
| 東京 | 東洋英和女学院中学部 | 個人面接 | 2026/2/2 | 公式 |
| 東京 | 雙葉中学校 | 個人面接 | 2026/2/1 | 公式 |
| 東京 | 早稲田大学高等学院中学部 | グループ面接 | 2026/2/1 | 公式 |
| 神奈川 | 慶應義塾普通部 | 個人面接(本人のみ) | 2026/2/1。筆記4科目・面接試問・体育実技を実施。面接の方法と内容は非公表 | 公式 |
| 大阪 | 清風中学校 | 全体面接(保護者同席) | 保護者に学校の教育方針を説明したうえで、全体で実施(2026年度実績) | 公式 |
| 大阪 | 大阪星光学院中学校 | 個人面接(遠隔地の受験生のみ) | 志望校調査のあと、入学後の通学方法についての簡単な面接 | 公式 |
| 京都 | 同志社女子中学校 | 個人面接(本人のみ) | 国語・算数のあと10:45〜。志望動機、小学校時代の思い出、入学後の抱負、将来の希望など | 公式 |
| 京都 | ノートルダム女学院中学校 | 個人面接(英語選択者) | 一般入試2科で英語を選ぶ場合、筆記40分+面接5分 | 公式 |
帰国生入試で面接がある学校
一般入試には面接がなくても、帰国生入試だけは面接を課す学校が多くあります。英語で質問される場合もあるため、志望校の出題言語まで確認しておきましょう。
| 都府県 | 中学校名 | 面接の形式 | 内容・実施時期 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 神奈川 | サレジオ学院中学校 | 個人面接(本人のみ・10分以内) | 帰国生「英語・算数型」。英語および日本語で実施し、判定の参考資料とする | 公式 |
| 埼玉 | 立教新座中学校 | 個人面接(本人のみ) | 帰国児童入試のみ。筆記(算数・国語)と併せて実施。一般入試第1回・第2回に面接はない | 公式 |
| 千葉 | 昭和学院秀英中学校 | 英語面接(10分程度) | 帰国生入試。英語100点の一部としてエッセイライティングと併せて実施 | 公式 |
| 千葉 | 専修大学松戸中学校 | 個人面接(10分程度) | 第2回入試のなかの帰国生枠。日本語と英語の両方で実施 | 公式 |
| 京都 | 東山中学校 | 保護者同伴面接(約10分) | 帰国生入試。学力試験・海外体験作文(40分)と併せて総合判定 | 公式 |
二次試験・特殊型入試で面接がある学校
筆記試験の一次を通過した人だけが受ける二次試験や、英語型・推薦型など特定の方式を選んだ場合にだけ面接がある学校です。
| 都府県 | 中学校名 | 面接の形式 | 内容・実施時期 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 東京 | 慶應義塾中等部 | 親子面接 | 2026/2/5。一次試験の合格者のみが対象 | 公式 |
| 神奈川 | 慶應義塾湘南藤沢中等部 | 親子面接(本人・保護者) | 二次試験。一次合格者のみ。体育実技も実施。一般・帰国とも同じ形式で、保護者は1名でも可 | 公式 |
| 千葉 | 芝浦工業大学柏中学校 | 面接 | 課題作文試験。適性検査型の課題作文(各45分)と併せて実施し、合否判定は課題作文が中心 | 公式 |
| 大阪 | 大阪桐蔭中学校 | 英語インタビューテスト | 2教科(算数・英語)型の「英語」として実施。英検の取得級による保障点と当日点の高い方を採用 | 公式 |
| 京都 | ノートルダム女学院中学校 | 面接 | さくら推薦入試(作文・面接を選択する型) | 公式 |
※ 上記は各校が公表している2026年度入試(一部は2027年度入試)の情報をもとにまとめたものです。上記以外にも、受験するコースや入試方式によっては面接が行われる学校があります。2027年度の実施の有無や日程は、必ず各校公式サイトの募集要項でご確認ください。
服装や身なりで気を付ける点は?
面接において印象を悪くしないしっかりとした服装は欠かせないところです。当日の面接中に慣れない服装で緊張したり、面接中に服装が乱れてくることのないように面接で着ていく服装に慣れておくことが重要です。
サイズは大きいとだらしない印象、小さいと動きづらく窮屈になってしまうため、ジャストサイズを用意するようにしましょう。
また、中学受験は気温が低い時期に行われるため、体温を調節ができるアイテムを用意することで平常心で面接に臨むことができるので、あらかじめカイロなどを用意してリラックスした状態で面接を受けられるようにしましょう。
男の子の服装
小学校の制服がある場合は制服のままで大丈夫です。ない場合は黒や白、グレー、紺などの落ち着いた色合いで清潔感のある服装にしましょう。スーツやブレザーが無難ですが、ネクタイまでは必要ありません。
寒さ対策にはジャケットの下に着られる無地のセーターやベストを用意しておきましょう。
靴下も同様に黒か白、グレー、紺と言った落ち着いた色合いのものにし、靴はローファーが無難ですがなければ黒のスニーカーでも大丈夫です。履きなれてなく靴擦れが起きるといったことのないように事前に何度か履いておきましょう。
髪型はさわやかで清潔感のある髪型を意識しましょう。髪が目や耳にかからない程度にして、寝ぐせは直していきましょう。
女の子の服装
女の子の場合も制服がある場合は制服のままで大丈夫です。ない場合は上はジャケットかカーディガンで色合いは黒やグレー、紺が無難です。ブラウスは色のバランスを見て白や薄い水色、ピンク、ベージュを選択しましょう。スカートは膝まで隠れる丈にし、フリルがついているものは避けて無地か落ち着いた色のチェック柄までにとどめておきましょう。
靴下はハイソックスかタイツにして、靴はローファーかワンストラップシューズ、なければ黒のスニーカーでも大丈夫です。履きなれてなく靴擦れが起きるといったことのないように事前に何度か履いておきましょう。
髪型は清潔感を意識して、前髪は目にかからないようにするか分けてピンでとめておきましょう。またロングの場合ゴムでまとめておさげやツインテール、ポニーテールにします。ショートカットの場合は寝ぐせを直していけば大丈夫です。ピンやヘアゴムは黒で飾りのないものを使用しましょう。
父親の服装
黒やグレー、紺などの落ち着いた色合いのスーツが無難です。靴下はスーツと合わせた落ち着いた色合いにし、靴もあわせた色の革靴にしましょう。
また鞄や腕時計は派手な印象のあるものは避け、落ち着いた印象のものを選びましょう。
髪型も色は黒がベターですが、落ち着いた茶色なら大丈夫です。長すぎることのないように整えた上で整髪剤を使って清潔感のある髪型にし、髭もしっかり剃っていきましょう。
母親の服装
父親のカラートーンと合わせるのが一体感があってよいですが、無理に合わせる必要はありません。落ち着いたカラーのスーツやワンピースとジャケットの組み合わせにして、足元はベージュのストッキングとダークカラーのパンプスにしましょう。
また、アクセサリーや腕時計、鞄は派手な印象のあるものは避け、落ち着いた印象のものを選びましょう。
髪型も黒か落ち着いた茶色にとどめ、メイクはナチュラルメイクにし、面接官に派手な印象を与えないようにすることをおすすめします。
マナーで押さえておきたい点
当日の面接では面接官は質問の受け答えだけでなくマナーや立ち振る舞いもしっかりと見ています。当日の面接までにしっかりと練習し、スムーズに面接が行えるようにしましょう。
入室時のマナー
- 部屋に入る前に3回ノック
- どうぞと言われたら「失礼します」と挨拶
- ドアを開ける
- おじぎをする(おじぎの角度は15度)
- 入室する
- ドアは丁寧にしっかり閉める
- 椅子の横まで移動する
- 「よろしくお願いします」と挨拶をする
- おじぎをする
- おかけくださいと言われてから静かに座る
姿勢
- 姿勢はまっすぐ
- 椅子は浅くかけ背もたれには寄りかからない
面接中のしゃべり方
- です、ますなどの丁寧語や敬語をしっかりと使う
- はきはき聞こえやすい声量でしゃべる
- 面接官の目を見てしゃべる
- 表情は明るく
退室時のマナー
- 椅子から立ち上がり、入り口側に立つ
- 「ありがとうございました」とお礼を述べる
- おじぎをする
- ドアの前まで向かう
- 面接官の方を向く
- 「失礼します」と言う
- おじぎをする
- ドアを開ける
- 退室する
- ドアは丁寧にしっかり閉める
全体
- 各動作は同時に行わない
面接当日の流れと持ち物チェックリスト
面接当日は、お子様と保護者それぞれにやることがあります。当日になって慌てないよう、役割を分けて準備しておきましょう。所要時間や集合場所は学校によって大きく異なるため、必ず募集要項と説明会で確認してください。
前日までに
- お子様
- 面接で着る服を実際に着て過ごし、靴も履いて歩いておく(靴擦れ防止)
- 志望動機と入学後にやりたいことを、声に出して一度通しで確認する
- 保護者
- 受験票、筆記用具、上履き、ハンカチ、ティッシュを一か所にまとめる
- 会場までの経路と所要時間、当日の天候と交通の乱れを確認する
- 学校への緊急連絡先を控え、すぐ取り出せる場所に入れておく
当日の朝
- お子様
- 寝ぐせを直し、髪が目や耳にかからないか鏡で確認する
- 温かい飲み物などで喉を整え、あいさつを一度声に出す
- 保護者
- 服装のサイズ感と着崩れを最終確認する
- カイロや上着など、気温に応じて調整できるものを用意する
受付から控室まで
- 保護者
- 受付を済ませ、控室の場所とトイレの位置を確認する
- お子様
- 待ち時間が長くなることもあるため、静かに待てるよう心の準備をしておく
- 親子面接の場合
- 呼ばれてからの入室順と座る位置を、控室で親子で一度確認する
面接の直前
- お子様
- ノックの回数と「失礼します」のあいさつを頭の中でおさらいする
- 上着やスカートの乱れ、靴下のずれを直す
- 保護者
- 直前に新しい注意を足さない。緊張を強めるだけになりやすい
面接が終わったら
- 保護者
- まず「よく頑張ったね」と声をかける。できなかったところを最初に指摘しない
- 聞かれた質問を覚えているうちにメモしておく。同じ学校の別日程や併願校で役に立つ
- お子様
- うまく答えられなかった質問があっても引きずらない。次の試験に切り替える
お子様によくある質問と回答例
面接でどのようなことを聞かれるかは事前にはわかりませんが、よくある質問には答えられるようにしておくとベターです。棒読みにならないように自分の言葉でダラダラと長すぎることにならないように端的にしゃべれるようにしましょう。
志望動機
数多くの中学からなぜその学校を選んだのかは熱意や姿勢を問うためによく聞かれます。中学校の文化や理念、部活動や勉強のことなどお子様が思いを込めてしゃべられるところを事前に検討しておきましょう。
【質問例】
- なぜ我が校を受験しようと思いましたか?
【回答例】
- オープンスクールに参加させていただきました。そこで実際に通われている学生の方を見て、とても楽しそうにしており、私もこの学校なら入学後も楽しく学生生活を過ごせると思い受験しました。
- 私はプログラミングに興味があります。△△中学校には他の中学校にあまりないプログラミング部が存在したり、プログラミングの授業に力をいれていたりすると聞き、学ぶ環境が整っていると思い受験させていただきました。
【NG回答例と改善版】
- NG:「ここから近いので選びました。」
通学の便だけを理由にすると、その学校でなければならない理由が伝わりません。 - 改善版:通学のしやすさに触れるのは構いませんが、そのうえで「学校のどこに惹かれたか」を主役にします。上の回答例のように、オープンスクールで見た在校生の様子や、プログラミング部のように他校にない環境など、実際に自分が見聞きしたことを一つ挙げると具体性が出ます。
学校までどのように来たか
順序だててものごとをちゃんと説明できるかが問われます。路線や駅の名前、電車バス徒歩にかかる分数など簡潔に答えられるようにしておきましょう。
【質問例】
- 本日はどのようにして来ましたか?
【回答例】
- 母と家から10分ほど歩いて〇〇駅に行き、◯◯駅からは□□線に30分乗って△△駅まで来ました。
【NG回答例と改善版】
- NG:「電車で来ました。」
順序立てて説明できるかを見る質問なので、一言で終えると意図に応えられていません。 - 改善版:出発地・交通手段・乗り換え・所要時間の順に並べます。上の回答例のように「母と家から10分ほど歩いて〇〇駅、□□線に30分乗って△△駅」と道順どおりに話せば、それだけで筋道立てて説明する力が伝わります。
試験はどうだったか
緊張をほぐすために答えやすい質問としてこのような質問があります。素直な感想をできる限りポジティブにしゃべれるようにしましょう。また、解けた解けなかった、簡単だった難しかっただけでなく、試験に取り組んだ姿勢もしゃべれるようにすると良いです。
【質問例】
- 試験は難しかったでしたか?
- 自信がない科目はありますか?
【回答例】
- 毎日過去問を使って勉強してきたので、問題を解いていて難しいとは思いませんでした。
- 算数が苦手で解く前は不安でしたが、最後まで諦めずに問題に取り組みました。
【NG回答例と改善版】
- NG:「全然できませんでした。」
緊張をほぐすための質問に否定だけを返すと、その後の会話が続かなくなります。 - 改善版:結果の手応えだけでなく、取り組んだ姿勢まで 添えます。上の回答例のように「算数が苦手で解く前は不安でしたが、最後まで諦めずに問題に取り組みました」と言えば、できなかった事実を認めつつ前向きさが伝わります。
今まで頑張ってきたことについて
小学校やその他の活動でお子様が行ってきた、力を入れてきたことについて問われることもあります。どのようなことにモチベーションがわくのか、どのように工夫してきたのか、どのように壁を乗り越えてきたのかなどエピソードとともにしゃべれるようにしましょう。
【質問例】
- 小学校の時に思い出に残っていることは何ですか?
- 特技はなんですか?どのようにして得意になりましたか?
【回答例】
- 小学校の時に文化祭のようなイベントがありました。クラスごとに出し物を考えて他のクラスの人に楽しんでもらうイベントです。何をしたら他のクラスの人に楽しんでもらえるかという今までは考えなかった視点で物事を考えて、クラスのみんなとイベントを盛り上げられたことが思い出に残ってます。
- 特技は小学1年生から行っている水泳です。最初は泳ぐどころか水に顔をつけることも苦手でしたが、毎週2日地元のスイミングスクールに通い続けることによって、クロールはもちろん他の泳ぎ方もマスターすることができました。
【NG回答例と改善版】
- NG:「水泳を頑張りました。」
結果だけを述べると、どう工夫したのかが分からず印象に残りません。 - 改善版:きっかけ・続けた工夫・乗り越えた壁をエピソードで話します。上の回答例のように「最初は水に顔をつけることも苦手だったが、毎週2日通い続けてクロール以外もマスターできた」と変化の過程を入れると、努力の中身が伝わります。
入学後の自分
これからの話も聞かれるため、志望動機や今まで頑張ってきたことと矛盾しないように具体的な話ができるようにしましょう。
【質問例】
- 入学したら入りたい部活は決まっていますか?
- 中学生になったらやりたいことはなんですか?
【回答例】
- 小学校の頃から野球をやっていました。入学後は野球部に入ってレギュラーになれるように頑張りたいです。
- 理科の授業で実験があると聞いています。理科が得意科目なので実験に積極的に参加し、グループを引っ張っていきたいと思っています。
【NG回答例と改善版】
- NG:「勉強を頑張りたいです。」
どの学校にも当てはまる回答で、志望動機との結びつきが見えません。 - 改善版:志望動機で話した内容と一貫させ、具体的な活動名まで出します。上の回答例のように「野球部に入ってレギュラーを目指したい」「理科の実験に積極的に参加してグループを引っ張りたい」と、その学校でやることに落とし込みます。
長所と短所
人から言われたことや事実を元に客観的に自分の長所をしゃべれるようにし、短所はどのように改善しようとしているのかを含めしゃべれるようにしましょう。
【質問例】
- あなたの長所はなんですか?
- あなたの短所はなんですか?
【回答例】
- 私の長所は何事にも努力し、目標を達成するまで諦めないことです。英語が苦手でしたが毎日英語を勉強することで小学6年生の時には英検3級に合格することができました。
- 私の短所は忘れ物が多いことです。しかし、最近は持ち物ノートというものを用意して、持ち物をメモして出かける前は必ず見ることにしています。こうすることで忘れ物を減らすことができました。
【NG回答例と改善版】
- NG:「短所は特にありません。」
自分を客観的に見られていない印象になります。短所そのものより、向き合い方を見られています。 - 改善版:短所は「どう改善しようとしているか」とセットで話します。上の回答例のように「忘れ物が多いので、持ち物ノートを作って出かける前に必ず見るようにしたら減らせた」と、対策と結果まで添えます。
最近の気になっているニュース
世間で起きている出来事に関心があるかを確認するために質問されます。面接1か月前程度から興味関心のあるニュースについてしゃべる準備をしておくと良いでしょう。
【質問例】
- 最近気になっているニュースはなんですか?
【回答例】
- ワールドカップのニュースが気になっています。ワールドカップは知らない国がたくさん出場していることもあり、サッカーを見るだけでなく開催国の状況や出場国の独特の文化を知れて面白いです。
【NG回答例と改善版】
- NG:「特にありません。分かりません。」
この質問は事前に準備できるものなので、無回答は準備不足と受け取られます。面接中にその場で分からないことを正直に伝えるのとは別の話です。 - 改善版:面接の1か月ほど前から、話せるニュースを一つ用意しておきます。上の回答例のように、出来事の紹介だけで終わらせず「なぜ興味を持ったのか」まで話せると深みが出ます。
親がよく聞かれる質問と回答例
親子面接では、保護者にも質問がされます。お子様のことをよく見せようとしすぎず、ありのままをしっかりと話せるようにしましょう。
また、お子様と同じ内容を聞かれるケースもあります。お子様の回答と食い違わないよう、事前に 家庭で答え合わせをしておくことが重要です。ここでは保護者が聞かれやすい5つの質問について、回答例とあわせて紹介します。
志望動機(保護者)
お子様と同じ質問ですが、保護者には「家庭として何に共感したか」が問われます。お子様の回答と矛盾しないよう、事前に話す方向をそろえておきましょう。
【質問例】
- なぜ本校を志望されたのですか?
- ご家庭として本校のどのような点に魅力を感じられましたか?
【回答例】
- 学校説明会で、先生方が生徒一人ひとりの様子をよく見ていらっしゃる点に感銘を受けました。息子は自分から質問するのに時間がかかる性格ですので、そうした環境で伸ばしていただきたいと考えました。
- 娘が理科の実験に強い興味を持っており、貴校の実験設備と授業時間の多さを知って、ここでなら関心を深められると考えました。
【NG回答例と改善版】
- NG:「子どもがどうしても行きたいと言うので。」
お子様任せに聞こえ、家庭として学校を理解しているかが伝わりません。 - 改善版:お子様の希望に触れたうえで、保護者自身が納得した理由を続けます。「本人の希望がきっかけでしたが、説明会に参加して私どもも◯◯に共感しました」という組み立てにすると、親子で一致していることも同時に伝わります。
家庭の教育方針
立派な言葉を並べる必要はありません。日々の生活のなかで実際にやっていることを話すほうが説得力があります。
【質問例】
- ご家庭の教育方針をお聞かせください。
- お子様を育てるうえで大切にされていることは何ですか?
【回答例】
- 自分で決めたことは最後までやりきる、ということを大切にしています。習い事を始めるときも、本人が続けると決めてから申し込むようにしてきました。
- 食事の時間は家族全員でとるようにしており、その日にあったことを必ず話す時間にしています。
【NG回答例と改善版】
- NG:「特に決めていません。のびのび育てています。」
方針がないと受け取られかねません。「のびのび」だけでは中身が伝わりません。 - 改善版:抽象的な言葉を、家庭での具体的な習慣に置き換えます。「本人の意思を尊重しています」で止めず、「習い事を始めるときは本人が続けると決めてから申し込む」のように、実際の場面を一つ添えます。
家庭でのお子様の様子や性格
ありのままを伝える質問です。長所ばかりを並べると、かえって不自然に映ります。
【質問例】
- ご家庭でのお子様はどのようなお子様ですか?
- お子様の長所と短所を教えてください。
【回答例】
- 家では弟の面倒をよく見てくれます。一方で自分のことは後回しになりがちで、持ち物の準備を前日に済ませるよう声をかけているところです。
- 一度集中すると話しかけても気づかないほどですが、切り替えには時間がかかるタイプです。
【NG回答例と改善版】
- NG:「明るくて優しくて、友達も多くて、努力家です。」
長所を並べただけでは具体性がなく、どのお子様にも当てはまってしまいます。 - 改善版:長所は家庭での具体的な場面とセットにし、短所には家庭での関わり方を添えます。短所を正直に話すこと自体はマイナスになりません。家庭がお子様を客観的に見ていることが伝わります。
学校に来たときの印象
説明会や公開行事に足を運んでいるかを確認する質問でもあります。いつ・何を見たかを具体的に話しましょう。
【質問例】
- 本校にいらしたときの印象はいかがでしたか?
- 説明会や文化祭にはお越しになりましたか?
【回答例】
- 秋の文化祭に伺いました。上級生が下級生に指示を出すのではなく、一緒に相談しながら準備を進めている様子が印象に残っています。
- 説明会のあと校内を見学させていただき、廊下ですれ違う生徒さんが自然にあいさつをしてくださったことが印象的でした。
【NG回答例と改善版】
- NG:「きれいな学校だと思いました。」
施設の感想だけでは、どの学校でも言える内容になってしまいます。 - 改善版:「いつ来校し、誰の何を見て、どう感じたか」の順に話します。設備よりも、生徒や先生の様子について触れるほうが、学校をよく見ていることが伝わります。
学校への理解(教育方針や理念)
学校の理念をどこまで理解し、家庭の考えと重なっているかを見られています。
【質問例】
- 本校の教育理念についてどのようにお考えですか?
- 本校の教育方針とご家庭の方針で重なる点はありますか?
【回答例】
- 自分で考え、自分の言葉で伝えることを重んじる方針だと理解しております。家庭でも、本人の意見を最後まで聞いてから話すよう心がけてきましたので、同じ方向だと感じています。
- 奉仕の精神を大切にされていると伺いました。息子は地域の清掃活動に参加を続けており、その経験を貴校でさらに広げてほしいと考えています。
【NG回答例と改善版】
- NG:「(パンフレットの文言をそのまま暗唱する)」
覚えてきただけだと受け取られ、家庭の考えが見えません。 - 改善版:理念を自分の言葉に言い換え、家庭の方針との接点を一つ挙げます。学校の言葉を復唱するのではなく、「その理念を家庭ではこう実践してきた」とつなげると、理解していることが伝わります。
親子面接では、お子様と保護者の回答に矛盾がないかが見られます。上の回答例を参考に、志望動機とお子様の性格については、事前に親子で内容をすり合わせておきましょう。
面接対策とその心構え
ほとんどの受験者が準備していく中、準備をせず面接をしてもいい結果を出すのは難しいため、面接の準備は必ずするべきです。以下のことをおさえて本番で緊張をできるだけしないように準備しましょう。
面接練習
面接開始から終了までの一連の流れを実際に通して行うことで、マナーで気を付けるべき点を改善していきましょう。また、よく聞かれる質問に対しては自分の言葉でしっかりとしゃべれるように訓練しておきます。
ずっと同じ人が試験官役だと慣れてきてしまい、本番で緊張することになりかねないので、一通り問題なくなってくる頃に塾や学校の先生など違う人に協力してもらうことをおすすめします。
そしてフィードバックは練習が終わったらすぐに、具体的にできるように試験官役の人はメモしておきましょう。
わからないことはわからないという
わからない事を聞かれて頭が真っ白になってしまう場合もあります。そのときに無理に話そうとするのではなく、素直にわからないですと伝えるようにしましょう。質問の意図がわからなかった場合は聞きなおすようにしましょう。
ある程度のミスは仕方ないと割り切る
お子様は小学生なのでどんなに準備や対策をしても本番で間違えてしまったり、しどろもどろになってしまう場合はあります。ミスを引っ張って続きを台無しにしないように、ミスをしても大丈夫、ミスをした時こそハキハキとしゃべることを意識するといった気持ちを持っておきましょう。
実際に学校に行ってみる
よくある質問にも出てくる学校に行くまでのルートの確認もできますし、学校に通うイメージがつきます。学校の様子を見てみることでお子様の中学受験へのモチベーションにつながりますし、時間があれば定期的に行うことをおすすめします。
志望校出身の人に聞いてみる
面接時の独特の雰囲気や、何人くらい面接官がいてどんな雰囲気で面接が進んだか、当日どう面接を乗り越えたかなどは実際に志望校の面接を経験した人に聞くのが一番です。
事前にある程度の雰囲気や、どれくらいならうまくいかなかったと思っても面接に受かったのかを把握しておくことで当日の緊張を和らげることが可能です。
スマートレーダーでは難関中学出身の先生が多数在籍しています。志望校の面接試験を突破した先生に面接の相談をしてみてはいかがでしょうか。依頼は1回1時間から可能なので、直前の面接練習にもおすすめです。
中学受験対策ならスマートレーダー!

スマートレーダーとは
「スマートレーダー」は、生徒1人ひとりに合った理想の家庭教師が見つかり、直接契約できるマッチングプラットフォームです。教師の得意教科の評価をAI(人工知能)によって行い、レーダーチャートで表示する日本初のサービスです。
ご家庭の方は家庭教師の指導実績や得意教科の評価、時給や趣味 、家庭教師の出身高校や在籍大学などのタグから最適な家庭教師を見つけることができます。
スマートレーダーは先生の質が最高クラス!
スマートレーダーでは東大、京大、科学大(東工大)、一橋大、旧帝大などの難関大学の先生に登録を限定させることで、先生の質がかなり高くなっています。そのため、解答を教えるだけの指導するような先生は少ないです。
また先生の登録者数も8,000人以上いるのでぴったりの先生を見つけることができます。このなかには、難関中学校出身の先生も多くいるため、志望校出身の先生をすぐに見つけて、授業を依頼することができます。
また、先生の変更には別料金がかからないため、相性が悪い先生だった場合でも安心して別の先生を探すことができます。
オンライン家庭教師にも対応!!

スマートレーダーはオンライン家庭教師にも対応しています。
お家にいながら優秀な学生から様々な知識を教えて頂きます。地方に在住の方も、パソコンさえあれば、東大生の勉強法までも伝授してもらえます!
また、1回1時間から指導を依頼することができます。テスト直前や長期休みの時期に授業を増やすことや、その時期のみの利用など柔軟に指導を依頼することが可能です。
安心のトラブルサポート
「スマートレーダー」は家庭教師の個人契約で起こりがちなトラブルも防ぐことができます。
一般的な家庭教師マッチングサイトとは異なり、先生との間でトラブルが発生した時に、運営事務局が仲介に入り、トラブル解決のサポートをしておりますので、はじめての家庭教師の個人契約をご利用の方も安心してサービスを利用できます。
また、個人契約にありがちな金銭トラブルに関しても、運営事務局を介して金銭のやり取りを行うため、トラブルを回避することが可能となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
中学受験には筆記試験だけでなく面接試験を設けている学校が数多くあります。筆記試験の対策に目を奪われがちですが、面接試験の対策も重要です。
マナーや言葉遣い、姿勢などはいきなり対策しようとしてもなかなかできるようになるものではないため、普段から気をつけるようにしておきましょう。






















