中学受験の過去問が解けない場合はどうする?いつまでに何割取れていれば合格の可能性が高いのか解説します!

小学6年生の秋頃から初めて過去問を解き始めて「点数が合格最低点に届かない」「半分しか点数が取れない」「最初の問題から全然わからない」と焦っているご家庭も多いのではないでしょうか。

中学入試の過去問に初めて取り組んだときに、予想以上に点数が取れないことはよくあることですので、過剰に不安になる必要はありません。

本記事では、中学受験の過去問は、いつまでに何割取れていれば合格可能性が高いのか解けない過去問はどのように対策したらいいのかを紹介します。

過去問をいつからやるべきか悩んでいるご家庭はこちらの記事でいつから取り組むべきか、その理由も含めて詳しく紹介しています。あわせて参考にしてください。

中学受験の過去問はいつから?目的から効果的な過去問演習のやり方まで徹底解説!

合格点に届かなくても焦らない!

まず、皆さんに頭に入れておいていただきたいことは、「過去問演習の初回は合格点に届かないことが当たり前!」ということです。

中学入試の過去問は非常にレベルが高いため、初回で半分しか取れないことは珍しいことではないです。たとえ3割しか取れていないとしても、志望校合格をあきらめる必要はありません。ただし、3割を下回るようでしたら今までの勉強のペースでは合格は難しいため、勉強時間を増やしたり、一層集中して勉強したりするなど危機感を持って勉強をする必要があるでしょう。

いつまでに合格点の何割解ければいいのか?

志望校のレベルやお子様の成長率にもよりますが、11月中には最低でも合格点の5割12月中には合格点の7割以上を目指し、1月中には合格点に届くようにしましょう。

もちろんこのペースを上回ることができればいいですが、たまたまそのときの過去問と相性が良かった可能性もあるので、たとえ合格点を超えたとしても油断しないようにしましょう。

もし、このラインに届いていない場合に、すぐに志望校を変えようとしたり、お子様に危機感を持たせるために厳しく指導したりするのは逆効果かもしれません。

ギリギリ滑り込みで合格するお子様は、毎年多くいます。最後まであきらめずに、塾や家庭教師を活用し、入念に分析をして、対策を取りましょう

過去問が解けない時の対応方法

過去問が解けない場合の対応方法について、次の2通りに分けて解説します。

・問題が解けず、点数が取れない場合
・問題は解けるが、時間が足りない場合

問題が解けず、点数が取れない場合

過去問の問題が解けない場合は、まず解けなかった問題を分析する必要があります。

基礎問題が解けていなかったり、苦手分野がある場合は、問題集などで基礎の復習を行うことが必要です。

計算ミスや勘違いで不正解となっている場合は、試験中に検算や解き方の確認をするための時間を取ることも重要です。

問題は解けるが、時間が足りない場合

過去問で時間が足りなくなるときは、問題を解くスピードが遅い場合や、難しい問題に時間をかけ過ぎてしまっている場合があります。

まずは過去問を解くときに、問題ごとにかかった時間をメモして、なぜ時間が足りなくなったのかを分析してみましょう。

単純に1問にかける時間が長い場合、普段の問題演習でも時間を常に意識するようにして、速く問題を解く感覚を養うことが重要です。

難しい問題に時間がかかっている場合は、時間配分を意識して、簡単な問題から解き始めるなどの工夫をして、試験での時間配分に慣れていきましょう。

中学受験の過去問対策のポイントは?

いつまでに何割解ければいいのかの目安を紹介しましたが、中学入試の過去問が解けないことは大きな問題ではありません。過去問演習の目的は合格点をとることではなく、志望校の「傾向を知る・慣れる・対策方法を知る」という点が重要なのです。

過去問演習に取り組む前に必ず知っておくべき過去問演習の目的や、効率的な過去問演習方法、受験対策についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。解けないことに頭を悩ませる前に、本来の目的に沿った形で過去問演習が出来るよう、参考にしてみて下さい。

中学受験の過去問はいつから?目的から効果的な過去問演習のやり方まで徹底解説!

中学受験の過去問対策ならスマートレーダー !

8,000人を超える難関中学出身の家庭教師から自分の中学出身の先生を選べる

スマートレーダー 家庭教師

スマートレーダーでは8,000人を超える先生方が登録されていて、難関中学出身の先生も多数在籍しています。

難関中学に合格したもののなかなか新しい環境に馴染めず、テストで思うような成績を取れない場合でも、スマートレーダーなら同じ中学出身の先生をすぐに見つけることができ、依頼をすることができます。

勉強面に関して、分からないところの質問はもちろん、中学受験後をどのように過ごしていたかや、志望する高校や大学に向けてどのような対策を行ってきたのかなどより具体的なアドバイスを受けることができます。

また、同じ中学の先輩だからこそ聞ける、その学校ならではの過ごし方や、どのような学生生活を過ごしていけばいいかなど、勉強面以外のでの相談も行うことができます。

オンラインで地方の方でも指導が受けられる!

スマートレーダーはオンライン指導にも対応しております。オンライン指導を利用すれば、地方にお住いの方であっても、ご自宅にいながら指導を受けることが可能です。地元の難関中学を志望している方や、地方から都心部の中学校を受験しようと考えている方に特におすすめです。

直前期の利用にぴったり

スマートレーダーは、1回1時間からの利用が可能です。そのため、直前期で時間があまり残されていない中、スポット利用や、短期間での利用をすることで、効果的な対策をすることが出来ます。過去問演習でどうしてもわからなかった問題の解説をしてほしい、苦手な単元だけを集中して対策したいという場合に便利ですので、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

他の注目記事