1月・2月の中学受験本番まで残り数ヶ月から数週間。この中学受験直前でどのような勉強法を実践するか、どのような過ごし方をするかは受験の結果に大きな影響を与えます。
しかし、本番が直前に迫ると緊張や焦りからどのように勉強したら良いかがわからなくなってしまうという方が多いのではないでしょか?
また、直前期は親御さんもナーバスになり、お子様にいろいろな気遣いをされるかもしれませんが、それが逆にお子様にプレッシャーを与えてしまうということもあります。
そこで本記事では、以下の内容について解説します。
- 中学受験直前期の勉強法
- 中学受験直前のお家での過ごし方
受験直前を制するものは中学受験を制します。本記事を参考に合格のために近づく勉強法や過ごし方を実践しましょう!
中学受験の12月の過ごし方については「中学受験直前期の12月の過ごし方は?現役家庭教師が解説!」の記事に詳しく書いていますので、ぜひご参照ください。
Contents
中学受験直前の勉強法は?ここだけは押さえよう!

まずは、中学受験直前にするべき勉強法をご紹介します。受験本番が直前に迫ってどんな勉強をすれば良いのかわからなくなってしまった場合や直前期で成績をのばしたい場合は参考にしてみてください。
直前期はこれまでの総復習が基本!
受験直前の時期にするべき勉強法を一言で表すと「徹底復習」です。
受験生の皆さんはこれまでに、基礎から応用・過去問演習まで長い時間をかけて学習してきたはずです。
そのような志望校合格のために十分な準備をしてきた方々は直前にとにかく徹底的に復習することが重要です。
受験では必ずしも全ての問題を解けるようになる必要はなく、7割程度の得点を取れていれば合格できる場合がほとんどです。そこで重要になるのが「自分が解ける問題を取りこぼすことなく解答する」ということです。
そのために必要なのが「徹底復習」という勉強法なのです。今まで勉強してきたことの復習をしっかりと行って「今までに解いたことのある問題は絶対に間違えない」というレベルまで復習しましょう。
このように徹底復習を行うことで、取れる問題を取り切る力を身につけることができ、受験合格を掴み取るチャンスが高まります。
特に過去問の復習に力を入れよう
復習すべき内容はたくさんあるためどこから手をつけたら良いかわからないという方が多いと思いますが、最も重要なのは過去問の復習です。特に過去3年分の過去問の復習は必須です。
一度解いたことがある問題だから再度やる必要はないと思う方もいるかもしれませんが、受験直前の過去問の復習は非常に重要です。
過去問を復習する際には
- 志望校の出題傾向
- 志望校の問題形式や試験形式
- 当日の時間配分
を改めて確認するようにしましょう。直前の段階でこれらを確認することで受験当日のイメージをつかむことができ、合格に一歩近づくことができるはずです。
また、あえて一度解いたことのある過去問を解くということは、お子様の自信にもつながります。一度解いた過去問であれば問題や解法を覚えていることが多いためきっと合格点を超えることができるでしょう。直前に志望校の過去問で合格点を取ることができたという事実は間違いなくお子様の自信につながります。
受験ではメンタルが結果に大きく影響を与えます。自分に自信をつけさせるという面でも、直前にもう一度過去問を解き直すという勉強法は重要です。
直前までに対策が不十分の場合は?
受験生の中には、直前期になっても勉強が不十分でまだ第一志望への距離が遠いという方やまだ過去問演習が進んでいないという方もいるかと思います。
そのような場合も決して焦る必要はありません。やはり復習を中心にしながら、過去問演習を進めていきましょう。
ただ、どうしても本番までの時間が限られてきてしまうので効率よく勉強を進める必要があります。ですので、家庭教師などを活用して短時間で徹底的に勉強を行うことがおすすめです。
暗記科目は直前の勉強が効果的!
受験直前で最も成績が伸びる科目は理科や社会といった暗記科目です。
暗記科目では、覚えたら覚えた分だけ得点力アップにつながりますので、直前の勉強法としてはもっとも効率的である可能性が高いです。
そこで、理科と社会の直前のおすすめ勉強法をご紹介します。
理科の勉強法
理科の場合は通常の過去問の復習に加え、生物や地学に特化して暗記を続け、知識を増やしていくことがおすすめの勉強法です。
しかし理科は生物・地学だけでなく、化学・物理分野も得点できるようにならないと合格には近づけません。
直前だからといって生物と地学の暗記に全力を注ぐのではなく、理科の4科目を総合的に勉強するようにしましょう。
社会の勉強法
社会も暗記で対応できる内容が多いため、直前の追い込みが効果的です。
社会科目を暗記する際に重要なのが、単語を覚えるだけにしないということです。一つの単語を覚える際にも、しっかりとその意味を理解して他の知識と関連付けながら暗記することを心がけましょう。
また、中学受験では時事問題も出題されるので、それについての知識を深めることも重要です。
ニュースを見ることや新聞を読むのはもちろん大事ですが、小学生の情報収集を考えるとそれだけでは不十分になる可能性もあるのが実情です。また、問題が作られた地点より前の出来事しか出題されません。そのため、おおよそ8月より前の出来事の出題が多いです。その期間の親御さんが集めた情報をお子様に伝えるという方法も重要です。
中学受験直前の過ごし方は?

受験直前では、日常の過ごし方を考えることも重要になります。それではどのような過ごし方をすれば合格に近づくことができるのでしょうか?
体調管理が第一
体調不良で試験を受けられなければ元も子もないため、受験直前は体調管理に力を入れることが大切です。特に今は新型コロナウイルスが流行しているため、例年以上に体調に気をつけることが必要になっています。
ここでいう体調管理とは「睡眠時間をしっかり確保すること」や「バランスのよい食事をとること」などが挙げられますが、これらのことは親御さんの協力が必要不可欠です。
また、受験生本人ではなくご家族の誰かから風邪やインフルエンザに感染してしまうという可能性もあります。
受験は受験生だけの戦いではありません。ご家族全員で体調に気をつけ、受験生をサポートしながら受験に臨むという姿勢を持つようにしましょう。
「いつも通り」の過ごし方が重要
次に重要なのは、お子様にプレッシャーを与えないようにすることです。
そのために必要なのが「いつも通りに過ごす」ということ。
受験直前は親子共にナーバスになってしまうため親御さんの声の掛け方が変わってしまったり、食生活が変わってしまうなど、どうしてもいつもと違う過ごし方になってしまいがちです。
しかし、お子様はそのような変化を敏感に感じ取ってプレッシャーを感じてしまいます。プレッシャーが募ると受験当日で自分の力が発揮できなくなってしまいかねません。
なるべく平常心をもって接し、特別なことを無理に行わないよう心がけましょう。
保護者がやるべきサポートについて以下の記事に詳しく書いていますので、そちらもぜひご参照ください。
直前期の勉強ならスマートレーダーの活用がおすすめ
中学受験直前の学習を家庭教師にサポートしてもらうなら、スマートレーダーが特におすすめです。
自宅で安全に授業がうけられる。
スマートレーダーでは指導場所を自由に選ぶことができます。もちろん自宅を指導場所にすることも可能です。
自宅で志望校対策を指導を受けることができますので感染対策もバッチリです。
苦手分野の徹底指導が可能
スマートレーダーは受験直前の苦手分野の徹底指導に最適です。
家庭教師は塾と違い、自分自身の苦手分野や進捗状況によって個別でカリキュラムを設定することができます。過去問対策や苦手分野潰しなど、受験直前の徹底指導をスマートレーダーで行って志望校合格を目指しましょう!
志望校出身の先生を指名できる
家庭教師スマートレーダーは、志望校出身の先生を検索できるので、志望校に合わせた勉強の対策はもちろん、当日の様子や入学後のことなど、リアリティのある話を聞くことで漠然と思い描いている中学校生活が一気に現実的に想像できるはずです。具体的な話を聞くことで、モチベーションの向上や維持に役立つでしょう。

直前期の追い込みなど短期利用にぴったり!
スマートレーダーでは授業1回1時間から契約を結ぶことができます。その授業ごとに、契約を結ぶ形式となっていますので、短期的な利用や単発での利用をするのにぴったりです。
中学受験直前期の最後の追い込みや、受験に関する不安を解消するための短期利用などにおすすめです。これを機にスマートレーダーを利用して、最後の調整をかけましょう。
まとめ
本記事では、中学受験直前の勉強法や過ごし方についてご紹介しました。
受験直前は合格を掴み取るために重要な時期です。家庭教師を活用することで大幅な成績アップも狙えるのでスマートレーダーの活用も検討してみましょう