中学受験をご検討された際に、浜学園という塾を知った方も多いかと思います。浜学園に入塾するには入塾テストを受ける必要がありますが、「どのように対策したらいいのかわからない」、「子供に勉強を教えることができない」といった悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、入塾テストに対してどのような対策を取ればいいのか、入塾テストの際は何を意識すべきか、落ちる子の特徴とはどのようなものなのか、合格率や過去問は入手できるのかなど、入塾テストに関して様々な角度から詳しく解説していきます。
Contents
浜学園とは
浜学園は関西で60年以上の歴史を持つ大手中学受験塾で、「東のSAPIX西の浜」と呼ばれるように、灘中学を始め難関中学にすさまじい数の合格者数を毎年出しています。徹底した復習主義を打ち出していて、膨大な量の宿題を出すというようにかなりストイックな指導が行われています。
入塾テストの内容は?結果はいつわかる?
浜学園の入塾テストは4種類あり、どれを受けても構いません。
日程 | 費用 | |
---|---|---|
公開学力テスト | 毎月第2日曜日 | 2,200~4,400円 |
無料オープンテスト | 2月、6月、11月、翌1月 | 無料 |
土曜入塾テスト | 毎週土曜日14時半 | 無料 |
特別扱い入塾テスト | 相談 | 無料 |
土曜入塾テストと特別扱い入塾テストの場合は入塾可否の判定のみが知らされるため、お子様の実力をしっかり把握したい場合は解説や成績が開示される公開学力テストか無料オープンテストを受けることをおすすめします。
ただ、その反面、公開学力テストや無料オープンテストの難易度は比較的に高く、土曜入塾テストと特別扱い入塾テストは比較的に低いと言われております。
そのため、それぞれの長所・短所を理解したうえで、そのテストを受けるかを検討してみてください。
公開学力テスト
浜学園の塾生も実力テストとして受けるテストで、全教室で実施され、年間受験者数が約8,000名と最難関を志望する生徒から受験勉強を始めたばかりの生徒まで幅広く受験しています。
また母数が多いため、偏差値が正確に出ると言われていて、各中学の合格可能性に信頼がおけます。
入塾可否判定はその週の木曜日に答案や解説、成績、順位、偏差値、得点分布と共に発送され、合格の場合は当月中に手続きをする必要があります。
学年 | 科目・試験時間 |
---|---|
小1~2 | 算数(25分)・国語(25分)の2科目 |
小3 | 算数(30分)・国語(30分)の2科目 |
小4~小5 | 算数(40分)・国語(35分)・理科(25分)の3科目か 算数(40分)・国語(35分)・理科(25分)・社会(25分) の4科目の選択制 |
こちらの記事では公開テストの仕組みや対策方法について詳しく解説しています。公開テストを検討されている方はぜひ参考にしてください。
浜学園で目指せクラスアップ!公開テストやクラス分けの仕組みを紹介
無料オープンテスト
全教室で実施され、学年ごとに国語と算数の習熟度を測るテストとなっています。教室により実施学年が違うため、お子様の学年で実施されるかを各教室に問い合わせをする必要があります。
入塾可否判定は実施から約10日後に答案と成績と共に発送され、合格の場合は当月中に手続きをする必要があります。
学年 | 科目・試験時間 |
---|---|
小1・小2 | 算数・国語(各25分) |
小3~小6 | 算数・国語(各30分) |
土曜入塾テスト
毎週土曜の14時半から各教室で実施され、なんと予約は不要です。
入塾可否判定はその場で行われますが、答案返却や解説、成績表などは提供されません。
合格の場合は試験日を含めて10日以内に手続きをする必要があります。
学年 | 科目・試験時間 |
---|---|
小1~小6 | 国語・算数(60分) |
特別扱い入塾テスト
都合がつかないご家庭向けに各教室と相談の上実施されるテストです。予約が必要のため、各教室に電話で事前に申し込む必要があります。
入塾可否判定はその場で行われますが、答案返却や解説、成績表などは提供されません。
合格の場合は試験日を含めて10日以内に手続きをする必要があります。
難易度や合格ラインは?
出題範囲は各学年とも公立小学校進度による既習範囲とされていますが、テストの種類により難易度は多少異なります。
公開学力テストは浜学園の最難関校を目指す生徒に対応するため難易度も高く、その他のテストは非塾生しか受けないため比較的難易度は下がります。
合格ラインについては浜学園からの公表が無く、明確な数値はわかりませんが、公開テストでの偏差値の目安としてはこのようになっています(1~3年生はH・Sクラスのみ)
コース | 偏差値の目安 |
---|---|
V | 55~60以上※ |
S | 50~55 |
H | 50未満 |
※成績上位15%がVに在籍
落ちる子の特徴は?
まず、落ちる子の特徴として主に2つあげれらます。
1つ目は、シンプルに学力が足りていないことが挙げられます。学校で仮にいい成績が取れていても、入塾テストに合格するとは限りません。
特に浜学園の入塾テストは学年が上がるにつれて難易度が高くなります。小学4年生から中学受験に向けた教育が本格化してくるため、テストもそれに伴い難しくなります。
ただし浜学園の入塾テストは低学年でも決して簡単な訳ではなく、しっかり対策する必要があります。
また、2つ目は、浜学園のテストに慣れていないことが挙げられます。学校のテストの形式と異なり、浜学園の入塾テストでは問題と答えが別の用紙になっています。
このように初めて出会うテストの形式や出題傾向であれば、それだけで戸惑ってしまい、小学生にとっては自分の力を発揮するのが難しいでしょう。
ただ、「対策って何すればいいの?」、「子供に勉強を教えることができない」といったご家庭におすすめしたいのが家庭教師マッチングサイトのスマートレーダーがおすすめです。
スマートレーダーなら浜学園出身の先生も多数在籍しているため、浜学園の入塾テストを知り尽くした最適な先生が見つかります。
入塾テスト対策はもちろん、入塾後のクラスアップや授業、宿題のフォローなどスマートレーダーの先生に相談してみませんか?
落ちたらもう無理?
もし仮に入塾テストに不合格となってしまった場合でも、リベンジが可能なため諦める必要はありません。公開学力テストは毎月あり、何度でも受験が可能です。土曜・特別扱い入塾テストは3ヶ月に2回まで受験が可能です。
公開テストなら答案や解説が返ってくるため、できなかったところをしっかりと復習し、苦手対策をしてからリベンジしましょう。
入塾テスト対策は?過去問は手に入る?
手っ取り早いのは過去問演習をすることです。浜学園の入塾テストの過去問は公式では販売されていませんので、知人から譲り受けたり、フリマアプリなどのインターネットから購入しましょう。
また各学年での入塾テスト対策におすすめな参考書を紹介します。
小1、小2におすすめ「最レベ問題集」
小3、小4におすすめ「小学3・4年 自由自在 算数」
小5、小6におすすめ「中学受験裏ワザテクニック」
まとめ
今回は浜学園の入塾テストに関して、どのような対策を取ればいいのか、落ちる子の特徴、そして難易度や過去問など様々な角度から詳しく解説しました。
現在、お子様を浜学園に入塾させようかお考えの方は、浜学園出身の難関大在籍の先生が多く在籍しているスマートレーダーを一度試してみてはいかがでしょうか。
本記事がご家庭のお悩みを解消する手助けとなれば幸いです。
浜学園の入塾テスト対策ならスマートレーダー
スマートレーダーでは浜学園出身の難関大学の学生が在籍しています。また、その他中学受験で有名な塾出身の方も多数在籍しています。
そのため実体験に基づく入塾テストへの適切なアドバイスを受けることができます。また、入塾後の授業の内容のフォローアップや宿題の分からない箇所への適切なアドバイスなどのサポートももちろん可能です。
スマートレーダーの先生と一緒にお子様の成績や習熟度に合わせた浜学園対策をしてみませんか。
浜学園出身の家庭教師の紹介や、浜学園対策に家庭教師をご利用いただいた方の感想については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご確認ください。