Contents
志學館中等部とは
| 創立 | 1987年 |
| 偏差値 | 47~59 |
| 主体 | 私立 |
| 所在地 | 鹿児島県鹿児島市南郡元町32−1 |
| 最寄り駅 | 南鹿児島駅から徒歩7分 |
| 体制 | 男女共学 |
| 形態 | 中高一貫 |
教育理念は「清新な発想のもとに、『たしかな学力、ゆたかな人間性、たくましい行動力』を身につけた心身ともに健やかな人間を育成する」。公式の表記は「教育目標」ではなく教育理念です。スクール・ミッションには「中高一貫男女共学の進学校を目指します」とあります。中等部の開校は1987年(昭和62年)4月1日で、高等部は1990年(平成2年)4月1日の開校。学校法人実践学園が学校法人志學館学園に改称したのは1999年(平成11年)4月1日です。2017年(平成29年)11月11日に中等部創立30周年記念式典を行いました。
週6日制を採用していて、月に1回は土曜休日です。授業時間数は中等部が週34時間、高等部が週38時間。毎週土曜に授業があるわけではありません。生徒数は484名(中等部240名・高等部244名、2026年4月現在)で、18クラス・教職員55名。中等部生用のスクールバスが市内3コース(吉野・伊敷・中山)で無料運行されています。
人間性開発プログラム(SDP)を置いています。田植えから稲刈り、餅つきまで行う勤労体験学習と、国外体験学習が柱。ただし国外体験学習は「令和元年からは感染症拡大のため国内で実施」と公式が注記しているので、欧州での実施を現在の姿として読まないほうがよいでしょう。実体験を通じて豊かな人間性と自ら考え行動する自主性を育てるという位置づけです。文化祭や体育祭などの学校行事はすべて生徒が主体で実施されます。
公式の合格実績は「過去5年(2022〜2026年3月)卒業生426名/2026年3月卒業生78名」という括りで、しかも高等部の実績です。過去5年の合計は国公立大学182名(うち医学部医学科28名)、私立大学853名(うち医学部医学科63名)。2026年は国公立33名(医学部医学科3名)、私立148名(医学部医学科5名)。最多は地元の鹿児島大学で、過去5年89名・2026年16名です。ほかに熊本大学8名・2名、長崎大学7名・4名、九州大学7名・1名、京都大学4名・1名。私立は福岡大学53名・15名、立命館大学43名・7名が続きます。
この数字は「合格実績」で、進学者数ではありません。学校は進学者数を公表しておらず、現役だけの数か既卒を含むのか、実人数か延べの合格数かも明示していません。高等部への内部進学はあります。2027年度の志學館高等部 入学試験要項に「募集人員 160 名(志學館中等部からの進学者を含む)」とあります。ただし無試験で上がれるのか成績の基準があるのかは公表されていません。併設の志學館大学については、大学側の選抜区分一覧に併設校推薦や系列校推薦にあたる枠がありません。
志學館中等部入試の基本情報(2027年度)
| 入試区分 | 入学者選抜試験1回のみ 推薦入試はなくコース分けもない |
| 試験日 | 2027年1月11日(月) 集合9:00 |
| 募集人員 | 120名 |
| 出願資格 | 2027年3月に小学校卒業見込みの者 |
| 試験科目 | 国語・算数・理科・社会の4科 配点は公表されていない |
| 時間割 | 国語 9:30〜10:30(60分) 算数 10:50〜11:50(60分) 昼食 11:50〜12:35 理科 12:40〜13:20(40分) 社会 13:40〜14:20(40分) アンケート 14:30〜14:45 |
| 試験会場 | 本校・霧島・鹿屋の3会場から1つを選ぶ 本校会場 志學館中等部(鹿児島市南郡元町32-1) 霧島会場 サン・あもり(霧島市隼人町見次1371) 鹿屋会場 鹿屋市市民交流センター(鹿屋市大手町1-1) |
| 出願期間 | 2026年12月1日(火)〜12月25日(金) |
| 出願方法 | インターネット出願のみ 手続き後に受験票を印刷して試験当日に持参する |
| 出願書類 | 受験票 インターネット出願の手続き後に印刷し、試験当日に必ず持参する |
| 検定料 | 15,000円(別途支払手数料) 納入後の返還はない |
| 交通費補助 | 交通費補助あり 熊毛地区 10,000円 大島地区・三島村・十島村 20,000円 |
| 携行品 | 受験票・筆記用具・コンパス・定規 分度器は不可 昼食(弁当) 上履きは霧島会場のみ必要 |
| 合否結果 | 2027年1月13日(水)に学校から発送(到着は翌日以降) |
| 発表方法 | 郵送のみ 電話での問い合わせ・ホームページへの掲示・出願サイトでの公開はない |
| 入学手続き期間 | 2027年1月18日(月)〜2月5日(金)16:30 受付は平日8:30〜16:30 |
| 入学手続き金 | 入学金 100,000円 手続書類は合否結果通知に同封され、事務室窓口へ提出(郵送も可) |
| 兄弟姉妹の減額 | 兄弟姉妹が在学している場合の入学金は50,000円 |
| 入学者説明会 | 入学者説明会 2027年2月13日(土)13:30〜15:00 会場は志學館中等部体育館 |
| 追試験 | 追試験あり 体調不良で1月11日の本試験を受けられなかった場合 2027年1月23日(土)・本校会場のみ |
| 特待生制度 | 特待生制度 第1種は授業料に充当する額として月額34,000円 第2種は月額17,000円 認定結果は合否結果通知に同封。毎年度末に継続審査がある |
| 入学後の費用 | 授業料 年額576,000円/学力向上対策費36,000円/教育充実費36,000円/タブレット端末代55,020円/行事費18,000円/後援会費24,000円ほか 合計745,480円(令和9年度予定。金額は2026年度実績) |
| 生徒寮 | 生徒寮あり さくら寮(女子・徒歩7分・定員49名) ひかり寮(男子・徒歩8分・定員40名) |
| 寮費 | 入寮費 40,000円 寮費は1人部屋74,500円・複数人部屋71,500円(月額) 食費3食と光熱水費を含む |
| スクールバス | 中等部生用のスクールバスが市内3コース(吉野・伊敷・中山)で無料運行 |
| 学校説明会 | 学校説明会(小学生対象)2026年10月17日(土)10:00〜 申込期間は2026年9月17日(木)〜10月13日(火) |
| 備考 | 授業料は月額48,000円・学力向上対策費は月額3,000円・教育充実費は月額3,000円という内訳 参考書・教材費が年間20,000〜30,000円ほど別に必要 |
2027年度入試は1月11日(月)で、制度の変更はありません。試験日は毎年1月の第2月曜(成人の日)にひも付いており、2026年度の1月12日から暦どおりに動いただけ。募集人員120名、出願期間(12月1日〜12月25日)、国語・算数・理科・社会の4科という枠組みはいずれも据え置きです。合否結果の発送が1月15日から1月13日(水)へ2日、入学手続期限が2月6日から2月5日(金)16時30分へ1日前倒しになりました。配点の行は落としました。要項の全15ページ、公開されている2026年度の過去入試問題の表紙・本文・解答用紙・解答例、鹿児島県私立中学高等学校協会のページのいずれにも「配点」「満点」の記載がなく、学校は科目ごとの点数を公表していません。解答用紙にも得点欄があるだけで満点の印字がありません。試験会場は本校・霧島(サン・あもり)・鹿屋(鹿屋市市民交流センター)の3つから1つを選びます。熊毛地区から10,000円、大島地区・三島村・十島村から20,000円の交通費補助もあります。
志學館中等部入試の合格者や倍率(2026年度)
志學館中等部は入試結果を公表していません。公式サイトの固定ページ30件を全件確認しましたが、受験者数・合格者数・倍率・合格最低点を載せた資料はありませんでした。中等部の入試ページからリンクされているのは2027年度の募集要項PDFと「試験当日の本校会場の送迎について」のPDFの2件だけです。2026年度入試(2026年1月12日実施)について数字を出しているのは育伸社『2026年度 公立中高一貫校・私立中学 入試結果【鹿児島県】』(2026年3月27日現在)で、応募者数253名・受験者数247名。合格者数は「非公表」、合格最低点も「非公表」、実質倍率の欄は「-」です。合格者数が出ていないので倍率は計算できません。応募者数を募集人員で割った値は応募倍率であって実質倍率ではなく、しかも学校も育伸社も公表していない数字なので、この記事では出していません。入試は1回のみで推薦入試はありません(鹿児島県私立中学高等学校協会の令和9年度日程表でも推薦入試の欄は「ー」)。募集人員120名に対して応募253名という規模感が、公表されている唯一の手がかりです。
志學館中等部入試の科目の傾向と対策
算数
試験時間は60分です。国語と並ぶ最長の枠。配点は公表されていません。
公開されている2024年度から2026年度の過去問はいずれも大問5題。大問1が小問集合で、以降は文章題・割合・図形・立体が1題ずつという構成です。2026年度は正三角形が正五角形の周りを転がる軌跡(大問4)と、さいころの目の和を問う立体(大問5)が出ました。3年続けて同じ題数なので、この構成は見込んでよいでしょう。
国語
試験時間は60分で、1時間目に置かれます。算数と同じ長さで、この2科目に理科・社会の1.5倍の時間が割かれています。
2026年度は大問3題でした。【一】が動物の利他行動と共感を扱う論説文、【二】が物語文、【三】が総務省の調査研究のグラフ2点(SNSでの情報拡散経験と情報拡散の基準)を読み取らせる資料問題。記述の分量指定は六十字以内と三十五字以内があり、【二】には「二段落構成で、一段落目に自分の体験を具体的に書き、二段落目にその体験から学んだことを書く」という条件付きの百字以内の作文が出ました。資料の読み取りと条件作文の両方に備えが要ります。
理科
試験時間は40分で、昼食をはさんだ3時間目に置かれます。国語と算数より20分短い枠になります。
2024年度から2026年度まで大問3題で構成が固定されています。大問1が物理・化学・生物・地学をまたぐ小問集合(2026年度は問1から問9)、大問2が「館太郎くんとお父さん」の会話文を読ませる長文問題(2026年度は家庭菜園、2025年度は地震、2024年度はお菓子作り)、大問3が【文章A】【文章B】の2本を読み比べる問題。2026年度の大問1問1は2025年のノーベル化学賞(MOF)を扱っており、時事を取り込む出題もあります。
社会
試験時間は40分で、4時間目に置かれます。理科と同じ長さで4科の最後になり、そのあとにアンケートが15分。
大問数は年によって動きます。2024年度が4題、2025年度が5題、2026年度が4題。地理・歴史・公民をまたぐ構成で、2026年度は関東平野・潮目・原油と天然ガスの輸入(地理)、藤原京から浮世絵まで(歴史)、日本国憲法の公布日・国民主権・不在者投票・こども家庭庁(公民)が出ました。記述の解答例には「頼朝の許可なく朝廷から官位をもらったから。」のような短文説明があります。公民は時事に寄った出題も含まれます。
志學館中等部入試対策ならスマートレーダー!

ここまで志學館中等部について紹介してきましたが、志學館中等部入試の対策を塾やご家庭だけで行うのは難しいとお考えのご家庭も多いと思います。
そんな方には家庭教師マッチングサービスのスマートレーダーを使うことをおススメします。
スマートレーダーには志學館中等部出身の先生が多数在籍しています。
8,000人を超える先生から志學館中等部出身の先生を選べる
スマートレーダーでは8,000人を超える先生方が登録されていて、志學館中等部出身の先生も多数在籍しています。
志學館中等部の難しい中学受験を突破してきた先生が、お子様にあった入試の対策方法を考えてくれます。
オンライン家庭教師にも対応!!

スマートレーダーはオンライン家庭教師にも対応しています。
お家にいながら優秀な学生から様々な知識を教えて頂きます。地方に在住の方も、パソコンさえあれば、東大生の勉強法までも伝授してもらえます!
また、1回1時間から指導を依頼することができます。テスト直前や長期休みの時期に授業を増やすことや、その時期のみの利用など柔軟に指導を依頼することが可能です。
安心のトラブルサポート
「スマートレーダー」は家庭教師の個人契約で起こりがちなトラブルも防ぐことができます。
一般的な家庭教師マッチングサイトとは異なり、先生との間でトラブルが発生した時に、運営事務局が仲介に入り、トラブル解決のサポートをしておりますので、はじめての家庭教師の個人契約をご利用の方も安心してサービスを利用できます。
また、個人契約にありがちな金銭トラブルに関しても、運営事務局を介して金銭のやり取りを行うため、トラブルを回避することが可能となっています。
















