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法政大学第二中学校とは
創立 | 1939年 |
偏差値 | 62~63 |
主体 | 私立 |
所在地 | 神奈川県川崎市中原区木月大町6-1 |
最寄り駅 | 武蔵小杉駅から徒歩12分 |
体制 | 男女共学 |
形態 | 中高一貫 |
法政大学第二中学校は、法政大学の付属校として開校した男女共学の中高一貫校です。自由と進歩の校風のもと、主体的な学習と国際性を重視した教育を提供しています。
自ら課題を見つけ、解決策を探る過程を通して、問題解決能力や創造力を育む「探究型学習」と、海外留学や国際交流を通して、グローバルな視野とコミュニケーション能力を育む「国際教育」に力を入れており、従来の教科書学習だけでは得ることのできない学びを習得することができます。
また、帰国子女入試(帰国生入試)も実施していますので帰国子女のお子様にもおすすめです。帰国生入試を検討されている方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
併設の高校卒業生の約9割が法政大学へ進学しています。その他の難関大学への合格者も輩出しており、2024年度には慶應義塾大学に9名、早稲田大学に2名が合格しています。
法政大学第二中学校については以下の記事でも紹介していますので合わせて参考にしてください。
MARCH付属高校の偏差値と特徴の一覧を紹介!メリット・デメリットも合わせて解説します!
法政大学第二中学校の偏差値
法政大学第二中学校の偏差値
学校名 | 偏差値 |
---|---|
法政大学第二中学校 | 62~63 |
法政大学第二中学校の偏差値は62~63で、神奈川県内でも比較的高い学力が求められます。入試では基本的な問題を確実に正解できる力が求められます。
同程度の偏差値の中学校を比較
学校名 | 地域 | 主体 | 体制 | 形態 | 偏差値 |
---|---|---|---|---|---|
青山学院横浜英和中学校 | 神奈川 | 私立 | 共学 | 中高一貫 | 62~64 |
神奈川大学附属中学校 | 神奈川 | 私立 | 共学 | 中高一貫 | 62~63 |
中央大学附属横浜中学校 | 神奈川 | 私立 | 共学 | 中高一貫 | 62~64 |
これらの学校と法政大学第二中学校は偏差値が近いため、併願や出願に迷う場合は学校の雰囲気や特色を比較してみましょう。
法政大学第二中学校入試の基本情報(2025年度)
日程 | 1月12日(帰国生入試) | 2月2日(一般入試第1回) | 2月4日(一般入試第2回) |
教科・試験時間 | 国語50分 算数50分 面接 | 国語50分 算数50分 社会40分 理科40分 | 国語50分 算数50分 社会40分 理科40分 |
配点 | 国語100点 算数100点 | 国語100点 算数100点 社会75点 理科75点 | 国語100点 算数100点 社会75点 理科75点 |
法政大学第二中学校入試の合格者や倍率
2025年度法政大学第二中学校入試結果
帰国生入試 | 一般入試第1回 | 一般入試第2回 | |
募集人員 | 若干名 | 140人 | 70人 |
受験者数 | 40人 | 940人 | 678人 |
合格者数 | 22人 | 200人 | 155人 |
倍率 | 1.8 | 4.7 | 4.4 |
合格者最低点 | – | 218点 | 204点 |
合格者平均点 | – | 234.7点 | 219.6点 |
法政大学第二中入試の倍率
法政大学第二中学校の入学試験は複数の日程で行われており、それぞれで倍率に違いが見られます。以下に、それぞれの試験ごとの倍率推移をまとめました。
帰国生入試の倍率
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
2025 | 40人 | 22人 | 1.8倍 |
2024 | 46人 | 26人 | 1.8倍 |
2023 | 61人 | 31人 | 2.0倍 |
2022 | 57人 | 30人 | 1.9倍 |
帰国生入試の倍率はおおむね1.9倍程度で推移しています。受験をお考えの方は油断せずに対策しましょう。
一般入試第1回の倍率
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
2025 | 940人 | 200人 | 4.7倍 |
2024 | 789人 | 208人 | 3.8倍 |
2023 | 872人 | 222人 | 3.9倍 |
2022 | 862人 | 232人 | 3.7倍 |
一般入試第1回の倍率は2024年度までは4倍弱で推移していましたが、2025年度は上昇していました。今後も倍率の変動が予想されるので、高倍率になっても対応できるように意識しておきましょう。
一般入試第2回の倍率
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
2025 | 678人 | 155人 | 4.4倍 |
2024 | 603人 | 120人 | 5.0倍 |
2023 | 718人 | 110人 | 6.5倍 |
2022 | 696人 | 122人 | 5.7倍 |
一般入試第2回の倍率は5~6倍となっています。例年競争が激しくなっているので、本命の方はこの日程はできるだけ避けましょう。
法政大学第二中学校入試の科目の傾向と対策
国語
国語は試験時間50分の100点満点で、例年大問3つにそれぞれに漢字・語句・品詞等の知識問題、論説文の読解、小説文の読解問題が出題されています。
論説文が3,000~5,000字程度、小説が5,000字程度で合計8,000~10,000字程度と文章量が多めであるため、速読力と集中力が求められます。
設問は選択式が多く、その他には書き抜き問題が数問と記述問題が1問程度出題されます。選択肢の文は長めなので、注意深く正確に読み解く必要があります。
冒頭の漢字・熟語の問題は約3割の配点があるので、ぜひ全問正解を目指したいところです。そのために、漢字は常用漢字表の範囲を中心に、確実にマスターしましょう。文法は基本的な知識に加えて、活用や接続詞などの知識を問題集で幅広く学習しましょう。
算数
算数は試験時間50分の100点満点で、計算問題、小問集合、文章題4問という出題構成になっています。基礎学力を重視しており比較的解きやすい素直な問題が多いため、合格者の平均点は100点満点中60~70点とかなり高めになっています。数点の失点が合否の分かれ目となりますので、特に計算問題と小問集合では全問正解を狙いましょう。
オーソドックスな計算問題が多いため、正確に解答しましょう。単位換算に関する問題も出題されるため、苦手な人は練習しておく必要があります。日時に関する単位や、面積や長さの単位の換算問題が出題されています。
小問集合では、いわゆる特殊算や場合の数、平面図形の問題も多く出題されています。演習をこなし、不得意な分野があれば克服しておきましょう。
比を使う平面図形、立体図形、速さ、規則性の大問についても標準的なレベルの問題が多いため、基本事項をしっかりと押さえておくことが重要です。過去問で出題傾向を把握しておき、苦手な頻出分野があれば、基礎から復習することが望ましいでしょう。
社会
社会は試験時間40分で75点満点です。年度によって大問数が4問~11問とばらつきがあります。総解答数は50問程度で、地理・歴史・公民がそれぞれバランスよく出題されています。テーマに沿った短文・長文の資料やリード文を読み、それについて回答するタイプの問題が多く出題されます。
地理分野は、地図を使った問題が多いので、各エリアの地名、地形、位置を覚えておきましょう。 2018年は地形図の読み取りが出題されました。雨温図が使われることも多いため、日本の6つの気候区を見分けられるようにしておきましょう。
歴史分野は、古代から現代まで広い時代から出題されています。古代、中世、近現代史の主要な出来事や人物を理解しておきましょう。時代順の並べ替えの問題も頻出であるため、年表を活用して、歴史の流れを把握することが重要です。
公民分野は、日本国憲法と政治の仕組みについての出題が多く出題されています。憲法、政治、経済などの基本的な知識を理解し、時事問題集などで最新の情報を取り入れるようにするといいでしょう。
全体的に問題数が多いため、分からない問題は後回しにして、とにかく最後まで一通り終わらせることが重要です。記述問題は論理的かつ明確に表現できるように練習する必要があります。問題演習を重ね、論理的思考力を鍛えるようにしましょう。
理科
理科は試験時間40分で75点満点です。幅広い知識と応用力が要求される傾向があります。教科書レベルの内容を隅々まで理解したうえで、過去問を分析し、出題頻度の高い分野や知識項目を把握しましょう。さらに問題集を活用した基礎知識の定着と応用力の向上も欠かせません。
時事問題が必ず出題されているため、新聞やニュースを日頃からチェックし、科学技術や環境問題などの最新情報を入手しておきましょう。
標準的な計算問題に加えて難解な計算問題も出題されているため、まずは難易度の高すぎない計算問題をまんべんなく仕上げ、次に難易度の高い計算問題に挑戦していくと良いでしょう。過去問や問題集を繰り返し解くことで問題形式に慣れ、時間配分を身につけましょう。
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