福岡教育大学附属小倉中学校の偏差値や倍率など入試情報と対策方法を徹底解説!

福岡教育大学附属小倉中学校とは

創立1947年
偏差値58
主体国立
所在地福岡県北九州市小倉北区下富野3-12-1
最寄り駅JR小倉駅・北九州モノレール小倉駅(徒歩の所要時間は非公表)
体制男女共学
形態中学校単独(併設高校なし・附属小倉小学校と同一敷地)

福岡教育大学附属小倉中学校の教育目標は「創造的実践人の育成」です。これを具現化するために、学校は3つの教育実践研究を挙げています。カリキュラム・マネジメントを通して自ら創造的に学ぶ力を育てる教科学習指導法の研究、価値の自覚を深める道徳科の実践研究、キャリア形成を柱にした探究的な学習の実践研究の3つです。研究ページにはもう一段新しい記述があり、令和6年度からの研究テーマとして「様々な情報から意味や価値を創造する力の育成 —『個別最適な学び』と『協働的な学び』の一体的充実を図る授業づくりを通して—」が掲げられています。教育実習生は毎年約100名を受け入れています。

旧記事が触れていなかった特色が1つあります。小中連携教育です。学校は「小倉地区附属学校の特色として『小中連携教育』を実践しています」と書いており、沿革にも平成24年4月の「小中連携事業開始・校長一本化」が載っています。附属小倉小学校と同じ敷地にあり、校長が一本化されています。目的は2つで、9年間を見通した教育で中1ギャップを解消して小学校から中学校への接続をなめらかにすること、附属小倉小学校の児童から附属小倉中学校の生徒への段階的な育成で教育効果を上げることです。学校は理由も添えていて、「通学区域が広域であり地域コミュニティーと関わる機会が少ない本校の特殊性」や少子化・核家族化のもとで人間関係が固定化しやすい状況を挙げ、小中で関わる人を増やすことで進学への不安をやわらげ、中学生には上級生としての自尊感情を育てるという書き方です。

生徒自身が学習の過程と結果を評価し、次の学習において学び方を工夫したり、意欲的に学習に取り組んだりする力を育み、教科横断的な授業づくりをするとともに、学びの対象を俯瞰し矛盾点を自ら発見したのち、課題を設定、解決していく課題解決型学習を通して、キャリア諸能力を育成することを目標としています。

1年生での「福祉体験学習」、2年生での「職業体験学習」「歴史・文化体験学習」、3年生での「課題探究学習」「一人一研究」を核として、学び方を学ぶだけに留まらず「生き方」を考える学習へ、同時にキャリア諸能力を育成する学習へと高まるようにしています。

この学校に附属高校はありません。「中高一貫」ではなく、卒業生は全員が高校入試を受けます。福岡教育大学の附属学校は小学校3校・中学校3校・幼稚園1園の7校で、高校が入っていません。大学の規則集に並ぶ校則も同じ7本だけです。決定的なのは学校自身の年間行事表で、2月に「私立高校入試」、3月に「公立高校入試」が載っています。1月には「附中入学者選考考査」も並びます。よくある質問の「どんな高校を受験する人が多いですか。」という項目にも、「昨年度は、北九州市内の高等学校を中心に、県外の私立高等学校を受験している生徒も多数いました。」と答えています。したがって、この学校に大学合格実績はありません。

高校進学先は学校が3年分公表しています。国公立でいちばん多いのは小倉高校で、令和5年38名・令和6年38名・令和7年36名。次が戸畑高校の13名・16名・11名、そのあとに北九州工業高等専門学校の6名・6名・5名、八幡高校の1名・2名・7名、東筑高校の4名・2名・2名が続きます。県内私立は九国付属高校が14名・15名・14名で頭ひとつ抜けており、東筑紫高校が5名・9名・9名、久留米附設高校が1名・1名・4名。県外私立はラ・サール高校が5名・3名・3名、弘学館高校が6名・1名・2名です。進学者数か合格者数かの注記は付いていません。同じ大学の附属福岡中学校のページには国公立と私立で注記が分かれていますが、この学校のページには注記そのものがないので、数え方を断定せずに読んでください。

福岡教育大学附属小倉中学校入試の基本情報(2027年度)

生徒募集公示
日程学力検査 2027年1月16日(土)
8時30分に指定場所へ集合
検査教科国語・算数・社会・理科の4教科
小学校教育課程の範囲
配点国語30点・算数30点
社会15点・理科15点(計90点)
国語と算数が社会・理科の2倍
試験時間公示に記載がない
選考方法報告書と学力検査をあわせた判定
附属小学校卒業見込みの児童の
選抜方法は別に定められる(非公表)
募集人員第1学年120名
附属小倉小学校からの入学生を含む
校則の3学級×40人と一致する定員
志願者資格附属中学校への入学を希望し、
2027年3月に小学校卒業見込み等
保護者と同居し通学可能
通学区域通学区域の指定はない
公示の条件は「保護者と同居し、通学可能」
市町村名や通学時間の上限は書かれていない
出願方法簡易書留の郵送のみ
所定の封筒に一括して
志願先附属中学校事務室宛
郵送以外は一切受け付けない
願書受付2026年12月8日(火)〜
12月11日(金)必着
提出書類入学願書・受検票(同じ写真を貼付)
報告書(在籍小学校が作成し厳封)
検定料の払込証明
受検票返信用封筒(460円切手)
入学検定料5,000円(ゆうちょ銀行払込)
還付されない
受検票の発送2027年1月5日(火)までに発送
合格者発表2027年1月20日(水)10時〜13時
合格証明書の交付も同日同時刻
入学者説明会入学者説明会
2027年1月23日(土)10時〜12時
入学志願者説明会入学志願者説明会
2026年10月17日(土)10時〜11時30分
本校体育館・主に保護者が対象
募集要項の配付Webでは公開されない
2026年10月16日(金)〜11月27日(金)
9時〜14時に事務室で配付(土日祝を除く)
郵送請求は角形2号+180円切手
抽選公示にも校則にも記載がない
附属小倉小学校は第二次選考が抽選
小学校のルールと混同しないこと
入学料・授業料入学料・授業料はかからない
大学の規程の別表は「検定料のみ」
特別支援学級設置されていない
普通学級9学級のみ
公示の時期公示は9月中旬〜下旬の金曜日に出る
2027年度は2026年9月11日(金)
備考学力検査日は年によって8日ぶれる
2024年度1月20日/2025年度1月18日/
2026年度1月24日/2027年度1月16日
いずれも土曜だが第3土曜とは限らない
募集・選考の内容についての問い合わせには
一切応じられない

2027年度(令和9年度)の生徒募集公示は2026年9月11日に出ています。前年度からの実質的な変更はなく、日付が動いただけです。募集人員120名、附属小学校からの入学生を含むという注記、志願者資格の2条件、入学検定料5,000円、返信用封筒に貼る460円切手、簡易書留の郵送のみという提出方法、選考方法と配点、検査教科の4教科、配付時間、郵送請求の180円切手は、2026年度の公示と一字レベルまで同じでした。押さえておきたいのは3点です。1つ目、募集人員120名は附属小倉小学校からの入学生を含む数です。公示は「※この定員には附属小学校からの入学生を含みます。」と明記しています。校則の「普通学級1学年につき3学級」「1学級の生徒の定員は,40人」と一致する数字で、つまり1学年の定員そのものです。外部からの実質的な募集枠は公表されていません。附属小倉小学校の卒業見込み者については「なお、福岡教育大学附属小学校卒業見込みの児童が、同一地区の福岡教育大学附属中学校を志願する際の選抜方法は、別に定めます。」とあるだけで、その中身も枠の人数も出ていません。2つ目、配点が公示に書かれています。国語と算数が各30点、社会と理科が各15点で計90点。国語と算数が社会・理科の2倍という重みづけです。選考は報告書と学力検査をあわせた判定で行われます。各教科の試験時間は公示に書かれていません。3つ目、学力検査日は年によって8日ぶれます。2024年度が1月20日、2025年度が1月18日、2026年度が1月24日、2027年度が1月16日。いずれも土曜ですが第3土曜とは限りません。「例年1月中旬」と丸めて覚えると外す年があるので、出願する年の公示で必ず確認してください。2027年度の日程は、入学志願者説明会が2026年10月17日(土)10時から11時30分まで本校体育館(主に志願者の保護者が対象)、募集要項の配付が2026年10月16日(金)から11月27日(金)まで(土日祝を除く)9時から14時、願書受付が2026年12月8日(火)から12月11日(金)必着、受検票の発送が2027年1月5日(火)まで、学力検査が2027年1月16日(土)8時30分に指定場所へ集合、合格者発表と合格証明書交付が1月20日(水)10時から13時、入学者説明会が1月23日(土)10時から12時。出願は郵送だけです。公示は「郵送以外での提出は一切受け付けません。」と書いています。要項はWebで公開されません。事務室で紙で受け取るか、角形2号の返信用封筒に180円切手を貼り、表面に【附属小倉中学校募集要項請求】と朱書きして郵送で請求します。抽選についての記載はありません。2026年度・2027年度の公示と校則の全文に「抽選」「くじ」の語は一度も出てきません。公示が示す選考方法は報告書と学力検査による判定だけです。通学区域の指定もありません。公示が課しているのは「保護者と同居し、通学可能な児童」という条件だけで、市町村名や通学時間の上限は書かれていません。ここは附属小倉小学校と紛らわしいところです。小学校のほうは第二次選考が抽選で、通学時間の上限(公共交通機関で概ね60分以内)という条件もあります。小学校のルールを中学校に持ち込まないでください。なお中学校は入学料と授業料がかかりません。大学の規程の別表は附属中学校の欄に検定料5,000円だけを載せ、入学料と授業料の欄を空けて備考に「検定料のみ」と記しています。公示の公表時期は2025年度が2024年9月27日(金)、2026年度が2025年9月26日(金)、2027年度が2026年9月11日(金)で、9月中旬から下旬の金曜日に出ると見ておけます。

福岡教育大学附属小倉中学校入試の合格者や倍率(2026年度)

この学校は入試結果を公表していません。実施済みの最新の入試は2026年1月24日(土)に行われた2026年度(令和8年度)入試で、志願者数・受検者数・合格者数・倍率・合格者の得点はいずれも出ていません。公示の掲載ページに「なお、募集、選考等の内容に関する問い合わせに関しては一切お答えできませんので、ご了承ください。」という一文があり、学校の姿勢はここから読めます。非公表と判断するまでに、入学案内ページにリンクされた文書、サイトの全ページ一覧、トップページに埋め込まれたニュース60件、アーカイブに残る当ドメインのURL目録、入学案内ページの過去版8件、設置者である福岡教育大学の附属学校紹介ページを数え上げて確認しました。育伸社の福岡県版PDFも使えません。入試結果は表題が「公立中高一貫校・私立中学 入試結果 【福岡県】」、募集要項は「私立中学 募集要項 【福岡県】」で、どちらも表題に「国立」が入っておらず、福岡教育大学附属の3校はどの行にも現れません。「附属」でヒットするのは嘉穂高校附属(県立)と福岡大学附属大濠(私立)だけです。分子も分母も出ていないので、どの定義の倍率も算出できません。よその媒体でこの学校の倍率を見かけたら、それが志願倍率なのか、附属小からの入学者を含めた見かけの数字なのか、推計値なのかを確かめてください。表に載せられるのは募集人員120名だけで、これも附属小倉小学校からの入学生を含む数です。

生徒募集公示
日程学力検査 2026年1月24日(土)
募集人員第1学年120名
附属小倉小学校からの入学生を含む
志願者数非公表
受験者数非公表
合格者数非公表
倍率非公表
志願者数も合格者数も出ていないため
算出できない
合格者最低点非公表
合格者平均点非公表
合格者最高点非公表
備考公示の掲載ページに「募集、選考等の内容に
関する問い合わせに関しては一切
お答えできません」とある
育伸社の福岡県版PDFは表題に「国立」が
入っておらず本校の行がない

福岡教育大学附属小倉中学校入試の科目の傾向と対策

算数

大問6題が出題され、小問集合、平面図形、速さは頻出です。配点は30点で、社会・理科の2倍にあたります。国語と並んで重い教科なので、ここを落とすと立て直しが効きません。

国語

大問2題で、主に説明文と物語文などが出題されます。配点は算数と同じ30点で、社会・理科の2倍です。大問が2題しかないので、1題を崩すと取り返しがつきません。読みの正確さを先に固めたいところです。

理科

大問4題で、物理、化学、生物、地学から出題されます。配点は15点で、算数・国語の半分です。

社会

地理、歴史、公民から出題され、資料やグラフから読み解く問題が多いのが特徴です。配点は理科と同じ15点。4教科の合計は90点になります。なお各教科の試験時間は公示に書かれていません。学力検査は2027年1月16日(土)8時30分の集合で、国語・算数・社会・理科の4教科がこの日にまとめて行われます。

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