家庭教師を探すときに、お子様の気持ちを理解しやすく、数々の受験の対策方法が分かっている大学生家庭教師の指導を受けようと考えているご家庭も多いのではないでしょうか。
そんな中、「どうやってそんな先生を探せばいいの?」とお悩みだったり、マッチングサイトを使って契約するのを億劫に感じる方も多いと思います。
そこでこの記事では、大学生の家庭教師と個人契約をするメリットデメリットについて解説し、その方法を紹介します。
Contents
個人契約とは?
家庭教師の個人契約とは、業者や家庭教師センターを通すことなく、家庭教師とご家庭が直接契約を結ぶことです。
個人契約のメリット
個人契約でしか得られないメリットを3つ紹介します。
- 仲介手数料がかからなく、料金が割安
- 先生が自動で選ばれず、ご家庭で先生を自由に見て選べる
- 時間や日程、回数の変更に柔軟に対応してくれやすい
いずれも家庭教師センターを介さず、先生とご家庭が直接やり取りをすることで生じるメリットです。中でも料金が割安ということは、家庭教師の料金は高額になりがちだという事実を踏まえると、ご家庭にとって大きなメリットではないでしょうか。
また、家庭教師センターに自動で選ばれた先生に教わる場合、その先生とお子様との相性が良いのかどうかは、実際に先生が来て、授業を受けてみるまでほとんどわかりません。そのため、ご家庭が希望する条件で先生を絞って、お子様と相性がよさそうな先生を前もって探すことが出来るのは個人契約のメリットだと言えます。
また、家庭教師センターでは毎月の指導回数が決まっているので、「テストの前だから週3日お願いしたい」や、「1回の授業の時間を増やしてほしい」といったご要望への対応に手間と時間がかかることがありますが、個人契約であれば先生に直接相談するだけで、柔軟な対応が可能です。
個人契約のデメリット
個人契約の家庭教師にはメリットばかりではなく、デメリットも存在します。
- 家庭教師の経験や技量にばらつきがある
- トラブルが起きた場合に解決する第三者がいない
家庭教師センターには多くの場合、蓄積されたノウハウや教材、受験情報、模試情報があります。しかし、個人契約の場合は、家庭教師個人が持つ情報のみをもとにした指導となるため、広範な情報を得るのが難しい傾向にあり、指導の質に影響を与える可能性があります。
また、指導の質に関しての不満があったり、何かしらのトラブルが起きたりした場合に担保する第三者がいないため、ご家庭と先生の間でトラブルを解決する必要があります。
家庭教師と個人契約する際にトラブルを未然に防ぐためには契約書を作成することをお勧めします。契約書の作り方についてはこちらの記事で詳しく紹介していますのでご参照ください。
【個人契約 家庭教師】メリット・デメリットから先生の見つけ方まで必ず知っておくべきことを徹底解説!
大学生家庭教師とは?
一般的に、家庭教師は教師の属性によって、プロ家庭教師と大学生家庭教師に大別されます。プロ家庭教師とは、職業として家庭教師をしている人を指します。プロ家庭教師については以下の記事で詳しく説明していますので気になる方は参考にしてください。
【中学受験】プロ家庭教師で注意する点とオススメの活用方法・料金相場を解説!
大学生家庭教師とは、大学や大学院に在学しながら家庭教師をしている人のことをさします。基本的に国公立大学や有名私立大学の学生であるため、難易度の高い試験を突破してきた優秀な方が多いです。
大学生家庭教師のメリット
ここでは大学生家庭教師ならではのメリットをいくつかご紹介します。
- 先生と生徒の年齢が近く打ち解けやすいため、生徒に寄り添った授業を実施してもらうことができる。
- 実際に受験を経験してからの日数が短いので、実体験をもとに的確で効率的な対策を指導してくれることが多い。
- プロ家庭教師と比べて授業料が安価で依頼しやすい。
このようなメリットが挙げられますが、最大のメリットはやはり先生と生徒の年齢が近いことです。先生の年齢が若いことは不安要素として捉えられがちですが、先生の年齢が近いほど生徒にとっては親しみやすく、質問のしやすさや授業へのモチベーションの向上にもつながります。
また、志望校出身の先生の指導を受ける場合、実際に志望校の受験を経験してからの日数が短いので、合格体験をもとに的確で効率的な志望校に特化した対策を指導してくれるというメリットは、特に大きいです。
中学受験対策で個人契約の家庭教師を利用したいと考えている方は「中学受験対策に個人契約の家庭教師ってどうなの?家庭教師センターと比較して解説!」の記事をご一読ください。
大学生家庭教師のデメリット
ここではメリットだけではなく大学生家庭教師ならではのデメリットもご紹介します。
- 最大で4年(大学院生でも6年)しか契約を締結できないため、卒業などで途中でやめてしまう可能性がある。
- 大学生の特性上、講義や試験などがあるため、スケジュール調整がプロ家庭教師より難しい。
これらのデメリットは大学生家庭教師に依頼する際には考慮しましょう。
大学生家庭教師との個人契約の料金相場
ここまで個人契約と大学生家庭教師についてのメリット・デメリットを紹介してきましたが、どちらにも共通して料金が安いというメリットがありました。
それでは、実際にはどのくらい安いのでしょうか。大学生家庭教師と個人契約する場合の料金相場を紹介します。
タイプ | 料金相場 |
小学生(学校の補助) | 1,500~2,000円 |
小学生(中学受験対策) | 2,000〜3,000円 |
中学1・2年生 | 1,500〜2,000円 |
中学3年生 | 2,000〜3,000円 |
高校生(1・2年生、大学受験をしない3年生) | 1,500〜3,000円 |
高校生(大学受験対策) | 3,000〜7,500円 |
その他、大学生だけでなく、プロ家庭教師や、家庭教師センターを介して等の料金相場と比較したい場合は、「家庭教師の料金相場は?個人契約やオンラインなどタイプ別に徹底解説!」の記事に網羅されていますのでご参照ください。
大学生家庭教師と個人契約を結ぶ方法
ここからは、実際に個人契約を結ぶ方法について解説していきます。また、契約の際の注意点も説明します。
知り合いを探す
個人契約を結んでいる方の多くは知り合いに依頼しています。知り合いの場合は、トラブル発生のリスクが大きく下がります。また、先生と生徒が知り合いの場合は、お互い緊張することなく気を使わずに授業をすることができます。
知り合いと個人契約を結ぶ場合は以下のケースが多いです。
- 兄弟の兄の友達を弟の家庭教師として雇う場合
- 親の知り合いの息子を家庭教師として雇う場合
- 家庭教師個人契約を結んでいる知り合いに紹介してもらう場合
いずれの場合も先生を選べないのが問題点となります。受験経験や得意科目までこだわって先生を探すのは困難です。
マッチングサイトを利用する
別の手段として、家庭教師個人契約のマッチングサイトの利用があります。希望の条件から先生を検索し、依頼をして契約を結ぶといった方法です。こういったサイトには主に3種類のものが存在します。
- 契約仲介型(契約成立までを仲介してくれるサイト)
- 掲示板型(掲示板に掲載されている先生に自由に依頼できるサイト)
- システム利用型(契約成立後もサポートが徹底しているサイト)
契約仲介型や掲示板型の場合はトラブル発生のリスクが非常に高くなる傾向があります。家庭教師のトラブルについて詳しく知りたい方は「【個人契約 家庭教師】メリット・デメリットから先生の見つけ方まで必ず知っておくべきことを徹底解説!」の記事をご参照ください。
また、契約仲介型の場合は契約成立時に仲介料が発生するため、トラブル発生などで先生を変えると再び仲介料がとられてしまうため注意が必要です。
システム利用型では先生への授業報酬の一部をシステム利用料として頂く形であるので、先生を変えても余計な料金がかかりません。システム利用型のおすすめサイトとして「スマートレーダー」があります。仲介料が安くトラブル発生時も運営事務局が仲介してくれるなどサポートが充実しています。
スマートレーダーではAIを用いてシステムを管理しているため、システム利用料を、授業料のわずか25%に抑えています
おすすめの家庭教師マッチングサイトのまとめと、タイプごとの家庭教師マッチングサイトについては以下の記事にそれぞれ詳しく書ています。ぜひご一読ください。
【個人契約】家庭教師のマッチングサイト・アプリとは?タイプ別の特徴とおすすめの7選を解説!
大学生家庭教師が向いているお子様
学生家庭教師のメリットと言えば何といっても年齢の近さと受験の記憶がフレッシュなことです。お兄さん・お姉さんのような感覚で親しみやすく、親にも言いにくい悩みを打ち解けやすいことがあります。
また、志望校へ通う先生の場合、先生が受験を経験したことがプロ家庭教師に比べて直近です。先生自身の経験から当時行った、近年の受験対策の内容はもちろん、受験までのメンタルの保ち方や直前期の過ごし方など、より生きた話を聞くことができます。
加えて、「中学校に入ったら部活が始まってこんな部活があるんだよ」「年に1回こんなイベントがあって珍しいでしょ」といった志望校の入学後のことも聞けるため、志望校に通うイメージをもてるようになり、勉強にさらに打ち込みやすくなります。
ですので、近しい年齢の先生に教えてもらいたい、志望校への効率的な受験対策をしたい、モチベーションをさらにあげたいお子様には学生家庭教師があっているでしょう。
大学生家庭教師と個人契約するならマッチングサイト【スマートレーダー】がおすすめ!
ここまで大学生家庭教師と個人契約について、メリット・デメリットとその方法を紹介してきましたが、大学生と個人契約を結ぶならスマートレーダーがオススメである理由を紹介します。
スマートレーダーでは、大学生家庭教師と個人契約するメリットはそのままに、デメリットを解消することが出来ます。
スマートレーダーとは
「スマートレーダー」は、生徒1人ひとりに合った理想の家庭教師が見つかり、直接契約できるマッチングプラットフォームです。教師の得意教科の評価をAI(人工知能)によって行い、レーダーチャートで表示する日本初のサービスです。
ご家庭の方は家庭教師の指導実績や得意教科の評価、時給や趣味 、家庭教師の出身高校や在籍大学などのタグから最適な家庭教師を見つけることができます。
希望の先生が見つかる
スマートレーダーでは、東京大学、京都大学、一橋大学、東京科学大学(東京工業大学)などの有名難関大学に先生を限定することで先生の質は最高レベルです。
登録されている先生も6,000名以上いて、この中には灘中学校や開成中学校などの日本最高峰の中高一貫校出身の先生や、トップレベルの高校出身の先生もいらっしゃるので、志望校の卒業生から直接指導していただくことも可能です。
安心のトラブルサポート
「スマートレーダー」は家庭教師の個人契約で起こりがちなトラブルも防ぐことができます。
一般的な家庭教師マッチングサイトとは異なり、先生との間でトラブルが発生した時に、運営事務局が仲介に入り、トラブル解決のサポートをしておりますので、はじめての家庭教師の個人契約をご利用の方も安心してサービスを利用できます。
また、個人契約にありがちな金銭トラブルに関しても、運営事務局を介して金銭のやり取りを行うため、トラブルを回避することが可能となっています。
オンライン家庭教師にも対応!!
スマートレーダーはオンライン家庭教師にも対応しています。
お家にいながら優秀な学生から様々な知識を教えて頂きます。地方に在住の方も、パソコンさえあれば、東大生の勉強法までも伝授してもらえます!
また、1回1時間から指導を依頼することができます。テスト直前や長期休みの時期に授業を増やすことや、その時期のみの利用など柔軟に指導を依頼することが可能です。