新型コロナウイルスが蔓延したことにより、アフターコロナの受験はこれまでの勉強の進め方・受験対策の方法から変化が生まれています。
本記事では、現役東大生に「もし自分が2022年度の受験生だったら?」という視点でコロナ禍の中で志望校に合格するための勉強スケジュールを立ててもらいました。
1年スパンのスケジュールを立ててもらいましたので、2022年度受験生はこのスケジュールを参考にしてコロナ禍の受験対策を進めてみてください!
Contents
自分が2021年度の受験生だったらこのようなプランで勉強する!
1年間の勉強スケジュール
まずは、自分が2022年度の大学受験生だと仮定して、コロナの影響を考慮した大まかな1年間の勉強スケジュールを立てました。
4月~7月 | ・志望校選び ・基礎力をつける ・苦手分野を見つける | ||||
夏休み | ・苦手克服・基礎固め | ||||
9月~11月 | ・応用力をつける ・過去問演習も忘れずに | ||||
12月~3月 | ・とにかく過去問演習! |
4月〜7月
志望校選び
まず初めに行うべきことは志望校選びです。4月以降はこの自分の志望校を目指して勉強のスケジュール決めを進めていきます。
成績は常に上を見据えて勉強を進めることで上がっていきます。ですので、この段階での志望校は自分の今の学力より少しレベルの高い大学に設定するようにしましょう。
また、特に2022年度の受験ではコロナの影響により自習の重要性が増し、常に早めの行動が必要不可欠となりますので、可能な限り早い段階で志望校を決めてしまいましょう。
基礎力をつける・苦手分野を見つける
この時期は基礎力定着に徹しましょう。入試で合格点を取るには基礎問題で確実に得点する必要があります。また、コロナの影響で自習中心の勉強を余儀なくされた場合、応用問題を解くための基礎力はますます重要になるのでしっかりと基礎を身につけましょう。
また、この時期に自分の苦手分野をはっきりさせておくと後々の受験勉強の効率を格段に伸ばすことができます。自分の苦手を知るためには網羅的な勉強が必要になりますが、今後の受験勉強の効率化のために可能な限り勉強を進めておきましょう。
夏休み
苦手克服・基礎固め
夏休みは受験勉強の天王山とも言われる時期です。この時期にどれだけ基礎を固めることができるか、苦手を克服できるかによって受験の結果が変わります。
実際に私も夏休みは基礎固めに全力を注ぎました。周りの受験生は応用的な内容ばかり取り組んでいたり、中には過去問を始めたりしている人もいたため多少の焦りはありましたが、結果的にこの選択は間違っていなかったと確信しています。
2022年度の受験生はコロナの影響を強く受けるため、不安を感じている受験生も多いかと思います。しかし、受験生の皆さんは周りに惑わされることなく、夏休みはとにかく苦手克服と基礎固めに時間を使って欲しいと思っています。
9月〜11月
応用力をつける
この時期は、受験本番に向けて入試レベルの問題に対応できる応用力を身に付ける必要があります。問題演習を通して、夏休みまでに学習してきた知識・解法を組み合わせながら問題を解く力を身につけましょう。
夏までに基礎力を身につけることができているならば、応用力をつけるための難易度の高い問題も解き進めることができるでしょう。
過去問を解く
また、この時期から志望校の過去問を確認し始めることも重要です。必ずしも完璧に解けるようになる必要はありませんが、今の実力が志望校と比較してどれくらい距離が離れているのか、どれくらいの勉強量が必要なのか、ということを過去問を基準に考えていきましょう。
12月〜3月
過去問演習を進める
この時期は、受験本番でこれまで勉強してきた力を発揮するための実践力を身につける必要があります。時間配分を意識して過去問を繰り返し解くなど、最終調整を行いましょう。
第一志望校の過去問は最低でも5年分、そして解く回数は1回ではなく何度も解いて解法を頭に叩き込むようにしましょう。
2022度はコロナ禍前提の受験勉強が求められ、過去問演習は自習が中心となるでしょう。その場合、一人で勉強を進めることは難しいかもしれませんが、そのような時は家庭教師や塾でのサポートを受けると良いでしょう。
ここまで自分が2022年度大学受験生だった場合の1年間の勉強スケジュールをご紹介してきましたが、こちらの記事では受験合格を目指す自習方法を詳しくご紹介しています。コロナ禍での受験勉強・自習の進め方の参考にしてください。
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まとめ
本記事では、難関大生が考えるコロナ禍の勉強スケジュールをご紹介しました。
長いスパンのスケジュールを考えるのは難しいので、他の人の考えるスケジュールを参考にすることは非常に有効です。受験生の皆様もコロナに惑わされることなく常に先を見据えた勉強を心がけ、合格を掴み取りましょう!