芝浦工業大学附属中学校の偏差値や倍率など入試情報と対策方法を徹底解説!

芝浦工業大学附属中学校とは

創立1922年
偏差値57~60
主体私立
所在地東京都江東区豊洲6丁目2-7
最寄り駅新豊洲駅から徒歩6分
体制男女共学
形態中高一貫

芝浦工業大学附属中学校とは、理系精神を育む総合学習の場となる中学校です。

芝浦工業大学附属中学校は、科学技術が国の発展に不可欠であるという認識のもと、多様な才能を持つ生徒たちの資質を深く育成しています。この学校では、生徒たちが科学技術立国日本の将来に貢献できるよう、独自の教育目標を設定し、それに基づいた教育を行っています。具体的には、生徒一人ひとりが批判的な思考を持ち、論理的に考え、説得力のある表現力を磨くことを目指しています。また、自ら学び続ける習慣と向上心を持ち、心身ともに健康で、社会や世界に貢献する気概を育てることも重要な教育目標とされています。

芝浦工業大学附属中学校からの進学実績は特筆すべきものがあり、2023年度には卒業生200名のうち約半数にあたる96名が芝浦工業大学へ推薦進学しました。このことは、同校が学生の大学進学において大きな役割を果たしていることを示しています。さらに、芝浦工業大学以外にも、早稲田大学、明治大学、明治学院大学への進学者がおり、卒業生たちが多様な分野で活躍の場を広げていることがうかがえます。

学校の設備やカリキュラム、課外活動に至るまで、理系マインドを刺激し、楽しみながら学べる環境が整っている点も、芝浦工業大学附属中学校の大きな特徴です。特に校舎は、理科室や技術室、PC室、鉄道工学ギャラリーといった特色ある教室を1階に配置することで、生徒たちが日常的に理工学に触れられるように工夫されています。また、学年ごとに設けられたクラス数は、教師が生徒一人ひとりをよく理解し、個々のニーズに応える教育を提供することを可能にしており、生徒と教師の間には密接な関係が築かれています。

これらの特色を通じて、芝浦工業大学附属中学校は、生徒たちが自分たちの興味や才能を発見し、それを伸ばしながら、将来科学技術分野でのリーダーとして活躍できるように支援しています。このように、総合的な学習環境を提供し、生徒たちの理系精神を育むことに注力している芝浦工業大学附属中学校は、科学技術立国日本の将来を担う若者たちを育成するための理想的な場所と言えるでしょう。

芝浦工業大学附属中入試の基本情報

日程2月上旬のうち2回
教科・配点国語 120点 (60分) 算数 120点 (60分)理科 100点    (50分)

芝浦工業大学附属中入試の合格者や倍率

募集人員140
受験者数836
合格者数168
倍率4.98
合格者最低点198
合格者平均点211.9
合格者最高点非公開

(2023年度)

芝浦工業大学附属中入試の科目の傾向と対策

算数

この試験は試験時間が60分で、総配点は120点です。出題形式は、4~5題の大問から成り立っており、様々な問題が含まれています。

過去の試験を見ると、前半部分では基本的な問題が出題され、ここで確実に得点を積み上げることが重要とされています。一方で、試験の後半部分では、条件が多く含まれた文章問題や、応用レベルの図形問題が中心となり、特に「図形」問題の比重が大きくなっている傾向があります。また、解答に際しては、考え方や途中式の記入がほとんどの問題で求められるため、ただ答えを出すだけではなく、プロセスを明確に示す能力が必要です。

したがって、試験に向けては、日頃から解答の考え方や途中式を丁寧に記す習慣を身につけることが必要です。特に「図形」問題に関しては、その対策を重点的に行うことが有効であると言えるでしょう。これらの対策を通じて、試験での高得点獲得に繋げることができます。

国語

この試験は、試験時間が60分で、総配点は120点です。出題形式に関しては、5題の大問から構成されており、その中で前半に読解問題が3題、後半には知識問題が2題が出されます。

試験内容は多岐にわたり、記号選択、書き抜き、記述問題など、さまざまなタイプの問題が含まれています。さらに、問題を聞いて解答するタイプの問題も出題されることがあるため、聴解能力も試されます。これらの問題に対応するには、正確な読解力と表現力が求められるだけでなく、音声による問題に集中して取り組むための集中力も必要とされます。

試験における対策としては、基本的な知識や技能の徹底が何よりも重要です。特に記述問題では、問題によって求められる文字数が30~40字から80~120字と大きく異なる場合がありますので、さまざまな長さの答えを効果的に記述できるよう、対策をきちんと行う必要があります。これらの対策を通じて、試験での良好な成績を目指すことができるでしょう。基本に忠実な準備が、この試験においては特に有効であると言えます。

理科

この試験は50分間で行われ、配点は100点と設定されています。試験内容は8題からなる大問構成で、地学、生物、化学、物理の4つの科学分野にわたる問題が出題されます。これらの問題は、リスニングと記述を含む形式で、基礎的な知識を問う内容が中心となっています。

過去問を分析すると、科学の基礎知識をしっかりと理解していることが、この試験を解く上で非常に重要であることがわかります。特に、地学、生物、化学、物理の各分野から出題される問題に対応するためには、広範囲にわたる基礎知識が必要とされます。また、リスニング問題が含まれているため、聞き取り能力も同時に試されることになります。

したがって、この試験に効果的に対策するためには、早い段階で基礎知識を固めることが必須です。その上で、得た知識を活用し、様々なタイプの問題に取り組む演習を繰り返すことが推奨されます。基礎から応用までをカバーすることで、試験において高得点を目指すことができるでしょう。このように、基礎知識の確実な習得と、それに基づく演習の反復が、この試験の対策として有効であると言えます。

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