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高志中学校とは
| 創立 | 2014年 |
| 偏差値 | 54 |
| 主体 | 公立 |
| 所在地 | 福井県福井市御幸2丁目25−8 |
| 最寄り駅 | 新福井駅 |
| 体制 | 男女共学 |
| 形態 | 併設型中高一貫 |
高志中学校は福井県立の併設型中高一貫教育校で、福井県立高志高等学校と6年間の教育を組み立てています。福井県立としては県内で唯一の中高一貫教育校です。設置されたのは2014年(平成26年)4月、開校したのは2015年(平成27年)4月で、2026年度は第12期生を迎えています。学校概要表の「創立」は設置された年で、開校からは10年を超えました。併設の高志高等学校の創立は1948年(昭和23年)で、こちらは別の歴史です。
入学者選抜を実施しているのは福井県教育委員会です。要項の発行者も福井県教育委員会で、選抜についての問い合わせ先は福井県教育庁高校教育課の高校改革グループになります。学校の電話は学校説明会や教育内容の窓口です。所在地は福井市御幸2丁目25-8で、学校案内2027はJR福井駅とえちぜん鉄道福井駅から徒歩約10分としているのに対し、アクセスページの表記はJR福井駅から徒歩約7分となっており、公式資料のあいだで数字が違います。在校生は福井市のほか坂井市・鯖江市・越前市・敦賀市・勝山市・あわら市・大野市・永平寺町・越前町から通学しています。
校訓は「克己」「創造」「敬愛」の3つ。学校案内2027はこれを校訓として掲げており、教育目標は別に3項目を置いています。
7時間授業は学年によって回数が違います。中学1年と2年は週2日が7限で週3日が6限、3年になると週3日が7限です。この積み上げで、数学・理科・英語を中心に通常の中学校の課程より3年間で350時間多く授業を確保しています。
外国人教諭による「英語表現基礎」の授業が中学1年から3年まであります。毎週1時間です。オールイングリッシュで行い、書くことと話すことに重点を置くので、知識としてだけではない英語力が身につきます。
成果は数字にも出ています。学校案内2027によれば、2026年度の3年生は実用英語技能検定の準2級以上が70.0%、2級以上が34.4%でした。
ふるさと福井への誇りとグローバルな視野を持って新しい分野に挑む姿勢を育てるために、「高志学」というプログラムが置かれています。中学校の授業ひとつではなく、高志中学校と高志高等学校が独自に設定した6年間の学習です。柱は3つで、ふるさと学習プログラム、キャリア形成プログラム、課題探究プログラムです。探究心を伸ばし、実社会でも役に立つ課題探究力を培うことをねらいにしています。
なお2つめの柱は、学校サイトの教育課程ページが「キャリア形成プログラム」、2026年7月に出た学校案内2027が「キャリア教育プログラム」と書いており、公式資料のあいだで呼び方が割れています。
合格実績を公表しているのは併設の高志高等学校です。2026年3月卒業生では国立大学147名、公立大学38名、私立大学390名の計575名で、大学別では福井大34、同志社大32、金沢大24、立命館大66が多く、東京大学5名、京都大学4名、大阪大学7名、名古屋大学7名、神戸大学3名でした。2025年3月卒業生は東京大学6名・京都大学2名、2024年3月卒業生は東京大学2名・京都大学6名でした。
ただしこの数字は大学別合格者の延べ人数で、実人数ではありません。括弧付きで示される過年度生(既卒)も内数として含まれます。さらに高志高等学校は中学校からの内部進学90名とは別に高校からも探究創造科で145名を募集していて、2026年度はそのうち一般選抜の募集人員が143名でした。学校のよくあるご質問も、内進生と高入生を分けて進学先を集計していないと述べています。中学校から進学した生徒だけの実績は公表されていません。
高志中入試の基本情報(2027年度)
| 1日目 適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ | 2日目 面接 | |
| 日程 | 2026年12月12日(土) 会場は福井県立高志中学校 入室 9:00〜9:30 出欠調査・諸注意 9:30〜9:50 諸連絡 13:55〜14:05 面接の集合・解散時刻を伝える | 2026年12月13日(日) 会場は福井県立高志中学校 面接 8:30〜 開始時刻は受験者ごとに異なる 集合・解散時刻は1日目の 諸連絡で知らされる |
| 教科・試験時間 | 適性検査Ⅰ 10:00〜10:50(50分) 文章の内容や筆者の考えを読み取り、 論点や自分の考えを表現する力をみる 適性検査Ⅱ 11:15〜12:05(50分) 数量や図形について論理的に考察し、 表現する力をみる 適性検査Ⅲ 13:05〜13:55(50分) 資料やデータから自然現象や 社会現象を考察し、表現する力をみる | 面接 10分程度 個人面接 自らの考えを自分の言葉で表現したり、 コミュニケーションをはかろうと したりする姿勢をみる |
| 配点 | 適性検査Ⅰ 100点 適性検査Ⅱ 100点 適性検査Ⅲ 100点 | 面接 50点 調査書は参考資料 合格最低点は公表されていない 不合格者本人は総合得点とランクの 口頭開示を請求できる |
| 募集人員 | 90名 | |
| 応募資格 | 2027年3月に小学校を卒業する 見込みの者で、志願者と保護者が 県内に居住するか入学までに 県内に居住する見込みの者 または県教育委員会教育長が 特別に出願を許可した者 県外(国外を含む)からの志願者は 2026年9月1日(火)〜10月30日(金)に 高校教育課へ電話連絡したうえで 入学志願許可申請書を提出する | |
| 備考 | 入学審査料2,200円 出願システムに示す方法で納付 入学金の支払いは必要ない 出願 2026年11月20日(金)午前6時〜 11月26日(木)午後4時 インターネット出願システムでの 登録と出願書類の簡易書留郵送 学校への持参はできない 郵送は最終日の消印有効 出願書類は厳封された調査書と 選抜結果通知用封筒 (速達410円分の切手を貼付) 受験票は出願システムから ダウンロードして印刷し持参する 抽選はない | 選抜結果 2026年12月21日(月) 午後3時から出願システムで確認 選抜結果通知書も本人へ郵送 12月24日(木)までに届かない 場合は学校へ連絡する 入学確約書の提出 2027年1月9日(土) 説明会に合格者の保護者が出席する 区域外学校就学届は2027年 1月15日(金)までに提出 欠員の補充は2027年 1月29日(金)まで 入学予定者登校日 2027年2月13日(土) |
2027年度(令和9年度)の募集要項は2026年9月1日に福井県教育委員会が公表しています。定員・日程・配点・出願方法・検定料・応募資格がすべて要項本文に書かれているため、表はこの2027年度の内容で組んでいます。前年度からの実質的な変更は見つかりませんでした。募集定員90名、適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲが各50分で各100点、面接が10分程度の個人面接で50点という構成は3年とも同じで、日程も土曜に適性検査、日曜に面接、月曜の午後3時に結果発表という骨格を保ったまま1日ずつ前倒しになっただけです。適性検査等は2026年12月12日(土)と13日(日)、会場は高志中学校です。1日目は入室が9時から9時30分までで、適性検査Ⅰが10時から10時50分、Ⅱが11時15分から12時5分、昼食をはさんでⅢが13時5分から13時55分となっており、2日目は8時30分から個人面接で、開始時刻は受験者ごとに違い、集合と解散の時刻は1日目の諸連絡で伝えられます。出願はインターネット出願システムでの登録と、出願書類を簡易書留で郵送する併用の形です。学校への持参はできません。期間は2026年11月20日(金)午前6時から11月26日(木)午後4時までで郵送は最終日の消印有効となっており、入学審査料2,200円は出願システムに示す方法で納めます。入学金はかかりません。応募資格は2027年3月に小学校を卒業する見込みで、志願者と保護者が福井県内に居住しているか入学までに居住する見込みであることで、県外や国外から出願する場合は出願期間の前に高校教育課へ電話連絡したうえで入学志願許可申請書を提出します。抽選はありません。要項とインターネット出願の手引き、Q&Aのどこにも「抽選」「くじ」の語は出てきません。選抜は小学校長が作成した調査書と適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、面接の成績を資料として行われ、調査書は参考資料と要項に明記されており、結果は2026年12月21日(月)午後3時から出願システムで確認できるほか、選抜結果通知書も志願者本人へ郵送されます。不合格だった場合は本人が総合得点とランクの口頭開示を請求できます。合格者の保護者は2027年1月9日(土)の説明会に出席して入学確約書を提出し、これをもって入学予定者となります。繰上げによる欠員補充は2027年1月29日(金)まで行われます。
高志中入試の合格者や倍率(2026年度)
2026年度の入試は2025年12月13日と14日に行われました。福井県が公表しているのは実数の4項目だけで、倍率は公表されていません。募集定員90名に対して出願者221名、欠席者4名、受験者217名、合格者90名でした。2025年度は出願者245名・欠席者4名・受験者241名・合格者90名、2024年度は出願者273名・欠席者3名・受験者270名・合格者90名です。募集定員と合格者数は3年とも90名で動いておらず、受験者数は270名・241名・217名と3年続けて減っていますが、合格者数が定員と同じなのは県が毎年そう公表している実績値であって、定員を合格者数の欄に書き写したものではありません。倍率を知りたい場合は育伸社が受験者数を合格者数で割った実質倍率2.41倍を掲げていますが、これは県の公表値ではありません。合格最低点と繰上げ合格の人数も公表されていません。
| 入学者選抜 (12月13日・14日) | |
| 募集人員 | 90名 |
| 志願者数 | 221名 |
| 受検者数 | 217名 欠席者4名 |
| 合格者数 | 90名 |
| 倍率 | 福井県は公表していない 育伸社は実質倍率2.41倍 受験者数÷合格者数 |
| 合格者最低点 | 非公表 |
| 合格者平均点 | 非公表 |
| 備考 | 福井県が公表しているのは 実数の4項目だけで 倍率の欄がない 合格者数が募集定員と同数なのは 県が毎年そう公表している実績値 2025年度は出願245名・欠席4名・ 受験241名・合格90名 2024年度は出願273名・欠席3名・ 受験270名・合格90名 受験者数は3年続けて減っている 繰上げ合格(欠員補充)の実績も 公表されていない |
高志中入試の科目の傾向と対策
適性検査Ⅰ
試験時間と配点は50分の100点満点です。要項は出題の方針を「文章の内容や筆者の考えを読み取り、論点や自分の考えを表現する力をみる」と説明しています。国語の分野にあたります。
過去問は福井県も学校も公開していません。大問がいくつ出るか、どんな形式かを示した資料もないため、要項の方針から準備を組むことになります。読み取ったうえで自分の考えを書かせる検査なので、文章を速く正確に読み、考えを短時間でまとめる練習が効きます。
適性検査Ⅱ
試験時間と配点は50分の100点満点です。要項の方針は「数量や図形について論理的に考察し、表現する力をみる」で、算数の分野にあたります。
答えだけでなく考える過程を書かせる検査です。筋道を立てて説明する練習を重ねておくとよいでしょう。こちらも過去問は公開されていません。
適性検査Ⅲ
試験時間と配点は50分の100点満点です。要項の方針は「資料やデータから自然現象や社会現象を考察し、表現する力をみる」で、理科と社会の分野にあたります。
資料やデータを読んで考察させる検査なので、表やグラフから読み取れることを言葉にする訓練が要ります。3本の適性検査はいずれも記述が中心です。
面接
面接は2日目の12月13日(日)に行われます。個人面接です。時間は10分程度で、配点は50点。
要項は「自らの考えを自分の言葉で表現したり、コミュニケーションをはかろうとしたりする姿勢をみる」としています。適性検査3本の300点に面接の50点を加えた点数に、小学校長が作成した調査書を参考資料として合わせて選抜が行われます。
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