【東大】【文科Ⅲ類】S.Y先生の場合

本記事の目的

本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。

大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。

体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

なんら変哲のない公立の小学生でしたが、公文式で先取り学習は常に行っており、小学校卒業と同時に国語の最終教材を修了しました。このころ漢文の読解が趣味でしたが、皮肉なことに大学受験まで実力が変わらないままでした。小1から楽典も少しだけ独学しており音楽が好きなので、中高時代は吹奏楽部での活動に勤しんでいましたが、高2では加えて文化祭実行委員の副委員長を務めて全体運営に携わりました。現在も音楽活動を続けるほか、人文科学を中心とした諸分野への造詣を深め、文化人類学の探究への登竜門を歩んでいます。

行っていた習い事/部活などはありますか?

公文式、空手

中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?

基本的に学年一位をキープしてましたが、その維持に苦労することもさほどありませんでした。定期試験に関しては中学の頃は平均点95点前後、高1高2では90点前後で推移していました。評定平均は、中学・高校ともに4.5を超えていました。

塾や家庭教師は利用されていましたか?

世界史の過去問演習を効率よく行うために、高3の6月から東進ハイスクールに通っていました。また、同時期から東大特進コースに参加し、現代文、世界史、地理を中心として講座を主にライブ授業で受講していました。

その塾/家庭教師での成績はどうでしたか?

勉強の指針の明確化を図ることができたため、受講していた科目のみならず、過去問演習のスケジューリングに大変役立ちました。また担任・副担任の先生も入試直前期をはじめとして計画立ての確認によく協力してくださり、大変助かりました。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

3.5時間/4.5時間

各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

英語:4月から基本的に過去問演習を分野別で行っていました。(20年分)加えてCNN English Expressを用いてリスニング対策を行いました。

数学:学校の授業での入試問題演習の予復習を中心に行い、月刊大学への数学で追加演習をしました。秋以降は過去問に取り組みました。(15年分)

現代文:学校の講座で1週間に一年分過去問に取り組み、添削してくれる先生と共に各予備校の解答例比較を行い自分の解答の精査をしていました。(20年分)

古典:学校の授業での旧帝大過去問演習の復習をしていました。過去問は直前に3年分だけやりました。

世界史:基礎知識の確認と教科書の複数比較を行いながら過去問に取り組みました。(30年分)

地理:学習進度が遅かったので、10月までは全範囲の網羅とセンター試験過去問に勤しみ、それ以降は過去問に取り組みました。(10年分)

理科基礎:学校の授業での演習のみ行っていました。

使っていた教材/おすすめの教材

東進東大特進コース 東大世界史(荒巻豊志先生)
同 東大現代文(林修先生)
月刊 大学への数学(雑誌)

成績はどのように変化していきましたか?

高1・高2においては全統模試の偏差値は75程で比較的安定していました。高3でも少しだけ成績は上がりましたが大きく変わったことはありません。東大模試はその時の出来不出来の振れ幅が激しく良い時も悪い時もありましたが、概ね良い成績だったと思います。

合格した学校を教えてください

東京大学 
早稲田大学 
明治大学
立教大学
中央大学

進学した学校を教えてください

東京大学

入学後の学校の印象はどうでしたか?

周りの生徒のレベルが高く、講義中あるいは講義後の質疑応答も洗練されたものが多くためになります。とはいえ、生まれながらの天才が多いという印象は抱きません。堅実な努力を続けてこられた方が多いと見受けられます。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

志望校の入試についての情報収集・得点シミュレーションとそれに基づく学習の調整が、入試本番における多少の失敗をカバーできるだけの「作戦立て」として成功したのではないかと思っています。入試問題に立ち向かうことのできる学力を身に付けるところまではほとんどの受験生がやってきます。その先で考えるべきは、「どのような点の取り方をして合格するか」です。過去の合格者のデータを多数参照し、自分の得意・不得意も勘案して目標点と死守点を定め、入試に臨むべきです。

最後に一言ください!

やれることを確実にこなすことは、簡単なようで難しいからこそ大切です。

今回紹介する先生に関する運営コメント

入試に関する情報収集、過去問での演習、これらを重点的に行い入試本番に向けて対策をとられたようですね。難関大に合格するためには、学力を身につけることと並行して、どのように入試に臨むのかを考える必要があるようです。

この先生に勉強を教えてほしい方へ

この先生は、家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に在籍する先生です。

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2020.08.11
株式会社 prd (本社:東京都品川区、代表取締役:金子 貴載、市川 靖裕、以下「当社」) は、スマートレーダーのオンライン指導サービスをリリースいたしました。 当社が独自開発したビデオチャット機能を活用し、これまでスマ...

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