鉄緑会入塾テスト落ちたらもう無理?鉄緑会卒業生から聞いた入塾テストの対策方法を紹介!【2025年3月更新】

東大への非常に高い合格実績を持つ塾として、「鉄緑会」が有名です。お子さまの東大や医学部受験対策として、入塾を検討されているご家庭も多いのではないでしょうか。

しかし、そのようなご家庭の中には、鉄緑会の入塾テストを初めて受ける方や、一度落ちてしまったがどうしても鉄緑会に入塾したいと再受験を目指す方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、鉄緑会とはどのような塾なのか、また、実際に鉄緑会に通ったことのある方のアンケートを基に鉄緑会の入塾テストの範囲、難易度から対策方法まで詳しく解説します。

鉄緑会とは?やばい、頭おかしいって本当?

鉄緑会は、自らを東京大学受験指導専門の塾と位置づけており、これは公式ホームページにも明記されています。東大現役合格のために洗練されたカリキュラムを完備し、生徒全員を常に把握した上でのサポート体制を売りにしています。講師には、東大合格者の中でも特に優れた「学力・人格・教え方」を持つ人材を専任で採用しています。

鉄緑会の特徴の一つは、授業のペースの速さです。カリキュラムでは、「中高6年間で中高の範囲を4周する」となっており、中1で中学範囲、中3が終わるころには高校範囲をすべて終えてしまいます。このスピードに対応するために提出必須の大量の宿題や課題が出されるため、生徒には高い学習意欲と努力が求められます。

授業時間は、1回あたり3時間+αとなっています。「+α」の部分は延長を表しています。時間に縛られず、たびたび居残り授業が発生したり、授業の後には先生への質問で列ができたりと、傍から見ると勉強に対する熱意は異常のようにも思えます。さらに、大雪や台風などの悪天候時でも、授業が行われることがあるとのことです。

この厳しい教育方針や、そのうえで発揮される実績が、外から見ると「やばい、頭おかしい」と評されるゆえんでしょう。

圧倒的な合格実績

鉄緑会では毎年多くの東大合格者・医学部合格者を出していると言われています。 実際、鉄緑会の合格実績はどれくらい凄いのでしょうか?

2023年度に公表されている代々木校、大阪校のそれぞれの合格実績は以下のようになっています。

代々木校大阪校
東京大学計520 名東京大学計86名
理科一類217 名理科三類23 名
理科二類81 名京都大学計129 名
理科三類36 名医学部55 名
文科一類90 名国公立大学医学部計265 名
文科二類61 名大阪大学医学部36 名
文科三類35 名大阪公立大学医学部19 名
国公立大学医学部計355 名奈良県立医科大学27 名
東京科学大学(東京医科歯科大学)医学部56 名和歌山県立医科大学6 名
千葉大学医学部43 名京都府立医科大学31 名
東北大学医学部17 名神戸大学医学部15 名
横浜市立大学医学部16 名滋賀医科大学7 名
筑波大学医学部14 名
私立大学医学部計363 名
慈恵会医科大学医学部92 名
日本医科大学医学部94 名
順天堂大学医学部82 名

在籍生徒数は1学年当たり1,000~1,500名ほどと言われており、実に半数が東大、半数が医学部に合格していることになります。鉄緑会で鍛え上げられた生徒の実力が、圧倒的な合格実績に表れていることが分かります。

鉄緑会に入塾するためには?指定校って?

【2025年3月更新】次回の試験日程について

現在、鉄緑会では新中1~新高3を対象とした2025年度入塾テストの受付を開始しております。

入塾テストの具体的な日程や募集要項については、直接校舎にまでお問い合わせください。

入塾テストの基本情報

まずは入塾テストの基本情報を確認しましょう。

代々木校大阪校
受験料2,000円2,000円
科目英語、数学各80分(中学入学時は算数と国語各45分)英語・数学(中学部各50分,高校部各80分)
時期3月, 6月, 9月, 12月(多少のずれあり、約2か月前から受付)3月, 6月, 9月, 12月(多少のずれあり、約1か月前から受付)
範囲鉄緑会の進度に準ずる※鉄緑会の進度に準ずる※
合格点合計で約6割目安合計で約6割目安

入塾テストの出題範囲と合格点について

入塾テストは3か月に1回のペースで実施されています。試験範囲は、基本的に鉄緑会の授業進度に準じたものとなります。そのため、学校の教科書レベルを超えた、広い範囲の対策が必要になります。

範囲や合格点については試験予約の際に質問をすると教えてもらうことが可能です。鉄緑会からの案内はないため、必ず質問するようにしましょう。

また、合格率については非公表となっており、明かされていません。

入塾テストの難易度について

入塾テストで出題されるのはそれぞれの基礎となる部分となります。そのため問題自体の難易度はそこまで高くないとされています。

しかし、学校の進度より早く試験範囲が広いので、独学で入塾テストに合格するにはかなり厳しいと言えます。

入塾テストが免除になる指定校について

代々木校では、難関中学の15校が「指定校生徒」として入塾テスト無しで受け入れられています。大阪校に関しては、指定校はなく、全員入塾テストを受ける必要があります。

2023年10月現在、代々木校の指定校とその在籍生徒数はこちらです。

学校名都道府県生徒数
開成東京1120名
桜蔭東京882名
筑波大学附属駒場東京601名
麻布東京480名
海城東京517名
駒場東邦東京330名
筑波大学附属東京437名
豊島岡女子学園東京456名
女子学院東京251名
雙葉東京245名
渋谷幕張千葉266名
渋谷教育学園渋谷東京247名
早稲田大学 高等学院 中学部東京247名
聖光学院神奈川115名
栄光学園神奈川96名

ただし、入塾テスト免除の対象となるのは中学受験終了直後のみ、となっており、入学した後は指定校の生徒であっても入塾テストを受ける必要があるため注意が必要です。

合格電話はいつくる?

合格の場合、8日以内に電話にて連絡が行われます。

不合格の場合、通知は郵送で行われ、その到着は通常10日前後とされています。

合格通知を受けた際には、受講可能な曜日と時間帯についてのヒアリングがあるため、事前にお子さまの予定を確認しておくことが重要です。

入塾テストの最適な対策方法

ここからは、鉄緑会の入塾テストに合格するための対策方法について解説していきます。

早いタイミングでの入塾を決断する

鉄緑会の入塾テストは鉄緑会での進度に準じているため、入塾テストを受けるタイミングが遅くなればなるほど対策にかかる時間が必要になり、合格も困難になっていきます。

入塾テストは年に4回行われており、仮に不合格だった場合でも、次回以降何回でもチャレンジすることが可能です。

そのため、出来る限り早くから入塾を検討することで、入塾できる可能性が高まります。

可能であれば中学1年生の最初のタイミングで入塾テストを受けることをおすすめします。

鉄緑会のテキストやプリントを入手する

入塾テストの出題範囲や難易度については鉄緑会での指導内容に準ずるため、鉄緑会のテキストで勉強するのが理にかなっています。フリマアプリや知人経由でテキストを入手し、そのテキストをもとに学習することをおすすめします。

鉄緑会出身の家庭教師をつける

入塾テストに落ちる子の特徴として、対策を全くしていなかったり、独学で勉強をしていることが挙げられます。

上記で述べた鉄緑会のテキストやプリントを入手できたとしても、そのレベルは学校で習っている範囲を超えていることが多く、演習問題の難易度もかなり高いです。そのため、お子さまだけの力で、問題演習を含めた入塾テストの対策をすることは困難です。

鉄緑会の入室テストに最短で合格するためには、効率よく対策を取る必要があります。その際におすすめしたいのが、家庭教師の利用です。

家庭教師のスマートレーダーには、鉄緑会出身の先生が多数在籍しており、中には現役の鉄緑会の先生も在籍しているため、鉄緑会の入塾テスト対策に最適な先生を見つけることが可能です。

鉄緑会のカリキュラムを熟知しているプロに任せることで、分からない問題を質問できることはもちろん、試験本番のペース配分や、出題傾向に基づくアドバイスをもらうこともできるため、効率よく対策することが可能になります。

スマートレーダーを活用することで、「鉄緑会出身の東大生」など、各ご家庭の要望に合った最適な家庭教師の先生に出会うことができます。

鉄緑会出身の家庭教師の紹介や、鉄緑会対策に家庭教師をご利用いただいた方の感想については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご確認ください。

入塾テストを突破した方の生の声

実際に鉄緑会の入塾テストを突破した方4名にインタビューをしました。鉄緑会の入塾を考えている方は実際に合格した方の声を聞いてみて、対策方法いつから対策するか、入塾テストの範囲や難易度入塾テストに合格するために一番重要なポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。

回答者のプロフィール

回答者1(R.Uさん)

入塾テストを受けた学齢と時期:高校1年生の12月頃

何度目の入塾テスト受験で入塾したか:1回目

どちらに入塾したか(代々木校・大阪校):大阪校

回答者2(E.Kさん)

入塾テストを受けた学齢と時期:小学6年生の2月頃

何度目の入塾テスト受験で入塾したか:1回目

どちらに入塾したか(代々木校・大阪校) :代々木校

回答者3(T.Kさん)

入塾テストを受けた学齢と時期:高校1年生の3月と6月

何度目の入塾テスト受験で入塾したか:2回目

どちらに入塾したか(代々木校・大阪校):代々木校

回答者4(S.Kさん)

入塾テストを受けた学齢と時期:小学6年生の2月頃

何度目の入塾テスト受験で入塾したか:1回目

どちらに入塾したか(代々木校・大阪校) :代々木校

質問:鉄緑会に入ろうとしたきっかけはなんですか?

回答者1(R.Uさん)

鉄緑会は多量の演習と宿題による反復学習が行える環境が整っていると聞いていました。大学受験に向けて、数学力を強化するために入塾を決めました。

回答者2(E.Kさん)

中学受験で志望校に合格したが、中学受験のように勉強をする習慣が抜けないようにと、親が入塾を決めました。自分から鉄緑会に入ろうとは思っていなかったです。

回答者3(T.Kさん)

東大受験に向けて本格的に実力をつけるため塾に入ることを考えていました。鉄緑会に決めたきっかけは一番厳しいと言われていることが決定打となったと思っています。

回答者4(S.Kさん)

中学受験で第一志望に合格できず悔しい思いをし、大学受験では絶対第一志望に合格したいという反骨心がありました。医学部受験に向けて中学1年生から鉄緑会で力をつけようと考えました。

質問:いつから対策し、どのような対策(家庭教師、鉄緑会のテキスト・プリント、自習、その他塾) を行いましたか?対策について詳しく教えてください

回答者1(R.Uさん)

入塾の1ヶ月前から入塾テスト対策を始めました。学校の先輩が鉄緑会に入っていたので、先輩から鉄緑会の高校1年生のテキストを借りて対策しました。演習問題をもとに一通り学習を行いました。

回答者2(E.Kさん)

特に入塾テストに向けて対策するといったことはなかったです。中学受験で勉強したことから問題なく入塾テストの問題を解くことができました。中学受験の範囲をしっかりと理解していれば合格できると思います。

回答者3(T.Kさん)

高校1年の3月に入塾テストを受験しましたが歯が立たなかったです。次が6月なので、スマートレーダーを利用して、鉄緑会出身の家庭教師の先生に数学と英語の指導をお願いしました。数学の公式や英語の文法は、基礎から本質を理解することが重要だと教えてもらい、6月の入塾テストで無事合格することが出来ました。

回答者4(S.Kさん)

中学受験の範囲をしっかり復習しました。スマートレーダーの鉄緑会から医学部に進学された先生に、中学受験終了後から5回ほど、他校の中学入試問題の演習と中学範囲の先取りを指導してもらいました。先生の指導のおかげもあり、初回の入塾テストで無事合格することが出来ました。

質問:入塾テストの試験範囲や難易度はどれくらいでしたか?

回答者1(R.Uさん)

範囲としては、数IA全部+数2B一部とかなり広い印象でした。しかし、学校の授業やテストをしっかりとこなしていれば、難易度自体はそこまで高いという印象は持ちませんでした。

回答者2(E.Kさん)

まだ数学にそこまで触れていないので、中学受験の知識がある方が有利なテストだったと思います。忘れかけた中学受験の知識をブラッシュアップしてあげればいける難易度だと思います。

回答者3(T.Kさん)

問題の難易度は青チャートがしっかり解けるようになっておかないと、鉄緑会の入塾テストは厳しい印象でした。ただ、中高一貫校のような進度の早い学校に通っていれば、大体の範囲はカバーされていると思います。

回答者4(S.Kさん)

範囲自体はあまり広くはありませんでした。しかし、中学受験の知識が必要とされるテストなので、中学受験である程度の学校に受かっていないと厳しいかなと思います。

質問:入塾テスト合格のために、一番重要なことは何ですか?

回答者1(R.Uさん)

入塾テストまでの勉強のスケジュールの設定をしっかりと立てることが重要だと思います。具体的には自分の学習状況に合わせた優先順位の設定や、自分が無理なくできる勉強量の設定を毎日行うことが大事です。

回答者2(E.Kさん)

先ほども述べたように、試験の大半の範囲は中学受験なので、苦手な中学受験の範囲をもう一度復習して、知識を固めることが大切だと思います。

回答者3(T.Kさん)

難しいとされる鉄緑会の入塾テストでも簡単な問題は必ずあります。なので、難しい問題を解けるようにするのではなく、自分が解けると思った問題をミスなく確実に点にすることが合格への鍵だと思います。

回答者4(S.Kさん)

中学受験で問われるような典型的な問題を確実に取りに行くことが一番重要だと思います。そのためにもまずはしっかりと基礎を固めることを徹底することが大切だと思います。

今回伺った4つの質問の回答は回答者によってさまざまな結果となりました。

お子様一人一人によって学習状況は異なるので適切な対策方法も異なってきます。「どんな対策をしたらいいのかわからない」といった方にはスマートレーダーの利用をおすすめします。

家庭教師のスマートレーダーには、鉄緑会の入塾テストを突破した鉄緑会出身の先生が多数在籍しているので、お子様の学習状況に合わせた対策方法や適した勉強計画を立てることができます。

スマートレーダーを利用して、鉄緑会の入塾テストを突破しましょう。

まとめ

今回は鉄緑会について、またその入塾テストについて解説してきました。鉄緑会の入塾テストの難易度は、総合的に見るとかなり難しいです。たとえ進学校の生徒であっても、入塾テストに落ちてしまう可能性は十分にあります。

なるべく早いタイミングで入塾の意思を固め、家庭教師を活用した入念な対策をすることが、鉄緑会入塾への最短ルートであると言えるでしょう。

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