一橋大学の特徴

本記事ではスマートレーダーの教師たちが在籍している大学について紹介していきます。スマートレーダーの教師たちは東大・科学大(東工大)・一橋大といった難関大学に入学しています。

そこで、本記事では一橋大学の学部や教育システムといった基本的な情報や、実際に在校している学生たちから見た大学の雰囲気などをご紹介します。

ぜひ、ご自身の進路選びの参考にしてください。

また、「一橋大学合格者数 高校ランキング2019」の記事では、一橋大学へ多くの合格者を輩出している高校とその特徴、卒業生の声をランキング形式でご紹介しています。合わせてお読みいただければ幸いです。

国立文系大学の名門 一橋大学とは

東京大学に次ぐ大学といえば、理系の科学大(東工大)と文系の一橋大学です。

一橋大学の特徴は何と言っても、日本で最も伝統ある社会科学系総合大学として、常に学会をリードしてきたという点です。

またそれに伴った長い歴史と多くの実績、ならびにこの伝統を受け継いだ教授陣に恵まれていることも大きな特徴です。

そのため、人文科学を含む広い分野で、新しい問題領域の開拓と解明を推進しています。

また、学部間の垣根が低いことで、学生たちは他学部の開設科目も履修することができるのです。カリキュラムで他の学部の授業を取らないと卒業できないので、どの学生も様々な授業を受けています。

そのため授業は学部関係なく、クラスが構成されているため、他学部との交流も盛んです。大学に入ってからも自分に最適な進路を模索することができるということでもあるので、進路が細かく決まっていない人からしてみると、非常に良い仕組みになっていますね。

著名な卒業生としては、楽天創業者の三木谷浩史氏や、元東京都知事の石原慎太郎氏などがおり、特に政治や経済の分野における著名人を数多く輩出しています。

一橋大学の教育システム


一橋大学の教育システムはゼミナールを核とする少数精鋭教育です。

ゼミナール制度は、一橋大学が日本で最初に導入したものです。また、全学生が必修であることや平均7人〜8人程度の少人数で行われている点が、他大学とは異なる一橋大学の特徴となっています。

そのため、教授一人あたり担当する生徒数が少ないため、より密度の濃い指導が展開されています。

また一橋大学は大学院教育が充実しています。修士課程では、いくつかの観点をもとに教育を行っています。

  1. 研究者養成の第一段階としての役割をこなす
  2. 高度な専門職業の人材の養成
  3. 市民の多様なニーズに基づく高度な学習要因に対応した人材の育成

このように、従前の修士論文の作成とは異なり、コースワークの遂行を重視する教育の導入が行われています。

博士課程では、以前と比べて大きく方針が変えられています。

以前は、創造性豊かなで優れた研究能力及び、開発能力を持つ研究・教育機関の中核を担う研究者、または研究能力と教育能力を兼ね備えた大学教員を養成することを趣旨とされていました。

しかし近年ではそう言った人材ばかりではなく、企業経営者、ジャーナリズム、行政機関、国際機関などの多様な場で、中核として活躍することが期待される人材を養成しています。

専門職学位課程では、法科大学院、MBA、国際・公共政策大学院が存在していて、それらすべての機関が国際的に通用する高度で専門的な知識の付与と能力の開発を目的としています。

また、現役の学生だけでなく、社会人などの多様な学習者を受け入れることを通じて、社会全体の流動性の向上と活性化への貢献を目指しています。

一橋大学に設置されている学部

一橋大学は4つの学部で構成されている社会科学の研究総合大学になります。

ご覧の通り、一橋大学には理系の学部が設置されていません。

また少し変わっているのが、一橋大学では学部同士の垣根が低いため、学部を超えた授業の履修を行う必要があるという点です。

つまり、他の学部の授業を取らなければ卒業できないのです。これが学部超えた学生同士の活発的な交流に繋がっています。

商学部


一橋大学の商学部は一言でいえば、「ビジネス」を学ぶところです。

専門教育は主として、経営学・会計学・マーケティング・金融の4つの分野で構成されています。ただ、これ以外の主要4分野だけでなく、経済学部・歴史学・社会学・心理学・政治学といった幅広い社会科学の知見を学びます。

そういった学問を学ぶことは産業社会を動かしているメカニズムを知ることができます。また科学的な思考・理論の2つの側面から学習をすることになるので、非常に広い学問に対応する能力を習得することができます。

また大きな特徴として、一橋大学で唯一1年次からゼミが導入されています。

ゼミでは少人数体制による細やかな教育体制が整えられています。

また、グローバル化を強調しており、日本語による教育を通じた思考力の要請に加え、渋沢スカラープログラムという留学制度があります。

その制度では英語による専門教育と海外留学を組み合わせたグローバル人材の育成を目指しています。

経済学部


一橋大学の経済学部はメディアで取り上げられているような経済問題を、わかりやすく説明してくれる学部ではありません。

経済学というものは、複雑な心理を持つ人間たちが生み出す複雑な経済現象や経済問題の真相に迫り、経済に対する深い洞察を得ようとする学問なのです。

一橋大学経済学部が目指しているのは、専門的な知識と分析能力を備えたエコノミストを数多く育てていくことです。

学部導入科目としては、経済学入門、経済思想入門、統計学入門、経済史入門の4科目が全て必修科目になっています。

続く学部基礎科目では、「基礎ミクロ経済学」「基礎マクロ経済学」「基礎計量経済学」の3科目のうち、任意で2科目が必修になっています。

一橋大学の学部の中で唯一、1・2年次のゼミがなく、3年次から始まります。

また一橋大学経済学部では、学部入学から5年間で修士号取得を可能にする「学部・大学院5年一貫教育システム」、英語で経済学や各国経済事情を学ぶことを主眼とする「グローバル・リーダーズ・プログラム」、法学部開講科目も系列的に履修することができる「法学副専攻プログラム」が設けられています。

このように通常の授業スタイルだけでなく、多様な学び方ができるのも一橋大学経済学部の特徴です。

法学部


一橋大学で最も人数が少ない学部が法学部です。

1・2年次は国内法系の科目、国際法および国際関係論系の科目、歴史系の科目の3種類を主に勉強することになります。3年次にあがるとコース選択があり、法学コース国際関係コースに分かれます。

この2つのコースはどの部門を重点的に履修するかで異なっている、学生自身の学習計画に沿ってコースを決定することになります。

部門は、基礎法、公法、民事法、企業法経済法、刑事法、国際法、法言語論、グローバル・ネットワーク論の8つの部門に分かれています。

また法学部のゼミでは30を越える数が開講されており、教員1名と学生7名前後の人数の少人数体制で構成されているため、非常に濃い指導が行われています。

各ゼミでは、主に学生主体での活動を土台としています。多様な問題意識を持つ学生と教員が高いレベルの研究を行なっています。

法学・国際関係などの実務的・現代的な問題に取り組むや学外での活動が盛んなものなど、それぞれが特色ある活動を行なっているため、法学部の研究・教育の核となっています。

社会学部


一橋大学の社会学部は狭義の社会学だけを教える学部ではなく、哲学・思想、心理、教育、スポーツ、人類学、歴史など、社会のあり方に迫る多様な学問分野を提供しています。

政治学経済学との関係の深い、社会政策も学ぶことができるのも特徴です。(一般には、法学部に設置されることが多い)

必修科目は、「社会研究の世界」「社会科学概念Ⅰ・Ⅱ」の3つの講義とゼミのみになっているので、非常に自由度が高いカリキュラムとなっています。

必修科目の中でも重要な柱となっているゼミでは、自分自身の興味関心に沿って3年次に選択することになります。3・4年次の2年間を通じて同じ教員のもとで研究し、卒業論文を完成されるのです。これによって、非常に広い視野に支えられた多面的な応用力深い思考力問題を発見する能力を養うことができます。

幅広い分野を学ぶことのできる社会学部では、一橋大学の中でも特に自由度の高い学部といってもいいかもしれません。

まだ細かい進路が決まっていない、またやりたいことが見つかっていないという人は、一橋大学の社会学部をお勧めします。

一橋大生の声

ここでは一橋大学に在学しているスマートレーダーの教師たちの声を載せています。入学前と入学後ではどういった心境の変化があったのでしょうか?

法学部2年
一年生の時は思っていたよりも公式行事が多い。クラス対抗のボート大会、縄跳び大会(笑)、KODA祭など、やけにイベントが多かったです。ただ入学して4ヶ月も経てば一気にイベントは減って、各々好きな生活を過ごせました。一橋生は穏やかな人が多くて過ごしやすい大学生活ですが、かなり閉鎖的なので他大学のノリに合わせづらくなりがちです。
社会学部1年
私の当初の予想よりも真面目な生徒が多いなと感じました。ゼミナールなどに代表される少人数教育に力を入れている大学なので、社会科学を学ぶ上ではこれ以上にない恵まれた環境だと感じています。また体育会なども盛んで、文武両道を体現している大学であるとも感じました。
経済学部3年
もともと家と一橋が近く、何度か行ったことがあったのでなんとなく大人しいイメージを持っていたのですが、入学してからもそのイメージはあまり変わっていません。しかしみんな非常に優秀で起業した人もチラホラいるなど、とても刺激的な環境です。
法学部3年
入学前の印象通り真面目であり、賢い人が多い大学でした。ほとんどの人が自分より博識で優秀であると感じています。そのような友達が沢山作れたことはかけがえのない自分の財産になったと思うので、とても満足しています。

 

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