京都の中学受験塾を徹底比較!各塾の特徴、費用や自分に合った選び方を解説!

中学受験においてお子様をどの塾に通わせるかは、受験結果を左右する大きな要素になります。しかし、中学受験塾には多数の選択肢があるため、どの塾に通わせるべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では京都にある大手中学受験塾を7校紹介し、それぞれの塾の特徴、費用や自分に合った塾の選び方を比較してご紹介します。

また、関西全体と大阪の中学受験塾はこちらの記事で紹介しています。合わせてご覧ください。

関西の中学受験塾を徹底比較!各塾の特徴、費用や自分に合った選び方を解説!

大阪の中学受験塾を徹底比較!各塾の特徴、費用や自分に合った選び方を解説!

大手中学受験塾の特徴や雰囲気をご紹介

京都では、関西圏を中心に展開する浜学園や希学園、能開センター、馬渕教室、日能研関西が大手中学受験塾としてよく知られています。また、開成教育セミナーや第一ゼミナールといった大阪を中心に展開する塾も大きな勢力の一つです。

お子様に合った塾を選ぶことはモチベーション維持や効率的な成績アップにつながります。それぞれの塾の特徴や雰囲気を紹介していきます。

浜学園

特徴受験までに4〜5回の徹底したスパイラル方式の復習
目標レベル灘や東大寺など最難関校~難関校
校舎四条烏丸、JR京都駅前、北大路、円町、草津

浜学園の特徴

浜学園は関西で60年以上の歴史を持つ大手中学受験塾で、徹底した復習主義を打ち出しています。大阪や兵庫・京都を中心に校舎を展開しており、天王寺や豊中、高槻、茨木、烏丸など関西の主要地域に校舎があります。「経験の段階→使用の段階→意味理解の段階」と、何度か同じ単元に取り組ませるスパイラル方式を採用しており、受験までに4〜5回の復習をすることで定着を図ります。また、膨大な量の宿題が出ることでも有名でかなりストイックな指導が行われています。

多くの宿題をこなし、授業内外でたくさんの演習を積みたいお子様におすすめの塾です。

浜学園の雰囲気

浜学園は学習計画表という効率よく日々の学習ができるように具体的な到達目標が書かれた表があり、塾生が努力しやすい環境となっています。宿題に関しては先生から特にチェックが入るということはなく、家庭内で管理してやっていくことが必須になります。なので、普段からコツコツ進められる子でないと、浜学園についていくことは厳しくなります。

浜学園対策については、下の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

浜学園対策なら、家庭教師のスマートレーダー

希学園

特徴授業スピードが早く、とにかくストイックな指導 自習などのサポートも手厚い
目標レベル灘や東大寺など最難関校~難関校
校舎四条烏丸、学園前

希学園の特徴

希学園は「きつい」「スパルタ」と揶揄する人も多く、「授業スピードが速い」「公開テストで成績が振るわない」という悩みを抱えてるご家庭も多いそうです。また、宿題の量もかなり多く、家のみならず、授業の休み時間にまで宿題に取り組まないと間に合わないお子様がいらっしゃるほど、かなりストイックな指導が行われているのが特徴です。

多くの宿題をこなし、授業内外でたくさんの演習を積みたいお子様におすすめの塾です。

希学園の雰囲気

希学園は学習については基本的に塾がすべて面倒を見るという方針を出しています。授業では私語をしない、質問は黙って静かに手を上げる、廊下などを走らないといったルールも教えられ、かなりストイックな指導が行われています。自習室も解放されており、授業がない日にも講師が見守る中で自習をすることができるため、かなり面倒見のいいところが希学園の特徴です。

希学園対策については、下の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

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能開センター

特徴宿題の量が多めで、授業内外でたくさんの演習
目標レベル灘などの最難関校から帝塚山や智辯学園など中位校まで幅広く
校舎草津、四条烏丸

能開センターの特徴

能開センターは関西南部に教室が集中している中学受験塾です。合格者数も南大阪や奈良、和歌山といった地域の学校に集中しています。能開センターには希学園出身の講師が多く在籍しており、スタイルも希学園と似ています。宿題の量が多めで、授業内外でたくさんの演習を積みたいお子様におすすめの塾です。

また、能開センターの大きな特徴の一つとして、校舎責任者を中心に、クラスを核にしてクラスごとに管理するというスタイルを取っています。クラス担任が、受け持つ生徒の成績を責任を持ち、保護者対応、進路指導などを進めていきます。

能開センターの雰囲気

能開センターも希学園同様、学習については基本的に塾がすべて面倒を見るという方針を出しています。授業前や授業後の自習時間でも講師が確保されているため、質問対応などの体制が整っています。そのため、家庭での負担は少なくなりますが、拘束時間は長くなります。塾で学習が完結してほしい家庭におすすめです。

馬渕教室

特徴馬渕ライブナビという映像と音響を駆使して板書では伝えきれない感覚までカバーする最先端のシステムを採用
目標レベル最難関校から中位校まで幅広く
校舎四条烏丸、桂、北大路、山科、醍醐、伏見、桂川、長岡天神、京田辺、松井山手

馬渕教室の特徴

馬渕教室は近年その勢いを増してきている関西の大手中学受験塾です。馬渕教室は中堅校にもしっかり力を入れているところが特徴で、灘など最難関校を目指さないお子さまにもおすすめできる塾です。

馬渕教室では馬渕ライブナビという映像と音響を駆使して「発見」と「実感」をもって「最初のイメージ」を伝える最先端のシステムを採用しています。板書では伝えきれないような視覚と聴覚に直接訴えかけるイメージを持って、生徒の「わかった」を引き出すことで学習へのモチベーションを上げる工夫をしています。また、保護者会のみならず個別面談も多く行われていて、保護者の方がお子さまの学習状況を把握しやすくなっています。

馬渕教室の雰囲気

浜学園などに比べるとそこまで授業スピードは速くなく、マイペースに学習を進められる環境になっています。

また、中学受験独特の殺伐とした雰囲気がないため、子供たちも質問しやすく、なおかつ先生が目をかけてくれていることが子供たちにも伝わるため、自発的に勉強しようという意欲が芽生えやすい雰囲気であると言われています。

馬渕教室対策については、下の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

馬渕教室を徹底解説!入塾テストに落ちたらもう無理?対策についても解説 | 塾 (smartrador.com)

日能研関西

特徴「復習」を非常に重視するカリキュラム
目標レベル難関校〜中位校
校舎桂、烏丸

日能研の特徴

「復習」を非常に重視していることが特徴で、「授業~家での学び直し(家庭学習)~テスト~見直しと振り返り」が1つのサイクルになっており、予習禁止を大々的に謳っている校舎もあるようです。

また、日能研では講師と生徒の対話を重視しており、授業中に積極的に対話を繰り返すことで、子供たちの主体性を引き出し、育んでいます。

中位校から難関校を目指す塾となっています。

日能研の雰囲気

先生もあまり厳しくなく、生徒の主体性を重視して、勉強させようと煽ることが少ないことが日能研の持つ雰囲気の特徴です。主体性を重んじているため、そこまで宿題の量が多いわけでもなく、どちらかというと小学校の雰囲気に近いです。

日能研対策については、下の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

日能研対策なら、家庭教師のスマートレーダー | 塾 (smartrador.com)

成基学園

特徴PDCAサイクルを活用した学習管理や「教育コーチング」で目標達成を支援
目標レベル中位校向け
校舎SSS(烏丸二条)、知求館(北大路)、京大北、山科、四条西院、桂、知求館ギャラクシー(伏見)、アストロ(長岡京)、宇治、松井山手、コスモ(亀岡)

成基学園の特徴

成基学園は関西の京都・大阪・滋賀に校舎を持つ塾です。京都には烏丸二条や宇治、守山などに、大阪には高槻と茨木に校舎があります。PDCAサイクルを活用した学習管理や「教育コーチング」で目標達成を支援しているのが特徴で、学年ごとに受験に対応したクラス編成が行われています。合格実績としては同志社中や立命館中、東山中、洛南中など京都を中心に難関校から中堅校まで多くの合格実績を持っています。

成基学園の雰囲気

授業外でも個別フォローが充実し、生徒に親しみやすい講師が多いです。志望校別模試や講習も充実しており、モチベーションを維持・上げられるようになっています。難関校から中堅校まで幅広く対策が可能なので、主に京都で中学受験を考えている方にオススメの塾となっています。

洛西進学教室

特徴「私立中学受験 四谷大塚NET」や「公立中高一貫 受験コース」などの専門コースが充実
目標レベル中位校向け
校舎桂、洛西ニュータウン、桂川、伏見神川、亀岡

洛西進学教室の特徴

洛西進学教室は京都の桂・洛西ニュータウン・桂川・伏見・亀岡に5教室を持つ塾です。洛西進学教室は少人数制クラスを提供し、学年に応じた指導を行います。「私立中学受験 四谷大塚NET」や「公立中高一貫 受験コース」などの専門コースがあり、受験対策が充実しています。担任制を採用しており、テストに基づいたカウンセリングで、一人ひとりの成績向上をサポートします。中位校の合格実績が多く、勉強があまり得意でないお子様にもおすすめの塾です。

洛西進学教室の雰囲気

通塾・帰宅時間を保護者へリアルタイム通知するなど、安心の管理体制となっています。また、一人で通わせるのは難しい、不安といったご家庭のために送迎バスのサービスも行っており、安心して通塾させることができます。担任制や補習指導、テストの解説授業などを行っており、厳しい指導が得意でないお子様でものびのびと通うことのできる塾となっております。

7つの中学受験塾の費用を徹底比較!

ここまでは、各塾の特徴や雰囲気を紹介しました。ここからは、各塾の入会金や授業料について以下の表で紹介します。ぜひご参照ください。

以下の費用は小学4年生で4科目生の目安の費用です。学年や授業数によって多少する場合があります。

塾名入会金&授業料(各月)
浜学園入会金:23,000円 授業料:約45,000円
希学園入会金:22,000円 授業料:約49,600円
能開センター入会金:22,000円 授業料:約25,000円
馬渕教室入会金:20,000円 授業料:約33,000円
日能研関西入会金:22,000円 授業料:約22,880円
成基学園要お問合せ
洛西進学教室入会金:15,000円 授業料:約19,950円

自分に合った塾選びの方法

項目詳細
カリキュラム自分の志望校にあったカリキュラムがあるかどうかを必ず確認するようにしましょう。
合格実績事前に自分の志望校の合格実績をチェックするようにしましょう。
費用入学金、授業料、教科書、そして夏季講習や冬期講習なども含めて、トータルでどのくらい必要なのかを事前に確認するようにしましょう。
通塾のしやすさ学年が上がるにつれて通塾の回数も増えます。お子様にも保護者にも負担にならないような場所を選ぶことが大事になります。
設備自習室は完備されているのか、座席数はどのくらいあるのかなど、設備をあらかじめ知っておくことで、通塾後のイメージをつかむようにしましょう。

これらの情報はインターネットからでも分かるものやそうでないものもあるので、必ず下調べをしたうえで、積極的に体験授業保護者説明会などに参加して、特徴や雰囲気をつかむようにしましょう。

中学受験対策ならスマートレーダー

スマートレーダーでは6,000人を超える先生方が登録されていて、今回紹介した7校の塾出身の先生も多数在籍しています。

そのため、分からないところの質問はもちろんのことながら、その塾でどのように過ごしてきたかやどのようなスケジュールで宿題をこなしてきたかなど、同じ塾の先輩だからこそ聞ける、その塾ならではの適切なアドバイスを受けることができます。

まとめ

今回は京都にある主要の7校の中学受験塾の特徴や費用、そして、自分に合った塾の選び方について紹介しました。

現在は多くの中学受験塾があり、どの塾を選べばいいのか悩まれている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事がそのようなご家庭にとって参考になれば幸いです。

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