Contents
獨協埼玉中学校とは
| 創立 | 1980年 |
| 偏差値 | 48~51 |
| 主体 | 私立 |
| 所在地 | 埼玉県越谷市恩間新田寺前316 |
| 最寄り駅 | 武里駅から徒歩21分 |
| 体制 | 男女共学 |
| 形態 | 中高一貫 |
獨協埼玉中学校は、全人格育成に注力する中学校です。
獨協埼玉中学校は、全人格的な人間形成を目標とし、「自ら考え判断する若者の育成」に重点を置いています。この理念は、学園の140年以上にわたる歴史と、文部大臣でありカント哲学者でもあった天野貞祐の影響下で形成されました。天野の「学問を通じた人間形成」の思想が、学校教育の基礎をなしています。
卒業生は早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学などの名門大学への進学実績が高く、医学部進学者もいます。学校の公式ウェブサイトでは、これらの合格実績の詳細を確認できます。
獨協埼玉中学校は、中高一貫教育を実施する私立学校で、充実した施設を有しています。コンピュータールームには44台のPCが設置され、木工室や複数の理科実験室も完備。野外施設では、野球、サッカー、ラグビー用グラウンド、陸上トラック、テニスコート、プールなどが生徒たちの活動を支えています。
また、帰国子女入試(帰国生入試)も実施していますので帰国子女のお子様にもおすすめです。帰国生入試を検討されている方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
帰国子女だと中学受験は難しい？各中学の受験情報や対策方法を解説！
獨協埼玉中入試の基本情報
| 日程 | 2月上旬のうち3回 |
| 教科・配点 | 国語 100点 (50分) 算数 100点 (50分)理科 70点 (30分)社会 70点 （0分） |
獨協埼玉中入試の合格者や倍率
| 募集人員 | 160 |
| 受験者数 | 1787 |
| 合格者数 | 1200 |
| 倍率 | 1.49 |
| 合格者最低点 | 163 |
| 合格者平均点 | 213.8 |
| 合格者最高点 | 非公開 |
（2023年度）
獨協埼玉中入試の科目の傾向と対策
算数
算数試験は、試験時間が50分で、配点は100点です。試験は4題から構成され、大問1は計算と一行問題、大問2以降は応用問題が出題されます。
過去数年の傾向を見ると、出題構成は安定しており、大問1で計算と一行問題、大問2で応用小問集合、大問3～4で応用問題が出題されています。また、合格者平均点と受験者平均点の差が大きく、時には10点以上の差がつくことがあります。解答用紙を見ると、大問1、2では答えの数字のみの記入が求められますが、大問3、4では途中式や解答の過程を記入する必要がある問題が多いです。このため、正しい「解き方」「考え方」も重要な採点対象となっています。
対策としては、大問1、2を確実に解くことが必要です。これらの問題は全体の設問数の半分以上を占め、配点も約6割に達するため、これらをしっかりと解けば合格ラインに近づくことができます。特に、前半の問題は解答欄に答えのみを記入する形式であり、計算ミスが許されないため、焦らず正確に解くことがポイントです。
国語
試験時間は、50分と設定されており、全ての問題を解き終わるには高速で取り組む必要があります。満点は100点で、配点の約20%が知識問題に割り当てられています。問題構成は、知識問題1題と読解問題2題で構成されており、通常、大問は4題で小問は40問前後です。
過去の傾向として、読解問題は論説文風の随筆と短めの物語文の2題で構成され、知識問題では漢字の読み書き、漢字に関する知識、同音・同訓異字、熟語やことわざの完成、対義語・類義語、外来語などが出題されています。これらの問題を通じて、「語彙力」「読解力」「記述力」を含む幅広い「国語力」が求められます。
対策として、知識問題で確実に得点を稼ぐことが重要です。知識問題では基本的な国語力が試されるため、漢字や語彙の練習に時間を割くことが有効です。また、読解問題では、文章のジャンルに応じた対策が必要になります。論説文や物語文の読解練習を通じて、文章の理解を深めることが、合格点を取るための鍵となります。
理科
試験時間は30分で、配点は70点と設定されています。大問は4題構成で、各大問内には40問前後の小問が含まれており、地学・生物・化学・物理の科目から均等に出題されます。
出題傾向としては、「生物と環境」「物質とエネルギー」「地球と宇宙」という分野から頻繁に問題が出されます。選択肢、ことばの問題、計算問題、記述問題、作図問題など、さまざまな形式の問題がバランスよく組み込まれています。この試験では、実験内容や結果を正確に理解し、論理的に考えを進める力が求められます。特に、「物質」「エネルギー」の分野では、計算問題の解答も必要となります。
対策としては、基本から応用までの問題に対応できるよう、しっかりとした基礎知識の習得が必要です。問題に取り組む際は、現象の原因や理由を深く考えることで、理解が深まります。また、教科書の学習だけでなく、日常的に自然現象や科学技術に関するニュースに目を向けることも、知識の幅を広げる上で大切です。このような準備を行うことが、試験での成功に繋がるでしょう。
社会
社会試験は、試験時間が30分であり、過去の入試結果によると、社会科の得点は70点満点で設定されていたようです。問題構成に関しては、大問は4題、小問は20～25問前後ですが、2022年の入試では大問が1つ減少し、大問1が小問集合となっていました。
出題傾向としては、社会科の各分野からバランス良く出題されており、時事問題や環境問題、世界遺産などを取り上げた問題が頻出しています。この試験では、豊富な知識とともに、客観的かつ広い視野で物事を判断し、行動する力が求められます。獨協埼玉中学校では、全人格的にバランスの取れた社会をリードしていく若者の育成を目指しています。
対策として、入試でよく出る問題の傾向や時間配分、合否を左右する問題、捨て問の有無などについての理解が必要です。これらのポイントを押さえることで、効率良く学習を進め、入試において高得点を目指すことが有効です。したがって、過去問題の分析とそれに基づく対策を立てることが、合格に向けての鍵となります。
獨協埼玉中入試対策ならスマートレーダー！
ここまで獨協埼玉中について紹介してきましたが、獨協埼玉中入試の対策を塾やご家庭だけで行うのは難しいとお考えのご家庭も多いと思います。
そんな方には家庭教師マッチングサービスのスマートレーダーを使うことをおススメします。
6,000人を超える難関大学在籍の家庭教師からお子様にぴったりな先生を選べる
スマートレーダーでは6,000名を超える先生方が登録されていて、全員が東大・京大を始めとした難関大学に在籍しています。
勉強面に関して、分からないところの質問はもちろん、受験後をどのように過ごしていたかや、志望する学校に向けてどのような対策を行ってきたのかなど、より具体的なアドバイスを受けることができます。
オンライン家庭教師にも対応！！
スマートレーダーはオンライン家庭教師にも対応しています。
お家にいながら優秀な学生から様々な知識を教えて頂きます。地方に在住の方も、パソコンさえあれば、東大生の勉強法までも伝授してもらえます！
また、1回1時間から指導を依頼することができます。テスト直前や長期休みの時期に授業を増やすことや、その時期のみの利用など柔軟に指導を依頼することが可能です。
安心のトラブルサポート
「スマートレーダー」は家庭教師の個人契約で起こりがちなトラブルも防ぐことができます。
一般的な家庭教師マッチングサイトとは異なり、先生との間でトラブルが発生した時に、運営事務局が仲介に入り、トラブル解決のサポートをしておりますので、はじめての家庭教師の個人契約をご利用の方も安心してサービスを利用できます。
また、個人契約にありがちな金銭トラブルに関しても、運営事務局を介して金銭のやり取りを行うため、トラブルを回避することが可能となっています。
