四谷大塚で目指せクラスアップ!組み分けテストの仕組み、次回日程、出題範囲と対策方法について紹介【2024年11月更新】

お子様が四谷大塚に通われているご家庭の中には「なかなかクラスが上がらない」という悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。また、これから四谷大塚に入ることをご検討されているご家庭では「最初からなるべくいいクラスに入れさせたい」と思われることでしょう。

そこで本記事では、そもそも四谷大塚の組み分けテストの仕組みとはどのようなものなのかというところから、どのようにテスト対策すればいいのかまでを徹底的に解説します。

四谷大塚全般の対策方法や、家庭教師との併用の仕方については以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご確認ください。

四谷大塚の組み分けテストとは?

組み分けテストは名前の通り、四谷大塚の中での所属コース、組を分けるためのテストで、外部生も入塾テストとして受験が可能です。

5週に1度、小学4~6年生を対象に開催されていています。

このテストは早稲田アカデミーでも使用されるものなので、現在お子様が早稲田アカデミーに通われていたり、これから入塾をご検討されているご家庭にも本記事で紹介する対策を参考にしていただければと思います。

【2024年11月更新】次回の試験日程について

各学年の次回の試験日程は以下の通りです。なお、小学6年生の公開組分けテストは6月で終了しており、現在は合不合テストによってクラス分けを行っています。

学年テスト名日程
小学4年生第8回公開組分けテスト2024/12/15(日)
小学5年生第8回公開組分けテスト2024/12/15(日)
小学6年生第6回合不合判定テスト2024/12/1(日)

コース・組について

四谷大塚では「コース」「組」の2つで大きくクラス分けが行われています。

「コース」は上位からS、C、B、Aに分かれており、そこからさらに上位からS1、S2、S3のように「組」に細分化されます。

「組」の人数は全体の人数や偏差値を元に決定していて、受験者数によって異なりますがおおよそ100~150人程度です。

このように組分けテストによりクラス分けが行われるのですが、上位と下位では先生が異なり、授業内容のレベルもそれぞれのクラスの学力に合わせて定められています。

そのため、上位の学校を目指されるのであれば、上位クラス(SやC) に配属されることがとても重要になってきます

コースの偏差値の目安は次の通りです。

出題範囲は?

四谷大塚ドットコムの学年ごとの教材ページにある、予習シリーズ「学習予定表」に記載されていますが、組み分けテスト前3,4週間分の授業の内容となっており、範囲は狭くありません。

学習予定表は以下のリンクから学年ごとの教材ページに進み、ダウンロードすることが可能です。

組み分けテストの配点と制限時間は?

組み分けテストの学年ごとの配点と制限時間は以下の表の通りです。

科目配点(全学年共通)制限時間(4年生)制限時間(5,6年生)
算数200点40分50分
国語150点40分50分
理科100点20分35分
社会100点20分35分

組み分けテストでそれぞれのクラスのボーダーラインは?

ここからは過去数年間のデータをもとに学年、コース別に分けて基準点、得点割合を紹介します。

(受けるタイミングやその年のクラスの編成によって多少のばらつきはあるのであくまで参考としてご覧ください。)

4年生

コース基準点得点割合
S440点前後80%前後
C385点前後70%前後
B275点前後50%前後

5年生

コース基準点得点割合
S440点前後80%前後
C360点前後65%前後
B275点前後50%前後

6年生

コース基準点得点割合
S385点前後70%前後
C330点前後60%前後
B275点前後50%前後

クラスアップするための対策方法

先述の通り、組み分けテストの範囲は組み分けテスト前3,4週間分の授業内容と膨大です。そのため、計画的に対策をしていく必要があります。

使用教材や学習をしていくうえで意識しておくべきことNG行動を紹介します。

使用教材

まずは組み分けテストの対策するうえで適切な参考書を選ぶことが重要になってきます。

ここからは内部生・外部生に分けて解説します。

内部生の場合

内部生の方の多くは既にご存知かと思いますが、組み分けテストはその直前に行われた3,4回分の週テストをまとめた実力テストになっています。

ですので、その3,4回分の週テストの内容を完璧に理解しておくことが、組み分けテストで高得点を取るための最大の秘訣となります。

外部生の場合

外部生の方は「出題範囲は?」で紹介した学習予定表を参考に、まず組み分けテストの範囲を理解することが重要になってきます。

そのうえで、予習シリーズのテキストを購入し、出題範囲と思われる部分の対策を練っていくことが何より大事になってきます。

ここからは、内部生・外部生に関係なく、学習を進めていくうえで、押さえておくべきポイントを紹介します。

苦手な分野や問題へのアプローチ

間違ったところを確認して、週テスト/予習シリーズで復習を行う!

クラスを上げるためには苦手分野や問題の対策は必須条件です。 まずは、よく間違えている分野の問題を確認しましょう。そのうえで、週テストや予習シリーズの解説を参考に、苦手な分野の復習を行っていきましょう。

解説を見てわかった気にならない!

先ほどの過程で多くのお子様が思わずしてしまうNG行動があります。

それは解説を見て復習しただけで、わかったような気になってしまうことです。 解説を見た後に少し時間を置き、解説などを一切見ずに自力で解くことを必ずしてください。

・忘れていたものは何度も復習し完璧に!

上記に加えてもう一つのNG行動があります。

復習をその日1日だけで終わりと思い込み、それ以降一切触れなくなってしまうことです。

1日の復習だけではまだ復習した内容が定着していないので、1日後、3日後、1週間後と定期的に復習して初めて解法が定着します。せっかく復習したものが無駄にならないように定期的に解きなおしを行いましょう。

解くのに時間のかかる問題へのアプローチ

・なぜ時間がかかるのか分析

解法自体は分かっているが、解くのに時間がかかってしまう問題があると思います。ただ、テストではたとえ解ける問題であっても、時間がかかってしまうと他の問題を解く時間が無くなります。

ですので、普段の学習から時間がかかる理由を分析をする必要があります。例えば、「計算力が足りない」「問題文を理解するのに苦労してしまう」など様々な原因が考えられます。

ただ、その原因が計算力や読解力など、向上させるのに時間のかかる能力の場合もあると思います。そのような場合、テストで時間を計るようにして、時間が来たら飛ばして、次の問題を解き始めるというのも高得点を取るうえで重要なスキルになってきます。

また、このスキルはテストの時に急にできるものではないので、日頃から時間を計って練習するようにしましょう。

応用問題へのアプローチ

クラスアップを目指すなら少し上のレベル問題も解けるようになろう!

先ほど紹介した苦手問題などを完璧にすることも重要なのですが、Sクラスなどの上位クラスに到達するためには、応用問題も解けるようになっていかなければなりません。

ここからは、内部生・外部生に分けて、応用問題を解けるようになるためにはどの難易度の問題を解けばいいかを解説します。

内部生の場合

週テスト問題には4つのレベルがあるので、今お子様のクラスを見て、その1つ上のレベルのクラスの問題にも挑戦してみてください。

外部生の場合

先ほど紹介した「予習シリーズ」以外にも「四科のまとめ」「基礎力完成問題集」「応用力完成問題集」といった教材があり、それぞれ難易度が異なります。

「予習シリーズ」で余裕が出てきたと感じたら他の教材に手を付けてみることをお勧めします。

内部生・外部生に共通して、応用問題を解くうえで気を付けていただきたいことがあります。

1つ上のレベルでもあまりにも難しいと感じる場合、無理に応用問題を解こうとせず、予習シリーズで苦手分野の克服や復習に時間をかけるようにしましょう。

まとめ

四谷大塚の組み分けテストの仕組みや対策について紹介しました。

冒頭でも述べたように、四谷大塚では、上位クラスになるにつれて、授業の難易度は高いです。

組み分けテストで上位クラスに配属されるためには、お子様の努力はもちろんのことながら、テスト対策に向けて、参考書の購入や復習の手助けなど、ご家庭でのサポートも必要になってきます。

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スマートレーダーでは四谷大塚出身の難関大学の学生が在籍しています。

そのため、内部生・外部生に関わらず、お子様の学力に合わせた組み分けテスト対策を行うことができます。

また、組み分けテストのみならず、四谷大塚入室後のバックアップも充実しており、進度の速い授業についていけるように全力でサポートいたします。

四谷大塚出身の家庭教師の紹介や、四谷大塚対策に家庭教師をご利用いただいた方の感想については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご確認ください。

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