鳴門教育大学附属中学校の偏差値や倍率など入試情報と対策方法を徹底解説!

鳴門教育大学附属中学校とは

創立1947年
偏差値60
主体国立
所在地徳島県徳島市中吉野町1丁目31番地
最寄り駅徳島駅から循環バス左廻り「中吉野町」下車 徒歩約10分
体制男女共学
形態中学校単独(併設高校なし)

鳴門教育大学附属中学校は、「知・徳・体の調和的人格の完成をめざし、自主・自立の精神、創造的能力、豊かな人間性をそなえ、国際社会の発展に寄与することのできる心身ともにすこやかな中学生を育成する」ことを教育目標にしています。めざす生徒像は3つ。「優しく思いやりの心をもち、人の気持ちのわかる生徒」「目標をもち、自主的、創造的に学ぶ生徒」「強い意志と体をもつと共に、しなやかに生きる生徒」です。

大学の附属学校としての使命も明示されています。大学と一体となって教育の理論および実践に関する科学的研究を行うこと、学校教育学部学生の実地教育(教育実習)および院生との教育実践研究を行うこと、そして教育界の課題の解明に努め、関係機関と連携して徳島県の中学校教育推進の一翼をになうことの3項目です。校訓は「附属中学校は 創造的な知性を磨く学問学校である/情熱的な意志を鍛える鍛錬学校である/強健な身体を練る体育学校である/敬和奉仕の精神に生きる人間学校である ことを期待する」という形で示されています。

令和7年度の重点目標には現在の関心がそのまま出ています。いじめをなくし豊かな心を育む学校生活の活性化、学びを豊かにする授業の創造、基本的生活習慣の徹底の3つが柱で、2つめの柱の下に「ICTと生成AIを効果的に活用した、個別最適な学びの充実」と「振り返りを通して、自己調整力を高める自立した学習者の育成」が置かれています。1人1台のタブレットは令和3年4月に整備されました。年間授業数は1年から3年まで各1015時間です。

学校概要表の「形態」には補足が必要です。鳴門教育大学に附属高等学校はありません。大学が挙げる附属学校は附属幼稚園・附属小学校・附属中学校・附属特別支援学校の4つで、高校の項目がありません。決定的なのは学校自身の行事予定カレンダーです。2026年10月28日に「高校説明会(3年生)」、2027年1月15日に「進学説明会(3年)」、2月2日に「育成型選抜」、6日に「育成型選抜結果通知」、8日に「一般選抜募集人員公表」、16日と17日に「一般選抜願書受付」、22日から25日に「一般選抜志願変更」と並んでいます。育成型選抜と一般選抜はどちらも徳島県立高等学校の入学者選抜の区分です。3年生は外部の高校を受験します。内部進学の仕組みはありません。進学先の高校は学校が公表していないので、この記事に内訳は書けません。大学の合格実績もこの記事の範囲ではありません。

沿革をたどると、この学校が1947年(昭和22年)から続いていることが分かります。学校教育法の施行により徳島師範学校の男子部附属校と女子部附属校にそれぞれ附属中学校が新設されたのが出発点で、1949年(昭和24年)に両校を統合、1952年(昭和27年)3月に中吉野町の現在地へ一部移転しました。1986年(昭和61年)4月の国立学校設置法施行令の一部改正で鳴門教育大学学校教育学部附属中学校となり、2004年(平成16年)の法人化で現在の校名になりました。創立40周年記念誌が1987年、50周年記念式典が1997年、60周年が2007年、70周年が2017年12月2日です。旧記事の「創立1986年」は大学が変わった年で、学校自身が数えている創立年とは違います。

伝統行事も1951年(昭和26年)から続いています。1月の「雄名録・雄志録の揮毫」と、卒業式前夜の「かがり火の集い」です。そのほかの行事は9月の文化祭、10月の体育祭と2年生の修学旅行・1年生の宿泊学習、11月3日のオープンスクール、12月の3年生による模擬県議会、1月の新年揮毫式で、カナダ研修や2年生のExpert Timeもあります。学級構成は各学年4学級の計12学級。制服は令和5年4月にデザインが変更されました。

鳴門教育大学附属中学校入試の基本情報(2027年度)

一般
日程学力検査 2027年1月9日(土)
面接 2027年1月10日(日)
学校公式の行事予定カレンダーで
確定している日程

面接の受付・面接時間は
学力検査が終わったあとに
知らされる
学力検査と面接の両方を受けた者
だけが選考の対象になる
募集人員136人
鳴門教育大学附属小学校からの
進学者を含む数

内部進学者数は公表されていない
大学が公表する入学定員も136人
平成29年度までは160人だった
応募資格当該年度に中学校第1学年の学齢に
達する小学校卒業見込みの者
徳島県内に保護者と同居し、
そこを生活の本拠として
通学できる者

(公的交通機関で1時間程度)
この2つをともに満たさない場合は
合格を取り消すことがある
出願できる地域県外からは出願できない
通学区域の指定という形ではなく、
応募資格に「徳島県内に保護者と
同居し」という条件が入っている
抽選募集人員の3倍を超過する場合に
抽選を実施する

学力検査・面接・調査書で
適当と思われる者を選んだあと、
その数が3倍を超えると抽選になる
願書の交付入学願書等の交付は
11月3日から本校事務室で始まる
同じ11月3日にオープンスクールがある
(2027年度入学の交付期間は
要項の公表を待つ必要がある)
出願12月上旬の2日間
受付時間は9時〜12時、13時〜16時
郵送による受付は行われない
提出先は本校の講義室
(2026年度入学は
2025年12月8日〜9日)
提出書類入学願書(本校所定の用紙)
入学願書受付票(本校所定の用紙)
調査書(本校所定の用紙を用いて
在籍小学校で作成・厳封したもの)
住民票(志願者と保護者の続柄および
同居が分かるもので、出願日前
3か月以内に交付されたもの)
返信用封筒1枚(合否通知に使う)
検定料領収書
検定料5,000円
受付に直接持参する
既納の検定料はいかなる理由があっても
返還されない
会場鳴門教育大学附属中学校
(徳島市中吉野町1丁目31番地)
選考資料学力検査(算数・国語)
面接
調査書
配点・試験時間配点と試験時間は要項に記載がない
要項は「学力検査(算数・国語)」と
科目名だけを挙げている
二次情報では国語50分・算数45分
合格者最低点・平均点・最高点も
公表されていない
オープンスクールオープンスクールは11月3日
願書の交付も同日に始まる
事前相談入学選考で特別な配慮が
必要な場合は事前に学校へ相談する
選考方法学力検査、面接、調査書により
本校の使命からみて適当と
思われる者を選考する
その数が募集人員の3倍を
超過する場合は抽選を実施する
結果通知合否通知書を本人と
所属小学校長あてに郵送する

掲示による発表は行われない
電話等による問い合わせにも
応じられない
入学手続合格者の保護者が
附属中学校事務室で手続を行う
必要書類は合格者に送付される
この手続のない者は
入学の意思がないものとして扱われる
備考2027年度(令和9年度)の
募集要項は2026年9月28日時点で未公表

「令和8年11月上旬に発表予定です」と
学校サイトが明記している
この学校は要項をPDFではなく
ページ本文に直接書き、
公開期間が終わると次年度の予告に
差し替える

日程以外の行は全文が読める直近の
一次情報である2023年度要項による
2024年度から2026年度までの
要項本文は取得できていないので、
「変わっていない」とは断定できない

入学選考で特別な配慮が必要な場合は
事前に学校へ問い合わせる

2027年度(令和9年度)の生徒募集要項はまだ公表されていません。学校の「生徒の募集」ページは「令和9年度の募集要項は令和8年11月上旬に発表予定です」の一行で止まっています。この学校は要項をPDFではなくページ本文に直接書き、公開期間が終わると次年度の予告3行に差し替える運用なので、確定情報を読めるのは11月上旬から1月までのあいだだけです。ただし試験日だけは学校公式の行事予定カレンダーで確定しています。2027年1月に「9日 本校入試(学力検査)」「10日 本校入試(面接)」が載っており、学力検査が2027年1月9日(土)、面接が翌10日(日)です。2日にわたる日程で、面接の受付時間は学力検査が終わったあとに知らされます。学力検査と面接の両方を受けた者だけが選考の対象になります。表のそれ以外の行は、全文が読める直近の一次情報である令和5年度(2023年度)要項と、大学が公表している入学定員によるものです。令和6年度から令和8年度までの要項本文は学校サイトから削除済みで、Wayback Machineにも公開期間中のスナップショットが残っていません。そのため「令和5年度から変わっていない」と断定はできません。平成28年度・平成29年度・令和5年度の3本を全文で突き合わせると応募資格・選考方法・抽選条件・検定料・2日間の土日日程・郵送のみの結果通知・提出書類の構成がすべて同一だった、という事実にとどまります。出願を考えるうえで先に押さえたい点が2つあります。ひとつは出願できる地域が限られていることです。応募資格は当該年度に中学校第1学年の学齢に達する小学校卒業見込みであることに加えて、「徳島県内に保護者と同居し,そこを生活の本拠として通学できる者(公的交通機関で1時間程度)」という条件が付きます。要項は「(1),(2)の要件をともに満たす者でない場合,合格を取り消すことがありますので,十分御注意ください」と念を押しています。県外からは出願できません。もうひとつは抽選です。選考方法は「学力検査(算数・国語),面接及び調査書により,本校の使命からみて適当と思われる者を選考します。その数が募集人員の3倍を超過する場合は,抽選を実施します」で、学力検査と面接と調査書で「適当と思われる者」を選んだあと、その数が募集人員の3倍を超えると抽選になります。対策で埋まらない部分が残る仕組みです。募集人員は136人で、鳴門教育大学附属小学校からの進学者を含む数です。内部進学者が何人かは公表されていないので、外部からの枠を差し引きで出すのは無理があります。なお募集人員は平成29年度まで160人で、現在の136人に減っています。減った年度は要項が取れていないため特定できませんでした。出願は直接持参です。要項は「郵送による受付は行いませんので,上記へ直接提出してください」と書いており、提出先は本校の講義室。提出書類は入学願書、入学願書受付票、在籍小学校で作成して厳封した調査書、志願者と保護者の続柄および同居が分かる住民票(出願日前3か月以内に交付されたもの)、合否通知に使う返信用封筒、検定料領収書です。検定料は5,000円で、受付に直接持参します。結果は郵送だけで知らされます。合否通知書が本人と所属小学校長あてに郵送され、「掲示による発表はいたしません。また,電話等による問い合わせには応じません」と明記されています。願書の交付は11月3日から本校事務室で始まります。同じ11月3日にオープンスクールがあり、2026年11月3日の予定も行事予定カレンダーに載っています。

鳴門教育大学附属中学校入試の合格者や倍率(2026年度)

学校は入試結果の数値を公表していません。実施済みの最新の入試は2026年度(令和8年度)で、2026年1月10日(土)に学力検査、11日(日)に面接が行われたことを学校が「附中トピックス」で報告しています。ただし数値はそこにもありません。これは見落としではなく学校の方針です。要項に「掲示による発表はいたしません。また,電話等による問い合わせには応じません」と書かれており、合否は郵送でしか知らされません。入試結果に到達しうる経路を数え上げて確認しました。学校公式の「生徒の募集」ページはリンクを全部たどってもPDFやWordの添付が1本もなく、附中トピックスは実施報告だけ、「学校からのお知らせ」は在校生と保護者向けで外部から読めません。サイトのナビ12項目に入試結果のページはなく、鳴門教育大学の附属中学校ページも生徒数と採択教科書、自己評価書、学校関係者評価報告書だけです。令和6年度と令和7年度の自己評価書と学校関係者評価報告書の4本を「倍率」「応募」「受検者」「受験者数」「合格者」「抽選」で全文検索してもヒットはありませんでした。育伸社でも埋まりません。徳島県版の入試結果PDFは表題が「2026年度 公立中高一貫校・私立中学 入試結果【徳島県】」で、収録は川島・城ノ内中等教育学校・富岡東・徳島文理の4行だけ。国立は対象に入っていないので、本校の行がそもそも存在しません。二次情報も空でした。四谷大塚は2024年度から2026年度までの3年分すべてで出願者数・実受験者数・合格者数・実質倍率・合格最低点が空欄のまま、日能研は「2027年入試 ただいま調査中です。」です。

一般
日程学力検査 2026年1月10日(土)
面接 2026年1月11日(日)
募集人員136人
附属小学校からの進学者を含む数
出願者数非公表
受検者数非公表
合格者数非公表
倍率非公表
分子・分母がともに公表されていない
合格者最低点非公表
合格者平均点非公表
合格者最高点非公表
備考学校は入試結果の数値を
公表していない

要項に「掲示による発表は
いたしません。また,電話等による
問い合わせには応じません」と
書かれており、方針である
合否は郵送でしか知らされない
育伸社の徳島県版入試結果PDFは
公立中高一貫校と私立が対象で、
本校の行が存在しない

四谷大塚は2024年度から2026年度の
3年分すべてで出願者数・
実受験者数・合格者数・実質倍率・
合格最低点が空欄
日能研は「2027年入試 ただいま
調査中です。」

鳴門教育大学附属中学校入試の科目の傾向と対策

算数

配点と試験時間は要項に書かれていません。学校が公開した要項本文は「学力検査(算数・国語)」と科目名を挙げるだけで、時間も配点も示していません。二次情報では算数45分とされています。旧記事が表で「算数100点(60分)」としながら本文で「試験は45分間ですが」と書いていたのは、この食い違いが残ったままだったためです。

出題の中身も一次情報では確かめられません。学校は過去問を公開しておらず、傾向として確認できるのは二次情報の「例年、問題数がおよそ30問と多いため、早く正確に解く力が求められます」という記述までです。試験時間が短いのであれば、解ける問題から確実に取る練習が効いてきます。

国語

こちらも配点と試験時間は要項に記載がなく、二次情報では50分とされています。出題は二次情報によると例年読解問題2題で、物語文と論説文の組み合わせです。文章量が多い傾向にあるため素早く読み進める必要があり、設問自体も難しめなので、出題内容を正しく理解して正確に解く力が求められるとされています。旧記事の「評論文と小説文」というジャンル名は出典の表記と違います。また「指定文字数で、内容を要約する問題が出題されます」は出典を特定できませんでした。

面接と調査書

選考資料は学力検査だけではありません。要項が挙げるのは学力検査、面接、調査書の3つです。面接は学力検査の翌日に行われ、受付と面接の時間は学力検査が終わったあとに知らされます。学力検査と面接の両方を受けた者だけが選考の対象になります。面接の形式や質問の内容は公表されていません。

調査書は本校所定の用紙を使い、在籍している小学校で作成して厳封したものを提出します。志願者が用意するものではありません。そして選考の最後に抽選が控えています。学力検査と面接と調査書で「適当と思われる者」を選んだ結果が募集人員の3倍を超えた場合に実施されます。

鳴門教育大学附属中入試対策ならスマートレーダー!

ここまで鳴門教育大学附属中について紹介してきましたが、鳴門教育大学附属中入試の対策を塾やご家庭だけで行うのは難しいとお考えのご家庭も多いと思います。

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