
東大への非常に高い合格実績を持つ塾として、「鉄緑会」が有名です。お子さまの東大や医学部受験対策として、入塾を検討されているご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、そのようなご家庭の中には、鉄緑会の入塾テストを初めて受ける方や、一度落ちてしまったがどうしても鉄緑会に入塾したいと再受験を目指す方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、鉄緑会の入塾テストの範囲、難易度から対策方法を詳しく解説し、実際に鉄緑会に通ったことのある方のアンケートを紹介します。
Contents
鉄緑会の入塾テストとは?
試験日程について
鉄緑会の入塾テストは毎年3月, 6月, 9月, 12月に実施されます。ただし、実施時期は多少のずれがあるので、入塾テストの具体的な日程や募集要項については、直接校舎にまでお問い合わせください。
入塾テストの基本情報
まずは入塾テストの基本情報を確認しましょう。
| 代々木校 | 大阪校 | |
|---|---|---|
| 受験料 | 2,000円 | 2,000円 |
| 科目 | 英語、数学各80分(中学入学時は算数と国語各40分) | 英語・数学(中学部各50分,高校部各80分) |
| 時期 | 3月, 6月, 9月, 12月(多少のずれあり、約2か月前から受付) | 3月, 6月, 9月, 12月(多少のずれあり、約1か月前から受付) |
| 範囲 | 鉄緑会の進度に準ずる | 鉄緑会の進度に準ずる |
| 合格点 | 合計で約6割目安 | 合計で約6割目安 |
入塾テストの出題範囲と合格点について
入塾テストは3か月に1回のペースで実施されています。試験範囲は、基本的に鉄緑会の授業進度に準じたものとなります。そのため、学校の教科書レベルを超えた、広い範囲の対策が必要になります。
範囲や合格点については試験予約の際に質問をすると教えてもらうことが可能です。鉄緑会からの案内はないため、必ず質問するようにしましょう。
また、合格率については非公表となっており、明かされていません。
入塾テストの難易度について
入塾テストで出題されるのはそれぞれの基礎となる部分となります。そのため問題自体の難易度はそこまで高くありません。しかし問題数が多く、一つ一つの問題も答えに辿り着くまでに時間がかかるため、高い処理能力が求められます。
しかし、学校の進度より早く試験範囲が広いので、独学で入塾テストに合格するにはかなり厳しいと言えます。
合格電話はいつくる?
合格の場合、8日以内に電話にて連絡が行われます。
不合格の場合、通知は郵送で行われ、その到着は通常10日前後とされています。
合格通知を受けた際には、受講可能な曜日と時間帯についてのヒアリングがあるため、事前にお子さまの予定を確認しておくことが重要です。
鉄緑会の指定校制度とは?
代々木校では、難関中学の15校が「指定校生徒」として入塾テスト無しで受け入れられています。大阪校に関しては、指定校はなく、全員入塾テストを受ける必要があります。
代々木校の指定校15校一覧
2026年現在、代々木校の指定校とその在籍生徒数はこちらです。
| 学校名 | 都道府県 | 在籍生数 |
|---|---|---|
| 開成 | 東京 | 997名 |
| 桜蔭 | 東京 | 926名 |
| 筑波大学附属駒場 | 東京 | 578名 |
| 麻布 | 東京 | 597名 |
| 海城 | 東京 | 559名 |
| 駒場東邦 | 東京 | 309名 |
| 筑波大学附属 | 東京 | 475名 |
| 豊島岡女子学園 | 東京 | 464名 |
| 渋谷教育学園渋谷 | 東京 | 350名 |
| 渋谷幕張 | 千葉 | 352名 |
| 女子学院 | 東京 | 305名 |
| 雙葉 | 東京 | 284名 |
| 早稲田 | 東京 | 298名 |
| 聖光学院 | 神奈川 | 72名 |
| 栄光学園 | 神奈川 | 78名 |
出典:鉄緑会公式サイト「鉄緑会指定校・在籍生数一覧(2026年8月現在)」
指定校生でも入塾テストが必要になるケース
指定校制度で入塾テストが免除されるのは、指定校に合格した新中学1年生が、4月期からオープンコースに入会する場合に限られます。つまり、中学受験の合格発表後から中学校へ入学するまでの時期に手続きを行う必要があります。中学入学後や4月期を過ぎてから入会する場合は、指定校の生徒であっても入塾テストの受験が必要です。また、4月からレギュラーコースへの入会を希望する場合も、入塾テストを受けなければなりません。
入塾テストの最適な対策方法
ここからは、鉄緑会の入塾テストに合格するための対策方法について解説していきます。
早いタイミングでの入塾を決断する
鉄緑会の入塾テストは鉄緑会での進度に準じているため、入塾テストを受けるタイミングが遅くなればなるほど対策にかかる時間が必要になり、合格も困難になっていきます。
入塾テストは年に4回行われており、仮に不合格だった場合でも、次回以降何回でもチャレンジすることが可能です。
そのため、出来る限り早くから入塾を検討することで、入塾できる可能性が高まります。
可能であれば中学1年生の最初のタイミングで入塾テストを受けることをおすすめします。
鉄緑会のテキストやプリントを入手する
入塾テストの出題範囲や難易度については鉄緑会での指導内容に準ずるため、鉄緑会のテキストで勉強するのが理にかなっています。フリマアプリや知人経由でテキストを入手し、そのテキストをもとに学習することをおすすめします。
また市販の鉄緑会出版の参考書も対策に有効です。筆者オススメの参考書は「鉄緑会 基礎力完成 数学1A+2B(鉄緑会大阪校数学科)」で、鉄緑会数学科主任講師監修のもと、高校生の入塾テストで出題されるレベルの問題が丁寧に解説されています。
鉄緑会出身の家庭教師をつける
入塾テストに落ちる子の特徴として、対策を全くしていなかったり、独学で勉強をしていることが挙げられます。
上記で述べた鉄緑会のテキストやプリントを入手できたとしても、そのレベルは学校で習っている範囲を超えていることが多く、演習問題の難易度もかなり高いです。そのため、お子さまだけの力で、問題演習を含めた入塾テストの対策をすることは困難です。
鉄緑会の入室テストに最短で合格するためには、効率よく対策を取る必要があります。その際におすすめしたいのが、家庭教師の利用です。
家庭教師のスマートレーダーには、鉄緑会出身の先生が多数在籍しており、中には現役の鉄緑会の先生も在籍しているため、鉄緑会の入塾テスト対策に最適な先生を見つけることが可能です。
鉄緑会のカリキュラムを熟知しているプロに任せることで、分からない問題を質問できることはもちろん、試験本番のペース配分や、出題傾向に基づくアドバイスをもらうこともできるため、効率よく対策することが可能になります。
スマートレーダーを活用することで、「鉄緑会出身の東大生」など、各ご家庭の要望に合った最適な家庭教師の先生に出会うことができます。
鉄緑会出身の家庭教師の紹介や、鉄緑会対策に家庭教師をご利用いただいた方の感想については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご確認ください。
12月の入塾テストの受験を検討している方へ
12月の鉄緑会入塾テストの受験を検討している方は、できるだけ早めに対策を始めることが大切です。鉄緑会の進度に基づいた出題範囲は学校の授業範囲を超えており、独学での対策は難しいため、早い段階でサポートを受けることが合格への近道です。
スマートレーダーでは鉄緑会出身の家庭教師が在籍しており、入塾テスト対策を個別にサポートできます。鉄緑会のカリキュラムを熟知した先生から、試験本番のペース配分や出題傾向に基づくアドバイスをもらいながら、効率よく対策を進めることができます。
入塾テストに落ちた場合の対策の進め方
入塾テストは年に4回実施されており、不合格だった場合でも次回以降に何度でも挑戦することができます。次の入塾テストまでは約3ヶ月あるため、落ちた原因を特定したうえで対策を組み直せば、十分に間に合います。ここでは、不合格だった後の進め方を2つのステップに分けて解説します。
ステップ1:どの科目で、何が足りなかったのかを切り分ける
入塾テストは英語と数学の2科目で実施され、合格点は合計で約6割が目安とされています。まずはどちらの科目で崩れたのかをはっきりさせたうえで、失点の理由を次の2つに切り分けましょう。
- 学習範囲が足りていなかった場合:解き方そのものを知らない問題が多かったケースです。入塾テストの範囲は鉄緑会の授業進度に準じるため、学校の授業ではまだ扱っていない単元が原因になっていることが多くあります
- 時間配分が足りていなかった場合:解けるはずの問題を最後まで解ききれなかったケースです。入塾テストは1問ごとの難易度よりも問題数の多さが負担になるため、処理する速さが課題になっていると考えられます
範囲が足りていなかったのであれば未習の単元を進める、時間配分が課題であれば既に習った範囲を制限時間つきで解き直す、というように、次の3ヶ月で何に時間を使うべきかが変わってきます。
ステップ2:次回までの約3ヶ月で対策を組み直す
原因が分かったら、次の入塾テストまでの約3ヶ月で対策を組み直します。出題範囲は鉄緑会の授業進度に準じるため、学校の教科書レベルの学習を続けているだけでは差が縮まりません。鉄緑会のテキストや市販の参考書を使って出題レベルに合わせた演習を行い、独学で手が止まってしまう場合は、範囲と出題傾向を把握している鉄緑会出身の家庭教師などのサポートを受けるのが近道です。
実際に、1回目の入塾テストで不合格だった後、約3ヶ月で対策を立て直して2回目で合格した方もいらっしゃいます。
T.Kさん/東京大学理科一類・東京都立日比谷高等学校出身
高校1年の3月に入塾テストを受験しましたが歯が立たなかったです。次が6月なので、スマートレーダーを利用して、鉄緑会出身の家庭教師の先生に数学と英語の指導をお願いしました。数学の公式や英語の文法は、基礎から本質を理解することが重要だと教えてもらい、6月の入塾テストで無事合格することが出来ました。
この方は、数学の公式や英語の文法を基礎から本質的に理解し直したことで、次の6月の入塾テストで合格しています。インタビューは、下記の「入塾テストを突破した方の生の声」で紹介しています。
入塾テストを突破した方の生の声
実際に鉄緑会の入塾テストを突破した方4名にインタビューをしました。鉄緑会の入塾を考えている方は実際に合格した方の声を聞いてみて、対策方法やいつから対策するか、入塾テストの範囲や難易度、入塾テストに合格するために一番重要なポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。
回答者のプロフィール
回答者1|R.Uさん
大学 東京大学 理科一類
出身校 灘高等学校
- 受験時期
- 高1・12月頃
- 合格回
- 1回目
- 校舎
- 大阪校
回答者2|E.Kさん
大学 東京大学 文科一類
出身校 広尾学園高等学校
- 受験時期
- 小6・2月頃
- 合格回
- 1回目
- 校舎
- 代々木校
回答者3|T.Kさん
大学 東京大学 理科一類
出身校 東京都立日比谷高等学校
- 受験時期
- 高1・3月/6月
- 合格回
- 2回目
- 校舎
- 代々木校
回答者4|S.Kさん
大学 東京科学大学 医学部医学科(旧・医科歯科大)
出身校 武蔵高等学校中学校
- 受験時期
- 小6・2月頃
- 合格回
- 1回目
- 校舎
- 代々木校
質問:鉄緑会に入ろうとしたきっかけはなんですか?
回答者1(R.Uさん)
鉄緑会は多量の演習と宿題による反復学習が行える環境が整っていると聞いていました。大学受験に向けて、数学力を強化するために入塾を決めました。
回答者2(E.Kさん)
中学受験で志望校に合格したが、中学受験のように勉強をする習慣が抜けないようにと、親が入塾を決めました。自分から鉄緑会に入ろうとは思っていなかったです。
回答者3(T.Kさん)
東大受験に向けて本格的に実力をつけるため塾に入ることを考えていました。鉄緑会に決めたきっかけは一番厳しいと言われていることが決定打となったと思っています。
回答者4(S.Kさん)
中学受験で第一志望に合格できず悔しい思いをし、大学受験では絶対第一志望に合格したいという反骨心がありました。医学部受験に向けて中学1年生から鉄緑会で力をつけようと考えました。
質問:いつから対策し、どのような対策(家庭教師、鉄緑会のテキスト・プリント、自習、その他塾) を行いましたか?対策について詳しく教えてください
回答者1(R.Uさん)
入塾の1ヶ月前から入塾テスト対策を始めました。学校の先輩が鉄緑会に入っていたので、先輩から鉄緑会の高校1年生のテキストを借りて対策しました。演習問題をもとに一通り学習を行いました。
回答者2(E.Kさん)
特に入塾テストに向けて対策するといったことはなかったです。中学受験で勉強したことから問題なく入塾テストの問題を解くことができました。中学受験の範囲をしっかりと理解していれば合格できると思います。
回答者3(T.Kさん)
高校1年の3月に入塾テストを受験しましたが歯が立たなかったです。次が6月なので、スマートレーダーを利用して、鉄緑会出身の家庭教師の先生に数学と英語の指導をお願いしました。数学の公式や英語の文法は、基礎から本質を理解することが重要だと教えてもらい、6月の入塾テストで無事合格することが出来ました。
回答者4(S.Kさん)
中学受験の範囲をしっかり復習しました。スマートレーダーの鉄緑会から医学部に進学された先生に、中学受験終了後から5回ほど、他校の中学入試問題の演習と中学範囲の先取りを指導してもらいました。先生の指導のおかげもあり、初回の入塾テストで無事合格することが出来ました。
質問:入塾テストの試験範囲や難易度はどれくらいでしたか?
回答者1(R.Uさん)
範囲としては、数IA全部+数2B一部とかなり広い印象でした。しかし、学校の授業やテストをしっかりとこなしていれば、難易度自体はそこまで高いという印象は持ちませんでした。
回答者2(E.Kさん)
極端に難しい問題ばかりではなく、中学受験範囲の内容がしっかり身についているかを見られている感じでした。ただ、時間配分を間違えると最後まで解き切れない可能性はあると思います。
回答者3(T.Kさん)
問題の難易度は青チャートがしっかり解けるようになっておかないと、鉄緑会の入塾テストは厳しい印象でした。ただ、中高一貫校のような進度の早い学校に通っていれば、大体の範囲はカバーされていると思います。
回答者4(S.Kさん)
範囲自体はあまり広くはありませんでした。しかし、中学受験の知識が必要とされるテストなので、中学受験である程度の学校に受かっていないと厳しいかなと思います。
質問:入塾テスト合格のために、一番重要なことは何ですか?
回答者1(R.Uさん)
入塾テストまでの勉強のスケジュールの設定をしっかりと立てることが重要だと思います。具体的には自分の学習状況に合わせた優先順位の設定や、自分が無理なくできる勉強量の設定を毎日行うことが大事です。
回答者2(E.Kさん)
先ほども述べたように、試験の大半の範囲は中学受験なので、苦手な中学受験の範囲をもう一度復習して、知識を固めることが大切だと思います。
回答者3(T.Kさん)
難しいとされる鉄緑会の入塾テストでも簡単な問題は必ずあります。なので、難しい問題を解けるようにするのではなく、自分が解けると思った問題をミスなく確実に点にすることが合格への鍵だと思います。
回答者4(S.Kさん)
中学受験で問われるような典型的な問題を確実に取りに行くことが一番重要だと思います。そのためにもまずはしっかりと基礎を固めることを徹底することが大切だと思います。
今回伺った4つの質問の回答は回答者によってさまざまな結果となりました。
お子様一人一人によって学習状況は異なるので適切な対策方法も異なってきます。「どんな対策をしたらいいのかわからない」といった方にはスマートレーダーの利用をおすすめします。
家庭教師のスマートレーダーには、鉄緑会の入塾テストを突破した鉄緑会出身の先生が多数在籍しているので、お子様の学習状況に合わせた対策方法や適した勉強計画を立てることができます。
スマートレーダーを利用して、鉄緑会の入塾テストを突破しましょう。
よくある質問
鉄緑会の入塾テストの科目と試験時間は?
代々木校は英語・数学各80分(中学入学時は算数・国語各40分)です。大阪校は中学部が各50分、高校部が各80分となっています。
入塾テストの合格点はどのくらい?
合計で約6割が目安とされています。なお、合格率は非公表です。試験予約の際に範囲や合格点を質問すると教えてもらえるため、必ず確認するようにしましょう。
入塾テストに落ちても再受験できる?
はい、何度でもチャレンジ可能です。入塾テストは年4回(3月・6月・9月・12月)実施されています。不合格だった場合でも次回以降に再受験できるため、できるだけ早い時期から挑戦することが推奨されます。
指定校制度とは何ですか?
代々木校では、開成・桜蔭・筑波大学附属駒場など15校の生徒が中学入学直後に限り入塾テスト免除で受け入れられる制度です。ただし、入学後に入塾する場合は指定校の生徒でもテストの受験が必要です。大阪校には指定校制度はなく、全員が入塾テストを受けます。
入塾テストの対策はいつから始めるべき?
可能であれば中学1年生の最初のタイミングでの受験が推奨されます。鉄緑会の入塾テストは鉄緑会の進度に準じた出題のため、受験が遅くなるほど対策範囲が広がり合格が難しくなります。早めに入塾の意思を固め、計画的に対策を進めましょう。
合格通知はどのように届く?
合格の場合は8日以内に電話で連絡があります。不合格の場合は約10日前後で郵送通知となります。合格通知を受けた際には受講可能な曜日・時間帯のヒアリングがあるため、事前にお子さまの予定を確認しておきましょう。
まとめ
今回は鉄緑会について、またその入塾テストについて解説してきました。鉄緑会の入塾テストの難易度は、総合的に見るとかなり難しいです。たとえ進学校の生徒であっても、入塾テストに落ちてしまう可能性は十分にあります。
なるべく早いタイミングで入塾の意思を固め、家庭教師を活用した入念な対策をすることが、鉄緑会入塾への最短ルートであると言えるでしょう。
鉄緑会の入塾テスト対策なら家庭教師のスマートレーダー
鉄緑会の入塾テスト対策における個人契約の家庭教師にはスマートレーダーがおすすめです。
スマートレーダーでは鉄緑会出身の難関大学の学生が多数在籍しています。
また、入塾テストのみならず、鉄緑会入塾後のバックアップにも対応でき、進度の速い授業についていけるように全力でサポートいたします。

















