成績を上げたいときに意識すべき10のポイント

「真面目に勉強しているのに成績が上がらない」
「成績を上げたいけれども、なにをすれば良いのかわからない」

と悩んでいる中学生や高校生は多いのではないでしょうか。

特に、受験直前に成績が上がらないと、とても焦りますよね。
今回は、「成績を上げたいときに必ず意識すべき10のポイント」をご紹介します。

これらのポイントをおさえれば、間違いなく成績は向上します!特に成績が伸び悩んでいる中学生、高校生の皆さんは必見です。

成績を上げたい時に必ず意識すべき10のポイント

1. 成績を上げるには、まとまった量の勉強時間が必要だと理解する

大前提として、成績を上げるにはまとまった量の勉強時間が必要です。確かに勉強の効率は大切ですが、それ以前に勉強時間の絶対量が足りていない人は非常に多いです。
成績を上げたいのであれば、 まず勉強時間が必要であることを理解してください。

さっそく、勉強時間を増やせないか検討してみましょう。必要な勉強時間は一人ひとり異なりますが、多いに越したことはありません。スマホやテレビを見る時間を削ったり、通学時間を勉強にあてるなどして、時間を確保してください。

そもそも勉強する習慣がついていない人は、教材を開いて眺めることから始めてみてはどうでしょうか。そこから徐々に勉強時間を増やしていけば良いのです。

2. 無駄なノートまとめをやめる

教科書や参考書の内容をノートにまとめ直すのはムダ

時間を確保できたら、勉強の効率をあげていきましょう。

まず、ノートの取り方から見直します。成績が上がらずに悩んでいる人の多くが、ノートまとめに無駄な労力を使っています。

基本的に、教科書や参考書の内容をノートにまとめ直す行為はムダです。そんな時間があるなら、内容を暗記することに集中すべきです。教科書の重要な部分は、ノートに書き直さずとも蛍光ペンでマークしておけば十分ですし、既に内容が綺麗にまとまった参考書もたくさん売られています。

綺麗な字でノートをとったりカラフルに色付けする必要もありません。自分で内容が分かれば十分です。

3. 合わない教材はすぐに変える

学校で配布された教材を、何も考えずにそのまま使い続けている人は注意してください。参考書や問題集は、一人ひとり合うものが違いますし、内容が良くないものも多く存在します。

教材が自分に合っていないのは致命的です。「どうもこの教材は使いづらいな」と感じたら、すぐに本屋さんに行って他にもっと良い教材がないか探しましょう。

以下の、「東大・東工大・一橋大生が厳選した最高の大学受験参考書」の記事に、おすすめの参考書が紹介されていますので、参考にしてください。

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4. 教材のレベルを下げる

教材を選ぶ上で重要なポイントの1つは、「少し優しすぎる」と感じるくらいのレベルのものを選択することです。

成績が上がらない時は、基礎的な内容を理解できていない場合がほとんどです。難しい問題に早く挑戦したい気持ちはわかりますが、優しすぎるくらいのレベルから、じっくりやり直すことが、結局は成績を確実に上げるための近道になります。

また、優しいレベルの教材は比較的容易に終わらせることができますので、達成感を得やすいのもメリットです。

もちろん、志望校のレベルより低い教材を延々とやり続けるだけでは合格は難しいため、時期をみて計画的にステップアップする必要はあります。

5. 頻繁に問題演習を行う

知識の定着には頻繁な問題演習が不可欠

授業を聞いたり、教科書や参考書を読んで内容を覚える時は、内容を忘れないうちに関連する問題を解くことが重要です。少なくとも、その日に覚えた内容の関連問題は、少しで良いのでその日のうちに解きましょう。

読んだり授業を聞いたりノートを取ったりするだけでは、自分が思っている以上に頭の中に残りません。頻繁に問題を解いて復習することで、定着率は飛躍的に向上します。

6. とにかく解ける問題を増やすことを考える

実際のところ、受験で純粋な思考力を問われることはあまりありません。ほとんどの場合、(たとえ数学であっても、)頻出問題の暗記で対応できてしまいます。「とにかく、解ける問題を増やす」という意識を持ってください。

解ける問題を増やすために重要なのは、復習です。たった1度の問題演習で全ての解法を覚えることは出来ません。解けなかった問題は放置せず、できるまで何度も繰り返しましょう。

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7. 広く浅く、何度も繰り返す

繰り返しになりますが、復習は大切です。この時、「復習の頻度」にこだわってください。つまり、短時間に何度も繰り返すことが大切、ということです。

例えば100個の英単語を覚えるのであれば、1日に10個ずつ10日かけて覚えるより、1日で一気に100個を見て、これを10日間繰り返した方が良く定着します。

1度に覚えきることにこだわらず、何度も繰り返して覚えるように意識しましょう。

8. 小さな目標を立てる

志望校合格を目標として勉強している中学生、高校生は多いと思います。これは非常に良いことですが、数か月~数年先の目標に向かって走り続けるのはとても大変です。

目標が遠すぎるため、日々の小さな進歩では目標に近づいた実感を得られませんし、受験を終えるまで達成感を味わえません。

おすすめは、「2週間~1ヶ月後の小さな目標」を設定することです。このくらいの期間で目標を設定すると、自分の進捗が把握しやすいですし、こまめな達成感が長期的なモチベーションの維持につながります。

9. 塾、予備校、家庭教師を利用する

塾、予備校、家庭教師といった受験のプロの助けを借りるのは有効な作戦

努力を続けてもなかなか成績が上がらない場合、他の人のサポートを得た方が良いでしょう。一般に、塾や予備校、家庭教師は学校の授業と比べて質の高い指導が可能です。

塾(予備校)と家庭教師には一長一短があります。塾には合格実績に裏付けされた良質の教材やカリキュラムがある一方、家庭教師は一人ひとりに寄り添った指導が可能です。

一般に、基礎力に不安があったり勉強の習慣がついていない場合は、家庭教師による個別指導が良いでしょう。詳しくは、スマートレーダーブログの「徹底比較!家庭教師VS塾」の記事をご覧ください。

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10. 壊れる前に休む

一所懸命に努力を続けても成績が上がらない場合、肉体にも精神にも非常に強いストレスがかかります。これが続くと、体を壊したり、心がポッキリと折れてしまうことがあります。

そうならないためにも、適度に休みましょう。勉強と引き換えにそれ以上大切な物を失ってもいけません。辛いと感じたら、まずはゆっくり寝て、周りの人に相談してください。

また、高校生であれば浪人を過度に恐れる必要はありません。確かに、現役で合格できるに越したことは無いですし、浪人したからといって志望校に合格できるようになるとも限りませんが、「浪人=人生終了」ではありません。

プレッシャーがかかりすぎると勉強の効率が落ちますので、ぜひ前向きな気持ちで勉強に取り組むよう意識してください。

なにから始めれば良いか分からない人へ

今回は、「成績を上げるために必ず意識すべき10のポイント」をご紹介しました。このポイントをおさえることで、間違いなく皆さんの成績は向上します。

そうはいっても、「結局、自分は何から始めれば良いの?」と思っている方はいらっしゃるでしょう。その場合は、是非信頼できる人からアドバイスをもらってください。

スマートレーダーには、東大、京大、東工大、一橋大、阪大に在籍している超優秀な先生が多数在籍しています。皆様の悩みに丁寧にお答えしながら、成績向上のサポートをいたします。

成績が上がらずに悩んでいる方は、ぜひこの機会にスマートレーダーを利用してはいかがでしょうか。

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