【京大】【法学部】Y.I先生の大学受験合格体験記

スマートレーダー大学受験合格体験記について

本記事では、個人契約の家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に登録する大学受験を経験した家庭教師から聞いた、実際の大学受験合格体験記を掲載しています。

大学受験を突破し超難関大学に進学された現役大学生の、

  • 大学受験当時の勉強法や過ごし方
  • 親御様のサポート方法
  • 塾や家庭教師の活用方法

など、生の実体験を合格体験記として公開することで、

  • 大学受験に対するやる気の増幅
  • 大学受験を目指す生徒様、サポートする親御様のやり方や方向性の再確認
  • 大学受験対策の方法や勉強への正しい向き合い方
  • 大学受験後の次なる目標を見つけていただくこと

を目的としています。

実際に合格された先生に、大学受験突破に向けて一緒に勉強のサポートをして欲しいと思われた方はぜひ家庭教師を依頼してみましょう。

大学受験合格体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

私立の中高一貫校に通っていました。中学受験を経験したので、入学当初は所謂「燃え尽き症候群」になってしまい最初は全く勉強しませんでした。当然このような状態だったので、テストで学年最下位になりました。しかし人間というものは一度地獄を見ると、その反動でものすごいエネルギーを生み出すもので、危機感を感じた私は高校生からは猛勉強を始めました。このように私は挫折による学習状況の大きな変化を学生生活で経験しました。

行っていた習い事/部活などはありますか?

  中学、高校を通じて6年間バレーボール部に所属していました。

中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?

中学の頃は定期テストでは上位75%ほどでほとんどの科目で学年平均をとることができていませんでした。

社会だけは好きだったので、社会科単体の成績では上位5%ほど(学内偏差値65程度)だったのですが、数学・英語・理科でほぼ欠点(学内偏差値40程度)だったので総合成績は悲惨でした。国語は科目の特性上あまり差がつかないのですが、これに関しても平均より少し下くらいで足を引っ張っていました。

高校生になると前述の通り急に勉強を始めたので高校三年間では上位20%あたりを維持していました。特に数学と英語で大きく平均を超えるようになりました(学内偏差値60程度)。国語でも学年平均を下回ることがなくなり、文系に進んだことで苦手な理科のウエイトが減りました。

中学校の内容がほとんど理解できていないのにも関わらず成績が上がった理由としては、そもそも中学の内容は高校の内容の基礎になっているわけではないということです。もちろん中学の内容を発展させたものが高校の内容となる場合もありますが、すべてにおいてそれが当てはまるというわけではありません。高校で新しく習う内容では皆スタートラインが同じなので、例え中学の成績が悪くともそこで努力したので、周りに逆転することができました。

塾や家庭教師は利用されていましたか?

高校一年生の頃に自分の学習スタイルを確立できたこともあって、塾や家庭教師は全く利用しませんでした。基本的にはどのような科目であれ、インプットからアウトプットの順番で学習を進めました。ただ学校の授業をしっかりと聞き、定期試験の勉強を行っていればインプットの段階はできているので、アウトプットの段階でのみ参考書や過去問を使って行いました。時期としては高二までにインプット、高三の夏からアウトプットで行いました。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

本格的に受験勉強を始める高三の春ごろまでは学校の宿題と定期テストの勉強しかやらなかったので平日は一日に2~3時間、休日は5時間ほどでした。受験勉強開始後は平日は4時間、休日は8時間ほどでした。学校の定期テスト対策を通じて基礎ができていたこともあって、受験勉強開始後も休日に関してはあまり勉強時間を増やさず、体調管理を優先していました。

各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

国語
 過去問以外は自分で勉強しませんでした。というのも大学入試において国語は差が付きにくく、特に現代文はたくさん演習したからと言って点数が上がるものではありません。学校の授業中に答案の作り方を教えてもらえたので、そこでの演習はしっかり行い、家では他の教科に時間を割いていました。古典に関しては古文単語のみきっちりと勉強しましたが、そもそも入試の配点において古典は比率が小さいなど、正直合格点をとるために長く勉強することは非効率です。そのことからも基本的に学校の授業のみ真剣に聞いていれば、他の科目の足を引っ張るということはありませんでした。

数学
 まずは基本的な問題を確実に解けるようにしました。高三の春休みまでに、長期休暇を用いて網羅系の参考書を二周ほど行いました。これで自分の得意不得意はが分かったので高三の夏になるまでに「大学への数学」という参考書で得意な分野は応用問題だけを解く、苦手な分野は基礎からもう一度、といった形で入試の標準レベルまで上げました。さらに夏以降は応用問題集や過去問を用いてより実践的な練習を行いました。冬になると過去問はすべて解いてしまった状態になるのですが、過去問は繰り返して解くことも重要なので、答えを覚えるくらい反復しましょう。勉強のペースは一日に解く問題数を設定して決めました。自分の場合は、基礎なら20問、応用なら8問、過去問なら4問としていました。

英語
 まずは単語と文法を抑えることから始めました。高一の間に英単語帳と網羅系の文法書を一通り覚えました。高二からは独自に長文問題集を買って、最低でも二日に一度は解くようにしました。英語は継続によってはじめて成果が出るので、一日に何問も解くよりは小さなことを積み重ねるようにしましょう。高三になると過去問演習を早いうちから始めました。高二までの努力もあって読解問題は十分対応できるレベルになりましたが、英作文が全くできないことに気づきました。そこで学校の先生に英作の添削指導をしていただきました。主に過去問を中心に行ったのですが、これも三日に一度のペースで一年分を添削してもらうようにしました。このように英語の勉強はある程度習慣化することで大きく成績を伸ばすことができました。

理科
 センター試験でのみ受けた科目なので、学校の授業時間以外ではほとんど勉強しませんでした。ただ文系にとっては満点とって当たり前の科目なので、苦手な人は直前に詰め込むといったことも必要になります。

社会(日本史、世界史)
 この二科目は自分の得意かつ好きな科目であったので、中学の頃から毎日参考書を眺めたりしていました。参考書などは特に使わず、学校の授業をまとめたノートを作って、それをひたすら繰り返して復習しました。

使っていた教材/おすすめの教材

青チャート・・・網羅系の参考書です。これだけでも十分大学入試の対策になりうるものです。まずはここで入試数学とは何たるかを知りましょう。
大学への数学・・・基礎から発展への橋渡しとなる参考書です。難しい問題も時折ありますが、ここでは答案の書き方と一つの問題に対する複数のアプローチを獲得できます。
文系数学のプラチカ・・・完全に発展的な内容となります。これまで習得した考え方を駆使して自分で答えを導く練習で、まさに入試さながらの演習ができます。

英語
システム英単語・・・基本語彙から応用までレベル順に並んでいます。レイアウトも非常に覚えやすいつくりになっており、単語帳はこれ一冊でよいと思います。
やっておきたい英語長文500、700・・・これは自分の志望する大学の問題の語数に合わせたものを選んでください。英語長文は慣れが大切なので、毎日解いて過去問演習に備えましょう。

成績はどのように変化していきましたか?

世界史と日本史に関しては得意だったこともあり、基本的に大学別模試を除いて満点近く取れていました。国語に関しては大きな変化はなかったのですが、高三の頃になると記述でしっかり点数がとれるようになりました。大きな変化があったのは数学と英語です。数学は青チャートをマスターした高二の頃から校内順位で一桁を維持することができました。また英語に関しては単語と文法を抑えた高一から校内順位一桁を維持することができました。このように基礎を完璧にした後に自分でも驚くほどの成果を出すことができました。

合格した学校を教えてください

京都大学法学部

進学した学校を教えてください

京都大学法学部

入学後の学校の印象はどうでしたか?

入学した当初からオンライン授業が続き、同級生の素性もよくわからないまま、京大生なのだからやはりみんな勉強にしか興味がないのだろうと決めつけていました。しかし実際に交流をしていく中で、勉強以外で自分にはない様々な側面を持っていることがわかりました。大学というのは勉強だけをするのではなく、様々な価値観と出会う場所だと気づかされました。特に自由の学風を持つ京大はよりその感覚が大きいと思いました。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

どんなことにも熱中できた自分自身だと思います。熱中とはつらいことでも我慢して続けるのとは訳が違います。熱中には楽しさがないとできません。実際自分自身も受験勉強を楽しんでいました。しかしながら楽しみを感じるためには成功体験が必要です。そこに至るまでにはやはり忍耐が必要ですが、一度それをクリアできれば勉強の楽しさに気づけることができました。

最後に一言ください!

受験生を安心させるために「受験に失敗してもその後の人生が終わってしまうわけではない」などという人がいます。自分自身もその考え方には賛成ですが、受験生自身がこのような感覚では勉強に真剣に向き合うことができません。受験に人生かけてこそ、やる気になれるものです。人生において受験ほど勉強するときはありません。この一瞬一瞬を大切にしてください。


今回紹介する先生に関する運営コメント

一度底を見たからこそ勉強に熱中することができた先生です。多くの方が勉強のモチベーションがないという悩みを持っていると思いますが、過去の悔しさを糧に、やる気を出す方法をこの先生に教えてもらいましょう!

この先生に勉強を教えてほしい方へ

この先生は、すでにスマートレーダーを退会されています。

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また、高校や大学での経験などをもとにした、高校受験のその先まで見据えた指導や話を聞くことができるため、大学生から大きな刺激を受け、お子様のやる気や勉強へのモチベーションが大きく上がります。

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スマートレーダーは個人契約の家庭教師マッチングサイトです。個人契約はメリットが多い一方で利用へのハードルが高いのが実情です。

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