【東大】【教養学部前期過程理科一類】S.O先生の大学受験合格体験記

スマートレーダー大学受験合格体験記について

本記事では、個人契約の家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に登録する大学受験を経験した家庭教師から聞いた、実際の大学受験合格体験記を掲載しています。

大学受験を突破し超難関大学に進学された現役大学生の、

  • 大学受験当時の勉強法や過ごし方
  • 親御様のサポート方法
  • 塾や家庭教師の活用方法

など、生の実体験を合格体験記として公開することで、

  • 大学受験に対するやる気の増幅
  • 大学受験を目指す生徒様、サポートする親御様のやり方や方向性の再確認
  • 大学受験対策の方法や勉強への正しい向き合い方
  • 大学受験後の次なる目標を見つけていただくこと

を目的としています。

実際に合格された先生に、大学受験突破に向けて一緒に勉強のサポートをして欲しいと思われた方はぜひ家庭教師を依頼してみましょう。

大学受験合格体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

幼少時代はかなり人見知りだったのですが、小学校で児童長(中高でいう生徒会長)を務めて以来、人と積極的に関わることができるようになり、高校時代は人と関わるのが好きになりました。趣味は旅行と御朱印集めであり、神社で御朱印を集めてそれを見返して、旅行の思い出に浸るのが好きです。

大学受験まで行っていた習い事/部活などはありますか?

小学校の時は、水泳、剣道、習字、学習塾を習っていました。中学生になってからは習い事をする機会はなくなりましたが、その代わりに科学部という部活に入り、放課後は部活をするか友達と遊ぶかでした。現在は大学で競技ダンス部に属しており、毎日楽しく過ごしています。

中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?

中学校に入りたての頃は、180人中90位ぐらいであり、正直頭がいいわけではありませんでした。しかし、自身の自分は頭がいいんだという謎の自信・傲慢さが影響したのか、授業の宿題を必ずその日のうちに終わらせ、追加で復習や予習をするなどして、中1の終わりには20位くらいをとるようになっていました。文理でクラスが別れるまでは、その成績をなるべく維持するようにしていました。内申点も基本的に4または5でした。文理で別れてからは、そこからさらに成績が上がり10から15位をコンスタントに取ることができました(私の高校は文系が少なく頭がいい人が皆理系に行く傾向もあったので上位の顔ぶれはあまり変わりませんでした。したがって試験の母数は減っても順位は上がらないことがしばしばありました)。

大学受験対策も含め、塾や家庭教師は利用されていましたか?

ここは自分で長所と考えている自慢の部分なのですが、私は中学校受験で学習塾を利用して以来、中学校と高校で塾および家庭教師を利用したことがありません。塾が提供しているオンラインの講座や添削もしたことがありません(流石に大学模試や全国模試は塾を使用しました)。完全に独学と自分の学校の協力のみで、東京大学に現役で合格、しかも合格者平均点を上回る点数で合格しました。どのように勉強を進めたかというと、完全に宿題と授業をしっかり聞くの繰り返しだけです。出された宿題・課題を必ず提出し、授業を真面目にうけ、その場で理解する。理解できなければ授業が終わった後すぐに先生に聞きに行く。これの繰り返しです。試験1週間前になったら、勉強時間を増やして、試験勉強も同時に行う。これだけです。特別なことは何もしていません。唯一大事にしていたことは、自分のご褒美の時間を必ず多めに取っていたことです。家に帰って宿題さえ終わればあとは完全フリータイムです。この時間は何をしてもいい時間で、ここで普段のストレスや疲れを癒していました。このご褒美の時間は、時間の長さに差はあるものの、受験直前期になっても続けていました。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

受験勉強を始めるまでは宿題・課題のみでした。したがって1日1時間かそれ以下でした。ただなるべく毎日していました。あとは試験前1週間で1日4、5時間とかしていました。受験期は時期によって違いますが9月ごろまでは普段でも放課後に5時間ほど勉強していました。夏休みでも勉強時間はあまり変わりませんでした。10月以降は放課後に7時間、休みの日は10時間ほど勉強していました。また、共通テストが終わって以降は学校の授業が午前中しかないのもあって、放課後に10時間、休みの日は13時間ほど勉強していました。

大学受験対策の各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

以下の文章は私が母校の後輩たちのために記した合格体験記の一部で、おすすめで実際に実践した勉強法を紹介しています。そのまま転用しているので、部分的に至らぬところ、失礼な表現がありますが、ご了承ください。

•国語
・現国
 よく国語は才能だと言われます。自分も一時期そう思っていましたし、現に読解力はずっと本を読んできた人の方が遥かに有利です。ただ、実は国語の点数は意識すれば伸びます。東大に関して言えば、現国は構文が30%、内容が50%、表現が20%ぐらいで採点されていると思います。したがって、設問を理解して、必要な構文を意識しながら記述すれば半分ぐらい点がきます。例えば、「逆説・矛盾」の説明では、本来のあり方を提示して、実際の現状を示す構文、つまり「本来は…であるはずが、実際には…であるということ(から)」のような構文を用います。
授業ではおそらく過去問のプリントが配られるので、そのプリントを丁寧に解いていくことが大事です。自分は、自分の書いた文章と、予備校や赤本の会社が書いた文章を比較して、何がどう違うのかを考察していました。初めの頃は1つの問題に1時間半ぐらいかかった時もあります(本当は50分くらいで解かないといけない)。それでもずっと解き続ければ、初めはなかなか伸びませんが、本番直前にはめっちゃ伸びています。


・古典
 東大の古典の文章は読解のレベル自体は共通テストとあまり変わりません。共通テストは選択で、東大は記述で聞かれているのが違いで、文章量も語句のレベルもあまり変わりません。なので、まず古文単語や漢文の構文を覚え、共通テストの問題をたくさん解いて、古典の文章に慣れてきたら、東大の過去問に手を出すのがおすすめです。

•数学
自分的に最も伸びにくい科目だと思います。相当努力しない限り点数は伸びません。しかし、逆に言えば相当努力すれば、他と差をつけることができて一気に合格に近づく科目でもあります。おすすめの勉強法は、ひたすら問題を「丁寧に」解くことです。記述はなるべく省略せず、誰が見てもわかるように解答を記述して解きます。必要条件・十分条件や対称性、グラフや図を意識しながら簡潔に、かつわかりやすくです。

•理科
伸びる科目です。物理はベクトルを極めると伸びます。また、いろんな公式がありますがそれをほとんど自分で導出できるようにした方がいいです。例えば単振り子の公式やオームの法則、波の干渉に関する公式などです(逆に微積を使わないと導出できないものもあるので、全てを導出できるようにしなければならないわけではないです)。これができるようになれば丁度いい近似に慣れていきますし、公式に対する理解も深まるのでおすすめです。

化学は、覚えるところと理解するところを意識して勉強するのがおすすめです。無機や有機の一部は暗記しないとどうにもならないし、逆に平衡や反応速度、酸塩基や酸化還元、状態方程式や蒸気圧などは理解しないと解けません。また、化学は与えられた条件をどれだけ上手く整理して処理するかが肝です。たくさん問題を解いて慣れていくのがいいと思います。

•英語
 一番伸びます。自分が合格体験記を書こうと思った1番のきっかけで、4月からひたすら勉強して、底辺の状態から東大に合格できるラインにまで仕上げることができた科目です。ですので、この科目に関しては英弱の人がどう東大英語を攻略するか、を書いています。英強の人には参考にならないので注意してください。
いろいろ試行錯誤をしてわかったのは、英語は「インプット」と「アウトプット」を高速で繰り返すと伸びる、ということです。インプットはリスニングやリーディング、アウトプットはスピーキングやライティングです。特に受験にオススメなのはリスニングとライティングの繰り返しです。東大にはリスニングの試験があり、また授業ではリスニングは滅多に取り扱わないので、インプットはリスニングがオススメです。アウトプットに関して言えば、スピーキングはデカめの声を出すのでできる場所が限られます。したがってどこでもでき、かつ試験にもでるライティングがオススメです。実体験なのですが、リスニングをしまくると英文を読むスピードが抜群に上がります。またライティングをすると英文解釈能力もなぜか上がります。不思議です。この二つを繰り返せば英語力は爆伸びします。ただ、国語と同じですぐには上がらないので気をつけて下さい。


東大の入試では、英語は実用的側面が問われます。これは京大とは全く異なる形態で、京大では英文の解釈能力や、知らない単語の意味の推定など、言語学的側面が問われると思います。東大は120分の制限で要約(1A)、空欄補充(1B)、自由英作(2A)、和文英訳(2B)、リスニング(3)、文法(4A)、英文和訳(4B)、小説読解(5)と問われる量が半端ないです。したがって英語の試験では、高速かつ正確に問題を処理するかが大事だと思います。また素直に順番に解くのではなく自分が解きやすい順番で解くのがいいと思います。これはリスニングが試験開始45分後という頭のおかしい時間にあり、またリスニングは約30分間かかり、その問題の下読み(必須)に5,6分かかるからです。自分の場合、4B(和訳)>1A(要約)>2A(自由英作)>下読み>3(リスニング)>4A(文法)>2B(英訳)>5(小説読解)>1B(空欄補充)でした。このうち文法はマーク式で10点しかない割にかなり難しいので、全て同じ記号を適当にマークしていました。また自由英作が終わったのが早かった場合、下読みの前に英訳をしていました。この辺りは時間を常に確認しながら、臨機応変に説いていました。


1A要約で高得点を狙うには、文章全体の流れを意識ながら読むことが大事だと思います。例えば、ここは前文の言ったことの具体例だとか、ここに文章全体のまとめがあるとか、ここが筆者の言いたいことファとかです。多少知らない単語が出てきても読み飛ばして、全体を大まかに把握する能力が大事です。わからない部分があっても、全体を踏まえた要約ができていれば、点は来るはずです。
1Bの空欄補充は、ひたすら解きまくって慣れることが大事だと思います。あと、これも文章全体の流れを意識するのが大事です。

2Aの自由英作は、先生に添削してもらうのがいいと思います。ひたすら添削してもらって、自分の悪い癖を発見して修正するのがいいと思います。また、東大の自由英作は60~80字ですから、自分の意見は1つでそれに対する理由が2つで大体足ります。あと、平易でわかりやすい英語で記述した方がいいと思います。仮に難しい英語を使って採点者にアピールしようとしても、その英語が間違っていたら0点ですから、簡単で伝わりやすい英語を使った方がいいです。
2Bの英訳も同じで先生に何回も添削してもらうのがいいと思います。2Bは日本語独特の表現をいかにうまく英語に落とすかが鍵です。そのためには多少の省略や意訳も必要ですから、思い切って記述するのがいいと思います。また、1つの日本語表現に対して複数の英語表現を持っているのがいいと思います。それぞれの表現に使いやすい場面があるので、それぞれに合わせて最適だと思う表現を使えるのが最高だと思います。

3のリスニングはひたすら英語を聞きまくらないと解けるようにはなりません。しかも個人差があるので、例えば何も勉強せずに7,8割取れる人もいれば、めっちゃ聞きまくっても5割ほどしか取れない人もいます。自分は後者でした。自分の場合、リスニングの対策自体は1日15分ほどを7月からずっと、1日1時間以上を10月頃から毎日していました。それでも、本番直前模試では4/30(全ての模試で最低)だったので、流石にしんどかったです。それからは1度聞いた英文を1.5倍速で聞くようにし、それを移動中などずっと聞いていました。それで何とか本番では22/30を取ることができました。それぐらい毎日たくさん聞かないと高得点を取れないと思います。しかし、高得点が安定すれば、英語の得点は非常に安定するので、しっかり対策するのがいいと思います。

4Aの文法は、わかりません。自分は対策しても高得点が狙えない分野だし、配点も小さいので捨てました。
4Bの和訳は点の狙い方にコツがあります。それは、どんなに日本語が変でも基本的に逐語訳で訳すということです。allowやenableなど訳し方が決まっているもの以外はどんなに変でも逐語訳です。文意に合わせて単語の訳を変えるのもやめた方がいいです。これは、4Bの和訳が大問4に置かれていることに理由があります。大問4は4Aに見られるように文法事項を問う大問です。そのため和訳も基本的に文法を見ているのであって、翻訳的能力を見ているわけではありません。だから、和訳は採点者に自分が文法をわかっていることをアピールする必要があります。それゆえの逐語訳です。
5の小説読解は過去問を解きまくって慣れることが大事だと思います。小説を入試に出している大学は非常に少ないので東大で慣れることが大事だと思います。

•世界史
 何気に大好きな科目です。共テの世界史は細かい知識ではなく、その相関や世界史全体の流れが聞かれます。したがって流れを意識しながら知識を詰めるといいと思います。また、世界史範囲が膨大なため、そこまで突っ込んだ問題は出ません。浅く広くの問題が出ます。ですから、知識さえ詰め込めれば、高得点が容易に狙えます。

•過去問
 絶対に時間を測った方がいいです。特に時間にシビアな英語、数学、理科は測るべきです。国語は基本時間が余るので、時間を測る必要はないと思います。理科では物理、化学でそれぞれ75分のように時間を測るのではなく、本番と同じ合わせて150分で解くのがいいと思います。
また、できるだけ解答用紙は本番と同じようなA3サイズのものを使った方がいいです。数学理科では解答欄の作り方が意識できるようになるはずです。

受験勉強で使っていた教材/おすすめの教材

こちらの文章も同様に私が母校の後輩たちのために記した合格体験記の一部で、おすすめで実際に実践した勉強法を紹介しています。そのまま転用しているので、部分的に至らぬところ、失礼な表現がありますが、ご了承ください。

•国語
・古典
 使った参考書・問題集は
 ・古文上達基礎編
 ・マーク式基礎問題集古文
 ・マーク式基礎問題集漢文
・鉄緑会東大古典問題集
古文上達基礎編は基礎と言いながら基礎から応用まで幅広い問題が掲載されています。文章も50近くあるので全部解けば古文独特の世界観も理解できるようになっています。
マーク式は河合塾が出版している参考書で、こちらも問題量が多く、マーク問題に慣れることができます。これだけ文章を読むと、たまに模試とかで読んだことがある文章が出てきたりします(自分の時は駿台の東大直前模試の古文の問題がマーク式で出た文章でした)。二つとも丁度いいレベルなのでおすすめです。
最後に鉄緑会の過去問です。これは10年分しかないのに6800円するという強気の値段設定なのですが、はっきり言って6800円でも安すぎるくらい中身がいいです。東大を志望しているか志望していないかに関わらず、読んだ方がいいと言えるくらい、充実した解説と付録(文法解説や単語帳)があります。解説はたった1行の本文に20行ぐらいの解説がついて、本文の解釈の方法(敬意の方向などを使った主語の補いや、複数の訳の吟味)、単語の意味、時代背景、問題ミスの指摘、雑学などがあります。過去問・参考書としてだけではなく読み物として面白いので本当におすすめで、実力が爆上がりします。おすすめです。

•数学
 使った参考書・問題集は
 ・授業で配られた問題集(自分の時はスタンダード(1A2B)、オリスタ(3))
・新数学演習
 ・鉄緑会東大数学問題集
一番大事なのは授業で配られた問題集を解きまくることです。問題数もダントツで多いですし、何より良問がたくさんあります。基礎から応用まで幅広く問題が掲載されているのが特徴で、解答は載っていませんが授業をしっかり聞いたり、先生に質問に行ったりすることでわからないことは無くなるはずです。基礎問題(スタンダードやオリスタで言えばA問題)で躓いているのにより難しい問題集、例えば「やさしい理系数学」や「ハイレベル理系数学」になど手を出すのは絶対にやめた方がいいです。数学に関わらずどの科目でも基礎固めは大事です。自分の実力を過信せず、むしろ過小評価して謙虚に取り組むことが大事だと思います。
次に新数学演習です。これは正直やらなくてもいいと思います。内容としては、それぞれの分野における歴代の難問(良問も悪問もある)をまとめていて、問題数もかなり多いです。ただ、解説が普通では思いつかないような美しすぎる解き方をしていて、一般に思いつくような解き方が掲載されておらず、自分の解き方がいいのか悪いのかがわかりにくいという特徴があります。数学が好きな人は取り組んでもいいかもしれません。
最後にまた鉄緑会の過去問です。古典と違って10年分4600円とボチボチの値段です。これもさっきと同様に中身が濃いです。数学は解き方の発想がかなり大事ですが、多くの参考書ではその発想に至るまでをあまり詳しく解説しません。ですが、この過去問はなぜその発想に至ったのか、どう問題を解釈したのか、問題の意図はなんなのかを詳しく解説していて、しかもそれぞれが非常にわかりやすいです。また解法も一つの問題に最大6個あり、遠回りとされる解法も丁寧に解説しています。東大の過去問では必要条件・十分条件を誤魔化したり、書くべき記述を飛ばしたりしているものが多くありますが(特に赤本)、この過去問はそのようなことは一切ありません。むしろ記述しすぎなくらい丁寧に解いています。鉄緑会の押し売りではありませんが、東大志望の人はぜひ使った方がいい過去問です。

•理科
 使った参考書・問題集は
 ・重要問題集物理・化学
 ・化学の新演習
 ・青本
重要問題集(重問)はおそらく授業で配られるセミナー物理・化学をマスターしたら解き始めた方がいい問題集です。授業で配られることがあるかもしれません(自分の学年は配られました)。これは数学で言えばスタンダードやオリスタに相当する基礎固めに使う問題集です。入試問題の多くは重問にある問題の組み合わせで出題されます。とにかく解いて、基礎を固めるのがいいと思います。
化学の新演習は自分の場合、苦手な分野を重点的に抑えるために使いました。良問も多いですが、クセの強い問題も多いので、全部はオススメしません。しかし、重問よりは難しいので、過去問に取り組むまで時間が余っている人は使ってみてもいいかもしれません。
青本です。物理化学は青本で十分だと思います。ただ物理の青本は40年分あるので使い方に注意が必要です。また化学の古い問題は現在と問題の傾向がかなり異なるので古すぎる問題はしなくても大丈夫だと思います(特に有機が異なる。無機や理論はあまり変化なし)。

•英語
次に使った教材は
・TEDICT
・キムタつの東大リスニングsuper
・標準英文問題精講
・標準長文問題精講
TEDICTは有料のスマホアプリで、¥800買い切りでTEDのスピーチムービーのディクテーションとシャドウイングが無限にできるアプリです。TEDにはTEDedという教育コンテンツがあり、5分ほどのショートアニメで幅広い教養を学べる最高のリスニング教材です。これが内容的にも長さ的にも東大のリスニングに似ているので、TEDedを使ってディクテーションやシャドウイングを行うことを強くお勧めします。本当に使いやすく、難易度も幅広い上に、安いのでコスパ最強のリスニング教材として本当に使った方がいいと思います。
キムタツの東大リスニングsuperは直前期に自分のリスニング能力を確認し、問題の形式に慣れるために使いました。難易度は本番にかなり近いと思います。1回解いたら終わりではなく、何回も聞き直し、聞いただけで意味が大体わかるレベルまで持っていくのが大事だと思います。自分の場合はこのリピートを1.5倍速でやっていました。
標準英文問題精講はかなり難しい和訳の問題集です。値段もそこまで高くないのですが、非常にレベルが高いです。東大ではこのレベルまで必要とされないので東大志望はあまり使わなくていいと思います。どっちかと言えば京大志望が使うべき問題集な気がします。
標準長文問題精講は逆に東大志望は全員使った方がいい問題集だと思います。ちょうどいい長さで難しめの内容の長文が50問ほどあり、これを何周もして速読力を養うのがオススメです。自分の場合は直前期に、問題は解かず、ひたすら英文とその訳を照らし合わせながら周回をしていました。

成績はどのように変化していきましたか?

私はA判定を常に取り続けていたわけではありません。むしろ、B判定やC判定がかなり多かったように思います。さらに1度D判定も取りました。大学別のオープン模試においては最低の判定です。夏は3つの模試を受けてC判定二つとA判定が一つ、秋は四つの模試を受けてAからDの判定を一つずつでした。あまり安定しない成績に一喜一憂していましたが、直前模試を除く最後の模試が終わったときに、このように一喜一憂していては受からないと思い、気を引き締めて勉強を再開したのを覚えています。駿台と河合の直前模試を学校の案内で受けて、そこでの成績を確認した時、以前より成長していると実感しました。また同時に、この勉強法が正しかったのだと実感し、非常に安心しました。この勉強方法を直前期でも続けていけたおかげで私は東大に受かったのだと思います。

合格した大学を教えてください

早稲田大学基幹理工学部、東京大学理科一類

進学した大学を教えてください

東京大学

入学後の大学の印象はどうでしたか?

東京大学にはクラスが存在しています。それは小学校から続くクラスと比較的似ているもので、多くの同じ授業を一緒に受けます。大学にクラスが存在していること自体が非常に驚きでしたが、このクラスというシステムは新入生にとって非常に助かるもので、私のように上京したてで、東京に友達があまりいないような人にとっては新たな人脈を築くいい機会でした。このクラスとともに、五月祭や他の多くの行事を行えて本当に楽しかったですし、今も現在進行形で楽しんでます。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

普通の日々であろうが、受験の直前期であろうが、自分を縛りすぎなかったことです。自分で勉強していて眠くなったら仮眠を取るか、夜だったら寝ますし、お腹が減ったら間食を食べます。自分の体に正直に過ごすことで、ストレスなく過ごすことができ、勉強を続けられたと思います。

最後に大学受験にチャレンジする方々に一言ください!

私は中高6年間塾なし家庭教師なし塾によるオンラインの講座なしで、学校の授業と協力だけで東京大学理科一類に現役合格しました。これは独学で東大に受かったと言ってもいいと思います。この実績を持ってして、私は生徒様の成績を大幅に上げたり、塾なしで東京大学に合格させることが可能です。全力で教えますので、頑張りましょう!!

今回紹介する先生に関する運営コメント

東京大学理科一類に合格された先生です。自分の勉強法を確立することにより、ほぼ独学で合格を手にされました。勉強の進め方を確立したいという方は一度お話を伺ってみてはいかがでしょうか。

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2024.01.26
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