
理科の中学受験の為の勉強は範囲が非常に広く、大変であることを認識している保護者は数多くいると思います。特に一つの分野に定まらない問題も近年多く出題されているので、正しい勉強方法が確立できていないとなかなか成績を伸ばすのは難しいです。
そこで、成績が伸びない原因と正しい勉強方法をこの記事で紹介したいと思います。
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理科の成績が伸びない原因は?

学校の授業をちゃんと聞いていない
多くの保護者は旧センター試験が共通テストに代わり、受験生は単なる暗記ではなく、思考能力が必要とされている事はご存知かと思います。そして中学受験でも、単なる暗記問題から考えさせる問題が増えている傾向が見受けられます。
その思考問題の中でも、特に頻出なのが、理科の実験です。なかなか理科の実験は塾では行いづらいので、学校でまじめに実験に取り組む必要があります。
さらに自分の知識と実験を繋げられると、理科の本質が完璧に理解できたといえるでしょう。実験考察問題では、実験器具の使い方などが問われますが、小学校の理科実験の授業では実際に自分で確認できるので、しっかり真面目に授業を受けましょう。少ない点数かもしれませんが、このような積み重ねが成績アップにつながるのです。
暗記をしていないから
算数が好きで理科があんまり得意でない人は肝心な暗記分野を疎かにしすぎている可能性が高いです。
理科では、知識問題と計算問題、それらが融合した問題など、さまざまな出題形式がありますが、どれか一つが壊滅的に苦手ですと、足をひっぱってしまいます。
暗記問題よりも計算問題の方が解けた時に、頑張って解けた感じが凄くするので、計算問題ばかり解く生徒も一定数います。しかし、十分な暗記をしていないとどうしようもありません。
特に、計算問題ばかり解いていて、知識問題は直前に詰め込めば何とかなる、というのは非常に危険な考え方です。
暗記は長期的な記憶にならなければ、すぐに忘れてしまいますので、詰め込んだ知識は短期記憶となり、成績アップには繋がらないでしょう。コツコツと暗記を長期的に行う事で、安定した成績が取れるようになります。
実力に合ってない問題ばかり解いているから
やはりどの教科でも言えることですが、自分の苦手分野の対策をしっかりとする必要があります。
特に理科では、太陽・月・星の動き(地学)、体(生物)、電気(物理)、化学計算(化学)などの分野を苦手とする人が多いです。どこの分野が一番苦手で、どれが一番得意か、はっきりさせましょう。
漠然と理科が苦手だと思っていても、何から手をつければいいか分からず、非常に中途半端な結果となってしまいます。具体的に考える事で、はじめてやらなければいけないことが明確になってくるので、成績も上がりやすくなります。
特に地学は暗記の側面が非常に強いので、早くから対策することで完璧にしやすいです。暗記の分野の勉強を継続しつつ、時間ができた時に計算問題を少しずつ進めていくのがおすすめです。
実力に合ってない問題ばかり解いているから
理科は先ほども述べた通り、分野によっては計算問題が非常に多いです。暗記問題の場合は、どれだけ細かいことまで覚えるかによって成績が変わってくるので、細かいことまで覚える方が良いですが、よくマニアックな知識だけをたくさん覚え、基礎が覚えきれていない生徒がいます。確かに、細かい知識を知っている方がワクワクするとは思いますが、大事なのは基礎がしっかりと覚えられていることです。得点率10%の問題が一問解けたところで、得点率85%の問題を二つ落としていたら意味がありません。
また計算問題の場合は、応用問題だけ解けるということはほとんど考えられないので、まずしっかりと簡単な問題から解けるようになりましょう。特に簡単な問題は解き方を覚えるのではなく、解いていく流れを理解しながら復習していきましょう。そうすることで、応用問題の復習もしっかりとすることができます。
復習の手を抜いているから
理科の問題では、まるばつ問題や正誤問題もいくつか出題されると思います。そのような問題は自分が間違っていると、正しい答えは自分の逆の解答である為わかった気になり、復習をしっかりしない生徒が多くいます。
また計算問題などでも、単位などのミスによって答えが違っていると、解き直す事なく復習を終わらせる生徒がいます。
復習とは文字通り、「復た習う」ということです。2回目に解くような気持ちではなく、初めて解くつもりで問題に取り組んでいく必要があります。よって計算過程などを省くのはもちろんダメですし、答えだけ合わせようとするのもダメです。
復習はめんどくさい作業ではあるので、やらない生徒も多くいますが、それでは演習をしている意味がなくなります。復習を何度も繰り返すことで、理解できていなかった部分が理解できるようになりますので、ここのステップが成績を上げる鍵といっても過言ではありません。
中学受験成功のために、社会のここを意識しよう!
学校の授業をちゃんと聞く

まず学校の授業で得られる知識は意外と生徒が思っているよりも中学受験に影響しているものが多いので、学校の授業を舐めすぎないようにしてください。先程述べた実験だけではなく、時事問題なども扱ってくれる学校があったりするので、できる限り理科の授業は集中して聞きましょう。
記述問題と計算問題と暗記問題を満遍なく解く

人によって好きなタイプの問題と嫌いなタイプの問題があるとは思います。しかし、好き嫌いを言っていてもいつまでも成績は伸びませんので、満遍なく全部解くようにしてください。
暗記問題は覚えるしかありませんし、計算問題は基礎的な問題から解くしかありません。記述問題に関しては、国語力なども影響してくるのであまりにも苦手な場合は国語の先生に相談してみてください。
復習をする

復習をすると聞くと当たり前のように聞こえると思います。しかし、勉強していく中で一番めんどくさいのは間違いないので、サボる生徒も多いです。
復習の大切さはどこの先生も強調していると思いますが、必ず復習の時間を確保しましょう。勉強の時間の中ではなく、復習の時間として確保するのがおすすめです。
基礎を疎かにしない

暗記問題に関しても、計算問題に関しても基礎が大切なのは間違いありません。暗記に関しては先ほども述べた通り、基礎ができていなくても解けてしまいますが、基礎ができていない状態だと応用が解けるメリットはあまりありません。基礎ができて、初めて応用問題に取り組める資格がある事を自覚しましょう。
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教師たちは東大・東工大・一橋大・京大・阪大といった超難関大学と呼ばれる一流の大学の生徒のみに限定されているため、教師の質が非常に高いです。
安心した環境でハイレベルな個別指導を受けられるため、成績上昇や目標の達成に大きく近づくことができます。
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また授業料は教師の能力から適切に算出されているため、お互いに納得することができる料金設定となっていることが特徴です。
ぜひ利用して、理科の成績を伸ばしてください。また詳しくは、下記の記事を読んでください。
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