東京の中学受験塾を徹底比較!各塾の特徴、費用や自分に合った選び方を解説!

中学受験においてお子様をどの塾に通わせるかは、受験結果を左右する大きな要素になります。しかし、中学受験塾には多数の選択肢があるため、どの塾に通わせるべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では東京にある中学受験塾を10校紹介し、それぞれの塾の特徴、費用や自分に合った塾の選び方を比較してご紹介します。

また、関東と横浜の中学受験塾はこちらの記事で紹介しています。合わせてご覧ください。

関東の中学受験塾を徹底比較!各塾の特徴、費用や自分に合った選び方を解説!

横浜(神奈川)の中学受験塾を徹底比較!各塾の特徴、費用や自分に合った選び方を解説!

大手中学受験塾の特徴や雰囲気をご紹介

東京に多くの校舎を展開するサピックス(SAPIX)早稲田アカデミー四谷大塚日能研は大手中学受験塾としてよく知られています。しかし、最近ではグノーブル(Gnoble)エルカミノ希学園、栄光ゼミナールといった塾にも多くのお子様が通われており、実績も伸ばしてきています。また、enaSPICAといった特色ある塾も注目されています。

お子様に合った塾を選ぶことはモチベーション維持や効率的な成績アップにつながります。それぞれの塾の特徴や雰囲気を紹介していきます。

サピックス(SAPIX)

特徴授業スピードが早く、かつ非常にハイレベルな内容を扱う
目標レベル最難関校~難関校
校舎東京:
東京、中野、吉祥寺、国立、渋谷、自由が丘、大井町、白金高輪、白金台、東麻布、用賀、
成城、仙川、下高井戸、永福町、高田馬場、練馬、王子、巣鴨、茗荷谷、お茶の水、豊洲、
晴海、町田

サピックスの特徴

サピックスは、渋谷や吉祥寺、大井町などに校舎を持つ首都圏の中学入試において高い合格実績を誇る塾で、内容が非常にハイレベルであることが特徴です。開成や筑駒といった難関校志望者を主なターゲットにしていて、ついていけなくなるお子様も少なくないほど授業の進度が早いです。

生徒のレベルによってクラスが分けられており、月に1回行われるマンスリーテストと年に3回行われる組分けテストでクラスが決まります。特に組分けテストはクラスの変動幅に制限がないため、一番上のクラスから一番下へ落ちてしまうことや、逆に一番下から一番上まで上がることもできます。クラスによって授業内容も異なるため、この組分けテストの結果が受験結果に直結するとも言われます。

サピックスの雰囲気

ハイレベルな塾であるため生徒同士・教室の雰囲気を不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にサピックスに通塾していた方へのアンケートでは「多くの友達ができた。楽しかった」と言った声が多く聞かれ、決して生徒同士は堅苦しい雰囲気ではないようです。ただ、授業のスピードは早く、宿題の量も難しいものがたくさん出るため、難関校志望で自分や家庭で学習をきちんと管理できるような方がサピックスには向いています。

サピックスの良かった点

実際にサピックスに通っていた方にアンケートを取り、サピックスの良かった点についてお伺いしました。ぜひ参考にしてください。

回答者1

何回も同じ単元を復習できるようなカリキュラムになっており、授業や家庭学習のテキストをこなしていけば自動的に学力がのびていく実感が持てた。周りもハイレベルな生徒で、競争心を持って授業に臨めた。とにかく沢山の問題を解き、アウトプットする機会が多かったのが定着に繋がったのだと思う。

回答者2

上位校を受験する子どもが多く通っていて、実績もあったため、塾の持っている志望校対策のための情報が多く、有益であった。また、志望校の最寄りの校舎なだけあってその学校対策に特化した講師陣が手厚く学習の指針を示してくれた。

回答者3

生徒を競わせるような制度が整っておりゲームのような感覚で受験に取り組めた。沢山のテストがありそれに向けて毎週毎週取り組むので細かいスパンで自分の立ち位置を知ることが出来た。またテキストも充実しており直前期までとても役に立った。

サピックスについては、下の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

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早稲田アカデミー

特徴宿題は多いがサポートは手厚い
目標レベル難関校〜中位校
校舎関東に約160校
荻窪、錦糸町、渋谷など

早稲田アカデミーの特徴

早稲田アカデミーは、荻窪や錦糸町に校舎を持つ中学受験塾で千葉や埼玉にも校舎を展開しており、特徴としては面倒見がよいところが挙げられます。

授業に関しては、学力別に少人数で組まれており、同じレベルの学生の生徒を集めることで、仲間と切磋琢磨しながら競い合える環境が用意されることが特徴と言えます。また、授業のレベル感としてはサピックスよりも少し下の難関校志望向けの塾となっています。

また、宿題に関しては、早稲田アカデミーもサピックスと同様、宿題の量が多い特徴がある塾として知られていますが、もちろん量だけを課すわけではありません。その後のサポートを重点的に行い、質を担保していることで生徒の成績向上を図っています。

一人ひとりの宿題を担当講師師がチェックをし、生徒のレベルに合わせて宿題の量や範囲の調節をしてくれるいわばオーダーメイドの課題設定を行ってくれます。

早稲田アカデミーの雰囲気

早稲田アカデミーはアットホームであるものの、体育会系のような雰囲気を持った塾と知られており、「私語のない緊張感のある授業」をスローガンとして掲げています。私語が多く、授業の妨げをしていると判断される生徒に対しては厳しい態度を取ることも多いようです。

特徴的な雰囲気を持っている塾ですので、もちろん指導レベルは疑う余地は無いものの馴染める子と馴染めない子の差がどうしても生まれてしまいます。ですので、早稲田アカデミーへの通塾を考える際は、まずは体験授業を受けてみて、子供の性格に合うかどうか確認してみることが重要です。

早稲田アカデミーの良かった点

実際に早稲田アカデミーに通っていた方にアンケートを取り、早稲田アカデミーの良かった点についてお伺いしました。ぜひ参考にしてください。

回答者1

先生たちの熱量があり、やる気が出やすかったと思う。
夏の合宿でもハチマキを巻いて、みんなで学習するのでやる気が出た記憶がある。
先生たちのサポートがとてもしっかりとしていて、安心して受験本場にのぞむことができた

回答者2

1番は周りのレベルの高さ。小学校の頃は周りがやっていると自分もやらなければとなるので、周りのレベルの高さから刺激をもらうことができていたと思う。また、テキストも充実したものがあったので、カリキュラムに沿えばいい安心感があった。

回答者3

早稲田アカデミーのレベルが非常に高く、クラス内の席次替えも頻繁にあったのでいい緊張感で切磋琢磨することができた。講師の質も高く、わかりやすい授業を受けることができ、効率的に学習することができた。また、講師に質問しやすい体制が整っており、わからないことがあればすぐに質問しに行くことができた。

早稲田アカデミーについては、下の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

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四谷大塚

特徴『予習シリーズ』を用いた予習中心の授業
目標レベル難関校〜中位校
校舎東京:
お茶の水、西新宿、高田馬場、中野、巣鴨、渋谷、白金高輪、自由が丘、成城学園前、
二子玉川、蒲田、市ヶ谷、豊洲、人形町、勝どき、日暮里、吉祥寺、町田

四谷大塚の特徴

四谷大塚の特徴といえば主に使われている『予習シリーズ』という教材です。早稲田アカデミーなど他塾でも用いられている中学受験の王道のテキストです。解説が詳しく、子供が宿題をやっていてわからないところがあった場合も親がフォローしやすい内容となっており、例え入塾した際の学力レベルが低くても、教材を読み込めば問題なく授業についていけるような配慮がなされています。

また、徹底した予習主義であることも特徴の1つです。

中野や自由が丘、豊洲などに校舎を構える、在籍人数も多く規模の大きい塾で、千葉や埼玉にも校舎を持ちます。メインターゲットは中位校から難関校を目指す、早稲田アカデミーよりも少し下のレベル向けの塾となっています。

四谷大塚の雰囲気

先生は優しく、無理に勉強をやらせようとする圧力をかけてくる雰囲気ではないのが四谷大塚です。サピックスや早稲田アカデミーはかなりストイックな指導ですが四谷大塚はどちらかというとマイペースなお子さまにおすすめの塾となっています。

四谷大塚の良かった点

実際に四谷大塚に通っていた方にアンケートを取り、四谷大塚の良かった点についてお伺いしました。ぜひ参考にしてください。

回答者1

小学校では自分が一番頭が良かったから、その塾に行って、初めて自分より頭のいい人に会い、いい刺激になった。毎週のテストの成績の上位者が張り出さられるので競争心が刺激され、勉強を頑張るようになった。1位を取ると嬉しかった。

回答者2

とにかく先生や事務員と生徒の仲が良く質問がしやすかった。講師の質が高いのはもちろん自習室やオンライン教材が豊富にあり、勉強する環境は整っていた。また、大手なので、模試の会場になっていて、やりやすかったり、過去問がいっぱい貸し出されていたりしていた。

回答者3

クラス内で生徒同士の仲がよく、また全員が競争心が高かったので普段から楽しい競争感覚で勉強を行っていた。また先生も受験に必要な内容ばかり教えるのではなく、雑学や柔軟な考えを育むような授業作りを目指していた。受験の後を見据えたような指導だった点がとても良かった。

四谷大塚については、下の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

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日能研

特徴「復習」を非常に重視するカリキュラム
目標レベル難関校〜中位校
校舎東京:
青戸、赤羽、浅草橋、池袋、大井町、お茶の水、蒲田、上石神井、吉祥寺、経堂、錦糸町、
渋谷、自由が丘、新中野、成城学園前、千住、高田馬場、立川、田無、調布、中目黒、成増、
西日暮里、練馬、旗の台、八王子、東川口、ひばりが丘、深川、二子玉川、府中、町田

日能研の特徴

四谷大塚とは反対に、「復習」を非常に重視していることが特徴で、「授業~家での学び直し(家庭学習)~テスト~見直しと振り返り」が1つのサイクルになっており、予習禁止を大々的に謳っている校舎もあるようです。

池袋、目黒などに校舎を構える規模の大きい塾で、千葉や埼玉にも校舎があります。授業のレベル感としては四谷大塚と同程度で、中位校から難関校を目指す、早稲田アカデミーよりも少し下のレベル向けの塾となっています。

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日能研の雰囲気

先生もそこまで厳しくなく、生徒の主体性を重視して勉強させようと煽ることが少ないことが日能研の持つ雰囲気の特徴です。主体性を重んじているため、そこまで宿題の量が多いわけでもなく、どちらかというと小学校の雰囲気に近いです。

日能研の良かった点

実際に日能研に通っていた方にアンケートを取り、日能研の良かった点についてお伺いしました。ぜひ参考にしてください。

回答者1

日能研に通ってよかった点は、カリキュラムが体系的で基礎から応用まで段階的に学べたことである。特に「栄冠テキスト」や「本科テキスト」は復習に役立った。また、公開模試を通じて全国レベルの実力を確認でき、競争意識を高めることもできた。質問しやすい環境も魅力で、疑問をその場で解決できた。

回答者2

とにかくアットホームで生徒に寄り添ってくれる塾だった。
これは日能研一般に言えることではないが、
たまたま講師陣が無料でいろんな学校の過去問を解きまくる講座を無料で開講してくれていたので、参加していた。

回答者3

塾の雰囲気が比較的ゆるく、自分のペースで勉強を進められた。たとえば、自分は算数と国語のみ授業を受け、理科と社会は独学で受験対策をしたが、理科と社会の分の教科書を購入させてもらえたため、周りの生徒たちと同じペースで勉強を進めることができた。また、宿題が特に与えられなかったため、主体的に勉強計画を立てる癖がついた。

日能研については、下の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

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グノーブル(Gnoble)

特徴難易度の段階が細かく分けられたテキストを用いた復習重視の指導
目標レベル最難関校~難関校
校舎東京:
新宿、渋谷、お茶の水、自由が丘、白金高輪、吉祥寺、巣鴨、成城学園前、
東京(東日本橋)、練馬

グノーブルの特徴

新宿や吉祥寺に校舎を構えるグノーブルはサピックス同様、最難関校志望のお子さまにおすすめの塾です。

グノーブルはグノーブル独自のオリジナル教材を使用しているのが特徴の1つです。サピックス出身の方が立ち上げた塾ですのでサピックスに内容が似ているところがありますが、より難易度の段階が分けられたテキストとなっています。また、そのテキストは事前にではなく、授業当日に配られるのも特徴の1つです。予習をさせず、徹底した復習主義の塾となっています。そのフォローとして、毎回授業内容に関する解説動画がWeb上で配信されており、お休みしてしまった場合はもちろん、家庭学習で困った際も視聴することが可能です。

グノーブルの雰囲気

グノーブルは少人数制のクラスを徹底しており、小規模でアットホームな雰囲気が特徴です。最難関校志望向けのため、授業の進度も早く演習量も多いですが、講師が1人1人に目を配っているためわからないところがあればすぐに相談できる体制が整っています。

グノーブルについては、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

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エルカミノ

特徴算数を中心とした思考力を鍛える指導
目標レベル最難関校~難関校
校舎東京:
目白本部、本郷三丁目、自由が丘、吉祥寺、豊洲、成城学園前、勝どき、白金高輪、表参道、
代々木、練馬、大井町

エルカミノの特徴

目白や吉祥寺に校舎を構えるエルカミノは算数教育に力を入れているのが特徴で、3年生までの授業では算数パズルを使い解き方を教えるのではなく生徒が自分の力で答えを出せるように導いていきます。生徒は解法が分からず苦しみながらも自分で気づいて正解することが求められます。

算数の学習を通じて他の科目でも使えるような論理的思考力を鍛えていくような塾ですので算数が得意だったり好きなお子さまにおすすめの塾です。

エルカミノの雰囲気

エルカミノは入塾テストや小3から小4に進級する際の進級テストを除くと、他塾に比べシビアな組分けテストやクラス分けテストがあまりないため、競争意識を煽るような雰囲気ではないのが特徴です。

サピックスや早稲田アカデミーのような毎テストで競争したり、体育会系の雰囲気ではないため、そのような雰囲気が苦手なお子さまでも通うことのできる塾となっています。

エルカミノについては、下の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

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希学園(首都圏)

特徴授業スピードが早く、とにかくストイックな指導自習などのサポートも手厚い
目標レベル最難関校~難関校
校舎東京:
目黒、二子玉川、みなと芝浦、三田、学大、晴海

希学園の特徴

目黒などに校舎を構える希学園は「きつい」「スパルタ」と揶揄する人も多く、「宿題がこなせない」「公開テストで成績が振るわない」という悩みを抱えてるご家庭も多いそうです。また、宿題の量もかなり多く、家のみならず塾の授業の休み時間で解くなどかなりストイックな指導が行われているのが特徴です。
多くの宿題をこなし、授業内外でたくさんの演習を積みたいお子様におすすめの塾です。

希学園の雰囲気

希学園は学習については基本的に塾がすべて面倒を見るという方針を出しています。授業では私語をしない、質問は黙って静かに手を上げる、廊下などを走らないといったルールも教えられ、かなりストイックな指導が行われています。自習室も解放されており、授業がない日にも講師が見守る中で自習をすることができるため、かなり面倒見のいいところが希学園の特徴です。

希学園の良かった点

実際に希学園に通っていた方にアンケートを取り、希学園の良かった点についてお伺いしました。ぜひ参考にしてください。

回答者1

クラス分けが細かく、授業の際の座席も成績順で決まる、テストは相互採点をして、自分の点数が言われたタイミングで手を挙げるシステムだったなど、恥ずかしい思いをしたくない、かっこよく見られいといったモチベーションを保てた。チューター制度があり、一人の先生が網羅的に見てくださりメンタル面の相談などもしやすい環境が整っていた。

回答者2

何よりまず、先生方の面倒見が良かった。チューターの先生が目指している志望校と自分の現状の学習状況を考慮して、適切なアドバイスをしてくださった。また、その他にもいつでも自習室が開放されているため、家であまり集中できない自分にとってはとてもありがたかった。

希学園については、下の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

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栄光ゼミナール

特徴駅近くに校舎が多く基礎を重視した授業を行う
目標レベル中位校
校舎都内101校
練馬、八王子、国分寺、松戸など

栄光ゼミナールの特徴

栄光ゼミナールは教室数が多いことが特徴で、練馬などの首都圏を中心として埼玉、津田沼、青葉台などにも教室を構え、全体の教室数は700を超えます。そのため立地が駅から近く、お子様が駅から徒歩で通えうことができ、送迎が不要な点が特徴になっています。

また、栄光ゼミナールはZ会グループの傘下で、同グループのエデュケーショナルネットワークが出版する「新演習シリーズ」をテキストに、基礎を重視した分かりやすい内容になっています。中堅校の合格実績が多く、勉強があまり得意でないお子様にもおすすめの塾です。

栄光ゼミナールの雰囲気

栄光ゼミナールは少人数指導形式を採用しており、1クラスの生徒数は約10名程度になっています。そのため一人一人に目が行き届きやすく、面倒見がいい塾とされています。

また、先生と生徒の距離が近く、穏やかな先生が多いため、厳しい指導が得意でないお子様でものびのびと通うことのできる塾となっております。

栄光ゼミナールの良かった点

実際に栄光ゼミナールに通っていた方にアンケートを取り、栄光ゼミナールの良かった点についてお伺いしました。ぜひ参考にしてください。

回答者

わからない所はすぐ聞ける雰囲気が作られていて、どんどん質問できたし、自習室も充実していて夜遅くまで残れたので勉強に集中できた。また、サッカーをしていた中で上手く両立できるように調整させてくれたのもよかった。なにより周りのクラスの子もいい人ばっかりで楽しくて、苦もなく通うことができたのがよかった。

栄光ゼミナールについてはこちらの記事で詳しく解説しております。合わせてご覧ください。

【中学受験】栄光ゼミナールの特徴とは?メリットとデメリットを解説!

ena

特徴都立中高一貫校に特化したカリキュラム
目標レベル都立中高一貫
校舎都内223校
錦糸町、荻窪、三鷹大井町、門前仲町など

enaの特徴

錦糸町や荻窪など関東圏内を中心に展開しており都立中高一貫校の受験に特化していることが特徴です。また柔軟な自由度の高いカリキュラム設定がされており、一教科のみの受講も可能ですので無理のない範囲で授業を受けながら学習を進めることが可能です。

enaの雰囲気

enaは少人数生指導を主体としており、生徒が受け身になることなく主体的に学ぶことができます。公式を丸暗記させるような教育ではなく思考力を重視した教育を行うことで、思考力、判断力、表現力を問われる適性検査に対応できる力を育んでいます。

また、先生と生徒の距離感が近く、質問や相談がしやすい環境になっているため、モチベーションが上がりやすく楽しく頑張れる塾となっております。

enaの良かった点

実際にenaに通っていた方にアンケートを取り、enaの良かった点についてお伺いしました。ぜひ参考にしてください。

回答者

少人数だったので、先生に見てもらえる時間が多く、サポートも手厚かった。沢山質問をすることができた。塾が綺麗だったので、気持ちよく勉強できた。また、合宿なども多く、他の校舎の人との関わりも多かったので、モチベーションも維持することができた。

enaについてはこちらの記事で詳しく解説しております。合わせてご覧ください。

ena対策なら、スマートレーダー

SPICA

特徴最難関校合格を目指すレベルの高い授業
目標レベル最難関校
校舎自由が丘

SPICAの特徴

自由が丘スクエアの2階に唯一の校舎を構えるSPICAは、最難関中学受験専門塾です。最難関中学受験専門とある通り、筑駒・開成・灘といった日本最高峰の中学校への合格を目標としています。

早稲田アカデミー系列の塾ですが、早稲田アカデミーよりもう一段レベルの高い授業を受けられることが特徴です。

SPICAの雰囲気

カリスマ講師の指導の下、「考える」ことを重視ながら、難問を中心に取り組んでいます。特に算数の講座は、難問に対応できる実力が身に付くと人気です。

生徒全体としてのレベルも高く、楽しく競い合いながらさらなる高みを目指したいというお子様にはうってつけの塾だと言えます。

10校の大手中学受験塾の費用を徹底比較!

ここまでは、各塾の特徴や雰囲気を紹介しました。ここからは、各塾の入会金や授業料について以下の表で紹介します。ぜひご参照ください。

以下の費用は小学4年生での目安の費用です。学年や授業数によって多少する場合があります。

塾名入会金&授業料
サピックス入会金:33,000円 授業料:約45,650円
早稲田アカデミー入会金:22,000円 授業料:約30,360円
四谷大塚入会金:22,000円 授業料:約36,300円
日能研入会金:22,000円 授業料:約22,880円
グノーブル入会金:16,500円 授業料:約44,000円
エルカミノ入会金:24,200円 授業料:約31,900円
希学園入会金:22,000円 授業料:約49,600円
栄光ゼミナール要問合せ
ena入会金:0円 授業料:約14,000円
SPICA要問合せ

中学受験で大手塾以外を検討すべきお子様の特徴

ここまでは、大手塾を紹介してきましたが、中学受験塾には中小規模の塾や個別指導塾などもたくさんあります。

全てのお子様が大手塾の指導方法や雰囲気に合うとは限りません。ここでは、大手塾以外を検討した方がいいお子様の特徴の紹介を紹介します。

大手塾に通っていたものの、偏差値が50以下の人

すでに大手塾に通っているが、偏差値が50に満たない状態が続いている場合、大手塾のカリキュラムや雰囲気に合っていない可能性があります。特に、中学受験が本格化する4年生や科目の難易度がより高くなる5年生になっても偏差値があまり芳しくない場合は、大手塾以外を検討することも視野に入れてみてください。

大手塾は成績上位2割に合わせたカリキュラムとなっているのに対して、中小規模の塾や個別指導塾ではそれぞれのお子様に合わせたカリキュラムを組むことが可能なので、面倒見がいいことが大きなメリットの1つと言えるでしょう。

1年以上通っても、偏差値が50以下の場合は1度大手塾以外を検討することをお勧めします。

得意科目と苦手科目の差が大きい人

得意科目と不得意科目の差が大きい人は、少人数でレベルに合った指導をしてもらえる中小規模の塾や個別指導塾がおすすめです。

大手集団指導塾の1つの大きなデメリットとして、4科目のテストの合計点数でクラス分けされるので、得意科目と苦手科目の得点差が大きい人は、科目によって自分のレベルの合わない授業を受けないといけないということが挙げられます。

特定の科目が苦手で克服することが難しいと感じている場合は、苦手科目のみ大手塾以外で受けるということも検討してみてはいかがでしょうか。

習い事と勉強を両立させたい人

大手塾では、成績でクラス分けをして曜日や時間が固定されているため、習い事をしている場合、両立させることが厳しくなります。

そのため、勉強と習い事を両立させたい人は融通の利く中小規模の塾や個別指導塾を検討してみてください。

偏差値にこだわりのない人

大手塾に通っているお子様を持つ保護者の中には、難関校を目指しておらず、マイペースに中学受験をさせたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

大手塾では難関校、さらにはトップ校を目指しているカリキュラムが組み込まれているため、偏差値にこだわらない中学受験をご検討の場合はこのようなカリキュラムが少ししんどく感じる恐れがあります。

そのような場合は、自分の志望校や学習状況にあった指導が可能な中小規模の塾や個別指導塾を検討してみるのがおすすめです。

自分に合った塾選びの方法

ここまで、各塾の特徴や費用などを紹介しました。ここからは、それらを踏まえたうえで、どのように自分に合った塾選びをしていくのかについて紹介します。

項目詳細
カリキュラム自分の志望校にあったカリキュラムがあるかどうかを必ず確認するようにしましょう。
合格実績事前に自分の志望校の合格実績をチェックするようにしましょう。
費用入学金、授業料、教科書、そして夏季講習や冬期講習なども含めて、トータルでどのくらい必要なのかを事前に確認するようにしましょう。
通塾のしやすさ学年が上がるにつれて通塾の回数も増えます。お子様にも保護者にも負担にならないような場所を選ぶことが大事になります。
設備自習室は完備されているのか、座席数はどのくらいあるのかなど、設備をあらかじめ知っておくことで、通塾後のイメージをつかむようにしましょう。

これらの情報はインターネットからでも分かるものやそうでないものもあるので、必ず下調べをしたうえで、積極的に体験授業保護者説明会などに参加して、特徴や雰囲気をつかむようにしましょう。

塾選びのNG行動

中学受験塾を決める際にやってしまいがちなNG行動がいくつか存在します。詳しく解説するので、このような失敗は避けるようにしましょう。

大手塾だからという理由だけで決めてしまう

大手塾の規模やブランド名だけで塾を選んでしまうと、お子様に合わず、最終的に辞めてしまうことも珍しくありません。

塾にはそれぞれ特徴や雰囲気が異なるため、大手塾だからといって、すべてのお子様に合うとは限りません。また、先述のように、大手塾ではなく、中小規模の塾や個別指導塾の方が、お子様に適している場合もあります。

そのため、塾のブランドだけで判断せず、お子様にとって最適な学習環境を選ぶことが重要です。

コスパ面を重視して決める

私立の中学・高校の授業料を考えると、塾の授業料をできるだけ抑えたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、授業料が安い塾の中には、指導経験のあまりない質の低い講師や大学生をたくさん雇ったり、サポート体制が弱かったりなど、決して勉強に打ち込める環境とは言えないケースも存在します。

本当にお子様にとって適していると思う塾に通わせてあげましょう。

仲のいい友達が既に通っているから

塾を選ぶ際は、「仲の良い友達が通っているから」という理由だけで決めないようにしましょう。どれほど仲が良くても、性格・学力・志望校が全く異なることは十分にあり得ます。

学力や志望校が違えば、同じ塾に通っていてもクラスが分かれる可能性があります。また、仮に同じクラスになったとしても、友達がいることでつい話し込んでしまい、授業に集中できなくなる恐れもあります。

そのため、「友達がいるから」という理由だけで塾を決めるのではなく、お子様に本当に合った塾かどうかを慎重に検討した上で決断することが大切です。

他者の意見を鵜吞みにする

既に塾に通わせている他の保護者の意見や口コミ、SNSなどの情報は、あくまで参考程度に留めるようにしましょう。

先述のように、塾にはそれぞれ異なる雰囲気があり、お子様に合うとは限りません。また、特にSNSは匿名で主観的な意見を発信できるため、時には悪意のある投稿が含まれることもあります

そのため、外部の意見に流されるのではなく、実際に保護者説明会や体験授業に足を運び、授業の雰囲気やお子様に合う塾かどうかを直接確認することが大切です。

自宅から遠い塾に通わせる

「優秀な先生の授業を受けられる」という理由で、自宅から1時間以上かかる塾に通わせる保護者も少なくありません。

しかし、勉強において最も重要なのは、授業の予習と復習をしっかり行うことです。どれほど優れた指導であっても、授業を受けるだけでは成績は伸びません。もし通塾に往復2時間以上かかるようであれば、その時間を自宅学習や休息に充てた方が、学習の質を高めることにつながります。

さらに、お子様はまだ小学生であり、遅い時間の帰宅には安全面や体力面でのリスクも伴います。

塾選びの際は、指導の質だけでなく、通塾の負担や学習環境とのバランスも考慮し、無理のない距離の塾を選ぶことが大切です。

保護者説明会に参加せずに入塾を決めてしまう

保護者説明会に参加することで、講師や教室の雰囲気を把握できるだけでなく、他の保護者の様子も知ることができます。

どのような保護者がいるのかを観察することで、塾の雰囲気や、今後お子様と一緒に学ぶ生徒の傾向をある程度把握することができます。これにより、お子様の性格や学習スタイルがその塾に適しているかどうかを、より具体的に検討することが可能になります。

そのため、保護者説明会に参加せずに入塾を決めてしまうのは避け、実際の雰囲気を確認した上で慎重に判断することが大切です

体験授業の雰囲気だけで決めてしまう

すでに説明した通り、授業や講師の雰囲気を知るために体験授業に参加することは強くおすすめします。ただ、それと同時に体験授業の雰囲気だけで塾を決めることは避けた方が良いでしょう。

お子様によっては最初の体験授業の雰囲気や先生を気に入り、「この塾に入りたい」「他の塾の体験授業には行かない」となることもあります。しかし、塾によっては体験授業のために人気な講師を配置したり、楽しく分かりやすい授業を行うというケースも珍しくありません。

そのため、入塾後に後悔しないように、保護者がお子様に合うと感じた塾を複数検討し、体験授業を受けさせることがいいと思います。

実際に塾を選ぶまでの流れ

では最後に具体的に通学する塾を決めるまでの流れを紹介します。

1.お子様の学力の把握

まずは、各塾の公開模試やテストを受けて、現時点でお子様の学力をどの程度なのか把握するようにしましょう。

その偏差値によって、通うべき塾をある程度選定することができます。

2.通塾圏内の塾を調べる

お子様の通塾に負担のかからないように自宅や学校の近くにどんな塾があるかを調べるようにしましょう。

3.塾のイベントに参加する

塾の体験イベントでは、塾や講師陣の雰囲気を掴めるため、積極的に参加するようにしましょう。

4.保護者説明会に参加する

ここまでである程度塾を絞ったうえで、必ず全ての塾の保護者説明会に参加するようにしましょう。

保護者の目線からどの塾が勉強するのに最適な環境であるかどうか、比較検討して判断するようにしましょう。

5.体験授業を受ける

先述の通り、お子様によっては、体験授業を受けた最初の塾を選ぶことが多いので、まずは保護者が第一候補として挙げている塾の体験授業を受けさせるようにしましょう。

もし、その塾が合わないとお子様が判断した場合は、第二候補の塾の体験授業を受講させて、しっかりとお子様と話し合ってみましょう。

6.入塾テストで平均以上のクラスに入れる塾を選定しましょう。

中学受験の大手塾では、成績上位者に合わせた授業を行うところが多くあります。そのため、平均以下のクラスに入ってしまうと、入塾後に授業に追いつくので精一杯という状態になるかもしれません。

そのため、入塾を決める際には真ん中以上のクラスに入れる塾をできる限り選ぶようにしましょう。たとえ、下のクラスでもいいから入塾させたい場合は、大手塾以外の塾や個別指導塾を別で通うなどの対策を考えるようにしましょう。

中学受験対策ならスマートレーダー

スマートレーダーでは8,000人を超える先生方が登録されていて、今回紹介した10校の塾出身の先生も多数在籍しています。

そのため、分からないところの質問はもちろんのことながら、その塾でどのように過ごしてきたかやどのようなスケジュールで宿題をこなしてきたかなど、同じ塾の先輩だからこそ聞ける、その塾ならではの適切なアドバイスを受けることができます。

まとめ

今回は東京にある主要の10校の中学受験塾の特徴や費用、そして、自分に合った塾の選び方について紹介しました。

現在は多くの中学受験塾があり、どの塾を選べばいいのか悩まれている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事がそのようなご家庭にとって参考になれば幸いです。

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