都内に展開するグノーブルは、関東地方での中学受験をお考えのご家庭なら一度は耳にしたことがあるでしょう。近年、御三家を中心とする最難関中学校にも多くの合格者を輩出しています。
しかし、この合格実績から分かるようにグノーブルの授業のレベルや周りの生徒のレベルはかなり高いため、グノーブルに通うお子様をお持ちのご家庭の中には、「授業についていけているのか」「宿題をしっかりこなせているのか」などの不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、グノーブルについていけなくなる理由、ついていけなくなるお子様の特徴、そして遅れを取った際の対処法について紹介します。
グノーブル全般の対策方法や、家庭教師との併用の仕方については以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご確認ください。
Contents
グノーブルについていけないお子様が多い理由とは?
グノーブルの授業についていけないお子様が続出する理由として、テキストは授業当日に配布、宿題をこなすのが難しい、通塾生のレベルが高いの3点が挙げられます。それぞれについて詳しく紹介します。
テキストは授業当日に配布
グノーブルでは授業で使用するテキストは当日に配布されるため、塾生は予習をすることができません。その代わり家庭学習用のテキストや授業の解説動画が用意されていて、復習を徹底的にするという方針を取っています。
こういった背景から、難しいスピーディな授業に対し、予習で対策ができず授業ではわからない状態になってしまいます。それに加えて、復習のモチベーションもわかず、ついていけなくなるお子様が出てきてしまいます。
宿題をこなすのが難しい
前述のとおり難しい授業をスピーディに行っていくため、授業についていくためには復習が必要です。グノーブルで配られるプリントは量も多く、整理するだけでも大変です。また、授業の内容をわかっていないお子様が宿題はできないため、授業用の動画を見返すか、ご家庭で理解するためのサポートをする必要があります。
こういった復習をするサイクルを作れないとグノーブルについていくのは難しいです。
通塾生のレベルが高い
なかなか上のクラスにあがれないために、ついていけないと感じられるケースも多いのではないでしょうか。グノーブルの通塾生は全体的にレベルが高いため、グノーブル内での相対的な順位や偏差値が伸びづらいです。
また、グノーブルの合格実績からもわかる通り、半数近くの生徒が最難関中学に合格しています。つまり、授業や宿題は最難関中学に合格できるレベルだということです。
そのため最難関中学を目指さないお子様にとっては、グノーブルについていけないと感じてしまうこともあるでしょう。
ついていけないお子様の特徴とは?
とはいえ、グノーブルは最難関中学に数多くの合格者を出していて、グノーブルについていくのが不可能ではない事を表しています。
それではグノーブルについていけなくなるお子様の特徴とはどのようなものでしょうか?主な特徴を3つ紹介します。
わからない事をそのままにしてしまう
グノーブルでは1人1個のように質問を制限されることがなく、わからない事をどんどん質問して解消できる環境が整えられています。しかし、わからないままにしてしまうと、どんどんわからない事が積み重なり、結果ついていけなくなってしまいます。
グノーブルについていくためには、質問できる環境を最大限に利用していくことが重要です。
きちんとした勉強習慣が無い
難易度の高くスピーディな授業や大量の宿題をこなしていくためには、家庭での勉強習慣が必要不可欠です。夏期講習に至っては毎日のように新しい単元が出てきます。しかもグノーブルでは夏期講習期間が短く、お盆休みが多く取られています。そのため、怒涛のような夏期講習期間が過ぎた後は油断することなく、家庭でしっかりと復習する必要があります。
こういった背景からグノーブルについていくためにはお子様にしっかりとした勉強習慣をつけてあげる必要があります。
最難関中学を目指していない
グノーブルは難関中学に特化していて、宿題には☆1~6までの問題があり、5~6は最難関中学用といっても過言ではないような難しい問題が並びます。
そのため、最難関校を目指していない場合、解く必要の無いような問題まで宿題として出てきたり、テストで高得点が取れなかったりなど、お子様のモチベーションを下げる要因になりかねない要素がたくさんあります。何らかの事情で中堅校を目指すことにした、といった場合はグノーブル以外の選択肢も検討することをおすすめします。
グノーブルに遅れをとってしまったときの対策方法とは?
グノーブルでは、つまづいてしまったお子様は置いて行かれてしまい、成績が下がってやる気がなくなるという悪いスパイラルに陥ってしまいます。
しかし、遅れを取り戻すことは容易なことではないので、しっかりと対策する必要があります。
ここからは遅れをとってしまったときに行うべき対策方法を4つ紹介します。
お子さまのやる気を出す
まずお子様にやる気が無い場合、遅れを取り戻すことはかなり厳しく、保護者だけでなくお子様も一緒に前を向いて遅れを取り戻したいという気持ちになってもらうことが必要です。
そのためには、単に無理やり勉強をさせるのではなく、グノーブルに入った目的をもう一度一緒に考えるようにしてあげましょう。
再びお子様が長い受験戦争を戦う気持ちになるためには保護者の方のサポートが重要になってきます。
とはいえ、一度くじけてしまったお子様の気持ちをご家庭だけでフォローするのは難しいかもしれません。そんな時は家庭教師マッチングサービスのスマートレーダーをおすすめします。スマートレーダーでは難関中学の受験を経験した難関大在籍の先生が多数いて、1回1時間からの利用も可能です。そんな先生にお子様のモチベーションを再燃するためのアドバイスをもらってみてはいかがでしょうか。
質の高い勉強時間を確保する
お子様のやる気があるのに授業についていけていない場合は、その原因は「勉強の質が悪い」か「勉強時間が足りない」のどちらかにあります。
毎日勉強する時間が取れない場合は、お子様の習い事や部活動を見直すなど、ご家庭のサポートが必要になってきます。
勉強する時間が取れているにも関わらずついていけない場合、注目していただきたいのが勉強の質です。ただでさえ授業についていくので精一杯なのにも関わらず、普段の復習や宿題などの質をあげることを意識して行っていくのは、ご家庭のサポートがあったとしても難しい場合がほとんどです。
勉強の質でお悩みの場合、スマートレーダーがおすすめです。難関中学の受験を突破した先生がお子様1人1人の状況に合わせて勉強の質を上げる方法を教えてくれます。宿題のこなし方、授業の遅れを取り戻す方法等いろいろ先生に質問してみてはいかがでしょうか。
グノーブルの先生の力を借りる
グノーブルは他の大手塾と比較して、生徒数が少人数です。この少ない人数という強みを生かして、グノーブルでは講師陣の目が生徒一人ひとりに行き届くようにしており、フォローがとても手厚いことが大きな魅力です。
そのため、この面倒見の良さを利用して、お子様が授業などにつまづいてしまった場合は思い切って相談してみることもおすすめです。お子様に合わせたきめ細やかなアドバイスをしてくれることでしょう。
グノーブルをやめる
授業に追いつけず遅れが出るようになってきた場合、グノーブルをやめるというのも選択肢の1つに持っておくことをおすすめします。
勉強のやる気が起こらない、勉強よりも優先にしたいものがあるというお子様の場合、難関中学に入学させたいがために無理に続けさせることは、お子様の勉強嫌いを招く要因になりかねないのでおすすめできません。
ただお子様がグノーブルに合わなかったというだけで、グノーブルを続けることが志望校合格への絶対条件ではありません。お子様の状況を見て柔軟に対応することが重要です。
スマートレーダーなら、グノーブル以外の塾出身の難関大在籍の先生も多くいます。お子様に合った別の選択肢を探す方法としてスマートレーダーを利用してみてはいかがでしょうか。1時間から依頼が可能です。
まとめ
今回はグノーブルについていけなくなる理由、ついていけなくなるお子様の特徴、そして遅れを取った際の対処法について紹介しました。
グノーブルの授業レベルや周りの生徒のレベルを見て、ついていくのが難しいと感じるお子様やご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、徹底的な授業の復習などを行えば、グノーブルの授業についていくことができ、その先にある御三家を中心とする最難関中学校合格も夢ではありません。
今後グノーブルに通うことを検討していたり、実際にグノーブルに通われているお子様をお持ちのご家庭にとって、本記事が参考になれば幸いです。
グノーブル出身の家庭教師の紹介や、グノーブル対策に家庭教師をご利用いただいた方の感想については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご確認ください。