家庭教師と塾どっちが良い?メリットや費用、併用の方法についても解説!

「子供の成績が上がらない/受験対策をしたいので家庭教師や塾を探しているが、家庭教師や塾の形式がたくさんあって、口コミを見てもうちの子にどれが合うかわからない」といった悩みを抱えているご家庭はございませんか?

本記事では、そんなご家庭向けに、家庭教師、各形式の塾のメリット・デメリット、費用感、合う子/合わない子の特徴を解説いたします。

また、すでに集団塾に通っているような場合でも、集団塾と家庭教師、集団塾と個別指導塾の組み合わせで併用するケースも増えています。おすすめの組み合わせやどのような使い分けができるかなども説明いたします。

家庭教師と塾のメリット・デメリット

メリットとデメリット 画像

始めに、家庭教師と塾の形式ごとのメリット・デメリットを解説します。それぞれの特徴を把握しておきましょう。

家庭教師

1対1での指導でお子様の理解度や必要に応じた指導が可能であったり、授業日や授業内容を柔軟に変更出来たりすることに加え、保護者の目が行き届きやすい条件に合った相性の良い先生から教わることが出来るというメリットがあります。

一方、学校や受験の情報が先生の経験に依存したり、勉強仲間を見つけられなかったりするというデメリットがあります。

集団塾

集団塾とは、学校のように1人の先生に対して10~40人規模の生徒を一斉に指導する形式の塾です。学校や受験の情報が豊富であったり、勉強仲間を見つけやすかったりするというメリットがあります。

一方、授業についていけず取り残されてしまうことがあったり、先生の相性が悪くても簡単には変更できなかったりすることに加え、授業日や授業内容を柔軟に変更できないというデメリットがあります。

個別指導塾

個別指導塾は集団塾と違い、1人の講師が1~3人程度の少人数を指導します。集団塾同様に情報が豊富にあることに加え、人数が少ない分講師の目が行き届きやすく子供の理解度に合わせた指導が可能というメリットがあります。

一方、先生や授業日の変更が困難なことや、生徒が複数の場合は生徒一人当たりの指導時間が減ることに加え、一緒に授業を受ける生徒が自力で問題を解けなかったり、かまってほしがったりすると、先生がそちらの対応に追われて十分な指導を受けられなくなるというデメリットがあります。

家庭教師、集団塾、個別指導塾の特徴を表にまとめると以下のようになります。

形式授業人数先生授業時間授業内容学校や受験の情報勉強仲間
家庭教師1:1条件に合った相性の良い先生を選べる柔軟に変更できる授業内容を自分で決定でき、理解度に合った指導が受けられる先生に依存する見つけられない
集団塾1:多先生の相性が悪くても変更が困難固定で定められているカリキュラムが決まっている
授業についていけなくなることがある
豊富にある見つけやすい
個別指導塾1:1~1:3先生の相性が悪くても変更は困難固定で定められている理解度に合った指導ができる
クラスメイトによっては、十分な指導を受けられないことがある
豊富にある見つけにくい

家庭教師と塾の料金相場

家庭教師 費用

まずは形式別に1時間当たりの授業料の料金相場を表にまとめましたのでそちらをご覧ください。

形式料金相場
家庭教師1,500円~12,000円
集団塾1,000円~5,000円
個別指導塾2,000円~10,000円

料金相場はタイプや学齢によってさまざまです。詳しい家庭教師の料金相場が気になる方はこちらの記事をご覧になってください。

家庭教師の料金相場は?個人契約やオンラインなどタイプ別に徹底解説!

この表からわかるように、家庭教師の相場が最も高額で、塾の中で比較すると個別指導塾は集団塾よりもコストが高くなっています

この違いが生じる大きな原因としては、先生あたりの生徒の数の違いです。例えば、家庭教師では完全に1対1での指導で、その分丁寧に指導を受けることが出来るため、相場は割高になります。

ただし、ここで示したものは授業料の相場であることに注意してください。塾の場合は入会費、教材費がかかることがほとんどで、夏期講習などの季節講習の場合は講習費が追加でかかります。家庭教師を利用する場合でも、入会費が必要になる場合があります。

【形式別】どのような方に向いているか

家庭教師、集団塾、個別指導塾の特徴を述べてきましたが、それぞれどのような方に向いているのでしょうか。

家庭教師が向いている方

家庭教師は、理解度に応じた授業が可能であったり、時間の柔軟性が高かったりすることから、自分で学習する習慣がない方や、部活などで時間の確保が難しい方に向いています。

また、指導内容を柔軟に決められるため、定期テスト対策や志望校対策といった指導を受ける目的が明確な場合や、複数の教科のどうしても分からないポイントのみの指導など、指導内容について具体的な要望がある場合にもおすすめです

例) 集中力が切れやすい方、部活の大会を控えている方、受けたい指導内容がすでに決まっている方

集団塾が向いている方

集団塾は、大人数で授業を受けたり、応用的な授業が多かったりすることから、他人と競い合いながら勉強したい方や、高いレベルの授業を受けたい方に向いています。

また、料金相場が最も安くなっているため、費用を安く抑えたいという方にもおすすめです

例) 難関校の受験を考えている方、費用を安く抑えたい方

個別指導塾が向いている方

個別指導塾は理解度に合った指導が可能であることや、授業に集中しやすいことから、自分のペースで学習したい方や、集団塾についていけなくなった方に向いています。

また、料金も比較的安価であるため、家庭教師は費用的に手が出ないというご家庭にもおすすめです

例) 集団塾のレベルに追いつけない方、少人数指導を受けたいが費用を抑えたい方

集団塾と個別指導塾/集団塾と家庭教師の併用について

それぞれの形態がどのような方に向いているかお話しましたが、どれか一つだけを選ばなくてはならないわけではありません。むしろ最近では、集団塾と個別指導塾、集団塾と家庭教師を併用するケースが一般的になってきています。

併用のメリット

集団塾で授業についていけなくなる大きな要因の一つは学習習慣が身に付いておらず、予習復習が十分にできていないことです

そこで、塾の予習や復習を家庭教師や個別指導塾を利用して行うことで、予習復習を習慣づけることが出来、集団塾での授業についていけなくなることを防ぐことが出来ます。

塾のサポートでなくても、志望校対策や苦手克服といった塾の授業では扱っていない部分の指導をお願いしたい場合でも併用はおすすめです。

併用時の注意点

併用する場合は、お子様の負担が増加することに注意しなくてはなりません。授業時間が増えて時間的負担が増えるだけでなく、精神的負担も増加してしまいます。本人の意思も確認した上で併用を検討しましょう。

また、併用することでその分経済的負担が大きくなります。少なくとも月1万円以上の費用の増加は見込んでおく方が良いでしょう。経済状況も踏まえて併用を決定する必要があります。

併用するなら家庭教師?個別指導塾?

家庭教師と個別指導塾は似たような特徴を持つように思えますが、塾と併用するならどちらを利用すればよいのでしょうか?

併用にあたって家庭教師と個別指導塾の違いとして挙げられるのは、

  • 完全に生徒の必要に応じた授業を受けられるか
  • 先生を自由に選べるか
  • 料金
  • 校舎の有無

の4点です。

家庭教師は生徒の必要に応じた授業を受けることが出来ますが、個別指導塾は独自のカリキュラムを組んでいる場合もあり、生徒の必要に応じた指導が受けられるかは塾によります

また、家庭教師の場合は、授業を受ける前から学歴などの条件に合った先生を選ぶことが出来ますが、個別指導塾の場合は指導科目に応じて先生がすでに決められている場合がほとんどです。

料金に関しては、料金相場の部分でも触れた通り、家庭教師は個別指導塾に比べて料金が高くなる傾向にあります

家庭教師は基本的に先生がご家庭に訪問して授業を行いますが、個別指導塾の場合は校舎に生徒が行き、授業を受けます

表にまとめると次のようになります。

授業内容先生の選択料金校舎
家庭教師生徒側が柔軟に決定可能授業前から可能割高なし
個別指導塾塾により異なる不可能割安あり

以上の4点を踏まえると、複数の教科に渡る塾の予習復習のサポートをお願いしたい方や、塾で扱わない志望校対策をお願いしたい方には、授業内容を柔軟に決められる家庭教師をおすすめします

そして、家では勉強に集中できない方出来るだけ費用を抑えたいという方には、個別指導塾がおすすめです

家庭教師ならスマートレーダー

ここまで家庭教師と塾の特徴や、集団塾と家庭教師、集団塾と個別指導塾の併用について解説してきました。

集団塾と他の教育形態との併用を考えているご家庭の中には、家庭教師は指導内容と時間が柔軟なことが魅力的だけど、塾と併用するには費用が高いのがネックになっているご家庭も多いかと存じます

そんなご家庭には、入会金0円で、1時間2,500円からと、個別指導塾と同じ程度安く利用できる現役難関大生限定家庭教師マッチングサービスの「スマートレーダー」がおすすめです。

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スマートレーダーとは

「スマートレーダー」は、生徒1人ひとりに合った理想の家庭教師が見つかり、直接契約できるマッチングプラットフォームです。教師の得意教科の評価をAI(人工知能)によって行い、レーダーチャートで表示する日本初のサービスです。

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勉強面に関して、分からないところの質問はもちろん、中学受験後をどのように過ごしていたかや、志望する高校や大学に向けてどのような対策を行ってきたのかなどより具体的なアドバイスを受けることができます。

また、同じ中学の先輩だからこそ聞ける、その学校ならではの過ごし方や、どのような学生生活を過ごしていけばいいかなど、勉強面以外のでの相談も行うことができます。

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スマートレーダーはオンライン家庭教師にも対応しています。

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