【2025年度】お茶の水女子大学附属中学校の偏差値や倍率など入試情報と科目別受験対策方法を徹底解説!

お茶の水女子大学附属中学校とは

創立1947年
偏差値52-68
主体国立
所在地東京都文京区大塚2丁目1−1
最寄り駅茗荷谷駅から徒歩8分
体制男女共学
形態幼小中高一貫

お茶の水女子大学附属中学校は、自主自律の精神をもち、広い視野に立って行動する生徒を育成することを目標にしています。

自主研究やキャリア教育にも熱心で、自分の興味・関心にもとづく課題を設定するところから試行錯誤し、その成果を発表する活動を通し、課題を追究する力、学習意欲、論理的思考力の育成を目指すとともに、お茶の水女子大学研究室の先生、高校(附属、都立、私立など)の先生、大学の留学生、卒業生を招いて、直接話を聞いたり、相談したりする機会を設けることにより、専門分野への関心を高めるとともに、進路選択の視点を養っています。

お茶の水女子大学附属中学校を卒業すると、男子は高校入試を受験し外部進学することになります。女子はお茶の水女子大学附属高等学校に内部進学する生徒が大半ですが、一部は他校に外部進学します。したがって男子は高校受験への準備が不可欠となります。

女子の内部進学先であるお茶の水女子大学附属高等学校は2025年度では東京大学に3名、東京科学大学に7名、一橋大学に7名の合格者を輩出しており、お茶の水女子大学にも毎年10-20名程度の合格者がいます。

お茶の水女子大学附属中学校については以下の記事でも紹介しています。合わせて参考にしてください。

【中学受験 東京】国立中学校を選ぶメリット・デメリットとは?特徴や公立・私立中学校との違いを解説

お茶の水女子大学附属中学校の偏差値

お茶の水女子大学附属中学校の偏差値

学校名偏差値
お茶の水女子大学附属中学校52-68

お茶の水女子大学附属中学校の偏差値は52-68で都内有数の偏差値を誇る進学校です。特に女子入試の倍率は4倍を超えるため、男子に比べて偏差値が高く、入試では難易度の高い問題への対応力が求められます。

同程度の偏差値の中学校を比較

学校名地域主体体制形態偏差値
雙葉中学校東京都私立中高一貫女子校70
早稲田大学高等学院中学部東京都私立中高一貫男女共学67

これらの学校とお茶の水女子大学附属中学校は、偏差値が近いため、併願や出願に迷う場合は学校の雰囲気や特色を比較してみましょう。

お茶の水女子大学附属中学校入試の基本情報(2025年)

日程2月3日(月)
教科検査Ⅰ(30分)
検査Ⅱ(30分)
検査Ⅲ(45分)

お茶の水女子大学附属中学校入試の合格者や倍率

2025年度お茶の水女子大学附属中入試結果

男子女子帰国生徒(男女合計)
募集人員約20人約25人約15人
応募者数47人210人19
受験者数38人147人14
合格者数26人36人12
倍率1.464.081.17
合格者最低点非公開非公開非公開
合格者平均点非公開非公開非公開
合格者最高点非公開非公開非公開

お茶の水女子大学附属中学校入試の倍率

男子入試結果

年度受験者数合格者数倍率
202538261.46
202452281.86
202345301.50

女子入試結果

年度受験者数合格者数倍率
2025147364.08
2024201345.91
2023195414.76

帰国生徒(男女合計)入試結果

年度受験者数合格者数倍率
202514121.17
2024981.13
2023881.00

男子は1.5倍前後の比較的低い倍率で推移していますが、女子の倍率は4倍以上で推移しており、受験者のレベルも高いことから、しっかりとした対策が必要です。

お茶の水女子大学附属中学校入試の科目の傾向と対策

検査Ⅰ(国語)

「国語」の知識・技能、情報活用能力・言語運用能力をみる検査です。大問3題で、大問1は聞き取り問題が出題されます。複数人の会話から要点を掴み、内容を正しく理解する必要があります。また内容の要約を記述する問題も出題されるため、聞き取った情報を整理し、簡潔にまとめる力が必要です。

また聞き取り問題以外では、説明文読解問題や図の読み取り問題が出題されます。記述問題が総じて多く出題されるので、考えや読み取ったことを字数以内にまとめ、適切に表現する練習をしておきましょう。

検査Ⅱ(算数)

「算数」の知識・技能、数理的思考力をみる検査です。前半では計算問題、後半では文章題が出題されます。問題数が少ないことにより、問題一つ一つの配点が高くなるため、計算ミスには十分に注意しましょう。

文章題では、答えだけでなく途中式や過程を記述する必要があるため、計算力はもちろん論理的思考力と、それを的確に説明する言語化力もあわせて過去問演習を通じて鍛えておきましょう。

検査Ⅲ(理科・社会)

「理科」「社会」の知識・技能、思考・判断・表現等の力、および教科の枠を超えた思考・判断・表現等の力をみる検査です。

理科の問題は記述問題が多く出題されます。観察や実験の結果から情報を読み取り、論理的に考察する力、そしてそれを的確に表現する力が求められます。読書だけでなく、日常生活で起こる自然現象について「なぜ」を論理的に考え、他人に説明する訓練をしておきましょう。

社会の問題は問題数が非常に多く、試験時間内に解ききることが難しい傾向にあります。選択肢問題が中心ですが、読む文章量が多いため、過去問演習を通じてしっかりペース配分できるようになっておきましょう。

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