福岡教育大学附属福岡中学校の偏差値や倍率など入試情報と対策方法を徹底解説!

福岡教育大学附属福岡中学校とは

創立1947年
偏差値62
主体国立
所在地福岡県福岡市中央区西公園12-1
最寄り駅唐人町駅から徒歩15分
体制男女共学
形態中学校単独(併設高校なし)

福岡教育大学附属福岡中学校は総合学習の時間を、各教科における学びの指導と評価のための探究の時間として位置づけ、独自の探究的な学習として2つの取り組みを行っています。1947年(昭和22年)4月に福岡第一師範学校男子部附属中学校として開設された学校です。

なお公式サイトのトップページは、この2つと並べて「現在起きている社会問題について小グループによる調査活動を行う『言いたか放談』」も挙げています。一方で教育のページにはこの名前が出てきません。3つが並列なのか、どれかの活動の一部なのかは公式サイトの記述だけでは判断できません。

「フロンティアタイム」では、生徒一人一人が自分の関心のある専門的な分野からテーマを設定し、探究活動に取り組ませることを通して、その手法を身に付けさせるとともに、各教科で学んだことの意味や価値を広げていくことをねらいとしています。

「こらぼるアワー」では、教科を横断する幅の広い課題に対して、協働して問題解決に取り組む経験をさせることで、よりよく問題を解決していこうとする資質や能力の育成をねらいとしています。公式の説明では、主に「ファインピックへの補助員としての参加」を中心とした活動だとされています。

特別支援学級を有する附属学校は全国的に限られており、福岡県教育センターとの連携を図り、福岡地区の特別支援教育モデル校としての役割を担っています。福岡教育大学の附属中学校3校のうち、特別支援学級を持つのは附属福岡中学校だけです。2026年5月1日現在で3学級13名が在籍しています。全校では通常学級が各学年3学級で1年120名・2年120名・3年115名、特別支援学級13名を加えて368名です。

学校概要表の「形態」については注意が必要です。福岡教育大学に附属高等学校はありません。附属学校は福岡・小倉・久留米の小学校3校と中学校3校、それに附属幼稚園の7校で、高校が含まれていないのです。校則第2条も本校の目的を「小学校における教育の基礎の上に心身の発達に応じて,中等普通教育を施す」までしか定めていません。つまり卒業生は全員が高校受験をします。学校としての大学合格実績は存在しません。

学校が公表しているのは高校の進学先で、令和4年から令和6年までの3年分が出ており、国公立は修猷館が28名・31名・37名、筑紫丘が9名・9名・10名、福岡が11名・9名・8名、城南が6名・9名・3名という並びです。私立では福大大濠が69名・74名・70名、早稲田佐賀が36名・28名・35名、長崎青雲が22名・25名・20名、弘学館が12名・11名・14名と続きます。

ここには読み方の注意があります。学校の注記によれば国公立高校は進学者数、私立高校は合格者数とされていて、数え方がそろっていません。私立の数字は1人が複数校に合格すればその分だけ数えられるので、「福大大濠へ70人進学」とは読めません。表は令和6年、つまり2024年3月の卒業生までで止まっています。

福岡教育大学附属福岡中学校入試の基本情報(2027年度)

通常学級特別支援学級
(参考)
日程学力検査 2027年1月16日(土)
8時30分に指定場所へ集合
選考検査 2026年11月28日(土)
出願2026年12月8日(火)〜
12月11日(金)必着
所定の封筒に一括し
志願先の附属中学校事務室へ
簡易書留で郵送する
郵送以外の提出は
一切受け付けない
出願書類は入学願書・受検票
(同じ写真を貼付)、報告書
(在籍小学校で作成し厳封)、
検定料、受検票返信用封筒
(460円切手を貼付)
受検票は2027年1月5日(火)までに
発送される
2026年10月19日(月)〜
10月23日(金)
会場—
教科・試験時間国語・算数・社会・理科の4教科
小学校教育課程にあるもの
各教科の試験時間は
公示に書かれていない
諸検査、行動観察、
面接(児童又は生徒及び保護者)
配点国語 30点
算数 30点
社会 15点
理科 15点
合計90点
合格者最低点・平均点・最高点は
公表されていない
公表されていない
募集人員第1学年 120名
この定員には附属小学校からの
入学生を含む
外部からの枠は公表されていない
校則の学級編制は普通学級
1学年3学級・1学級40人
第1学年 8名
第2学年・第3学年 若干名
校則の学級編制は特別支援学級
3学級・1学級8人
応募資格福岡教育大学附属中学校への
入学を希望していること
2027年3月に小学校卒業見込み、
義務教育学校前期課程修了見込み、
または海外で相当の学校を
卒業見込みであること
保護者と同居し通学可能であること
以上の両方に該当する必要がある
市町村名や通学時間の上限といった
地理的な条件は公示にない
知的障がいがあり
特別支援学級への就学が適当なこと
視覚障がいや聴覚障がい、病弱など
著しい他の障がいがないこと
保護者と同居し本校へ自力で
通学が可能なこと
選抜方法報告書および学力検査の総合判定
抽選についての記載はない
附属小学校卒業見込みの児童が
同一地区の附属中学校を志願する
際の選抜方法は別に定められる
諸検査・行動観察・面接による
合格発表2027年1月20日(水)
10時〜13時
合格証明書の交付も同日同時刻
入学者説明会
2027年1月23日(土)10時〜12時
2026年12月2日(水)
ホームページで公開
入学者説明会は通常学級と同じ
2027年1月23日(土)
備考検定料5,000円
ゆうちょ銀行払込
納入後は理由を問わず還付されない
募集要項の配付
2026年10月16日(金)〜
11月27日(金)9時〜14時
土日祝を除く・附属福岡中学校事務室
郵送希望は返信用封筒に
180円切手を貼って請求する
入学志願者説明会
2026年10月17日(土)
10時〜11時30分・本校体育館
主に志願者の保護者が対象
当日も要項が配られる
募集・選考の内容に関する
問い合わせには一切答えられない
通常学級とは別の入試で
願書受付・選考日・発表日が
すべて異なる
附属中学校3校のうち
特別支援学級を持つのは
附属福岡中学校だけ

2027年度(令和9年度)の公示は2026年9月11日付で出ています。募集人員は第1学年120名で、この定員には附属小学校からの入学生が含まれます。外部から受ける子にとっての実質的な枠は公表されていないので、120名をそのまま募集枠と読まないでください。前年度からの実質的な変更はありません。2025年度の公示と全文を突き合わせましたが、募集人員、志願者資格の2条件、検定料5,000円、返信用封筒の460円切手、簡易書留による郵送のみという提出方法、選考方法と配点、検査教科の4教科まで一字レベルで同じでした。動いたのは日付だけです。選考は報告書と学力検査の総合判定で行われ、学力検査の配点は国語と算数が各30点、社会と理科が各15点の計90点です。各教科の試験時間は公示に書かれていません。学力検査は2027年1月16日(土)で8時30分に指定場所へ集合し、合格者発表と合格証明書の交付はどちらも1月20日(水)の10時から13時まで、入学者説明会は1月23日(土)の10時から12時までです。出願は所定の封筒に一括して志願先の附属中学校事務室へ簡易書留で郵送する形で、郵送以外の提出は一切受け付けません。受付期間は短いので気をつけてください。受付期間は2026年12月8日(火)から12月11日(金)必着です。受検票は応募資格が認められた場合に2027年1月5日(火)までに発送され、募集要項そのものは配付されるのが2026年10月16日(金)から11月27日(金)までで、場所は附属福岡中学校事務室、時間は9時から14時まで(土日祝を除く)となっており、郵送を希望する場合は返信用封筒に180円切手を貼って請求します。入学志願者説明会は2026年10月17日(土)の10時から11時30分まで本校体育館で主に保護者を対象に行われ、当日も要項が配られます。抽選はありません。2027年度・2025年度・2024年度のいずれの公示にも「抽選」「くじ」の語が出てきません。公示が示す選考方法は報告書と学力検査の総合判定だけです。ただし校則第11条は選考方法を「別に定めるところにより」としていて、その文書は公開されていません。志願者資格に地理的な条件はありません。「保護者と同居し、通学可能な児童」という条件だけで、校則第9条も「小学校を卒業した者で,かつ,保護者と同居し,通学可能な者」までしか定めていません。多くの国立附属にあるような市町村名や通学時間の上限を示した通学区域は、公示と校則のレベルでは見当たりません。なお紙で配られる募集要項の本体はウェブに載っていないため、要項側に細目がある可能性は残ります。

福岡教育大学附属福岡中学校入試の合格者や倍率(2026年度)

学校は入試結果を公表していません。志願者数・受検者数・合格者数・倍率・合格者の得点はいずれも公開されておらず、公式サイトに入試結果のページ自体がありません。ここは非公開ではなく非公表です。公示の掲載ページにも「なお、募集、選考等の内容に関する問合わせに対しては一切お答えできませんので、ご了承ください。」と書かれています。分子と分母がどちらも非公表なので、どの定義の倍率も算出できません。育伸社の福岡県版も「公立中高一貫校・私立中学 入試結果」と「私立中学 募集要項」で、国立中学を収録していないため代わりの数値もありません。表の募集人員120名は各年度の公示による数字で、附属小学校からの入学生を含みます。よその媒体で倍率を見かけた場合、それが志願倍率なのか、附属小学校からの入学生を含めた見かけの数字なのか、推計値なのかを確かめてから読んでください。

通常学級
募集人員120名
附属小学校からの入学生を含む
出願者数非公表
受検者数非公表
合格者数非公表
倍率算出できない
分子・分母がともに非公表
合格者最低点非公表
合格者平均点非公表
合格者最高点非公表
備考学校は入試結果を公表しておらず
公式サイトに入試結果のページが
存在しない
公示の掲載ページにも
「募集、選考等の内容に関する
問合わせに対しては一切お答え
できません」とある
育伸社の福岡県版PDFは
国立中学を収録していないため
代わりの数値もない
よその媒体の倍率を見かけたら
定義と出典を確かめること

福岡教育大学附属福岡中学校入試の科目の傾向と対策

算数

配点は30点。国語と並んで、社会・理科の15点の倍にあたります。過去問の傾向からは大問6題の構成で、ほとんどの年で平面図形、規則性、水槽問題、速さの単元が出題されます。大問ごとに小問が設けられており、小問が進むごとに難易度が上がっていきます。小問1で間違えると致命的なミスになるので、普段から必ず問題を解いた後に見直すようにしましょう。頻出単元が決まっているので、そこに絞った勉強が有効になります。

なお学校は出題傾向を公表していないのでこの段落は過去問の分析にもとづく記述であり、公示が示しているのは配点と検査教科だけで、各教科の試験時間も書かれていません。

国語

配点は30点。算数と並んで4教科のなかで最も高い配点です。過去問の傾向からは説明文と物語文の文章問題2題の構成です。比較的難易度は易しいものの、最近では話し合いの様子の読み取り問題が出題されており、さまざまな出題パターンがあります。難易度が易しめということは、ミスを減らさなければならないということでもあります。漢字の読み書きはもちろん、熟語や対義語、ことわざといった基礎知識も必要になるので必ず対策しておきましょう。

理科

配点は15点。国語・算数の半分にあたるので、時間配分の優先順位を考えるときの目安になります。

過去問の傾向からは、近年は物理・化学・生物・地学からそれぞれ大問1題ずつ、大問計4題の構成です。出題形式はほとんど記号選択形式で、記述や作図の問題は近年減少傾向にあります。

社会

配点は理科と同じ15点。学力検査は国語・算数・社会・理科の4教科で行われます。学校は出題傾向を公表しておらず、社会について確かな材料はありません。公示から分かるのは小学校教育課程にある社会が検査教科に含まれること、配点が15点であることだけです。国語と算数の各30点に比べれば比重は小さいものの、合計90点のうち15点分を占めます。

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