中学受験のために受験勉強を効率的に進めるための選択肢として考えられる塾や家庭教師。その中で「塾に通っているけど成績が伸びない」「家庭教師をつけた方が良いのか」とお悩みのご家庭は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では中学受験で家庭教師を利用する際にまつわる、次の5つのポイントについて解説します。
- そもそも中学受験において家庭教師は有効なのか
- 塾と家庭教師の併用について
- いつから家庭教師を始めれば間に合うのか
- 中学受験対応の家庭教師の料金相場
- 中学受験における家庭教師の選び方
家庭教師の利用を検討されているご家庭に本記事が参考になれば幸いです。
Contents
中学受験で家庭教師を利用するメリット

先に結論を述べると、中学受験に家庭教師はかなり有効です。以下の3点が理由として挙げられます。
- お子様にあったカリキュラムを組める
- 解き方を教わるだけでなく考えるプロセスを養える
- 受験時代の経験を生かした指導を受けられる
それぞれについて解説していきます。
お子様にあったカリキュラムを組める
中学受験塾は基本的に集団授業で、授業のペースはあらかじめ決められたペースで進んでいきます。一度つまづいてしまうとその先もどんどんわからない状態になっていってしまうことがあります。
一方、家庭教師は様子をうかがいながら、生徒がわかっている分野はペースを早めたり、わかっていない・わかったつもりになっている分野は時間をかけて徹底的に指導するといったことができます。
また、進捗が悪い時には授業の頻度を増やすなど、柔軟に対応してもらうことができるのもメリットです。
解き方を教わるだけでなく考えるプロセスを養える
集団塾の場合どのように授業をするのかといったマニュアルが存在しており、基本的にはこのマニュアルに沿って授業を行います。また、授業は受動的に解説を受けるため、なぜその解法に至ったのかを理解できない場合があります。
中学受験は未知の問題が数多く出るため、「問題の内容を理解する」「考えうる論理を立てる」「解法を当てはめる」といったステップが問題を解くうえで必要です。
家庭教師の場合、なぜそういった解法に至るのかをお子様の状態に合わせて対話形式で養うことができ、中学受験に対応する力を養うためには効率的な授業形式であると言えます。
志望校に特化した指導を受けられる
集団塾に志望校の特化コースがあれば効率的な受験対策ができますが、そもそも志望校のコースが無い場合や様々な理由でそこに入るのが難しい場合があります。
その点家庭教師は志望校出身の先生を選ぶことで、先生の経験から出題傾向などを元に効率的な志望校対策ができます。また、先生がくじけそうになったときに乗り越えたときのエピソードや、その学校に通っていた時のエピソードからお子様のモチベーションを上げることができるといったメリットもあります。
同じ経験をしている先生がお子様と長い受験勉強を伴走してくれることは心強いと言えます。
中学受験で家庭教師は必要?必要なケース・必要ないケース
家庭教師は中学受験に役立つ一方で、すべてのご家庭に必要なわけではありません。塾の授業や家庭学習だけで順調に学習を進められている場合は、無理に家庭教師を追加する必要はないでしょう。
一方、塾や家庭学習だけでは解消しにくい課題がある場合は、家庭教師を利用するメリットが大きくなります。ここでは、家庭教師の必要性を判断する目安を紹介します。
家庭教師が必要なケース
- 塾の授業についていけていない
授業で扱った内容を十分に理解できないまま、次の単元へ進んでしまっている場合です。塾ではカリキュラムに沿って授業が進むため、理解できていない単元まで戻って個別に復習する必要があります。 - 特定の科目や単元に大きな苦手がある
算数だけ偏差値が低い、国語の記述問題で毎回失点するなど、課題が特定の科目や分野に集中している場合です。苦手の原因を個別に確認しながら対策できる家庭教師が役立ちます。 - 志望校対策を個別に補う必要がある
塾でも志望校別の対策は行われますが、一人ひとりの弱点や過去問の失点原因まで個別に対応するには限界があります。過去問演習で同じ分野の失点を繰り返している場合などは、家庭教師による個別対策が有効です。 - 家庭学習の優先順位や進捗管理がうまくいっていない
塾の宿題が多く、何から取り組めばよいか分からない場合や、やり残しが毎週積み重なっている場合です。家庭教師に学習内容の優先順位を整理してもらうことで、限られた時間を有効に使いやすくなります。
家庭教師が必要ないケース
- 塾の授業・復習・宿題が安定して回っている
授業内容を理解でき、復習や宿題まで無理なく進められているのであれば、家庭教師を追加する必要性は高くありません。まずは現在の学習サイクルを維持することが大切です。 - 苦手分野を塾や家庭で解消できている
分からない問題を塾で質問できている、保護者のフォローで学習を進められているなど、現在の環境で課題を解決できている場合も、無理に家庭教師を利用する必要はありません。
家庭教師を利用するか迷ったときは、まず「何を家庭教師に任せたいのか」を整理してみましょう。「算数の苦手単元を補いたい」「過去問の失点原因を分析してほしい」など、解決したい課題が明確であれば家庭教師を活用する目的も見えてきます。
反対に、現在の塾や家庭学習だけでその課題を解決できているのであれば、無理に家庭教師を利用する必要はありません。
塾と家庭教師を併用するときのポイント
塾と家庭教師を併用する場合は、塾と家庭教師の役割を分けることが大切です。
塾ではカリキュラムに沿って受験に必要な内容を学び、家庭教師には、塾の授業だけでは解消できない苦手分野や家庭学習、志望校対策などを個別に補ってもらうと効率よく活用できます。
ここでは、よくある状況ごとに家庭教師へ任せたい役割を紹介します。
なお、塾と併用せず家庭教師を中心に中学受験対策を進めたい方は、以下の記事をご覧ください。
家庭教師だけで中学受験は成功できる?メリット・デメリットとおすすめの活用法を解説
塾の授業についていけない場合は、復習・苦手単元の補強を任せる
塾の授業で理解できない部分が残ったまま次の単元へ進むと、その後の学習にも影響することがあります。特に算数など、以前に学習した内容を使って新しい単元を解く科目では、つまずいた箇所をそのままにしないことが重要です。
家庭教師には、塾の授業やテストをもとにどこから理解できていないのかを確認し、必要な単元まで戻って復習する役割を任せるとよいでしょう。
塾への入塾時期が遅く、それ以前に扱われた単元を十分に学習できていない場合にも、抜けている範囲を個別に補うことができます。
宿題が回らない場合は、家庭学習の優先順位を整理してもらう
中学受験塾では、授業だけでなく宿題や復習にも多くの時間が必要になります。すべてに取り組もうとして時間が足りなくなり、重要な復習まで手が回らなくなってしまうこともあります。
このような場合は、家庭教師に苦手分野やテスト結果を踏まえて、家庭学習で優先すべき内容を整理してもらう方法があります。
ただし、塾から指示されている宿題を家庭教師の判断だけで省くのではなく、塾の学習方針も踏まえながら、限られた時間をどこに使うかを整理することが大切です。
クラスアップを目指す場合は、テストの失点原因を分析してもらう
クラス分けテストでなかなか成績が上がらない場合は、単純に勉強量を増やすだけでなく、どのような問題で失点しているのかを確認することが重要です。
家庭教師には、クラス分けテストや模試の答案を見てもらい、苦手単元だけでなく、計算ミスや時間不足、問題文の読み違いなど、失点の原因を整理してもらうとよいでしょう。
原因が分かれば、次のテストまでに取り組む内容を絞りやすくなります。入塾テストやクラス分けテストなど、特定のテストに向けて短期間だけ家庭教師を利用する方法もあります。
志望校対策を補いたい場合は、過去問・学校別対策を任せる
塾でも志望校別の講座や過去問対策が行われますが、一人ひとりの弱点や過去問での失点原因まで個別に対応するには限界があります。
過去問を解いても同じ分野で失点を繰り返している場合や、特定科目だけ合格ラインに届いていない場合には、家庭教師に過去問の答案を分析してもらい、必要な単元の復習や類題演習につなげてもらうとよいでしょう。
志望校の受験経験がある先生や、その学校の指導経験がある先生であれば、自身の経験やこれまでの指導を踏まえたアドバイスを受けられる場合もあります。
塾と家庭教師を併用する際は、家庭教師でも塾と同じ内容を繰り返すのではなく、「塾だけでは足りていない部分は何か」を明確にして、その部分を家庭教師に補ってもらうことが重要です。
スマートレーダーでは、中学受験経験や出身中学校、通っていた塾などから先生を探せます。塾のフォローや苦手科目、志望校対策など、必要な目的に合わせて家庭教師を探したい方は、中学受験に対応した先生をご覧ください。
いつから家庭教師を始めれば間に合うのか
一般的に中学受験の準備は小学3~4年生から始めるべきと言われていますが、その理由は中学受験の広い出題範囲に対応するためには3年ほどの準備期間が必要だと言われているからです。
その証拠として、大手の中学受験塾で3年生の3学期~4年生の1学期に中学受験に向けての新カリキュラムがスタートします。
一方、家庭教師ならお子様の学習状況に応じてカリキュラムを組むことができるため、5~6年生から始めても中学受験で成功するのは不可能ではありません。つまり、家庭教師の場合はいつからでも中学受験の対策を始めることが可能です。
もちろん、お子様の習熟状況にもよるので、まずは家庭教師の先生に相談してみてはいかがでしょうか。
スマートレーダーは先生によって無料で初回面談を受けることができます。初回面談を通じて現在のお子様の習熟状況から今後の指導カリキュラムを先生に立ててもらうといったことが可能です。
「どのように受験勉強をしたらいいんだろう」といった悩みをお持ちの方は一度スマートレーダーで先生に相談をしてみてはいかがでしょうか。
※初回面談は無料の先生と有料の先生がいらっしゃいます。
中学受験対応の家庭教師の料金相場

中学受験対応の家庭教師の料金は、1時間あたり3,000〜6,000円程度が一つの目安です。ただし、プロ家庭教師や難関校対策に特化した家庭教師では、この金額を上回る場合もあります。
料金は特に、「家庭教師センターか個人契約か」、「大学生家庭教師かプロ家庭教師か」によって変わります。スマートレーダーの料金相場記事で紹介している目安は、以下のとおりです。
| 家庭教師のタイプ | 中学受験対策の料金相場(1時間) |
|---|---|
| 個人契約・大学生 | 3,000〜5,000円 |
| 個人契約・プロ | 3,500〜5,500円 |
| 家庭教師センター・大学生 | 3,500〜5,500円 |
| 家庭教師センター・プロ | 4,000〜6,000円 |
※料金は一般的な目安です。家庭教師の経験や指導内容、地域、サービスによって異なります。
中学受験では学校の補習よりも専門的な指導が必要になるため、一般的な小学生向けの家庭教師より料金が高くなる傾向があります。また、難関校の指導経験が豊富なプロ家庭教師などを選ぶ場合は、さらに料金が高くなることがあります。
週1回・2時間利用する場合、上記の相場では月額約24,000〜48,000円が授業料の目安です。家庭教師を塾と併用する場合は、塾代に加えてこの費用がかかることも踏まえて利用頻度を決めましょう。
授業料以外にかかる費用も確認する
家庭教師を比較するときは、1時間あたりの授業料だけでなく、授業料以外の費用も確認する必要があります。
家庭教師センターでは、サービスによって以下のような費用がかかる場合があります。
- 入会金・登録料
- 管理費
- 教材費
- 交通費
- 解約時の費用
個人契約の場合は入会金や管理費がかからないケースが多い一方、マッチングサービスを利用する場合はサービスごとに料金体系が異なります。
また、対面指導では家庭教師の交通費が別途必要になる場合があります。例えば1回500円の交通費でも、週2回利用すれば年間で約5万円かかります。オンライン指導であれば、通常この交通費はかかりません。
家庭教師の料金は契約形態や講師によって大きく異なるため、時給だけでなく、実際に1か月・1年間利用した場合の総額で比較することが大切です。
家庭教師の料金について、学年や契約形態、オンライン・対面などによる違いを詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
家庭教師の料金相場は?個人契約やオンライン、学年別などタイプ別に徹底解説!
中学受験における家庭教師の選び方
中学受験の家庭教師を選ぶ際は、まず学生家庭教師とプロ家庭教師のどちらが目的に合っているかを考え、そのうえで候補となる先生の経験や相性を確認していきましょう。
家庭教師に何を任せたいのかによって、適した先生は異なります。
学生家庭教師とプロ家庭教師には、それぞれ異なる強みがあります。「中学受験なら必ずプロ家庭教師がよい」というわけではなく、利用する目的や予算に合わせて選ぶことが大切です。
| 学生家庭教師 | プロ家庭教師 | |
|---|---|---|
| 料金 | 比較的抑えやすい | 高めになりやすい |
| 主な強み | 自身の受験経験を生かした指導、年齢の近さ | 豊富な指導経験を生かした指導 |
| 向いているケース | 塾のフォロー、苦手単元の補強、学習管理 | 志望校対策、成績の立て直し、受験全体の学習計画 |
| 選ぶ際の注意点 | 指導経験や得意分野を先生ごとに確認する | 指導実績や得意とする学校・学力帯を確認する |
例えば、塾の授業で分からなかった問題の解説や家庭学習のサポートが目的なら、中学受験経験のある学生家庭教師でも十分に対応できる場合があります。
一方、受験までの学習計画を立て直したい場合や、志望校に合わせた対策を重点的に行いたい場合は、中学受験の指導経験が豊富なプロ家庭教師も選択肢になります。
学生家庭教師とプロ家庭教師の違いについて詳しく知りたい方は、「中学受験のプロ家庭教師の特徴は?学生家庭教師との違いやおすすめのプロ家庭教師4選を解説」でも解説しています。
学生・プロのどちらを選ぶ場合でも、最終的には先生個人を見て判断する必要があります。特に確認したいのは、以下の4点です。
- 中学受験の指導経験・受験経験があるか
- 志望校や通っている塾への理解があるか
- 子どもの課題に合った指導を提案してくれるか
- 子どもとの相性・説明の仕方が合っているか
中学受験の指導経験・受験経験があるか
依頼したい内容に合った中学受験経験があるか
家庭教師を選ぶ際は、単に「中学受験経験があるか」だけでなく、今回お願いしたい指導内容に関連のある経験があるかを確認しましょう。
例えば、塾のフォローを依頼したい場合は、同じ塾の出身者や、その塾の教材を使った指導経験がある先生だとスムーズです。志望校対策を依頼したい場合は、志望校の受験経験や、その学校・同程度の難易度の学校を指導した経験が参考になります。
また、算数の苦手克服であれば中学受験算数の指導経験、都立中高一貫校を目指すのであれば適性検査の指導経験など、目的によって見るべき経験は異なります。
そのため、先生の経歴を見るときは、次のように「何を任せたいか」と「先生の経験」が合っているかを確認するとよいでしょう。
- 塾のフォロー:同じ塾の出身・指導経験、教材への理解
- 苦手科目の克服:その科目の中学受験指導経験
- 志望校対策:志望校や同程度の学校の受験・指導経験
- 過去問対策:学校別対策や答案分析の経験
合格実績だけで先生を判断するのではなく、どのような生徒に、どのような目的で指導してきたかまで確認することが大切です。
小学5年生の算数対策で家庭教師を利用した保護者様
中学受験は方程式を使用しないなど解き方が決まっているので、中学受験を経験している先生から探しました。
先生が中学受験経験者なので解き方が分かりやすく娘がすごく分かりやすいと言っていました。
小学6年生の中学受験対策で家庭教師を利用した保護者様
志望校が都立中高一貫ということで対策が特殊なので、志望校出身の先生から探しました。
憧れの学校出身の先生ということで、娘のモチベーションもUPしました。
小学6年生で特定の中学校の入試傾向対策で家庭教師を利用した保護者様
第一志望校が埼玉県の中学で対策方法が少し特殊と聞いていたので適した対策を行ってもらえるか心配だったので、これまでの指導経験を確認しました。
適切な指導により第一志望校に合格出来ました。
子どもの課題に合った指導を提案してくれるか
家庭教師を利用する目的は、「算数の苦手単元を克服したい」「塾の宿題を回せるようにしたい」「志望校の過去問対策をしたい」など、ご家庭によって異なります。
先生を選ぶ際は、決まった授業を一律に進めるのではなく、現在の課題を確認したうえで、何をどのように改善していくのかを具体的に提案してくれるかを確認しましょう。
例えば過去問対策を依頼するのであれば、単に過去問を一緒に解くだけでなく、答案から苦手分野や失点原因を分析し、その後の復習まで提案してくれる先生が適しています。
最初から受験までの計画を細かく決める必要はありませんが、「まず何に取り組むのか」「その後どのように進めるのか」が説明できる先生であれば、指導方針も判断しやすくなります。
小学6年生の苦手科目克服・過去問対策で家庭教師を利用した保護者様
息子に寄り添って指導してくれるかどうかを確認しました。苦手科目の国語の克服が目的だったので弱点をどのように克服していくかを具体的に提案いただいたので、先生を決めました。
過去問対策をしていただき、学校によっては30点以上得点アップできました。
子どもとの相性・説明の仕方が合っているか
経歴や指導実績だけでは、実際にお子様と相性が合うかまでは分かりません。体験授業や初回面談を利用できる場合は、実際に話したり指導を受けたりしたうえで判断しましょう。
特に確認したいのは、以下のような点です。
- 理解度を確認しながら説明しているか
一方的に解説するのではなく、お子様の反応を見ながら質問をしたり、必要に応じて説明方法を変えたりしているかを確認します。 - 答えだけでなく考え方まで説明しているか
問題を解いて答え合わせをするだけではなく、なぜその解き方になるのかまで理解できる指導ができるかを確認します。 - お子様が質問しやすい雰囲気か
分からないことをそのままにせず質問できるかも重要です。指導後に、お子様自身にも「説明は分かりやすかったか」「質問しやすかったか」を聞いてみましょう。 - お子様が継続して教わりたいと思えるか
家庭教師は継続して指導を受けることも多いため、保護者だけで決めず、お子様本人の感想も踏まえて選ぶことが大切です。
小学5年生の塾のフォローで家庭教師を利用した保護者様
初回は体験授業を行うことで先生の人柄や子供との相性を確認しました。子供の意志を聞き、子供に選んでもらった先生は本人に一番合いました。
精神面のコントロールとしても心強かったです。子供がとても頼りにしていました。
小学6年生の中学受験対策で家庭教師を利用した保護者様
娘の能力とペースに合わせて、授業を行ってくれるかを体験授業で見ていました。
また、話し方のペースが合わないと後々きつくなるのではないかと思いましたので、雰囲気も確認しました。
実際に中学受験対応の家庭教師を探す方法としては、家庭教師センターだけでなく、家庭教師と個人契約できるマッチングサイト・アプリを利用する方法もあります。マッチングサイト・アプリの特徴や選び方については、以下の記事で詳しく解説しているのであわせて参考にしてください。
個人契約できる家庭教師マッチングサイト・アプリおすすめ7選|見つけ方・料金相場・選び方を解説
中学受験で家庭教師を活用する科目別のポイント
算数 ─ 差がつく科目を重点的に対策する
中学受験の算数は、特殊算・図形・場合の数など独特の分野が多く、特に差がつきやすい科目です。家庭教師を活用するなら、まずは算数の苦手単元を重点的に対策するのが効果的です。解き方をただ覚えるのではなく、「なぜその解法になるのか」を対話しながら理解することで、初見の応用問題にも対応しやすくなります。
国語 ─ 記述問題を中心に対策する
国語の記述問題は、自学だけでは対策しにくく、家庭教師を活用しやすい分野の一つです。「どこを根拠に書けばよいのか」「どう答えをまとめればよいのか」といった点を、マンツーマンで段階的に指導してもらうことで、記述への苦手意識を減らしやすくなります。特に、書いた答案をその場で添削してもらいながら改善できるのは、家庭教師ならではのメリットです。
理科 ─ 暗記だけでなく仕組みの理解を重視する
理科は用語を覚えるだけでなく、「なぜそうなるのか」という仕組みの理解が重要です。家庭教師に教わる場合は、実験や現象の背景まで丁寧に説明してもらうことで、知識が定着しやすくなります。計算問題や考察問題でつまずきやすい単元を重点的に見てもらう使い方も効果的です。
社会 ─ 知識のつながりを意識して学ぶ
社会は覚える量が多い科目ですが、単なる暗記だけでは得点が安定しにくいことがあります。歴史の流れや地理・公民の関連性を整理しながら学ぶことで、知識を使える形で身につけやすくなります。家庭教師に重要事項を整理してもらったり、記述問題の考え方を教わったりすることで、理解を深めやすくなります。
実際に中学受験向けの家庭教師を探す際は、志望校への理解や指導経験、対応できる科目などを見ながら、お子様に合った先生を選ぶことが大切です。先生の経歴や指導経験を比較して探したい方は、スマートレーダーで先生を探してみてください。
中学受験対策におすすめな家庭教師を紹介
ここまで、中学受験の家庭教師の有用性や選び方について説明してきました。これらを踏まえた上で、中学受験でおすすめの家庭教師サービスを紹介します。
スマートレーダー
| 先生の質 | ★★★★ |
| 先生の探しやすさ | ★★★★★ |
| 料金 | ★★★★ |
| サービスの充実度 | ★★★★★ |
スマートレーダーは、東大や京大などの超難関大学出身の先生と直接個人契約ができる家庭教師マッチングサービスです。8,000名を超える先生の中から志望校出身の先生や希望に沿った先生を検索し、選ぶことができます。
AIを使って先生の能力を客観的に数値化しているレーダーチャートや、自己紹介、運営からのコメント等、先生の情報が多く載っているため、実際に先生に会う前に、子供に合いそうな先生を吟味することが可能です。
特に中学受験に強い先生が多い点が大きな魅力で、開成・麻布・桜蔭など難関中学の合格実績を持つ先生も多数在籍しています。過去問の傾向分析や志望校別対策まで、受験対策に必要な指導を柔軟に受けられます。
また、サポート内容も充実しており、先生を探すときに気軽に相談することができたり、トラブル発生時に迅速に仲介役として間に入って解決してもらうことができます。
料金についても、入会金・紹介料等は一切かからず、授業料の内25%がシステム利用料としてかかりますが、授業料の相場は他のマッチングサイトと変わりなく、実質の負担額は同等と言えます。
家庭教師のトライ
| 先生の質 | ★★★★ |
| 先生の探しやすさ | ★★★★ |
| 料金 | ★★★ |
| サービスの充実度 | ★★★★ |
家庭教師のトライは、家庭教師サービスの中でも知名度が高く、幅広い学年・学力層に対応できる点が大きな特徴です。専任の教育プランナーが在籍しており、初回面談でお子様の学力や志望校、性格を丁寧にヒアリングしたうえで、最適な先生を紹介してくれます。
また、長年蓄積されてきた独自の学習データや指導ノウハウが強みで、学習計画の作成から日々の進捗管理までサポート体制が整っています。特に中学受験については、難関校ごとの出題傾向に精通した教師が多く、基礎から応用、志望校別対策まで幅広く対応できる点が評価されています。
デメリットとしては、サポートが手厚い分、料金が他のサービスと比べて高めになりやすい点が挙げられます。入会金や管理費など、授業料以外の費用が発生することもあるため、コスト面を重視したい家庭にはやや不向きです。
しかし、「大手の安心感とサポート体制を重視したい」というご家庭にとっては、非常に利用しやすく信頼できるサービスと言えるでしょう。
家庭教師のノーバス
| 先生の質 | ★★★★ |
| 先生の探しやすさ | ★★★ |
| 料金 | ★★★ |
| サービスの充実度 | ★★★★ |
家庭教師のノーバスは、対面指導を中心に長年運営している老舗の家庭教師サービスで、中学受験指導に精通したプロ講師が多数在籍している点が大きな特徴です。基礎固めから志望校別対策まで幅広く対応でき、特に難関校対策では経験豊富な講師を紹介してもらえるため、対面でしっかり指導してほしいご家庭に人気があります。
ノーバスでは、専任の教務スタッフが学習状況や授業内容を細かく把握し、お子様の目標に合わせて学習計画を作成してくれます。また、授業ごとの理解度の確認やフォローもあるため、家庭教師サービスの中ではサポートが手厚い部類です。
一方で、地域によって講師数にばらつきがあり、希望条件に合う先生を見つけるまでに時間がかかるケースがあります。料金についても、プロ講師を選ぶと相場より高めになることがあるため、低コストで抑えたい家庭には注意が必要です。
とはいえ、「対面でしっかり教えてほしい」「経験豊富な講師に中学受験対策を任せたい」というご家庭には、安定感のあるサービスとして非常に使いやすい選択肢です。
中学受験でのプロ家庭教師の利用についてはこちらの記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
中学受験のプロ家庭教師の特徴は?学生家庭教師との違いやおすすめのプロ家庭教師4選を解説
家庭教師のサクシード
| 先生の質 | ★★★★ |
| 先生の探しやすさ | ★★★ |
| 料金 | ★★★★ |
| サービスの充実度 | ★★★ |
家庭教師のサクシードは、関東圏を中心に展開している家庭教師サービスで、比較的リーズナブルな料金設定が特徴です。中学受験指導の実績も豊富で、基礎固めから志望校別対策まで幅広く対応しています。
授業料の体系が分かりやすく、入会金や諸費用も大手に比べて抑えられている点は魅力です。コストを抑えつつ、対面指導を受けたいご家庭には検討しやすい選択肢といえるでしょう。
一方で、地域によっては講師数に限りがあり、難関校専門のプロ講師を指定すると料金が上がるケースもあります。そのため、「できるだけ費用を抑えながら中学受験対策を進めたい」という家庭に向いているサービスです。
家庭教師ファースト
| 先生の質 | ★★★★ |
| 先生の探しやすさ | ★★★ |
| 料金 | ★★★★ |
| サービスの充実度 | ★★★ |
家庭教師ファーストは、比較的料金が抑えられている家庭教師サービスとして知られています。学生講師・プロ講師の両方が在籍しており、中学受験対策にも対応しています。
専任スタッフによるサポートがあり、学習計画の作成や講師変更にも柔軟に対応してもらえるので安心して利用できます。特に「まずは家庭教師を試してみたい」「塾のフォローとして併用したい」というご家庭に向いています。
ただし、難関中学専門の特化型というよりは、幅広い層に対応する総合型の家庭教師サービスであるため、最難関校に特化した指導を求める場合は講師選定が重要になります。
名門会家庭教師センター
| 先生の質 | ★★★★★ |
| 先生の探しやすさ | ★★★ |
| 料金 | ★★ |
| サービスの充実度 | ★★★★★ |
名門会家庭教師センターは、難関校対策に特化したハイレベルな家庭教師サービスです。中学受験では開成・桜蔭・麻布・女子学院などの最難関校対策に強く、プロ講師中心の体制が大きな特徴です。
講師は厳しい選考を通過したプロが多く、志望校別対策や過去問演習、弱点分析など、受験特化型の指導を受けることができます。また、教務担任による進捗管理や面談も充実しています。
その分、料金は他サービスと比較して高めです。「費用よりも合格可能性を最優先したい」「最難関校を本気で目指したい」というご家庭向けのサービスと言えるでしょう。
学研の家庭教師
| 先生の質 | ★★★★ |
| 先生の探しやすさ | ★★★ |
| 料金 | ★★★ |
| サービスの充実度 | ★★★★ |
学研の家庭教師は、教育大手である学研グループが運営している家庭教師サービスです。中学受験にも対応しており、基礎学力の定着から応用問題対策まで幅広くサポートしています。
教育ノウハウが蓄積されている点が強みで、専任スタッフが学習状況を確認しながら指導方針を調整してくれます。家庭教師が初めてのご家庭でも利用しやすい安心感があります。
一方で、地域によって講師の選択肢が限られる場合があるため、希望条件が明確な場合は事前確認が必要です。「大手の安心感を重視したい」「安定したサポートを受けたい」というご家庭に適しています。
中学受験のプロの家庭教師をお探しならスマートレーダー!

スマートレーダーとは
「スマートレーダー」は、生徒1人ひとりに合った理想の家庭教師が見つかり、直接契約できるマッチングプラットフォームです。教師の得意教科の評価をAI(人工知能)によって行い、レーダーチャートで表示する日本初のサービスです。
ご家庭の方は家庭教師の指導実績や得意教科の評価、時給や趣味 、家庭教師の出身高校や在籍大学などのタグから最適な家庭教師を見つけることができます。
スマートレーダーは先生の質が最高クラス!
スマートレーダーでは東大、京大、科学大(東工大)、一橋大、旧帝大などの難関大学の先生に登録を限定させることで、先生の質がかなり高くなっています。そのため、解答を教えるだけの指導するような先生は少ないです。
また先生の登録者数も8,000人以上いるのでぴったりの先生を見つけることができます。このなかには、難関中学校出身の先生も多くいるため、志望校出身の先生をすぐに見つけて、授業を依頼することができます。
また、先生の変更には別料金がかからないため、相性が悪い先生だった場合でも安心して別の先生を探すことができます。
オンライン家庭教師にも対応!!

スマートレーダーはオンライン家庭教師にも対応しています。
お家にいながら優秀な学生から様々な知識を教えて頂きます。地方に在住の方も、パソコンさえあれば、東大生の勉強法までも伝授してもらえます!
また、1回1時間から指導を依頼することができます。テスト直前や長期休みの時期に授業を増やすことや、その時期のみの利用など柔軟に指導を依頼することが可能です。
安心のトラブルサポート
「スマートレーダー」は家庭教師の個人契約で起こりがちなトラブルも防ぐことができます。
一般的な家庭教師マッチングサイトとは異なり、先生との間でトラブルが発生した時に、運営事務局が仲介に入り、トラブル解決のサポートをしておりますので、はじめての家庭教師の個人契約をご利用の方も安心してサービスを利用できます。
また、個人契約にありがちな金銭トラブルに関しても、運営事務局を介して金銭のやり取りを行うため、トラブルを回避することが可能となっています。
よくある質問
中学受験に家庭教師は必要ですか?
必須ではありませんが、塾だけでは補えない個別対策(苦手科目の克服、志望校別の過去問対策など)に家庭教師は非常に有効です。塾と併用するケースが多いですが、家庭教師を中心に受験対策を進めるケースもあります。
中学受験対応の家庭教師の料金相場は?
1時間あたり2,500円〜6,000円が一般的です。先生の経歴や指導内容、契約形態によって変動します。個人契約の場合は仲介手数料がかからない分、同等の質でも費用を抑えられます。中学受験での家庭教師との個人契約についてはこちらの記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
中学受験対策に個人契約の家庭教師ってどうなの?家庭教師センターと比較して解説!
家庭教師はいつから始めるのがベストですか?
一般的には小学3〜4年生から始めるのが目安です。ただし、家庭教師はお子様のペースに合わせたカリキュラムを組めるため、5〜6年生からでも対策を始めることは可能です。まずは体験授業で先生に相談してみることをおすすめします。
志望校出身の先生を選ぶメリットは?
志望校出身の先生は、その学校の出題傾向や問題の特徴、試験当日の雰囲気まで実体験として知っています。効率的な過去問対策が可能になるほか、先生の合格体験がお子様のモチベーション向上にも繋がります。
家庭教師と塾はどちらがいいですか?
お子様のタイプによって異なります。集団の中で刺激を受けた方がやる気が出るなら塾、自分のペースで学習したいなら家庭教師が向いている場合があります。また、塾をベースにしながら、苦手科目や過去問対策を家庭教師で補う形もあります。
まとめ
今回は中学受験における家庭教師の利用する際に重要なポイントを解説しました。今回得た知識をもとに、お子様が良い家庭教師に巡り合えるよう願っております。一度きりの中学受験です、最善を尽くして、合格を勝ち取りましょう!




















