【東大】【理科二類】M.S先生の大学受験合格体験記

スマートレーダー大学受験合格体験記について

本記事では、個人契約の家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に登録する大学受験を経験した家庭教師から聞いた、実際の大学受験合格体験記を掲載しています。

大学受験を突破し超難関大学に進学された現役大学生の、

  • 大学受験当時の勉強法や過ごし方
  • 親御様のサポート方法
  • 塾や家庭教師の活用方法

など、生の実体験を合格体験記として公開することで、

  • 大学受験に対するやる気の増幅
  • 大学受験を目指す生徒様、サポートする親御様のやり方や方向性の再確認
  • 大学受験対策の方法や勉強への正しい向き合い方
  • 大学受験後の次なる目標を見つけていただくこと

を目的としています。

実際に合格された先生に、大学受験突破に向けて一緒に勉強のサポートをして欲しいと思われた方はぜひ家庭教師を依頼してみましょう。

大学受験合格体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

現在、東京大学で海の生き物を専門に勉強をしています。趣味も海の生き物にちなんで水族館巡りや生き物採集です。
勉強に力を入れた家庭ではなく、趣味はサーフィンと釣りというTHE・海の男な父の影響で、幼少期から家族と釣りをしたり波乗りをしたりと海に馴染みがあり、小学生の頃は信じられないくらい日焼けしていて真っ黒でした(笑)
高校生までは根っからのインドア派で、遠方に足を運ぶことはなく近場の水族館に浸っていたのですが、大学生2年生の時に学校から支援をいただいて山形県の水族館に行って以来、旅行も兼ねて遠方水族館巡りが好きになりました。コロナもようやく落ち着いたので、もっと色々なところに行きたいです。

大学受験まで行っていた習い事/部活などはありますか?

習い事:スイミング、そろばん、英会話
部活:中学は茶道部、高校は男女バスケ部でマネージャー

中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?

中学では、実技教科はオール4、主要5教科はオール5でした。テストは1年生の頃は苦手な社会で70点代、国語で80点代を取ることもありましたが、3年生では全て90点以上、得意な数学と英語はほぼ毎回100点でした。
高校に入ってからはテストが難しくなり、毎回の難易度に応じて点数も上下しましたが、学年順位は常に文理全体で約360人中50位以内、理系内で約200人中30位以内をキープしていました。内申は体育で3を取ったこともありましたが、評定平均4.4あたりをうろついていました。

大学受験対策も含め、塾や家庭教師は利用されていましたか?

高校時代は塾には通わず、3年に入ってからZ会の通信教育で東大特講を取っていました。英語は3歳からお世話になっていた英会話の先生にご指導いただき、Z会では数学、物理、化学を受講しました。
そのため、基本的にZ会から送られてくる教材も用いながら、学校の教材をメインに自分で勉強を進めていきました。
2年生の12月ごろに受験までのかなりざっくりとした勉強計画を立て、その後は1ヶ月ごとに今月やることや目標の整理、さらに1週間ごとにやることを分け、毎日やることを「この問題集の何ページから何ページまで」と細かく決めていました。睡眠時間や体調、もちろん勉強まで、見てくれる塾の先生や家庭教師の先生はいなかったため、徹底的に自己管理をしました。
また、新たな参考書を買うことはせず、特に高3の夏前までは学校の教科書を完璧に理解し、学校で使っていた問題集を3周はして、とにかく基本的な考え方や公式の導出を理解することを意識して勉強計画を立てました。
Z会は難易度が高かったため、基礎が完璧に固まってから演習に使おうということで、8月ごろまでは意図的に溜めていました(笑)。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

始めるまでも平日は3時間ほど、休日は5時間ほど勉強していました。受験勉強を開始してからは平日6~8時間、休日は12時間を目安に、最低でも10時間は勉強していました。

大学受験対策の各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

全教科共通
問題集を解くときには、完璧にできた問題→◎、できたけど自信はない問題→◯、途中までできた問題→△、全くできなかった問題→×というマークをつけていました。私の中で「何度も解き直す」というのは、「全ての問題が◎になるまで解き直す」ということでした。
また、受験直前には東大の問題だけだと飽きてきてしまったり(笑)、違った系統の問題を解いてみたくなったりしたので、京大や阪大、東工大、北海道大などの他の大学の過去問を解いてみました。気分転換になっておすすめです。

英語
1番得意な教科でした。ある程度単語がわからないと長文を読もうにも作文をするにも苦戦してしまうので、「単語は覚えていれば覚えているほどいい!」と、単語帳は受験勉強を始めてから受験直前まで毎日使っていました。(2年生の冬にディズニーに行った時も、電車の中で見ていました(笑)。)同じ要領で熟語集もしつこく見ていました。
3歳から英会話をやっていたこともあり、元々英語に苦手意識はなかったので、3年の4月から過去問を始めました。過去問を始めてからも、長文の問題集で演習を重ねました。東大のリスニングは難易度が高いことで有名(?)ですが、1回目で聞き取る練習を重ねて、2回目は答えの確認として聴けるように訓練しました。
とにかくボキャブラリーを増やした上で、たくさんの英語を読んで聞いて書いて慣れることを意識して勉強しました。

数学
高校に入ってから一気に苦手になった教科です。過去問に手をつけようと何度かチャレンジしましたが、毎度心が折れ、本格的に始められたのは共通テスト後でした。
学校では、基本〜標準の問題集と、基本〜超難問までの問題集の二冊を主に使っていました。このうち、基本〜標準の問題集を8月ごろまでに何度も解いて完璧にし、基本〜超難関までの問題集を共通テストまでに8割は完璧にできるように何度も解きました。残りの2割は、難しすぎてできなくても支障はないと判断したものです。
夏から共通テストまでは、Z会の問題を解いてレベル感に慣れるのに使いました。
東大の理系数学は、6問中2問が比較的簡単でできなくてはならない問題、2問が途中点は狙いたい問題、2問は難易度が非常に高くできなくても問題ない問題でできています。赤本では、難易度が簡単なものから順にA~Dとつけられています。
数学が苦手で過去問をやる時間が1ヶ月半しかなかった私は、難しいCとDの問題には一切手をつけず、AとBの問題を20年分解いて最低限の得点はできるようにする作戦を取りました。
あれもこれもと手をつけず、取捨選択したのが肝だったと思います。

物理
数学と並んで苦手だった教科です。元々、ろくに教科書の本文を読まず、公式だけ覚えるスタイルでやっていたのですが、それでは全く歯が立たなくなり、2年生時の試験では学年で下から30番目まで成績が落ちました。そこで、コロナで休校になっていた2ヶ月ほどを、教科書を読み込んで公式の導出過程や各項の意味を理解する時間に当てました。
すると、公式を思い出せなくなることや、公式に当てはめること以外があまりできないということがなくなり、試験では最終的に学年で上から30番目まで上がることができました。
学校の問題集は1つしかなかったので、それを何度も解きつつ、Z会の難しい問題をできるようになるまで解くということを秋頃まで、11月からは過去問を解き始めました。
根底にある考え方をしっかりと掴みに行ったのが功を奏した教科です。

化学
英語ほどではないですが、比較的得意だった教科です。学校では基礎の問題集と、大学の過去問を集めた難しい問題集の2つを使っていました。2年生の受験勉強を始める前から、授業をやったその週のうちに基礎の問題集は解けるようにする習慣ができていたので、受験勉強を始めてからはすぐに難しい問題集に取り掛かりました。こちらもできるようになるまで何度も解くというのを8月ごろまでやり、9月ごろから過去問やZ会の問題に手をつけました。
唯一苦手だった有機化学の構造決定の問題は、毎日問題を解いて構造と反応の関係を徹底的に頭に叩き込み、最終的には得点源にすることができました。

国語
古文と漢文は得意でしたが、現代文はかなり苦手でした。
古文と漢文は、古文単語、漢字の意味、文法を夏前までに完璧にしました。いずれも学校でもらっていた単語帳やテキストがあったので、毎日少しずつ見て覚えていきました。現代語ではない独特なリズム感に慣れるために、学校で扱った文章にスラッシュを入れながら読み、スラッシュで区切った一つ一つの文章を、単語や文法の根拠を持って確実に理解するようにしました。また、息抜き程度に、百人一首の知っている歌の単語の意味を調べてみることもありました。
苦手な現代文は、接続語に印をつけたり、小説なら心情、論評なら筆者の主張が書かれているところに線を引いたりしながら解く練習をしました。フィーリングに頼るととんでもない点数になってしまうので、「何段落目の何行目にこう書いてあるからこうだ!」と自信を持って回答できるように読む練習をしました。
唯一Z会も取っておらず完全自力の教科だったので、練習台の文章を手に入れるのに苦労しましたが、模試の文章や教科書の文章一つ一つを丁寧に理解するという意識で勉強しました。

地理
二次試験では使わなかったので、共通テストに出るレベルの知識を確実に覚えていきました。学校で知識の整理と問題演習ができる問題集を使っていたので、それを丸暗記するくらいまでやり込みました。

受験勉強で使っていた教材/おすすめの教材

英語:速読英単語、システム英熟語、キムタツの東大英語リスニング
数学:Focus Gold、メジアン
物理:アクセス
化学:セミナー、化学の新体系
国語:古文単語315
全て学校共通で買っていたものです。

成績はどのように変化していきましたか?

共通テスト模試は、高3春時点で780点、本番801点だったため、上がり幅は大きくはないですが基礎を固めていくにつれて少しずつ上がっていきました。
難関大学には「冠模試」という志望大学別の模試がありますが、冠模試では夏から秋で合計点を30点ほど上げました。
学校の定期テストでは、理系内順位を30位以内から落とさないことを目標にし、達成しました。

合格した大学を教えてください

東京大学、星薬科大学

進学した大学を教えてください

東京大学

入学後の大学の印象はどうでしたか?

正直、東大に合格すると周りからたくさん褒められますが、大学に入学してからはその「東大生」の中で勉強していくことになります。大学の勉強はやはり難しいし、高校の時に比べて抽象的になる科目が多く、初めは勉強の仕方もわからずに戸惑いました。
しかし、良くも悪くも周りはみんな東大生です。助けてくれる人がたくさんいますし、自分も得意な分野では周りを助けることができます。必修の科目でも、かなり難しいものがたくさんあります。そんな時は周りとハイレベルな助け合いができることが強みだと感じました。
今は私は進振りを終え、専門分野に進んでいます。東大には、教科書を執筆している先生や研究の最先端を走る先生がたくさんいらっしゃいます。学会の会長を務める先生もいらっしゃいます。そんな日本を代表する研究者の先生のもとで勉強する日々はとても充実しています。また似た興味を持つ他の学生と白熱した議論を交わすこともでき、新たな興味が広がる日常です。
また、入学するまでは「東大生ってみんな眼鏡で真面目で勉強大好きであんまり人と喋らないんじゃないか…」という偏見を持っていましたが、そんなことはありません!!!もちろん、みんな真面目で一生懸命様々なことに取り組んでいますが、みんなで一緒にご飯を食べに行ったり、水族館に行ったりと、大学生らしい楽しみもしっかりとあります。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

あれもこれもとたくさんの問題集に手をつけることなく、教科書と最低限の問題集を徹底的に極めたことと、勉強計画をしっかりと立てて自己管理をしたことが合格の秘訣だと思います。基礎を固めることと、見通しを持って勉強すること、心身の不調や理解度など、自分をよく見ることが何よりも大切です!

最後に大学受験にチャレンジする方々に一言ください!

諦めずに努力を続ければ、人生は必ず良い方向に向かって動き出します!ただし、努力と無理を履き違えないこと。自分と向き合うのは楽ではありませんが、「人生で1番努力した」と胸を張って言える受験生ライフにしましょう!

今回紹介する先生に関する運営コメント

東京大学理科二類に合格された先生です。基礎を徹底的に極めてから、受験に挑んだことで見事合格を掴み取ったことがわかりますね。基礎固めができていない方や学習計画に悩んでいる方は是非一度お話を聞いてみてはいかがですか。

この先生に勉強を教えて欲しい方へ

この先生は、個人契約の家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に在籍する先生です。

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個人契約の家庭教師マッチングサイトスマートレーダーとは

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2024.01.26
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