【中学受験】馬渕公開模試は難しい?日程や出題範囲・対策方法を解説

馬渕公開模試を受けるにあたって、「どのくらい難しいの?」「どんな範囲から出題される?」「どのように対策すればいい?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

馬渕公開模試は、馬渕教室に通っていない一般生も受験できる中学受験向けの模試です。現在の学力や苦手分野を確認できるほか、通塾生にとってはクラス分けにも関わります。

本記事では、馬渕公開模試の日程や出題範囲、難易度、クラス分けへの影響、対策方法についてわかりやすく解説します。

馬渕公開模試とは

馬渕公開模試は、馬渕教室の中学受験コースで実施されている、小学生を対象とした模試です。馬渕教室生だけでなく一般生も受験できます。

単に点数や順位を確認するだけではなく、中学受験に向けた学力や学習の定着度を確認することを目的としています。また、馬渕教室では公開模試の成績をクラス分けに利用しているほか、入室判定や各種特訓の資格判定にも利用しています。

試験後は約1週間で答案と成績資料が返却されます。成績資料では、偏差値や得点だけでなく、単元別・難易度別の成績や各設問の正答率まで確認できます。また、小5の第4回以降と小6では、最大4校について合格可能性を判定してもらえます。

そのため、馬渕公開模試は「今の学力を確認するテスト」であると同時に、今後どこを重点的に勉強すべきかを判断するためのテストと考えるとよいでしょう。

馬渕公開模試の基本情報|日程・科目・出題範囲

次回の馬渕公開模試の日程

2026年度の残りの馬渕公開模試の日程は以下の通りです。

実施日対象学年
特別実施2026年10月11日小6
第5回2026年11月8日小1〜小6
第6回2027年1月24日小1〜小5

小学1年生は第4回から実施されます。小学6年生は第6回の代わりに10月に特別実施が設けられています。

日程は年度によって変わるため、受験前には馬渕教室公式サイトで最新情報を確認してください。

対象学年・受験科目・出題範囲

受験科目は学年によって異なります。

学年受験科目1科目あたりの試験時間
小1算数・国語各30分
小2算数・国語各30分
小3算数・国語各40分
小4算数・国語・理科・社会算国各40分・理社各30分
小5・小6算数・国語・理科・社会算国各50分・理社各40分

小学4年生〜小学6年生は4科だけでなく、算数・国語の2科、算数・国語・理科の3科での受験も可能です。

出題範囲は、学年・実施回ごとに公式サイトで公開されています。

たとえば小学6年生の算数では、第1回は小学5年生までに学習した内容などが出題され、第2回以降は「小学校全範囲からの総合問題」となります。学年が上がるにつれて、これまでに学習した内容を横断して問われる問題も増えていきます。

また、出題範囲表には、小問レベルでは前回までの出題範囲に関連する問題が出題される場合がある旨も記載されています。対策を始める際は、受験する回の出題範囲だけでなく、既習単元も確認しておきましょう。

馬渕公開模試は馬渕教室に通っていなくても受験できる?

馬渕公開模試は、馬渕教室に通っていない一般生も受験できます。受験には事前申し込みが必要で、当日受付は行われていません。

通常の受験料は、小1〜小3が3,410円、小4・小5が4,620円、小6が5,830円です。時期によっては一般生を対象とした受験料無料キャンペーンも実施されているため、申し込み時に最新の料金を確認しましょう。

また、公開模試の結果を入室判定として利用することもできます。「馬渕教室への入室を検討しているので、まず実力を確認したい」という場合にも受験できます。

公開模試と入室テストでは、目的やテスト内容などに違いがあります。入室テストの特徴は以下の記事で詳しく解説しているので、どちらを受けるか迷っている方は、あわせてご覧ください。

馬渕教室を徹底解説!入室テストに落ちたらもう無理?対策についても解説

馬渕公開模試の難易度は?

馬渕公開模試は、中学受験用のカリキュラムに基づいて出題されます。そのため、学校で学習している内容だけを前提に受験すると、難しく感じる場合があります。

特に小学5年生以降は、馬渕教室の中学受験カリキュラムと小学校の学習進度との差が、回を追うごとに大きくなります。さらに学年が上がるにつれて出題範囲も広がり、小学6年生の算数では第2回以降「小学校全範囲からの総合問題」が出題されます。そのため、高学年になるほど、これまでに学習した内容を幅広く身につけていることが求められます。

このように、馬渕公開模試は特に小学5・6年生になると、広い範囲から中学受験レベルの問題が出題されるため、難易度も高くなります。

馬渕公開模試の成績はクラス分けにどう影響する?

馬渕教室に通っている場合、公開模試の成績はクラス分けにも影響します。馬渕教室では、馬渕公開模試の成績をクラス分けの判定に利用しているため、通塾生にとっては現在の学力や志望校への到達度を確認するだけでなく、その後に受講するクラスにも関わる重要な模試です。

公開模試の偏差値をもとにクラス分けが行われる

馬渕教室では、馬渕公開模試の偏差値をもとにクラス分けが行われます。クラス分けは1回の公開模試の結果だけで決まるのではなく、複数回の成績を加味して判定される仕組みです。

そのため、1回だけ成績が良かったり悪かったりしても、その結果だけでクラスが決まるわけではありません。継続して安定した成績を取ることが、クラスアップを目指すうえでは重要です。

クラスアップ・クラスダウンはどう決まる?

馬渕教室では、最難関中学校を目指すTクラスと難関・有名中学校を目指すFクラスを基本として、学年や校舎によってSSSTクラスなども設けられています。公開模試終了後には、その成績をもとに定期的なクラス替えが行われます。

一方、公式サイトでは「偏差値○以上ならTクラス」といった全校舎共通のクラスアップ・クラスダウン基準までは公開されていません。

そのため、現在の偏差値でクラスが上がる・下がる可能性を詳しく知りたい場合は、所属校舎の先生に確認するのが確実です。

馬渕公開模試の対策方法

馬渕公開模試は、馬渕教室生だけでなく一般生も、公開されている出題範囲をもとに事前対策できます。初めて受験する場合でも、まずは出題範囲と現在の理解度を確認し、優先順位を決めて対策を進めましょう。

受験前に取り組んでおきたい対策をまとめると、以下の通りです。

すべてを同じように進めるのではなく、受験する回の出題範囲やこれまでの学習状況に合わせて、必要な対策から取り組むことが大切です。以下では、それぞれの対策方法について詳しく解説します。

出題範囲を確認して既習単元を復習する

まずは公式サイトの出題範囲表を確認し、今回の模試で出題される単元を洗い出しましょう。

馬渕公開模試では、新しく追加された単元だけでなく、前回までの範囲に関連する問題が出題される場合もあります。そのため、直近で習った内容だけに絞るのではなく、既習範囲をさかのぼって確認する必要があります。

特に算数・理科は、以前に習った内容を理解していないと新しい単元でもつまずきやすいため、苦手が残っている場合は早めに復習しておきましょう。

科目ごとの特徴に合わせて対策する

馬渕公開模試は、科目ごとに出題される内容や求められる力が異なります。出題範囲を確認するだけでなく、科目ごとにどのような点を意識して勉強するかを決めておくことが大切です。

ここでは、各科目の確認しておきたい対策のポイントをまとめます。

科目 対策のポイント
算数 計算だけでなく、図形や文章題なども出題されます。出題範囲の単元の解き方を確認し、問題を見たときに自力で解法を選べる状態にしておきましょう。
国語 漢字や語句などの知識問題に加えて、物語文や説明文などの読解問題も出題されます。知識問題は範囲に沿って復習し、文章を読んで設問に答える練習もしておきましょう。
理科 小学4年生以降は、植物・天体・電気など実施回ごとに指定された単元が出題されます。用語を覚えるだけでなく、各単元の仕組みや現象まで理解しておきましょう。
社会 小学4年生以降は、地理を中心に学年が上がるにつれて歴史なども出題範囲に加わります。用語だけを暗記するのではなく、地図や出来事のつながりも含めて整理しておきましょう。

特に小学6年生では、実施回が進むと「小学校全範囲からの総合問題」となる科目もあります。出題範囲が広くなるため、直近で学習した単元だけでなく、以前に学習した内容までさかのぼって復習しておくことが大切です。

基本・標準問題を確実に解けるようにする

公開模試で高得点を狙おうとして、最初から難問ばかり練習する必要はありません。

まず優先したいのは、普段学習しているテキストや問題集の基本・標準レベルの問題です。同じ単元でも「解説を見ればわかる」という状態と、「何も見ずに自力で解ける」という状態には大きな差があります。

一度解いた問題でも間違えたものには印をつけ、数日後にもう一度解いてみましょう。出題範囲の中に解き方が曖昧な単元を残さないことが、安定して点数を取るための基本です。

時間を測って問題演習を行う

知識が身についていても、制限時間内に解き終わらなければ馬渕公開模試では得点につながりません。

特に小学5年生・小学6年生では、算数・国語が各50分、理科・社会が各40分あります。普段の勉強でも時間を測り、「1問に時間をかけすぎていないか」「難しい問題で止まっていないか」を確認しておきましょう。

わからない問題に長時間粘るのではなく、一度飛ばして解ける問題を先に取る練習も有効です。

過去問題集を使って出題形式に慣れる

馬渕公開模試には、過去2年分の問題を収録した問題集があります。実際の公開模試の問題を解くことで、出題形式や問題量を把握したうえで本番に臨めます。

過去問を解く際は、答え合わせをして終わるのではなく、間違えた問題の解き方を確認し、自力で解けるようになるまで復習しましょう。

また、年度によって同じ実施回でも出題単元が異なる場合があります。過去問だけに絞って対策するのではなく、受験する公開模試の出題範囲も確認し、まだ学習できていない単元がないか確認しておくことが大切です。

2回目以降の受験では前回の成績表を対策に活用する

2回目以降の馬渕公開模試を受験する場合は、前回までの成績表も対策に活用しましょう。

馬渕公開模試の成績表では、単元別・難易度別の成績や各設問の正答率に加え、過去の成績推移も確認できます。単に「算数の点数が低かった」で終わらせず、どの単元で失点したのか、どの難易度の問題まで解けていたのかを確認することが大切です。

特に、正答率が高い問題を落としている場合は優先して復習しましょう。前回までの結果から弱点を絞り込むことで、次回の公開模試に向けて効率よく対策できます。

馬渕公開模試についてよくある質問

馬渕公開模試の過去問は入手できますか?

はい。馬渕公開模試には、過去2年分の問題を収録した「公開模試の過去問題集」があります。

実際の問題を使って出題形式や問題量を確認できるため、受験前の対策に活用できます。ただし、年度によって出題範囲は異なるため、過去問だけでなく、公式サイトで公開されている出題範囲も確認しておきましょう。

馬渕公開模試と入室テストの違いは?

入室テストは、馬渕教室への入室資格を取得することを目的としたテストです。一方、馬渕公開模試は現在の学力や学習の定着度を測ることを主な目的としており、通塾生のクラス分けや志望校判定にも利用されます。

また、馬渕教室では、入室テストとは別に、馬渕公開模試の結果による入室判定も行っています。入室を検討している方は、現在の学力を確認しながら入室判定も受けられる公開模試を活用するのも選択肢の一つです。

馬渕公開模試を欠席するとどうなる?

馬渕教室の公式サイトでは、公開模試を欠席した場合の振替受験や追試について、共通の案内はされていません。

また、通塾生の場合は公開模試の成績がクラス分けにも利用されます。欠席することが分かった場合は、振替受験の可否やクラス分けでの扱いについて、所属校舎に確認しましょう。

まとめ

馬渕教室の中学受験コースで実施されている「馬渕公開模試」は、現在の学力を確認できるだけでなく、志望校判定や通塾生のクラス分けにも活用される模試です。

出題範囲は学年・実施回ごとに公開されているため、受験する回の範囲を確認し、既習単元の理解不足をなくしておきましょう。過去問題集を使って出題形式や問題量に慣れておくことも有効です。

初めて受験する方は出題範囲に未習単元がないかを確認し、2回目以降の方は過去の成績表も活用しながら対策を進めましょう。馬渕公開模試は、現在の学力を確認するだけでなく、その後の学習方針やクラス分けにもつながる重要な模試です。受験するだけで終わらせず、事前の対策と結果の振り返りまで含めて今後の学習に役立てましょう。

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