
日能研は全国に約160教室を展開する、中学受験専門の大手進学塾です。日能研に通うには入塾テスト(正式には「入会資格テスト」)を受けて入会資格を得る必要があり、入会を検討されている方の中には、「うちの子は合格できるの?」「落ちたらもう入れないの?」と不安を感じているご家庭も多いのではないでしょうか。
この記事では、日能研の入塾テストについて、入塾資格が取れる4種類のテストの違いから、難易度と合格ラインの目安、落ちる子の特徴、科目別の対策方法、そして落ちてしまった場合の対応策まで、網羅的に解説します。
Contents
日能研の入塾テスト(入会資格テスト)とは?
テストの目的と概要
日能研の入塾テストは、公式には「入会資格テスト」という名称です。お子さまの学力を確認し、日能研のカリキュラムで学習を進められるかどうかを判定するために実施されます。
科目は国語・算数の2教科、試験時間は各40分です。受験料は無料で、持ち物は筆記用具のみ。テストは最寄りの教室で受験します。
なお、「入塾テスト」「入室テスト」「入会テスト」はすべて同じものを指す通称です。日能研では教室に通うことを「入室」ではなく「入会」と表現するため、公式の案内を探すときは**「入会資格テスト」**で検索すると見つけやすくなります。
受験対象の学年と時期
入会資格テストの対象学年は、地域と実施回によって異なります。
| 地域 | 対象学年 | 実施頻度 |
|---|---|---|
| 首都圏・北海道 | 原則4〜6年生(回によって4・5年生限定などの絞り込みあり) | 随時+定期開催 |
| 関西・中国 | 3・4・5・6年生 | 随時開催(日程相談可) |
| 愛知・岐阜/四国・九州・沖縄 | 教室ごとに案内 | 随時開催 |
1・2年生のうちに入会しておけば、入会テストなしで入塾が可能です。
実施回によって受験できる学年が絞られることがあるため、申し込み前に必ず最寄りの教室の最新案内を確認してください。
日能研の入塾資格が取れるテストは4種類
日能研の入会資格を得られるテストは4種類あります。以下の4つのうち、どれかで基準に達すれば入会資格が得られます。
| テストの種類 | 対象学年 | 科目・時間 | 費用 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ① 入会資格テスト | 3〜6年生 (地域により異なる) | 国語・算数 (各40分) | 無料 | 各教室で随時実施。日程を相談できる |
| ② 日能研全国テスト | 小2〜小5が中心 | 国語・算数 (小2は各30分、小3以上は各40分) | 無料 | 年数回の全国規模テスト。募集テストを兼ねる |
| ③ 全国公開模試・実力判定テスト | 4〜6年生 | 2科/4科 | 有料 | 通塾経験者向け。上位クラスの判定材料にもなる |
| ④ 季節講習の修了テスト | 講習受講者 | 講習内容に準ずる | 講習費に含む | 出題範囲が明確で対策しやすい |
① 入会資格テスト(随時・無料)
最もオーソドックスなルートです。教室に直接申し込み、日程を相談したうえで受験できます。「テスト実施日時についてのご都合はご相談ください」と公式に案内されているとおり、全国一斉の日程に合わせる必要がありません。
出題は国語・算数の2科目のみで、理科・社会は課されません。まずはこのテストを軸に検討するのが基本です。
② 日能研全国テスト(年数回・無料)
日能研生でなくても無料で受けられる全国規模のテストで、本科教室・予科教室の募集テストを兼ねています。年に数回実施され、Web または電話から申し込みます。
このテストの利点は、入会資格の判定を兼ねながら、自分の全国での立ち位置(偏差値)も分かることです。テスト中は保護者向けの説明会が開かれることが多く、教室の雰囲気や指導方針を確認する場にもなります。結果は日能研の情報サービス「Nポータル」から確認でき、成績だけでなく答案へのスタッフのコメントや詳細な解説も見られます。
「まだ入塾を決めきれていない」という段階のご家庭は、まずこの全国テストを受けてみるのがおすすめです。
③ 全国公開模試・実力判定テスト(他塾通塾者向け)
すでに他塾に通っているお子さまが転塾する場合、直近の全国公開模試や実力判定テストの結果をもって入会資格の判定を受けられるケースがあります。有料(おおむね3,000〜4,500円程度)ですが、実力を精密に測れるため、入会後のクラス決定の材料としても扱われます。
④ 季節講習の修了テスト
春期・夏期・冬期講習を受講し、その修了テストで基準を満たすルートです。出題範囲が講習で扱った内容に限定されるため、4つのうち最も対策が立てやすいのが特徴です。
講習に通いながら日能研の授業スタイルに慣れ、そのうえで入会資格を得るという流れは、現在のお子さまの力では入会基準をクリアするのが難しいご家庭にとって現実的なルートです。
入塾テストの難易度や合格ラインは?
入塾テストの難易度は?
日能研の入塾テストの難易度は、「小学校の学習内容+α」と表現するのが実態に近いでしょう。出題の半分以上は学校で習う範囲から出ますが、教科書レベルをそのまま解ければ満点、というわけではありません。思考力を問う応用問題が一定量含まれます。
そして日能研のテストで最も特徴的なのが、記述問題の比率が他塾より高いことです。選択肢を選ぶだけ、答えの数値だけを書くだけ、という形式に慣れているお子さまは、ここで大きく失点します。逆に言えば、記述への向き合い方を変えるだけで得点が伸びるのが日能研のテストです。
SAPIXや早稲田アカデミー、四谷大塚といった他の大手塾の入塾テストと比べると、日能研の合格ラインの設定は比較的低めと言われています。「ふるいにかけて落とす」ための試験というより、現在の学力を把握して適切なクラスに配置するための試験、という性格が強いためです。
入塾テストの合格率は?落ちたらもう無理?
日能研は入塾テストの合格率・合格基準点を公表していません。
そのうえで、実態としては次のように理解しておくとよいでしょう。
- 基礎学力があるお子さまが極端に落ちる試験ではない。学校のテストで安定して高得点を取れていれば、過度に心配する必要はありません。
- 「絶対に受かる」試験でもない。特に学年が上がるほど既習範囲が広くなり、対策が難しいです。
- 教室の定員状況によって結果が変わることがある。人気教室では席数が限られるため、倍率が高くなることもあります。
そして重要なのが、落ちても再挑戦できるという点です。
回数制限はなく、入会資格テスト・全国テスト・季節講習の修了テストなど、複数の機会で何度でも挑戦できます。「一度落ちたらもう無理」ということはありません。
合格基準点は?
前述のとおり基準点は非公表ですが、各種の解説や受験者の体験談から語られている目安は、おおむね次のとおりです。

| 指標 | 目安 |
|---|---|
| 偏差値 | 40〜45前後 |
| 得点率 | 国語・算数の合計で5〜6割程度 |
| 上位クラスを狙う場合 | 得点率7割以上/偏差値53以上が一つの目安 |
得点率は国語と算数の合計で5~6割程度、偏差値で言うと40~45前後が入会できるかどうかの目安になってきます。入会時に上位クラスを狙う場合は、得点率は7割、偏差値53がボーダーの目安になってきます。
さらにここで押さえておきたいのが、判定の仕方です。
科目ごとの足切りではなく、国算の合計点で判定されるということです。国語が苦手でも算数で挽回できますし、その逆も成り立ちます。苦手科目があるからと受験をためらう必要はありません。
判定は「合格」「準合格」「次回を期す」の3段階
日能研の入会判定は、合否の2択ではなく3段階で示されることがあります。
- 合格:入会資格が得られます。ただし資格には有効期限が設けられる場合があります。
- 準合格:基準にあと一歩の状態。基礎クラスでの案内となったり、正規合格者の手続き状況によって入室が確定する「予約」扱いになることがあります。
- 次回を期す:今回は基準未達。次回テストでの再挑戦が案内されます。
入塾テストの問題内容と出題傾向は?
国語の出題傾向
出題の中心は漢字・語彙と長文読解です。日能研の国語で特に意識すべきは、記述問題の存在です。
- 「〜はなぜですか。◯字以内で説明しなさい」といった説明記述
- 本文中の言葉を使ってまとめる要約型の設問
これらは部分点が与えられる設計になっています。したがって、空欄で出すことが最大の失点要因です。完璧な答えでなくても、本文から根拠になりそうな箇所を拾って書けば得点につながります。
算数の出題傾向
前半は計算問題、後半は文章題という構成が一般的です。学年が上がるにつれて、以下のような分野が加わります。
- 計算(四則計算、小数・分数)
- 文章題(割合、速さ、和差算・つるかめ算などの特殊算)
- 図形(面積、角度)
- 規則性・場合の数
算数で差がつくのは、計算の正確さと条件整理の力です。式や図を書かずに暗算で処理しようとするお子さまは、後半の文章題で崩れやすいです。手を動かして書きながら解く習慣があるかどうかが、そのまま得点差になります。
日能研の入会までの流れ
日能研公式が案内している入会までの流れは、次の6ステップです。
① お問い合わせ・資料請求
メールまたは電話で最寄りの教室に連絡します。この段階で教室の雰囲気や通室曜日、費用について質問しておくとスムーズです。
② テスト申し込み・受験
「入会資格テスト(無料)」に申し込み、国語・算数の2教科を受験します。インターネットまたは電話から申し込め、テスト前日までの申し込みが必要です。持ち物は筆記用具のみです。
③ テスト結果の通知
基準を満たした方に入会資格が発行されます。全国テストの場合は、実施翌日から「Nポータル」で成績と解説を確認できます。
④ 入会手続き
入会申込書を記入して提出します。
⑤ ガイダンスまたは面談
授業開始前に学習の進め方について説明を受け、教材が配付されます。受講科目(2科/4科)やクラスについて相談できるのはこのタイミングです。
⑥ 授業開始
テキスト・ノート・筆記用具を持参して初回授業に参加します。
入塾テストの結果で決まる「クラス」とその後

最初のクラスは入塾テストの得点で決まる
見落とされがちですが、日能研では入塾テストの結果がそのまま最初の配属クラスを決めます。合格したかどうかだけでなく、何点で合格したかが、その後の学習環境を左右します。
日能研のクラスは習熟度別に編成されており、教室によってWコース/Gコースなどの名称で運用されています。
Wコースは基礎クラスで、基礎から標準レベルの学習を中心に進めるコースとなっています。
Gコースでは、より応用発展的な力をつけることができるように、応用や発展レベルの学習を中心に進め、より高いレベルの中学受験を目指す生徒が集まる応用クラスとなっています。
上位コースほど演習量が多く、扱う問題のレベルも上がります。同じ日能研に通っていても、クラスによって受けられる授業の中身は大きく異なるということです。
日能研のクラス編成や偏差値の目安、クラスアップの具体的な方法については、日能研のクラス分けの基準とは?で詳しく解説しています。
クラス替えの頻度
入塾後のクラスは固定ではなく、定期的なテストの結果で見直されます。
4・5年生は2ヶ月に1回、6年生は毎月行います。それまでのテスト(4・5年生は2ヶ月間、6年生は1ヶ月間)の結果でクラス分けが行われます。
※運用は教室によって異なる場合があります。
「あとから上がればいい」と考えたくなりますが、実際には下位クラスからのクラスアップは想像以上に大変です。上位クラスの生徒はより難度の高い演習を積んでいるため、同じテストを受ければ差は開きやすくなります。最初にどのクラスに入るかが、その後の中学受験全体に影響する——ここが、入塾テストを「受かればいい」で済ませてはいけない理由です。
特に、難関校を志望校として考えているご家庭ほど、この差は無視できません。志望校のレベルが高いほど、入塾時点で上位クラスからスタートできると合格に近づくでしょう。
入塾テストに落ちる子の特徴とは?
日々の学習習慣がない
日能研の入塾テストは、直前の詰め込みで一気に点数が伸びるタイプの試験ではありません。毎日机に向かう習慣があるかどうかが、そのまま得点に表れます。宿題を出されたときだけ勉強する、というスタイルのお子さまは、テストの後半で集中力が切れて失点します。
記述問題を空欄のまま提出してしまう
前述のとおり、日能研は記述問題の比率が高く、部分点が設定されています。にもかかわらず、「完璧に書けないなら書かない」と判断して空欄で出してしまうお子さまは非常に多く、これが最大の失点パターンです。
「わからなくても、本文の言葉を使って何か書く」——この一点を徹底するだけで、合格ラインを超えるケースは珍しくありません。
学年が上がってから受け始めた
新4年生(3年生の2月)から本格的なカリキュラムが始まるため、新5年生・新6年生からの受験では、既習範囲が広いため対策も難しくなります。
学年が上がるほど合格のハードルが上がるのは、テストが難しくなるからというより、カバーすべき範囲が広がるからだと理解しておきましょう。
時間配分に失敗する
国語・算数ともに各40分。学校のテスト(多くは15〜20分程度)の倍以上の長さです。1つの問題に固執して時間を使い切ってしまい、解けるはずの後半の問題に手をつけられなかったというケースが頻発します。
「わからない問題は飛ばして先に進む」という判断は、練習しなければ本番ではできません。
日能研の入塾テストの対策方法は?
受験のタイミングを前倒しにする
最も効果が大きく、かつ最も見落とされている対策が「早く受ける」ことです。
| 受験時期 | 難易度の傾向 |
|---|---|
| 小2〜小3(予科教室・ユーリカ!きっず) | 学力基準がほぼない/最も入りやすい |
| 新4年生(3年生の2月) | 出題範囲が狭く、比較的合格しやすい |
| 新5年生 | 範囲が広がり、合格ラインもやや上がる |
| 新6年生 | 既習範囲の穴が響き、ハードルが最も高い |
中学受験を少しでも視野に入れているなら、新4年生のタイミングまでに一度受けておくのがおすすめです。
国語は「記述を空欄にしない」練習から
日能研の入塾テストの国語では、漢字・語彙や文章読解のほかに、記述問題への対策が特に重要になります。それぞれの分野については以下のように対策をするのがおすすめです。
- 漢字・語彙:学年配当漢字を確実に。ここは努力がそのまま点になります。
- 記述:本文中の言葉を使って書く練習を積む。まずは字数を埋めることを最優先にし、そのうえで「文末を設問に合わせる(〜だから/〜こと)」を意識させます。
- 読解:設問を先に読んでから本文を読む方法を試し、お子さまに合うか確認します。
算数は計算の正確さと「書いて解く」習慣
算数では、計算の正確さと文章題への慣れが重要になります。それぞれについては以下のように練習をするのがおすすめです。
- 計算:毎日10分でも継続する。スピードより正確さを優先します。
- 文章題:必ず図や式を書いてから解く習慣をつける。暗算で処理させないことが重要です。
- 時間配分:40分のタイマーを使って、家庭でも本番形式で解く練習をします。
無料の日能研全国テストを「予行演習」に使う
過去問が手に入らない以上、テストを実際に受けてみることが最良の対策です。日能研全国テストは無料で、しかも入会資格の判定も兼ねているため、予行演習がそのまま本番になるという利点があります。
結果はNポータルで詳細な解説つきで返却されるため、どの分野に穴があるかを特定する診断ツールとしても機能します。
市販の問題集で応用問題に慣れる
学校のドリルだけでは応用問題への耐性がつきません。中学受験の入門レベルとして、以下のような問題集がよく使われます。
- 『Z会 グレードアップ問題集』(標準〜応用の橋渡しに)
- 『はなまるリトル』(低学年からの導入に)
- 『トップクラス問題集』『最レベ問題集』(応用力の強化に)
すべてをやりきる必要はありません。苦手分野を1〜2冊に絞って繰り返すほうが効果的です。
家庭教師を使う
「記述の書き方を教える」「時間配分の練習に付き合う」「苦手分野だけを短期間で埋める」——これらはご家庭だけで対応するのが難しい領域です。特に上位クラスでの入塾を狙う場合、必要な準備期間は3〜6ヶ月と言われており、独学での設計は簡単ではありません。
日能研の指導経験がある家庭教師であれば、出題形式を踏まえて優先順位をつけた対策ができます。
どうしても落ちてしまう場合の対策法とは?
教室に直接アドバイスを求めてみる
不合格の通知を受け取ったら、まずは受験した教室に相談してください。どの科目・どの分野が基準に届かなかったのかを教えてもらえることがあります。「準合格」だった場合は、正規合格者の手続き状況によって入室が確定する可能性も残っています。
季節講習から入るルートを検討する
日能研自身が案内しているとおり、季節講習の受講は最も確実なリカバリールートです。
主に下記3点の理由から季節講習の受講をおすすめします。
- 講習で日能研の授業スタイルとテキストに慣れられる
- 修了テストは出題範囲が明確なので対策しやすい
- 講師がお子さまの状況を把握したうえで入会につなげてくれる
春期講習は「質・量ともにそこまできつくない」と言われており、初めて日能研に触れるお子さまには入りやすいタイミングです。
子どもの自信を守るフォローも忘れずに
小学生にとって「塾のテストに落ちた」という経験は、想像以上に重く受け止められます。結果そのものより、保護者の反応のほうが子どもの自己評価に影響します。
- 「落ちた」ではなく「今の実力がわかった」と枠組みを変えて伝える
- 解けた問題を具体的に挙げて認める
- 次の受験日を一緒に決め、「やることが決まっている」状態にする
再挑戦に回数制限はありません。焦って学年を進めるより、確実に基礎を固めてから受け直すほうが、入塾後のクラスも上がります。
日能研に詳しい家庭教師にサポートを依頼する
2ヶ月〜3ヶ月で立て直すには、穴の特定 → 優先順位づけ → 集中的な演習という設計が必要です。この設計こそが、独学で最も難しい部分です。
家庭教師マッチングサービス「スマートレーダー」には、日能研出身の難関大学生の先生が多数在籍しています。自分が実際に受けたテストだからこそわかる出題の癖や、記述の書き方、クラスアップに必要な得点感覚まで、実体験にもとづいてサポートできます。
日能研の入塾テストでよくある質問
Q1. 日能研の入塾テストの難易度は、他塾と比べてどうですか?
SAPIXや早稲田アカデミーなどと比べると、日能研の合格ラインは比較的緩めと言われています。ふるいにかけて落とすためではなく、適切なクラスに配置するためのテストという性格が強いためです。ただし記述問題の比率が高いため、記述に慣れていないお子さまは点数が伸び悩みます。
Q2. 入塾テストに落ちたら再受験はできますか?
できます。回数制限はありません。日能研の入会Q&Aでも「基準に達しなかったとしても再度受験することができます」と明記されています。入会資格テスト・全国テスト・季節講習の修了テストなど、複数の機会で何度でも挑戦できます。
Q3. 入塾テストは無料ですか?
入会資格テストと日能研全国テストは無料です。一方、全国公開模試・実力判定テストは有料(おおむね3,000〜4,500円程度)です。
Q4. 入塾テストの過去問は手に入りますか?
手に入りません。日能研は「問題用紙・答案用紙はテスト終了後に回収いたします」と公式に案内しており、問題が外に出ない仕組みになっています。対策としては、無料の日能研全国テストを実際に受けて形式に慣れるのが最も効果的です。
Q5. 入塾テストはいつ受けるのがベストですか?
新4年生(3年生の2月)までに一度受けておくのがおすすめです。学年が上がるほど既習範囲が広くなり、対策が難しくなります。そのため、受けるタイミングは早いほど負担が軽くなります。
Q6. 「準合格」と言われました。入塾できますか?
「準合格」は基準にあと一歩の状態を指し、基礎クラスでの案内になったり、正規合格者の手続き状況によって入室が確定する「予約」扱いになる場合があります。まずは受験した教室に、現在の状況と今後の見通しを確認してください。
Q7. 中学受験をするか決めていなくても入会できますか?
できます。日能研の入会Q&Aでは「4年生の4割程度の方は、まだ中学受験をするのかしないのかが、はっきりしないまま入会されています」「『絶対に中学受験をしなくてはいけない』という訳ではございません」と案内されています。
まとめ
今回は日能研の入塾テスト(入会資格テスト)について、入塾資格が取れる4種類のテストの違いから、難易度と合格ラインの目安、落ちる子の特徴、科目別の対策方法まで解説しました。
要点を整理すると、次のとおりです。
- 日能研の入塾テストは国語・算数の2科目・各40分・無料。合計点で判定されるため、苦手科目があっても挽回できる
- 入塾資格が取れるルートは4種類。中でも無料の日能研全国テストは、予行演習と本番を兼ねられて効率的
- 合格ラインの目安は得点率5〜6割・偏差値40〜45前後(公式は非公表)。落ちても回数制限なく再挑戦できる
- 入塾テストの得点が最初の配属クラスを決める。「受かればいい」ではなく「どのクラスで入るか」を意識した対策が、その後の中学受験を大きく左右する
そして、日能研のテストで最も差がつくのは記述問題です。空欄で出さずに部分点を積み上げられるかどうか——ここはご家庭だけで練習させるのが難しい部分でもあります。
そうした対策をお考えの際は、家庭教師マッチングサービス「スマートレーダー」の活用をご検討されてはいかがでしょうか。日能研出身の先生が、実体験にもとづいて入塾テスト対策からクラスアップまでサポートします。

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