京都教育大学附属桃山中学校の偏差値や倍率など入試情報と対策方法を徹底解説!

京都教育大学附属桃山中学校とは

創立1947年
偏差値65
主体国立
所在地京都府京都市伏見区桃山井伊掃部東町16
最寄り駅丹波橋駅から徒歩3分
体制男女共学
形態併設型中高一貫(附属高校は別キャンパス)

京都教育大学附属桃山中学校は「豊かな感性、輝く個性、拡がる共生」を教育理念に掲げ、「豊かな感性をもち、周りと関わりながら自己を伸ばす生徒の育成」を教育目標としています。基本方針は「生徒一人ひとりの個性を尊重し、豊かな情操を培うとともに、社会や人との関わりの中で主体的に学ぶ生徒の育成をめざす」です。1947年(昭和22年)に京都師範学校女子部附属小学校高等科を京都師範学校女子部附属中学校に移行する形で開校しました。

京都教育大学の附属学校として3つの使命を負っています。一般の中学校で行われる教育課程と同等の内容をすべて実施する公教育の推進、大学が行う教育実習や観察参加研究などの教員養成に関する教育活動への協力、そして大学と共同して教育の実証的研究を行い地域の教育に貢献することです。

学校概要表の「形態」には補足が必要です。2024年(令和6年)度から京都教育大学附属高等学校との併設型中高一貫校になりました。ただし附属高等学校は同じ伏見区でも深草越後屋敷町にある別のキャンパスです。中学校に隣接しているのは附属幼稚園と附属桃山小学校で、高校ではありません。学校は生徒募集ページで「令和6年度より併設型中高一貫校となり、全員が京都教育大学附属高等学校へ連絡進学します」と書いていますが、これは全員に進学の道が用意されているという意味で読むのが正確でしょう。附属高等学校の総定員は160名で、そこには附属京都小中学校からの連絡進学(3教科の入試、約40〜45名)と外部からの一般入試(5教科、約30〜40名)という別の入口もあるためです。

進路の実際を見ると、2025年3月の卒業生136名のうち附属高等学校へ進んだのは75名で、およそ55%です。公立高校が30名、私立高校が29名、その他が2名でした。公立の主な進学先は堀川高校の探究学科群、西京高校のエンタープライジング科、嵯峨野高校の京都こすもす科などで、私立は龍谷大学付属平安・同志社国際・洛南・東山・立命館宇治などに散っており、行き先は広く分かれています。ただしこの数字は併設型中高一貫校になる前に入学した学年のものです。制度が変わってから入学した生徒が卒業するのは2027年3月なので、附属高等学校への進学比率は今後上がると見込まれます。なお大学の合格実績は進学先である附属高等学校が公表しているもので、この中学校の実績ではありません。

これらのコースでの活動を通して「探究」のやりかたを学びます。実際にやってみることで、その力を身につけ伸ばしていくことを目指しています。

「生き方探究」では、将来のなりたい自分の姿をリアルに描き、そこに至るまでの道のりを具体的に模索していきます。自己分析を徹底的に行い、さまざまな方法によって自分の知らない自分、自分だけしか知らない自分を掘り起こし、交流活動を重ねながら、自分は何がしたいのか、何を望んでいるのかを表現していきます。

自分の夢を実現した人、夢を追いかけている途上の人に話を聞き、どうしてその道を進もうと思ったのか、どうやって進んできたのか、仕事と日常の様子などを知る活動も積み重ねます。令和5年度から7年度にかけて招かれたのは国会議員の泉健太氏、NHKアナウンサーの竜田理史氏、起業家の入柿友香氏、読売テレビの虎谷温子氏、KBS京都の海平和氏です。こうした活動を通して、将来の自分の姿に希望を持って進むことを目指しています。

京都教育大学附属桃山中学校入試の基本情報(2027年度)

一般帰国生徒枠
日程2027年1月16日(土)
8:30 入場/8:50 点呼
9:00 受検上の注意
2027年1月16日(土)
一般と同じ日
出願出願書類の配布
2026年11月4日(水)以降
本校事務室窓口(平日9:00〜12:00・
13:00〜17:00、土日祝を除く)
願書受付 2026年11月24日(火)〜
12月1日(火)到着
郵送(書留)のみ
期限後に着いても12月1日以前の
発信局消印がある書留は有効
提出は入学願および裏面の通学経路
出願期日
2027年1月6日(水)・7日(木)
事前相談が必須
帰国枠相談フォームからの
問い合わせ期限は
2026年12月24日(木)
一般入試との併願はできない
会場本校
教科・試験時間適性をみる検査Ⅰ
9:20〜10:00(40分)
適性をみる検査Ⅱ
10:20〜11:00(40分)
適性をみる検査Ⅲ
11:20〜12:00(40分)
2026年度入試から4教科をやめて
この3本に変わった
適性をみる検査Ⅰ 9:20〜10:00
適性をみる検査Ⅱ 10:20〜11:00
作文 11:20〜11:50
質問紙 11:50〜12:00
面接 12:10〜(本人のみ)
配点各40点・合計120点
要項に配点の記載はなく
入試結果表から分かる
合格者最低点・最高点は
公表されていない
公表されていない
持ち物受検票
筆記用具(HBまたはBの鉛筆、
消しゴムのみ)
上靴
下靴を入れる袋
腕時計(各検査場に掛け時計はない)
下敷きと計算用紙は使えない
計算機能のある腕時計、携帯電話、
スマートウォッチなど外部と
通信できる機器は持ち込み禁止
一般に準じる
募集人員男女合わせて約40名
これは外部からの募集枠
1学年の定員は96名
附属桃山小学校からの進学予定者を
含めて男女ほぼ同数になるよう
募集する
2025年度入試までは約50名
(1学年定員120名)だった
男女合計3名程度
特設学級は設置されていない
応募資格2027年3月に小学校卒業見込みの児童
保護者と同居している児童
自宅から学校までの通学時間が
徒歩または公共交通機関で
70分までの地域に居住している児童
乗り換えの時間は含まない
いま条件を満たさない場合でも
3月末日までに満たすことが確実なら
「居住地域に関する特別事情具申書」を
願書とともに送れば出願できる
平成27年4月1日以前に生まれ
6か年の義務教育を修了見込みで
義務教育年限を越えないこと
原則として日本国籍
在外期間2年5ヶ月以上かつ
帰国後2年(24ヶ月)以内
日本人学校在籍の場合は
在外3年5ヶ月以上
通学70分以内の地域に保護者と同居
選抜方法適性をみる検査と報告書を
合わせて判断して合格者を決める
抽選はない
要項に「抽選」「くじ」の語は
1度も出てこない
適性をみる検査および作文・面接を
合わせて判断する
合格発表2027年1月19日(火)午前9時
本校ホームページ
保護者対象入学説明会
2027年1月20日(水)午後2時
児童の参加はできない
欠席すると入学を辞退したものと
みなされる
入学手続きは同日午後1時30分から
辞退は2027年1月28日(木)
午後5時までに電話連絡
欠員が生じた場合は1月29日(金)
以降に追加合格の電話連絡
一般と同じ
2027年1月19日(火)午前9時
保護者対象入学説明会は
2027年1月20日(水)午後2時
備考検定料5,000円(郵便局窓口で払込)
学校説明会2026は
2026年10月31日(土)10:00〜12:00
小学校4〜6年生対象・先着400組
申込は9月28日(月)9:00〜
10月28日(水)16:00
駐車場はない
募集人数は10月上旬に確定値へ
差し替わる可能性がある

2026年度は要項公開後の10月9日に
確定版が出た
2024年度から帰国生徒教育学級が
「帰国生徒枠」の募集に
組み替えられた
帰国学級は学年進行で消え
2026年度から全学年が通常学級3クラス
2026年度入学生については
追加募集のお知らせが出ている

2027年度(令和9年度)の生徒募集要項は2026年9月1日に公表されています。一般と帰国生徒枠の2本立てです。一般の募集人数は男女合わせて約40名ですが、これは外部からの募集枠です。1学年の定員は96名で、附属桃山小学校からの進学予定者を含めて男女がほぼ同数になるように募集すると要項が書いています。つまり外部の約40名、帰国生徒枠の3名程度、そして附属桃山小学校からの連絡進学者で96名が埋まる構造です。40名を定員そのものと読まないでください。入試の中身は2026年度入試から別物になりました。2025年度までは国語・算数・社会・理科の4教科でしたが、2026年度から「適性をみる検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」の3本に変わり、選考方法の文言も学力検査と報告書を合わせて判断する形から適性をみる検査と報告書を合わせて判断する形へ改まっています。合計120点・検査時間120分という枠は変わっていません。2027年度は前年度から実質的な変更がなく、日付が動いただけです。検査日は2027年1月16日(土)で、8時30分入場、8時50分点呼、9時から受検上の注意、9時20分から10時までが検査Ⅰ、10時20分から11時までが検査Ⅱ、11時20分から12時までが検査Ⅲです。出願は郵送のみです。2026年11月24日(火)から12月1日(火)までに書留で到着するように送りますが、期限後に着いた場合でも12月1日以前の発信局消印がある書留に限り有効とされています。検定料は5,000円です。出願書類は2026年11月4日(水)以降に本校事務室の窓口で受け取ります。合格発表は2027年1月19日(火)午前9時に本校ホームページです。翌日の1月20日(水)午後2時からの保護者対象入学説明会を欠席すると、入学を辞退したものとみなされます。入学手続きは同日の午後1時30分からです。辞退する場合は1月28日(木)午後5時までに電話で連絡することになっており、欠員が生じた場合は1月29日(金)以降に追加合格の連絡が入ります。抽選はありません。要項に「抽選」「くじ」の語は1度も出てきません。出願資格には通学の条件が付きます。保護者と同居していること、そして自宅から学校までの通学時間が徒歩または公共交通機関で70分までの地域に住んでいることです。乗り換えの時間は含めません。いま条件を満たさない場合でも、3月末日までに満たすことが確実なら「居住地域に関する特別事情具申書」を願書とともに送れば出願できるという救済があります。持ち物にも細かい指定があります。受検票、HBまたはBの鉛筆と消しゴムのみ、上靴、下靴を入れる袋、そして腕時計です。各検査場に掛け時計はないので腕時計は要ります。下敷きと計算用紙は使えず、計算機能のある腕時計や携帯電話、スマートウォッチのように外部と通信できる機器は持ち込めません。帰国生徒枠は男女合計3名程度で、一般入試との併願はできません。事前相談が必須で、帰国枠相談フォームからの問い合わせ期限は2026年12月24日(木)です。出願期日は2027年1月6日(水)と7日(木)、検査日は一般と同じ1月16日(土)ですが、検査ⅠとⅡのあとに作文と質問紙、そして本人のみの面接が入ります。特設学級はありません。

京都教育大学附属桃山中学校入試の合格者や倍率(2026年度)

2026年度の入試は2026年1月17日に行われました。学校は倍率を公表していません。公表しているのは出願者数と合格者数だけで、受検者数は2024年度入試から公表が止まりました。したがって受検者数を合格者数で割る実質倍率は算出できません。募集人数40名に対して出願者138名(男62・女76)、合格者46名(男20・女26)でした。出願者を合格者で割れば3.0倍になりますが、これは学校が公表した数字ではありません。2025年度は出願者206名(男98・女108)・合格者47名(男26・女21)、2024年度は出願者197名(男106・女91)・合格者42名(男21・女21)です。学校の注記によれば、この数字には附属小学校からの連絡進学者分と追加合格者数が含まれません。得点は120点満点で、2026年度の受検者平均が67.3点、合格者平均が81.1点でした。検査別に見ると受検者平均と合格者平均は、検査Ⅰが20.8点と24.2点、検査Ⅱが18.1点と24.0点、検査Ⅲが28.4点と32.9点です。検査Ⅱがもっとも平均点が低く、合格者とのひらきも6点近くあります。合格者最低点と最高点は公表されていません。

一般
(1月17日)
募集人員40名
外部からの募集枠
出願者数138名
男62・女76
受検者数非公表
2024年度入試から公表が止まった
合格者数46名
男20・女26
倍率学校は公表していない
出願者を合格者で割れば3.0倍
受検者数が非公表のため
実質倍率は算出できない
合格者最低点非公表
合格者平均点合格者平均 81.1点
受検者平均 67.3点
120点満点
検査別平均点検査Ⅰ 受検者20.8/合格者24.2
検査Ⅱ 受検者18.1/合格者24.0
検査Ⅲ 受検者28.4/合格者32.9
いずれも40点満点
合格者最高点非公表
備考学校の注記は
「附属小学校からの連絡進学者分は
含みません」
「追加合格者数は含みません」
2025年度は出願206(男98・女108)・
合格47(男26・女21)
2024年度は出願197(男106・女91)・
合格42(男21・女21)
2023年度は募集約50名・出願196・
受検185・合格64で
当時は受検者数も公表され
実質倍率2.89だった
帰国生徒枠の結果が含まれるかは
注記から判別できない

京都教育大学附属桃山中学校入試の科目の傾向と対策

適性をみる検査Ⅰ

配点40点。時間割では1本目で、9時20分から10時までの40分間です。要項は出題の方針を2つ挙げています。提示された文章等を的確に読み取り、内容および表現や言葉の意味・用法等について正確に理解し、要約するなどの作業を行うこと。そして提示された課題に対して、自分の考えを的確にまとめて表現することです。4教科時代の国語にあたる位置づけです。ただし教科としての国語ではありません。

2026年度の受検者平均点は20.8点、合格者平均点は24.2点でした。過去問は公開されておらず、大問数や記述の分量を示した資料も学校からは出ていないので、準備の手がかりは要項の方針そのものになります。

適性をみる検査Ⅱ

配点40点。10時20分から11時までの40分間に置かれます。要項の方針は、数量や図形に関する課題に対して合理的・論理的に分析や考察を行うこと、そして提示された課題に対して式や計算を用いて課題を的確に処理するとともに、文章や図表、数式等で表現することです。答えだけでなく、処理の過程を言葉や図で示す力が問われます。

2026年度の受検者平均点は18.1点、合格者平均点は24.0点でした。3本のなかでもっとも平均点が低く、合格者とのひらきも約6点でいちばん大きい検査です。ここで点を取れるかどうかが合否に効きます。

適性をみる検査Ⅲ

配点40点。11時20分から12時までの40分間で、3本の最後にあたります。要項の方針は、図表やグラフ、資料等を的確に読み取ってさまざまな事象の特徴を把握し、科学的・論理的な思考に基づいて課題解決に向けた考察等を行うこと、そして提示された課題に対して社会的・科学的な見方や考え方を基にいくつもの角度から考え、判断し、適切に表現することです。4教科時代の社会と理科を1本にまとめた形です。

2026年度の受検者平均点は28.4点、合格者平均点は32.9点でした。3本のなかではもっとも平均点が高い枠です。

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