桐蔭中学校の偏差値や倍率など入試情報と対策方法を徹底解説!

桐蔭中学校とは

創立1879年
偏差値59
主体公立
所在地和歌山県和歌山市吹上5丁目6−18
最寄り駅JR和歌山駅・南海和歌山市駅から和歌山バス小松原5丁目下車 徒歩5分
体制男女共学
形態中高一貫

桐蔭中学校は和歌山県立の併設型中高一貫教育校で、卒業後は桐蔭高等学校の普通科に進みます。1879年(明治12年)3月1日に和歌山中学校として開設されたのが桐蔭高等学校の前身にあたり、併設の中学校が開校したのは2007年(平成19年)4月です。教育指針は「自ら人生を切り拓く力を育てる」と「改革への情熱と伝統を重んじる心を育てる」の2本で、校訓は「文武両道」です。

「キャリア桐の葉」と呼ばれる取り組みを軸に、中学から高校へ連続したキャリア教育を行っています。学力別のクラス編成はしていません。2018年度(平成30年度)から高校とともに三期制になり、1単位時間の授業は2019年度(令和元年度)から50分です。土曜日の授業は予定されていません。修学旅行は中学3年生で東京方面へ行き、英語はALTと英語教員のティームティーチングで、中学3年では毎週実施されます。通学は2〜3割の生徒がJR阪和線・和歌山線・きのくに線や和歌山電鉄、南海加太線を使い、各学年1割程度は1時間から1時間半かけて通っています。

生徒の活動では、2026年8月にきのくにジュニア科学オリンピックで優勝し、12月の「科学の甲子園ジュニア」全国大会に進むことが学校から発表されています。部活動では女子テニス部が2026年8月の全国中学校大会に出場しました。

進学実績として公表されているのは併設の桐蔭高等学校全体の合格者数で、中学から進んだ生徒だけの数字は公表されていません。桐蔭高校の1学年は約280名なので、中学からの内進生はその一部にあたります。令和8年度入試(2026年春)の合格者数は国公立大学が185(うち既卒31)、私立大学が684(うち既卒213)でした。東京大学2、京都大学4、大阪大学8、神戸大学6、大阪公立大学12、和歌山大学26、和歌山県立医科大学医学部8という内訳で、難関国公立大学は29、医学部医学科は国公立9・私立5です。いずれも延べの合格者数で、総合型選抜と学校推薦型選抜を含み、2026年4月10日時点の数字です。東京大学と京都大学の合計は過去5年で令和4年度が6、令和5年度が12、令和6年度が8、令和7年度が3、令和8年度が6と推移しています。

桐蔭中入試の基本情報(2027年度)

入学者選考
日程適性検査・作文
2027年1月23日(土)
面接 2027年1月24日(日)
電子申請システムによる出願期間
2027年1月4日(月)〜1月7日(木)
調査書等の郵送期間
2027年1月4日(月)〜1月7日(木)
選考結果の発表
2027年2月3日(水)
教科・試験時間集合 8:30
点呼・入場・諸注意 8:45〜9:15
適性検査Ⅰ 9:15〜10:00(45分)
適性検査Ⅱ 10:15〜11:00(45分)
作文 11:15〜12:00(45分)
面接は翌日(一人5分程度の個人面接)
※時間割は2026年度の内容
配点適性検査Ⅰ 100点
適性検査Ⅱ 100点
作文 50点
合計250点(換算なし)
面接は段階的に評価する
調査書は各教科の学習の記録などを
総合的に評価する
※2026年度の内容。2027年度の配点は
10月公表の募集要項で示される
募集人員70名
※2026年度の募集定員
2027年度の定員は10月公表の
募集要項で示される
備考選考検査手数料2,200円
クレジットカードまたはPayPayで納付
出願は和歌山県電子申請システム
調査書のみ簡易書留で郵送する
受検票と選考結果通知書はメールで届く
URLからダウンロードする
通学区域は和歌山県内全域
保護者の現住所が県内にあることが要件
出願できるのは1校のみ
選考検査の予備日は設けられていない
出願時に希望すれば適性検査と作文の
得点の提供を受けられる

2027年度(令和9年度)は日程だけが公表されています。適性検査と作文が2027年1月23日(土)、面接が翌24日(日)、選考結果の発表が2月3日(水)で、いずれも前年度より1日ずつ早まったうえ、電子申請システムによる出願期間と調査書等の郵送期間はどちらも2027年1月4日(月)から1月7日(木)までとなり、前年度の12月24日開始から後ろにずれて期間そのものも短くなりました。募集定員・配点・出願手続・検査料は募集要項の本体で示される項目で、和歌山県教育委員会は10月に公表する予定だと日程のPDFに明記しているため、2026年9月時点では未公表です。表の募集定員と配点は2026年度(令和8年度)の内容です。2027年度も同じとは限りません。募集定員については2026年度入学生から変更がありました。中学校の1学級あたりの生徒数を35人とする国の方針を受けて、和歌山県は古佐田丘・向陽・桐蔭・日高高等学校附属・田辺の県立中学校5校の定員をまとめて引き下げており、桐蔭中学校は80名から70名になっています。出願の手続きも2026年度から全面的に電子化されました。紙の入学願書と和歌山県証紙による検査料の納付、返信用封筒の同封がなくなり、和歌山県電子申請システムでの出願とクレジットカードまたはPayPayでの検査料納付に変わったうえ、受検票と選考結果の通知書はどちらも登録したメールアドレスに届くURLからダウンロードする方式になりました。募集要項の冊子も印刷・配布をやめ、県のホームページ掲載だけになりました。選考検査の予備日は設けられていません。

桐蔭中入試の合格者や倍率(2026年度)

2026年度の入試は2026年1月24日に適性検査と作文、翌25日に面接が行われました。和歌山県は合格者数を公表していないため、受検者数を合格者数で割った実質倍率は算出できません。県が公表しているのは、出願者数を募集定員で割った出願倍率3.33倍と、受検者数を募集定員で割った倍率2.83倍の2種類です。表にはこの2つを並べました。合格者の最低点と平均点も非公表です。ただし出願時に希望しておけば、適性検査Ⅰ・Ⅱと作文の自分の得点を選考結果通知書に付けて提供してもらえます。前年度の2025年度は募集定員80名・出願者228名・受検者208名・倍率2.6倍でした。

入学者選考
(1月24日・25日)
募集人員70名
出願者数233名
受検者数198名
合格者数非公表
出願倍率3.33倍
合格者最低点非公表
合格者平均点非公表
備考倍率は出願者数を募集定員で割った
和歌山県教育委員会の出願倍率
受検者数を募集定員で割った倍率は
2.83倍
和歌山県は合格者数を公表していない
ため実質倍率は算出できない
欠席者数は1月24日・25日とも35名
前年度は定員80名・出願228名
受検208名・倍率2.6倍

桐蔭中入試の科目の傾向と対策

適性検査I

試験時間は45分で、配点は100点です。小学校で学んだ基礎的な力をもとに、自然や身近なことがらについて考えたりまとめたりする検査だと募集要項に書かれています。令和7年度・令和8年度はどちらも「研究1」から「研究4」までの4題構成でした。令和8年度はメディア、動物園、日本の工業と貿易、夏休みの体験がテーマになっています。

記述問題が多いため、単語を覚えるだけでなく説明できるまで理解しておくことが対策につながります。過去問は平成23年度から令和8年度まで解答例つきで学校のサイトに公開されています。

適性検査II

試験時間は45分で、配点は100点です。検査のねらいは適性検査Ⅰと同じく、小学校で学んだ基礎的な力をもとに考えたりまとめたりすることに置かれています。

令和7年度・令和8年度はどちらも「研究1」から「研究3」までの3題構成で、令和8年度は工作、興味をもったこと、チョコレートを使ったおかしづくりがテーマでした。ことばや式を使って説明する問題が多いので、簡潔にまとめる力が必要になります。

作文

試験時間は45分で、配点は50点です。与えられたテーマについて自分の考えを600字程度にまとめる形式です。過去問は平成23年度から令和8年度まで解答例つきで公開されています。

令和8年度は学校図書館を活用して読書を楽しむ人を増やすための図書委員会の活動について、5つの資料をもとに提案文を書く問題が出ました。作文は日頃の積み重ねが効くので、普段から練習しておくことが重要です。

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