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福山中学校とは
| 創立 | 1899年(中学校の開校は2004年) |
| 偏差値 | 55 |
| 主体 | 公立 |
| 所在地 | 広島県福山市赤坂町赤坂910 |
| 最寄り駅 | 備後赤坂駅から徒歩12分 |
| 体制 | 男女共学 |
| 形態 | 中高一貫 |
福山中学校は福山市立の併設型中高一貫教育校で、広島県東部ではじめての公立中高一貫教育校として2004年(平成16年)4月に開校しました。設置者は広島県ではなく福山市です。入学者選抜を実施しているのも福山市教育委員会です。ただし学校としての歴史はもっと長く、1899年(明治32年)に私立女学校として福山市丸の内町に創立され、1969年(昭和44年)に福山市へ移管されて福山市立福山高等学校になり、1974年(昭和49年)に現在地の赤坂町へ移りました。2019年には創立120周年と市への移管50周年の記念式典が行われています。
生徒一人一人が持つ潜在的な独創性を引き出し、溢れる知性とチャレンジ精神をエネルギーに、持続可能な社会の創造に向けグローカルに活躍する人間を育成することを教育理念に掲げています。
閑静な田園地帯に約7万平方メートルの広大なキャンパスの中でのびのびと学校生活を送ることができます。
国際交流に力を入れていて、オーストラリア・大韓民国・アメリカ合衆国・フィリピン・台湾・ベトナムと交流しており、姉妹校はオーストラリアのクイーンズランド州にあるダウンランズカレッジで、7月末から8月初旬の2週間、訪問してホームステイをしながら研修します。韓国は慶尚北道浦項市の浦項高校と浦項女子高校が交流校で、こちらは9月初旬の5日間です。学校はオーストラリアを姉妹校、韓国を交流校と書き分けています。
探究活動は「正解が一つではない問いに対して、試行錯誤を重ねながら納得できる解答を導き出す試み」と位置づけられていて、高校段階では学年ごとにプログラムが組まれています。4年次(高校1年)の「地元探究」は福山市のグローカル人材育成事業と連携して地元企業や団体が直面するリアルな課題に取り組み、5年次(高校2年)の「夢プロ」は自分の夢とSDGsを関連づけて自ら課題を設定し、解決に向けて行動します。6年次(高校3年)は「課題探究」です。
合格実績を公表しているのは併設の福山市立福山高等学校です。2026年春に卒業した第125期は193名で、国立大学52・公立大学36の国公立計88、私立大学391という延べ合格数で、難関国立大学は神戸2・九州3、国立は広島11・岡山10・山口5・愛媛4が中心、私立は近畿37・福山32・京都産業31・立命館26・関西25が目立ちます。京都大学と一橋大学の合格があったのは2024年春に卒業した第123期で各1名です。2025年春と2026年春には出ていないので、毎年出ているわけではありません。
いずれも延べ合格数で実人数ではなく、過年度卒業生も内数として含みます。基準日は2026年4月2日で、学校は「随時、更新していきます」としています。さらに福山高等学校は高校からも生徒を募集しており、2026年度は普通科の入学定員200人のうち88人が入学者選抜の定員です。つまり卒業生の4割強は高校から入学した生徒で、この数字は中学校から上がった生徒だけの実績ではありません。
福山中入試の基本情報(2026年度)
| 入学者選抜 | |
| 日程 | 2026年1月24日(土) 集合 午前9時15分まで 出願 2026年1月6日(火)〜 1月14日(水) 土日祝を除く 在籍校の校長が原則持参で提出する 選抜結果の通知 2026年2月4日(水)までに 受検者全員へ郵送 電話等の問い合わせには応じない 入学手続 2026年2月4日(水)〜 2月13日(金) 繰上合格は原則2026年2月18日(水)まで 2027年度の日程は未公表 |
| 教科・試験時間 | 点呼・注意 9:15〜9:30 検査1 9:40〜10:25(45分) 資料等をもとに、課題を発見し 解決する過程を多様な方法で表現する 検査2 11:00〜11:45(45分) 与えられたテーマや文章に基づき、 自分の思いや考え等を文章で表現する 公式の名称は「検査1」「検査2」で 「適性検査Ⅰ・Ⅱ」ではない |
| 配点 | 検査1 120点満点 検査2 80点満点 検査のなかの内訳は非公表 合格最低点も公表されていない 志望理由書は選考の補助資料 調査書は各教科の学習の記録の評定が 選考の資料 観点別学習状況・総合的な学習の時間・ 特別活動・行動・出欠の記録が 選考の補助資料 調査書は5年と6年の記録で 6年は2学期末現在 適性検査・志望理由書・調査書を あわせて合格者が決まる |
| 募集人員 | 105人 2026年度入試から120人→105人 |
| 備考 | 入学者選抜料2,200円 納付期限は2026年1月14日(水) 出願資格は保護者の住所が 福山市内にあること 市外の場合は入学年の4月1日までに 市内へ居住する予定で 学区外出願の許可を受けた者 学区外出願許可の申請は 2025年11月26日(水)〜12月4日(木) 通学区域は福山市全域 出願書類は入学願書・入学者選抜受検票、 志望理由書、選抜結果通知用の封筒、 調査書、志願者名簿 会場は福山市立福山中・高等学校 不合格の場合は検査1と検査2の得点の 簡易開示を請求できる 請求期間は2026年3月2日(月)〜 3月10日(火) 設置者は広島県ではなく福山市で 選抜は福山市教育委員会が実施する |
2027年度(令和9年度)の入学者選抜実施要項は2026年9月28日の時点でまだ公表されていません。福山市教育委員会のページも学校の入試情報ページも2026年度(令和8年度)のまま止まっているため、表は公表済みの最新である2026年度の内容で組んでいます。例年はPDFの作成日から見て9月半ばに定員と基本方針が出て、11月半ばに実施要項が揃います。その2026年度でいちばん大きかった変更は定員です。120人から105人に減りました。前年度の要項と全文を突き合わせた結果、実質的な差分はこの1点だけで、ほかは日付のずれと、添付書類の「被保険者証」が「資格確認書」に変わった表記の改定でした。定員を減らした理由を説明した資料は見つかっていません。選抜は適性検査だけでは決まりません。検査1と検査2に加えて、志願者本人が書く志望理由書が選考の補助資料に、在籍校が作る調査書は各教科の学習の記録の評定が選考の資料に、それ以外の記録が補助資料になります。適性検査は2026年1月24日(土)で、集合は午前9時15分まで、検査1が9時40分から10時25分、検査2が11時から11時45分でした。入学者選抜料は2,200円です。出願資格は保護者の住所が福山市内にあることで、市外の場合は入学年の4月1日までに市内へ居住する予定であり、学区外出願の許可を受ける必要があります。不合格だった場合は検査1と検査2の得点の簡易開示を請求できます。
福山中入試の合格者や倍率(2026年度)
2026年度の入試は2026年1月24日に行われました。福山市が公表している倍率は2種類で、志願倍率は志願者数を定員で割った値、受検倍率は受検者数を定員で割った値です。どちらも分母は定員です。合格者数は公表されていないため、受検者数を合格者数で割る実質倍率は出せません。定員105人に対して志願者295人・志願倍率2.81倍、受検者291人・受検倍率2.77倍で、定員が120人だった2025年度は志願者391人・志願倍率3.26倍、2024年度は志願者403人・志願倍率3.36倍でした。志願者数そのものは400人前後から295人へ減っていて、定員も減ったため倍率は3.3倍台から2.8倍台に下がっています。
| 入学者選抜 (1月24日) | |
| 募集人員 | 105人 |
| 志願者数 | 295人 |
| 受検者数 | 291人 |
| 合格者数 | 非公表 |
| 倍率 | 志願倍率 2.81倍 受検倍率 2.77倍 |
| 合格者最低点 | 非公表 |
| 合格者平均点 | 非公表 |
| 備考 | 福山市が公表する倍率は2種類で 志願倍率は志願者数を定員で割った値 受検倍率は受検者数を定員で割った値 どちらも分母は定員 合格者数は公表されないため 実質倍率は算出できない 2025年度は定員120人・志願391人・ 志願倍率3.26倍・受検386人・ 受検倍率3.22倍 2024年度は定員120人・志願403人・ 志願倍率3.36倍・受検397人・ 受検倍率3.31倍 推移の資料は2007年度まで遡り 2007年度の志願倍率は7.23倍 |
福山中入試の科目の傾向と対策
検査1
試験時間と配点は45分の120点満点です。基本方針は「資料等をもとに、課題を発見し解決する過程を多様な方法で表現する」検査と説明しています。2026年度は全5題でした。算数が3題、社会が1題、理科が1題という構成です。
算数は割引券を使った買い物の計算、積んだ段ボール箱を3方向から見た図の完成、条件を満たす班分けの計画が出ており、社会は選挙権年齢の引き下げの理由を投票率や人口ピラミッド、世論調査の資料から2つ選んで書かせる問題でした。理科はふりこの周期と磁石の位置を扱いました。5題すべてで式や言葉による説明、理由の記述が求められるので、答えだけでなく筋道を書く練習が要ります。
検査2
試験時間と配点は45分の80点満点です。基本方針は「与えられたテーマや文章に基づき、自分の思いや考え等を文章で表現する」検査と説明しています。2026年度は全2題でした。問題1は勉強を「道具」と捉える論説文を読み、共通点を理由とともに150字以内で書く問題で、問題2は中学生のネット利用時間と健康被害、ICT機器についての意識調査など3点の資料をもとに300字以内の発表原稿を作る問題でした。社会の分野が出るのは検査1のほうで、検査2は読解と作文が中心です。
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