受験対策や日々の学習のサポートとして家庭教師を雇おうと考えている人の中には「家庭教師を始めようと思っているけどどのくらい費用がかかるんだろう?」「いろんな業者やタイプがあってどれを使って家庭教師を始めればいいのかわからない」など、悩んでいる方も多いと思います。
そこで本記事では現役家庭教師の筆者が、家庭教師のタイプ別料金相場や、それぞれの特徴について解説していきます。
家庭教師の料金相場に対する知識を深め、生徒に最適な学習環境を用意しましょう!
また、塾の利用も検討している方につきましては、「家庭教師と塾ではどちらが安い?両者の相場を比較」の記事で両者を比較しながら紹介していますので、ぜひご参照ください。
Contents
家庭教師の料金相場【2023年度最新】

家庭教師の料金相場は、おおよそ3,000〜8,500円です。週1回の授業で月額12,000〜34,000円、週2回の授業で月額24,000〜68,000円です。
家庭教師の料金相場の仕組み
上記のような家庭教師の料金相場は、どのような仕組みで決定されるのでしょうか。料金相場は、次の6つのポイントで変わってきます。
- 家庭教師派遣会社から派遣された家庭教師なのか、個人契約の家庭教師なのか
- 家庭教師センターの場合は運営母体の手数料が含まれるため、個人契約と比べ高くなる傾向があります
- 生徒の学年や受講内容
- 生徒の年齢が上がるにつれ、授業内容も難しくなり料金が高くなる傾向にあります。また目的が受験だと同様に高くなり、難関校を目指す場合はさらに加算される場合があります。
- 授業料のタイプ
- 授業料が1時間単位か1コマ(50分、60分、90分等)単位で決められているかは家庭教師によって様々です。実際に指導を受ける際の指導時間と照らし合わせて料金を確認しましょう。
- 講師の質
- 家庭教師が本職のプロ家庭教師か、大学生の教師かで変わってきます。プロの方が高くなる傾向にありますが、プロと言ってもレベルは様々なので経験年数や合格実績等を確認しておきましょう。
- 地域
- 全国展開している家庭教師センターの場合、地域による物価やオフィスの賃料が理由だと考えられますが、地方よりも都市部の方が高額になる傾向にあります。
- オンラインで授業をするかどうか
- オンラインで授業をする場合、講師の移動時間や交通費がかからないため、安くなる傾向にあります。
それでは、学年・タイプ別の料金相場について確認してみましょう。以下では学年別に、家庭教師の種類と受験の有無による料金相場を表にまとめました。
家庭教師の種類を以下の4つに分けて紹介しています。
- 教師と直接契約を結ぶ形式の「個人契約」
- 教師を派遣する企業と契約を結ぶ「家庭教師センター」
- 家庭教師が本職の教師と契約を結ぶ「プロの家庭教師」
- インターネットを通じて授業をしてもらう「オンライン家庭教師」
それぞれの料金についてみていきましょう。
それぞれのタイプ別の特徴については記事の後半で解説いたします。
小学生の料金相場(目安)
タイプ | 受験あり | 受験なし |
---|---|---|
個人契約 | ¥3,000 – ¥5,000/時間 | ¥2,000 – ¥4,000/時間 |
家庭教師センター | ¥3,500 – ¥5,500/時間 | ¥2,500 – ¥4,500/時間 |
プロの家庭教師 | ¥4,000 – ¥6,000/時間 | ¥3,000 – ¥5,000/時間 |
オンライン家庭教師 | ¥2,500 – ¥4,500/時間 | ¥1,500 – ¥3,500/時間 |
以上が小学生向けの家庭教師の料金相場です。料金は一般的な目安となっており、個々の契約や地域によって異なる場合があります。
小学生のお子様に家庭教師をつけることについてもっと知りたいという方は、「小学生の家庭教師はあり?料金相場やメリット・デメリット、選び方などを解説」の記事で、選び方も含めて詳しく述べておりますので、是非そちらをご一読ください。
また、「中学受験対応の家庭教師の料金相場はいくら?」の記事では、中学受験対策として家庭教師の利用に焦点を絞って解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。
スマートレーダー では、難関中高一貫校出身の先生を1時間あたり2,500円~から授業をしてもらうことができます。中学受験対策や、小学生内容の苦手克服にお勧めです。
中学生の料金相場(目安)
タイプ | 受験あり | 受験なし |
---|---|---|
個人契約 | ¥4,000 – ¥7,000/時間 | ¥2,500 – ¥5,000/時間 |
家庭教師センター | ¥4,500 – ¥7,500/時間 | ¥3,000 – ¥5,500/時間 |
プロの家庭教師 | ¥5,000 – ¥8,000/時間 | ¥3,500 – ¥6,000/時間 |
オンライン家庭教師 | ¥3,500 – ¥6,500/時間 | ¥2,000 – ¥4,000/時間 |
以上が中学生向けの家庭教師の料金相場です。料金は一般的な目安となっており、個々の契約や地域によって異なる場合があります。
スマートレーダー では、難関中高一貫校や難関高校出身の先生を1時間あたり2,500円~から授業をしてもらうことができます。高校受験対策や、中学校の授業の補助にお勧めです。
高校生の料金相場(目安)
タイプ | 受験あり | 受験なし |
---|---|---|
個人契約 | ¥5,000 – ¥10,000/時間 | ¥3,000 – ¥6,000/時間 |
家庭教師センター | ¥5,000 – ¥11,000/時間 | ¥3,500 – ¥6,500/時間 |
プロの家庭教師 | ¥6,000 – ¥12,000/時間 | ¥4,000 – ¥7,000/時間 |
オンライン家庭教師 | ¥4,500 – ¥9,000/時間 | ¥2,500 – ¥5,000/時間 |
以上が高校生向けの家庭教師の料金相場です。料金は一般的な目安となっており、個々の契約や地域によって異なる場合があります。
また、「高校生の個人契約家庭教師の料金相場は?現役家庭教師が徹底解説!」の記事では、高校生が個人契約家庭教師を利用するメリットも含めて、詳しく紹介しておりますので、こちらも是非ご覧ください。
スマートレーダー では、東京大学、京都大学をはじめとする難関大学に在籍する先生を1時間あたり2,500円~から授業をしてもらうことができます。大学受験対策や、高校の授業の補助にお勧めです。
家庭教師のタイプ別の特徴を解説

個人契約の家庭教師
個人契約の家庭教師は、生徒と教師が直接契約を結ぶ形式です。直接、生徒と先生が関わることになるので、教師と生徒との密な関係が築けます。個別のニーズに合わせたカリキュラムと指導が可能で、教師とのコミュニケーションが円滑であり、生徒の進捗状況を把握しやすいのが特徴です。また、自宅や図書館など、指導場所の選択肢が広いのも利点です。
また料金についても、仲介手数料がかからないので、ほかのタイプと比べて比較的に安価な傾向があります。料金を抑えて家庭教師を利用したい方や、個人の性格や状況にあった指導が受けたい方にお勧めです。
ただし、先生と直接契約を結ぶ必要があり、リスクがあるので注意が必要です。経歴詐称や、先生と連絡が取れなくなるといったトラブルが発生することがあるので、先生の身分をしっかりと確認して、契約書も明確に条件を示したものを作るようにしましょう。
個人契約の家庭教師が見つけられるサイトについては、「家庭教師個人契約サイトってどうなの?タイプごとに特徴を解説!!」に詳細に説明してありますので、こちらをご覧ください。
スマートレーダーは、家庭教師と直接個人契約が結べるマッチングサイトです。先生の身元や経歴の確認、契約の処理などを運営事務局が請け負うので、リスクを減らして個人契約を結ぶことができます。
家庭教師センター
家庭教師センターは、教師を派遣する企業と生徒が契約を結ぶ形式です。教師の派遣がスムーズであり、ご自身で契約書の作成や先生選びをしなくてもいいのが特徴です。また、家庭教師センターがカリキュラムや教材を提供し、サポートを行うコースもあります。教師のバックアップや代替授業を受けられるのも、家庭教師センターの強みです。
一方で料金がほかのタイプと比べ高くなりやすいです。これは、教師への時給に加え、サービス利用料金が発生するためです。また、入会金や教材費、管理費がかかることもあります。料金形態は、ご利用するサービスによって大きく異なるので、必ず確認するようにしましょう。また、ご自身で先生が選べないので、自分に合った先生が見つからない恐れもあるので、注意しましょう。
プロの家庭教師
プロの家庭教師は、専門的な教育資格や経験を持った教師と契約を結ぶ形式です。しっかりと教育経験がある教師が指導を行うのが特徴で、カリキュラムや教材の提供に加え、受験対策や高度な学習支援を受けられるのが利点です。教育資格や経験に基づいた信頼性と専門性があるのも、プロの家庭教師の魅力です。
しかし、プロ家庭教師の明確な定義はなく、業者によってさまざまなとらえ方をしているので注意が必要です。プロ家庭教師だからといって必ずしも指導力が保証されているわけではありません。
また料金についても、社会人の先生が指導をするので、ほかのタイプと比べかなり高くなる傾向があります。いくら費用が掛かるのかあらかじめ確認しておくようにしましょう。
プロ家庭教師については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご参照ください。
オンライン家庭教師
オンライン家庭教師は、インターネットを通じて教師と生徒が接続し、オンラインでの授業を行う形式です。場所や時間に制約されず、自宅や外出先からでも授業を受けられるのが最大の特徴で、教師への交通費の支払いも必要ありません。
1回の交通費が500円の場合、月に4回来てもらうと年間で28,000円にもなります。この費用が無くなるだけでもオンライン家庭教師の大きなメリットと言えるでしょう。
オンラインツールや学習プラットフォームを活用して、対話や資料共有が容易になります。また、広範な教師の選択肢があり、地理的な制約を受けにくいのもオンライン家庭教師の利点です。
しかし、環境整備がしっかりとしていないとインターネット接続やコンピュータの問題により、授業が中断したり、音声や映像の品質が低下したりする恐れがあります。そのため、ご家庭のネット環境が整っているかを確認するようにしましょう。
また、対面でないので、生徒の表情を先生が確認できず、指導力が下がってしまう可能性もあります。加えて、オンラインでは集中力が欠けてしまうお子さんもいらっしゃいますので、そういった性質をあらかじめ考慮しておくようにしましょう。
それぞれの家庭教師タイプについて解説しました。生徒のニーズや環境に合わせて選択されるべきです。教師との相性や学習目標に応じて最適なタイプを選ぶことが重要です。また、各タイプには料金やサービス内容の違いもありますので、十分な比較検討を行い、最適な家庭教師を見つけることをおすすめします。
オンライン家庭教師については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご参照ください。
「低価格×優秀な家庭教師」のいいとこ取りはスマートレーダー

ここまで家庭教師の料金相場をメインに解説してきました。
- 家庭教師のパターン別料金相場
- 個人契約と家庭教師センターのメリット・デメリット
以上2点について、理解できたはずです。しかし肝心の家庭教師センターの高い料金や個人契約のリスクがネックになり「家庭教師を利用したくても利用できない」という方も多いはずです。
そこでおすすめなのが、個人契約の家庭教師マッチングサービス「スマートレーダー」です!
スマートレーダーは低価格で個人契約の家庭教師を利用できる!
スマートレーダーは、上記に示した相場以下の料金で家庭教師の授業を受けられるサービスです。
記事前半で「家庭教師派遣会社を通した家庭教師の料金相場が高くなる原因」として、手数料を挙げました。
一般的な家庭教師派遣会社では、授業料の60%は家庭教師派遣会社への手数料です。しかしスマートレーダーは、手数料が25%です。結果、通常の料金相場よりも圧倒的に安く、家庭教師の授業が受けられます。
個人契約で生じるリスク対策も万全
個人契約の家庭教師を選ぶとなると、先生の経歴や指導力などの信頼性や契約のトラブルへの対応といったリスクが生じること可能性があるのことも事実です。
しかし、スマートレーダーは個人契約の家庭教師を探すことができるサービスでありながら、事前に家庭教師の出身校や得意科目、自己紹介などを見ることができるようにすることで先生の情報に対する信頼性が担保されています。
また、先生一人一人の時給があらかじめ設定されていたり、先生とのやりとりは全てスマートレーダー のサイト上で行えるため、簡単に先生との契約が行えるほか、先生とのトラブルを未然に防ぐことができます。

スマートレーダーは家庭教師のレベルも国内最高レベル
「料金が安い=家庭教師の質も低いのでは?」と考える方もいるでしょう。しかし、スマートレーダーは、家庭教師のレベルも国内最高レベルです。
スマートレーダーでは登録可能な家庭教師を、東大や京大をはじめとした旧帝国大学や一橋大学・東京工業大学などの日本を代表する国立大学の現役大学生に限定しています。
難関大学生の授業、特に個別指導の家庭教師の指導を受けるには、決して安くない料金がかかるのが普通ですが、スマートレーダーでは、1時間2,500円〜で難関大学生の授業を受けることができます。
一般的な家庭教師の料金相場と同じかそれ以下の金額でハイレベルな指導を受けられます!
登録は無料、授業は1回1時間単位から依頼することができます。
スマートレーダーでは教師の能力を得意教科やこれまでの模試成績などを元にレーダーチャートによって見える化しています。つまり、それぞれの家庭教師にベストな時給を設定しています。
現在(2023年1月)5000人近くの先生が登録されていますのでぴったりの先生がきっと見つかります。ぜひどんな講師が在籍しているのか、チェックしてみてください。
スマートレーダーはオンライン指導にも対応

スマートレーダーでは、独自開発のオンライン指導機能を活用したオンライン家庭教師にも対応。
特に、対面での指導が難しい地方にお住まいで、遠方の難関大学合格を目指す生徒さんや、自宅で行う家庭教師に抵抗のあった保護者様などにおすすめです。
自宅への来客や工事の際など緊急の場合だけ、オンライン指導を利用することも可能です。