【パターン別】成績を上げたいときに必ず意識すべきポイント

「真面目に勉強しているのに成績が上がらない」
「成績を上げたいけれども、なにから始めれば良いのかわからない」

と成績やテストの点数に悩んでいる中学生や高校生は多いのではないでしょうか。

特に、テスト直前や入学試験直前に成績が思うように上がらないと、とても焦りますよね。

今回は、「成績を上げたいときに必ず意識すべきポイント」を【パターン別】にご紹介します。

あなたの置かれている状況や目的に照らし合わせて、これらのポイントを意識した勉強をすることでより効果的な勉強をすることが出来ます。成績が伸び悩んでいる方、短期間で結果を出さなくてはならない方は見逃せない情報満載です!

成績を上げるためにまず必要な事3選!

教科書や参考書の内容をノートにまとめ直すのはムダ

成績を上げるためには、「なぜ成績を上げたいのか」、「最終的に目標とするところは何なのかをしっかり認識することが重要です。ただ成績を上げたいと思っているだけでは、はっきりとした目標が無いのでどのように対策するかが定まりませんし、勉強を始めるモチベーションも起こりにくいです。

目標設定無しに、無闇やたらに勉強する時間だけを増やしたところで、非効率的な勉強に時間を費やしてしまい、「あんなに勉強したのに思ったよりも成績が伸びてない…」という事態に陥ることもしばしばです。身に覚えがある方も多いかと思いますが、目標を意識した対策をしっかりすればこのような事態は防げます。

まずはこれから紹介することを意識して、対策をしていきましょう。

1.目標を決める

「次のテストで学年内総合順位10位以内に入る」、「〇〇大学に入学する」等、自分が本当に達成したい目標を決めましょう。この目標があいまいであったり、簡単に達成できるものであったりすると意味がありません。

「絶対に達成するんだ!」と思える目標を最初から決められるとベストですが、難しい場合はひとまずは仮の目標でも構いません。勉強を進めていくことで自分が達成したい目標が見つかることもよくあります。

また、目標が決まったら紙に書き、机の前などいつでも確認できる場所に貼っておきましょう

目標を紙に書くことに関する研究結果はいくつかありますが、いずれも効果が絶大であることがわかっています。

2.対策すべきことを確認する

目標が決まったら、今の成績や模試の判定等と目標から逆算して対策すべきことをまとめましょう。たとえば、目標が「○○高校に入学する」で、入学試験で数学の配点が高くなっている場合には、数学に注力するのが目標達成への近道となります。目標達成までの最短距離を考えて対策事項を決めるのがここでのポイントです

苦手な分野がある場合には、勉強法に問題があることが多いです。勉強量をどれだけ増やせばいいのかを検討したり、参考書のレベルを見直す、塾に通う・家庭教師をお願いしたりする等、今までとは違う打ち手を考える必要があります。

3.目標を分解し計画に落とし込む

対策すべきことが見えてきたら、目標を小さく分解し、計画に落とし込みましょう

例えば、志望校に入学するというのは大きな目標なので、目標達成までの中間地点を作るイメージで、「定期テストで90点を取る」や「英単語を毎日30個ずつ覚える」のように月ごとや週ごとの短期間で達成できる目標に落とし込みましょう。

自分で建てた目標を達成していくことでモチベーションの向上につながり、達成癖がつくので自信にもつながります

ここで注意するべきなのは「高すぎる目標」にしない事です。高すぎる目標を掲げると失敗しやすく、それによって自信を失ってしまうこともあります。

自分の現在の状況にあった無理のない、少し背伸びした目標を立て、達成していきましょう。

成績を上げるために日頃から意識するポイント8選!

知識の定着には頻繁な問題演習が不可欠

ここまで勉強計画の大きな枠組みの建て方を紹介してきました。ここからは、より具体的に、成績を上げるために普段から意識すべきことを8つ紹介します。これらを日々の生活に取り入れ、徹底することで成績の向上を目指しましょう。

1. 勉強を習慣化する

勉強を習慣化することの強みは勉強を始めるまでのハードルがぐっと低くなることです。完全に習慣化してしまえば時間が来たら自動的に勉強を始められるようになり、勉強を始めるまでのダラダラする時間が無くなります。そのため成績を上げるためには勉強の習慣化が必要になってきます。

勉強をうまく習慣化するには生活に紐づけることが有効です。学校から帰ってきたらすぐや、夕食を食べ終えた後など、毎日必ずすることに関連付けてルール化するようにしましょう。

現時点で習慣化できていない人は、毎日決まった時間に30分勉強するところから始めて、少しずつ時間を増やしていくようにしましょう。

2. 時間やタイミングによって効率の良い勉強をする

1日の時間帯や、スケジュールによって適した勉強は変わってきます

例えば、午前中は脳がすっきりしているため、数学など思考力を要する科目の勉強に適しており、睡眠前の2時間は記憶効率が良くなるため暗記系の勉強に向いています。加えて、移動時間や休憩時間など、ちょっとしたスキマ時間には手軽にできる暗記系の勉強が向いています。

まとまった時間があるときのみ演習問題をし、解きっぱなしにするのではなくなぜ解けなかったのかを振り返る、解説まで理解することをセットで行うようにしましょう。

効率的に勉強を進められるように、その時々に合った勉強をすることを心がけましょう。

3. 不明点はすぐに先生に聞く

授業でわからなかった点は授業中か、難しければ授業が終わったらすぐに質問するようにしましょう。わからないものをわからないままにしておくと、どんどん積み重なってしまい後に続く分野もわからないという事態になりかねません。

時間が経てば経つほど分からない部分の解決は困難になっていきます。わからないところはすぐにメモしておき、いつでも質問できるようにしておきましょう。

4. 宿題と復習を徹底する

人は1日経つと覚えたことの半分以上を忘れてしまい、1週間後にはほとんど忘れてしまうと言われています。なので授業で習ったことは時間が経たないうちに復習することをおすすめします

また、授業ではわかったつもりになっていても、いざ人に説明しようとしたり、宿題をしてみたりするとわからない点や疑問点が出てくることも多いです。このような場合はすぐにメモしておき、すぐに解決できるようにしましょう。

5. 予習をする

授業でわからない点が多いという方は予習をすることをおすすめします。予習をすることで初めからわかる事とわからない事を整理しておくことができます。授業の際にわからない点を集中して聞くことができますし、質問もその場ですぐにできるようになります。

理解が追い付いてないまま授業が進み、どんどんわからなくなってしまうという場合には予習を必ずしましょう。

6. 応用へ進む前にしっかりと基礎固めをする

基礎を十分に理解していないのに、応用問題にいきなり挑戦する人がいますが、これは危険行為です。問題が解けないと苦手意識が生まれかねず、仮に解けた場合でも、分かったつもりのままになりかねません。余計に苦手を作らないためにも、まずは基礎問題をしっかりと解けるようにし、基礎が固まったら応用問題に取り組むようにしましょう

7. 解けない問題をしっかり対策する

問題演習をする中で、解けない問題は必ず何度も反復するようにしましょう。なぜ解けなかったのかを振り返り、解説を理解するまでをセットにして勉強しましょう。解説を理解できたとしても、もう一度解けるかどうかは別の問題です。解けなかった問題には印をつけ、1度解けたとしても油断はせず、時間をおいてまた解いてみるようにしましょう。

解けない問題を1つずつ潰していくことで実力が養成されますし、自信にもつながっていきます。

8. 自分に合った勉強スタイルを見つける

勉強を進める中で、どうしても自分にあわない・成果が出ない勉強方法は出てくると思います。もちろん、ある程度の期間続けてみることも大事ですが、それでも合わないと感じたら、違う教材を探したり、取り組み方を変えたりして、いろいろな方法を模索しましょう。

わかりやすい参考書、解説サイト、動画など、勉強の仕方は1通りではありません。自分に合った方法で効率的に成績を上げていきましょう。

定期テストで成績を上げる方法3選!

これまで全般的な成績を上げる方法について述べましたが、ここからは定期テストでしっかりと成績を上げるために必要なことを紹介します。

1. 2週間前から計画を立ててテスト勉強を始める

テスト範囲がわかったらすぐに計画を立てるようにしましょう。どの科目にどのくらいの時間を割くのか、提出課題にはいつ取り組むのかなどを考え、1日1日の計画に落としていきましょう。

ここでのポイントは、計画を綿密に練りすぎないということです。あまりに詰まった計画を建てると、計画からずれた時に修正がしづらく、思い通りに勉強が出来なくなることが多いです。計画はあくまで目安だと考えておくのが良いでしょう。

また、計画を見直すことも時には必要です。計画通りに進んでいればいいのですが、勉強を進めるにつれて計画からずれることはよくあるので、それを修正する時間を取ったり、今後の計画を練り直したりすることでより良い準備をすることが出来ます。

2. 期末テストは実技4教科もしっかりと

期末テストでは主要5教科に加えて実技4教科のテストも実施され、内申点にも大きく影響します。受験に使う5教科に注力したくなる気持ちもわかりますが、実技教科の試験は暗記で対応できることが多く、勉強した分だけ効果は出やすいです。しっかりと時間を取って対策するようにしましょう。

3. ノートのまとめは行わない

テスト前に授業のノートをまとめ直す行為は、時間がかなりかかる上に、きれいにまとめることにばかり意識が向いて内容が頭に入っていないことが多く、効果が薄いです。それに時間をかけるよりも内容の理解や、暗記事項の把握することに集中したほうが効果的です。

すでに要点がまとまっている参考書も販売されているので、より多くの時間を学習に充てたいなら市販の参考書などで勉強することをおすすめします

受験で成績を上げる方法3選!

学校での成績の上げ方をこれまで述べてきましたが、受験対策となると志望校によって成績を上げる方法は異なってきます。模試で自身の成績を確認した上でしっかりと対策し、成績を上げていきましょう。

1. 志望校の受験科目を把握する

早い段階から志望校や受験科目が定まっていれば、それだけ注力する時間も多く確保でき、他の受験生と差をつけやすくなります。また、丹念に入試傾向を分析したり、効率よく過去問演習をしたりすることができるので入試での成功率を高めることが出来ます。

苦手な教科に関しても、「この科目を頑張れば合格に近づける」というモチベーションもできるため、志望校が定まったら受験科目を把握し、対策を練るようにしましょう。

2. 苦手科目もしっかりと対策する

得意科目で高得点を狙い、苦手科目で全然点が取れなくても合格できるようにするというのは難しく、現実的ではありません。

90点を100点にするよりも50点を60点に伸ばす方が簡単ですし、一度理解してしまえばぐっと得点が伸びることもあります。苦手科目は言い換えれば伸びしろの塊です。やればやるほど合格が近づくので対策はしっかりと講じるようにしましょう。

3. 模試で現在の状況を把握し対策する

模試は定期テストと違い、範囲が広く短期間での詰込み学習では十分な対策にはなりません。そのため、志望校合格までの現在地を確認するためには模試の成績が一番参考になります。

判定が良いのに越したことはないですが、判定を気にしすぎるよりも、出来なかった問題を出来るようにすることの方が大切です。時間配分を誤ったのか、単純に実力が足りなかったのかなど模試受験時に解けなかった理由を分析し、次につなげるようにしましょう。特に自分が出来ていないが他の受験生が出来ている問題は注意して復習するようにしましょう。

まとめ

ここまで、「【パターン別】成績を上げたい時に意識すべきポイント」と題して、様々なポイントを紹介してきました

かなりの数を挙げたので、全部やるのは無理かも…と思ってしまうかもしれませんが、自分に出来そうなことから少しずつ始めてみましょう!

ポイントは分かったけど自分一人ではもうどうしようもないという方には、家庭教師など他の人の助けを借りるのも一つの手です。

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