【東工大】【工学院】H.S先生の場合

本記事の目的

本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。

大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。

体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

幼少期から宇宙や飛行機などに興味があり、関連する本を読んでいました。
また、小さい頃からめんどくさがり屋かつ飽き性で、手のかかる事はすぐにやめてしまうようなことも多かったです。これは今でもあまり変わっていないと思います。

行っていた習い事/部活などはありますか?

小学生の頃は体操と水泳をやっていました。また、中三から書道を始めました。

中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?

中学の成績は主要五教科は国語以外が5で、国語が4でした。また、副教科は技術・家庭が4で、それ以外は3でした。
高校では理系科目の成績の方が良く、古典の習熟度別授業ではほとんどの時期を下半分のクラスで過ごしました。
また、高校での順位は段々と下がっていき、最終的には300人中120位くらいになりました。

塾や家庭教師は利用されていましたか?

中一から高三までSEGで理系科目と英語を学んでいました。
英語と数学は六年間、化学は高一から三年間、物理は高二から二年間です。
また、中三の夏から高校受験に向けてZ会で五教科を対面授業で、高三の春から大学受験に向けてZ会で国語と公民を教室映像授業で学びました。

その塾/家庭教師での成績はどうでしたか?

まずSEGでは、英語は入塾時は三クラス中の真ん中のクラスで、その後上クラスへと上がりましたが、高二辺りからまた真ん中へと戻りました。
数学は入塾時から二クラスある中の下クラスで、中学の時はクラス分け試験であと数点取れば上クラスというところにいましたが、高校に上がって三クラスになると真ん中と下を行ったり来たりするようになりました。
物理はずっと下クラスで、化学はほぼずっと上クラスでした。
次にZ会では、高校受験のクラスはずっと上の方のクラスだったと記憶しています。
大学受験では教室映像授業だったので自分の順位などは分かりませんでしたが、気づいたら現代文の成績があがっていました。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

全て塾の授業時間を除きます。
高校受験の前は定期試験前に2,3時間やる程度で、高校受験期間は毎日2,3時間程度だったと思います。
大学受験の前はいつも1時間もないくらいでしたが、大学受験期間は現役のときは1日2時間くらいでした。
仮面浪人中は大学から帰ったあとの3,4時間くらいだったと思います。

各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

現代文はとりあえず解いてみて、その後の答え合わせで合っていると思っても間違っていると思ってもとりあえず模範解答を全て自分の解答の横に書き写しました。
古典は古文単語や漢文の句形を頑張って暗記しました。

数学は塾の復習と、1対1を何周かしました。
英語は単語と熟語を頑張って暗記しました。また、センター試験前日には発音アクセントを何度も音読しました。

物理は文字が沢山出る式に慣れるまでは何を意味しているのか全くわかりませんでしたが、それに慣れたあとはゆっくり現象を追いかけながら式を見るとわかるようになりました。

化学は理論分野は現象を追いかけたらわかりました。有機分野も無機分野も最低限の暗記はしましたが、その後は現象を追いかけたらわかるようになりました。

社会科目に関しては、受験の一週間前に問題集の答えを全部写して、その後は毎日1年分の過去問を解きました。

使っていた教材/おすすめの教材

数学の教材は「1対1対応の演習」
国語の講座はZ会東大進学教室の「東大国語」です

成績はどのように変化していきましたか?

大学受験では、模試に関しては英数国はあまり変動はありませんでした。しかし、物理と化学は高三の夏までは酷い点数でしたが、その後伸びました。
また、センター試験の英語は、センター試験直前になって急激に点数が上がりました。

公民に関してはあまり変動はなかったと記憶しています。
また、現役時は物理の電磁気分野が苦手でしたが、仮面浪人中にそこをもっと伸ばすことに成功しました。

合格した学校を教えてください

現役:東京農工大学
仮面浪人後:東京工業大学

進学した学校を教えてください

現役:東京農工大学
仮面浪人後:東京工業大学

入学後の学校の印象はどうでしたか?

私が仮面浪人中に話したことのある人に偏りがあった可能性はありますが、仮面浪人時に在籍していた大学に比べて、東工大では自ら様々な学問を学ぶ人が多いように感じます。また、東工大にはプログラミングが出来る人が沢山いることに驚きました。
さらに東工大では入学した学院とは違う分野の授業も比較的取りやすいので、とても楽しいです。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

現役時は東工大の一般前期試験を受験して落ち、仮面浪人後に東工大の工学院のAO入試で合格しました。AO入試は物理と数学の融合問題の筆記試験のあとに、面接で新たに出題される物理の問題を面接官の前で解いて解説するというものでした。合格の秘訣は筆記試験でなるべく自分の考えた形跡を答案用紙に残すように意識したことと、面接で物理の問題を解説するときにできるだけ論理的に説明するように意識したことだと思います。

最後に一言ください!

AO入試の面接では志望動機と合わせて自己PRも訊かれますが、自分は自己PRを事前に考えるのをすっかり忘れていたので志望動機のみを言いました。それでも受かったので、自己PRを考えることに時間を割くよりは物理や数学に時間を割いた方がいいと思います。
AO入試は今年から総合型選抜と名前が変わるそうですが、頑張ってください!

今回紹介する先生に関する運営コメント

仮面浪人後に東工大にAO入試で合格された先生です。なかなか一般的な経歴ではないですので、貴重な体験談が聞けるかもしれませんね。

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この先生は、家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に在籍する先生です。

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2020.08.11
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